2009年12月15日火曜日

哀愁の忘年パーティ


某出版社の忘年パーティに行ってみた。
確か正式名称は、マンガ家謝恩なんたらかんたら...だったが、今となってははっきりしない。
会場は天下の帝国ホテル。
かの初代快楽亭ブラックが、日本初の落語レコード録音をここでしたと、何かの本で読んだ記憶があるが、例によって記憶違いかも知れない。

さて、会場に入る前のクロークは長蛇の列。
会場入り口付近はごったがえしていてなかなか中に入れない。
中に入っても、ラッシュの山手線みたいでほとんど身動きがとれない。
こんなに漫画家ってたくさんいるのか?

誰か旧知の漫画家はいないかと場内をうろつこうにも満足に動けない。
あたりをキョロキョロしても旧知の顔もない。
もともと漫画界に友人が少ないのに、年を経るごとにだんだん漫画界から去る人が増えてきてさみしいかぎりである。
漫画家がだめなら編集者はいかにとあたりを見回すが、このところ定年になっていなくなる人が多く、これまた知った顔は見あたらない。
せっかくの忘年会なのに飲食もままならず、近くでふと目に入った讃岐うどんコーナーでうどんを二杯いただき、退散することに。
帰り際に、漫画原作者の西ゆうじ氏の姿を発見して、ちょこっと立ち話をして帰路につく。
群衆の中の孤独を感じた、忘年パーティでありました。

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