2009年1月28日水曜日

フィルセンで【怪獣・SF映画特集】

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が公開される。
先日、その中の1本で、千葉真一主演の『黄金バット』 を見て来たが、1966年制作なのに白黒映画だったのには驚いた。もうあの頃はカラー時代だったと記憶していたがそうでもなかったのか。
主演とはいっても千葉真一が黄金バットではない。兵器は作るは、光線銃をぶっぱなすは、頭脳より腕っぷしの戦う科学者なのだ。
千葉真一の上司の博士の娘役で出ているのが高見エミリちゃん。少女雑誌の表紙モデルだった頃の、若き日の姿が可愛い。今では代議士夫人におさまり、相当美食されたようである。

映画の方は、とにかく全編黄金バットとナゾーが「わはははは、わははは」と笑いあうのだが、客席は笑えない場面が続く。
蘇ったばかりの黄金バットが高見エミリに向かっていきなり「エミリよ」と呼びかけるシーンでは、場内が爆笑につつまれた。
なぜ初対面なのに名前がわかったんだろうか。
ナゾーの正体より、こちらの方がよほどナゾである。

この映画が封切られた頃、オダンディは子供だったが、まったく記憶がない。
あの頃のことだから何かと併映だったんだろうが、当時の子供達はこの映画を見て胸を躍らせたのか。それとも子供ココロにも、子供だましはダメだよと思ったのか。
真相は、とりあえず「わははははははは」と笑ってごまかしておこう。

2 件のコメント:

  1.  いきなりブログが変わり、オロオロしています。

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  2. これからは、ここをメインブログにしていきますのでヨロシク!
    前のより見やすいでしょ?

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