2011年10月31日月曜日

『ネット・バカ』を読んでいる

なんかタイトルがすごい。
原題は What the Internet Is Doing to Our Brains.

題名からわかるように、ネット関連語もたくさん出てくる。
その中で、「ブラックベリー」はカタカナでそのまま「ブラックベリー」だが、「アイフォーン」は「iPhone」と表記されている。
縦組の本でそこだけ英字が横向きになっていると妙に目立つ。
アイフォーンは iPhone と書くお約束なのだろうか。
まぁ、たしかに「アイフォーン」と書くと、なんだか間延びした感じになり iPhone とは別物の感があるのは否めない。

で、第一章「HALとわたし」を読み始めたら、銀行の手続きやオンラインショッピングなど、オンラインで出来ることがいくつか列記してあった。
その中ででひっかかったのが、運転免許証更新の項目。
なるほど〜、運転免許証更新がオンラインでできれば便利。
わざわざ警察署や免許センターに行き、写真を撮られ、交通安全ビデオを見せられ、読みもしない交通安全冊子をお土産に半日つぶす現状からすれば、運転免許証更新がオンラインでできるシステムは素晴らしい。
…などと、本書のテーマとはあんまり関係ない箇所に注目しつつ読みすすめている。

ところで、HALといえば、現実の世界ではSiriが話題になっている。
これのためだけでも、アイフォーン、いやiPhone4Sを持つ意味はあるのではないかと思うのだった。
ちなみに今、Siriは私のことをBossと呼んでくれる。
そーゆーふーに言えって命じたからなんだけど、最初はBusと呼ばれた。
私のコマンドの発音が悪かったんだからしかたないが。

2011年10月30日日曜日

暗雲立ちこめる iCloud の日々


iCloud と Apple ID 関連で右往左往している。
iCloudを利用するには、Apple IDが必要ということで、iTunes Store で利用しているもので登録しようとしたら、パスワードがダメとの警告が出たのがそもそもの悲劇の始まりだった。
ずいぶん以前に設定したものなので、パスワードが単純すぎたようで、作り直すことにした。
そうしたら、アカウント名を使用しているメールアドレスにしなさいとのメッセージ。
実はかなり前に作ったApple ID なので、アカウント名が今では無効なドメインのアドレスになっていたのだ。
で、これも現在使用中のメールアドレスにして設定変更完了!

この Apple ID で無事に iCloud の設定も完了してやれやれと思ったが、ひとつ不安が…。
一度にアカウント名とパスワードを変更したわけだが、もしかして新しい Apple ID を作ってしまったのではないかと。
あわてて MyAppleIdで確認したら、ちゃんと住所などの情報も、これまでの古い Apple ID から受け継がれていて一安心。
次に iTunes Store でちゃんと使えるか確認してみようとしたら、なんとプリペイドカードでの残額が表示されないではないか!
クレジットカード決済ではなく、iTunes Card を利用しているのだが、まだ800円くらいという中途半端な金額が残っていたはずなのに。

とりあえずアップルストアに電話してみた。
電話では扱わずメールのみでのサポートだとのこと。
どこにメールを送ればいいのかよくわからず、なんとかそれらしい所を見つけて送信したら、48時間以内に返信するとの自動返信がありそのまま待つこと48時間、ついに何の連絡もなくもうあきらめたころメールが届いて、やれ嬉しやと思ったら窓口がちがうよとのメールだった。
その窓口の案内がしたためてあるのだが、わかりにくく結局あきらめた。

う〜ん山道と同じく、迷ったらわかるところまで引き返すのが鉄則だ。
この場合、iCloudを利用しようとした時点だから、まずはiCloudを削除すればいいような気もするが、更にまずいことになりそうな予感もある。
iCloudに暗雲立ちこめる日々は続く…。

2011年10月28日金曜日

iPhone4Sの「自分の番号」が「不明」


iPhone4Sの設定をいろいろ確認していたら、「自分の番号」が「不明」になっていることに気づいた。
ちゃんと電話もかかるしべつに支障はないのだが、気持ちは悪い。
この部分は自分では修正できないので、もしかして開通時の入力忘れなのか?
さっそく担当してくれたスタッフの名刺を握りしめアップルストアに殴り込み(笑)をかけてみた。
しかし、そのスタッフは休みとのことで、たまたま応対してくれた女性スタッフに症状を話したら、
「ウチではできません」
とキッパリ言われてしまった。

しかし次の瞬間、彼女は私のiPhone4Sを手にとり
「ちょっと再起動してみますね」
と言って言葉通り再起動をした。
起動する時間の中で、私は考えた。
「そうだよなぁ、とりあえず再起動だよな〜。もし自分が他人に同じような症状を相談されたら、そうするよな〜」

起動画面の白いリンゴを見つめる私と彼女。
「これで症状が改善されたら面目丸つぶれ、初心者みたいでかっこ悪いよな〜」
と思っているうちに無事に起動し、設定画面を開くと…。
「はい、ちゃんと表示されました」
とその女性スタッフは笑顔で、私にiPhone4Sを手渡す。
そのまま帰るのも悲しいので
「iPhone4Sすごい人気ですね〜まだ外にけっこう並んでますね〜」
「はいおかげさまで」
なんていう世間話をして、逃げるようにアップルストアをあとにしたのだった。

教訓。
他人のトラブルには冷静に助言ができるのに、なぜか自分のトラブル時には及び腰になる。
う〜ん、教訓といったものではないな、コレは。

2011年10月25日火曜日

信号が変わるまでの決断


いや〜、昨日10時半頃アップルストア銀座付近をグーゼン(?)通りがかったら、アップルストアから山野楽器方面にある宝くじ売りボックスあたりまで30人くらいの行列があってビックリ。
iPhone4S発売から10日経ち、まだこんなに並んでるというか、もうこのくらいしか並んでいないとみるか判断は分かれるが、一瞬の決断で最後尾に並んだ。
11時頃には50人くらいに列がのびた頃、アップルストアのオネーさんが希望のカラーと容量をききつつリクエストに準じたカードを配り始めた。
きけば、あと3~4時間待ちとか。
う〜ん、2時間くらいなら待ってもいいが、5時間以上となると、とても待つ気にはならないが、3~4時間はビミョーだよね〜、と後ろに並んでいた青年と顔を見合わせる。
その青年、ドコモからの乗り換えでソフトバンクで契約するという。
どうも思ったよりauを選ぶ人は少ないようで、時々オネーさんがやってきて、「auのお客様はどうぞ」といって順番を繰り上げて手続きのため店内に誘導していくのだが、その数は少ない。
8対2くらいの割合でソフトバンクのようだ。

で、その青年、オネーさんが配ったカードを見つめて思案している。
12時半にアポがあるらしく離脱するかどうかの判断を迫られている様子。
「打ち合わせなら、ここに来てもらえばいいのに」
という私の無責任な助言には目もくれない。
離脱する時は、その注文カードをアップルストアに返却するのだが、そのカードには10/24と手書きメモがある。
それを見た私の2回目の助言
「じゃあ打ち合わせが終わった後、午後にそのカードを持ってくればいいんじゃないの」
青年の目はキラリと輝く。
その目は前方の、アップルストアから松屋(牛めし屋じゃないよ百貨店のほう)を結ぶ横断歩道の先にある信号を見つめている、
「信号が変わるまでに決断します!」
青年がそう言い終わるやいなや信号がかわり、次の瞬間青年はスタスタと松屋横の東京メトロへの地下入り口に向かって歩き始めていた。
「じゃっ、お互いうまくいったらiPhone4Sゲットだぜ」
と別れたのだが、いま思うと連絡先をきいて、その後の動きを報告してあげればよかった。

てなわけで、その後もがんばって並んで、
「なんだお前たちiPhone4Sで並んでるのか、俺なんかもう持ってるもんね〜」
とiPhone4Sを見せびらかした白人のおっさんが来たり、
「予約の列ですか?」
ときいている日本人客に対して
「そう、並んでください」
と、ある程度日本語がわかる外国人スタッフが間違って教えてるのを訂正して
「いやこれは予約しないで並んでるんです」
と説明したりしてる間になんとか手続きが終わり、iPhone4Sを手にしたのが午後1時前。

たしかにあのまま並んでいたら、あの青年はアポに間に合わなかったが、その後またやってくれば入手できるくらい列は短くなり、せいぜい10人程度の行列になっていた。
果たしてあの青年は、無事にiPhone4Sを入手できたのだろうか。
このブログを読んでいたら連絡してよ、と言っておく。
それにしても、信号が変わるまでの決断とは、いいね!

2011年10月23日日曜日

21世紀中高年マンガ同人誌「新つれづれ草」第二回原画展チラシ


既にTwitterでもお知らせしましたが、21世紀中高年マンガ同人誌「新つれづれ草」第二回原画展チラシができました。
今回の目玉は、特別企画コミカライズコーナー。
こーゆージャンルの原画が展示される機会は少ないので、一見の価値ありかと。
ワタクシも『デンセンマン』で参加予定でしたが、原稿が見つからず当時の掲載誌の展示だけになりました。

期日:2011年11月24日(木)~27日(日)
会場:江東区文化センター2階ロビー

2011年10月22日土曜日

博ボラ日誌その46 ソーゴーブンカテンのススメ



来週の火曜日、10月25日からトーハクでは、特別展「法然と親鸞ゆかりの名宝」が始まるが、たいていの人は、平成館で開催される特別展だけ見て帰る。
しかし、ちょっと待ってほしい。
実は、総合文化展がなかなか充実していて面白いのだ。
この総合文化展、いつも同じものを展示しているわけではなく、かなり頻繁に模様替えをしている。
先週、久しぶりに博物館ボランティアに行ったら本館18室の展示が大幅にかわっていてびっくり。
なかなか見応えのあるものがそろっていたので、ちょっと紹介。
う〜ん、オネーサン蚊にさされて痒そう〜。

2011年10月12日水曜日

あたしゃベルベル


押し入れの中のどこかにある探し物はいまだに見つからない。
そのかわりに、こんなものが出てきた。

掲載誌の入った段ボール箱のすみっこにあった紙片がコレ。
その紙片に描かれた絵をジ〜ッと見つめていたら記憶が蘇ってきた。

どうやら昔、「少女コミック」に連載していた『あたしゃベルベル』。
この大きさだから、予告か何かのカットと思われるが、詳細は定かではない。
2色原稿だから表紙でもないし…。

このマンガには思い出がある。
それは読者からの手紙。
といってもファンレターではなく、『あたしゃベルベル』の掲載ページを細かくちぎって封筒に入れて送ってくれたもので、その手紙の内容は、「私の好きな○○先生の作品が載っている本に、こんな下品なマンガをいっしょに載せるのはやめて!」というものだった。
う〜ん、まぁ上品とはいえないが、そんなに怒らなくてもいいのにと思った若き日の一ページ。
細かくちぎって破られたのは数ページだったけど。

2011年10月10日月曜日

毛抜きとペンタブレットの芯


ペンタブレットはあんまり使わないので、今までその機会がなかったのだが、はじめてペンの芯を替えてみた。
芯を替えるには、現在の芯を本体から出さないといけないのだが、その方法がわからない。
説明書には、ただ芯を抜いて、新しい芯に入れ替えるだけと書いてある。
しかし、芯を指でつまんで引っ張ってもなかなか抜けない。
ペンチで引っこ抜くのも大げさなので、毛抜きを使ってみたら、簡単に抜けた。
拍子抜けするくらい、すぐに抜けた。
ウ〜ン、この場合は、芯抜けするくらいといったほうがいいのかも。

で、今度は芯を入れる番だが、ここでまた悩んだ。
試しに指でつまんで差し込んだら、これまた芯抜け、いやこの場合は芯は抜けないので、拍子抜けするくらい、すぐに入った。
これでいいんだろうかと訝しがりつつ、指で抜きにかかったら抜けない。
その後は、何も問題なく使用できているので、これでよかったんだろうが、初めてのペンタブレット芯替え作業はキンチョーのひとときだった。

2011年10月3日月曜日

博ボラ日誌その45 単眼鏡のススメ



美術館や博物館に行くと単眼鏡を手に展示物を見てる人いるでしょ?
なんだか、昔のドアの鍵穴から、部屋の中をのぞいているようなアレです。
鑑賞している本人は、熱心な美術愛好家なんでしょうが、ちょっとデバガメみたいな気がしないでもないですがね。

博物館ボランティアでフロアに立っていると
「単眼鏡使ってもいいですか?」
と訊かれることがある。
もちろんOK!
ここトーハクは単眼鏡だけでなく、写真撮影もOKの展示物が多い。
作品だけでなく、建物自体を撮影する人も多い。
映画や雑誌などの媒体の撮影にも、使われることもある。

で、話は戻って、この単眼鏡というしろもの、老眼になって近くが見えにくくなった世代にはとても重宝する。
倍率はいろいろあるが、そんなに高倍率は必要ない。
倍率が高いと、手ブレで見にくくなるので、倍率は4倍くらいで大丈夫。
これをポケットに忍ばせておいて、お目当ての作品を発見したら、すかさず単眼鏡を取り出し、じっくり見る図は、なかなかきまっている(と本人は思っている)。
ただし、浮世絵美人版画の肌のキメを鑑賞するのはいいが、その作品を見るきれいなオネーさんの肌を、この単眼鏡で観察するのはモンダイがあるのでやめましょう。

2011年10月1日土曜日

それは touch じゃないよ〜


ちょっと面識のある人のブログを偶然目にした。そこに「 iPod touch は素晴らしい!」という内容のエントリーがあったのだが、表示してある写真はどう見ても iPhone 3GS。
こんなとき、「いやそれは iPod touchではなくてiPhone 3GSなんです!」とコメントつけるのもアレなので、そのままにしておいた。
しかも2010年初頭の記事だから本人はそんなこと忘れているでしょうし。
でも気になる〜。
そんなに会うことはない人だが、もしかしたら今後会う機会があるやも知れず、姿を見かけたら、やっぱり言ってしまいそうな気がする。
そんなこと言ったら「また〜Macの人はすぐ細かいこと言うんだから〜」と言われるのは、ほぼ間違いない。
…と、こんなことを自分のブログに書いたら、何かの拍子に件の御仁が見るやも知れぬので、Facebookに書こうとしたら、文字数オーバーでNGだったので、やっぱりここにエントリー。
ああ、胸の中のもやもやを吐き出してスッキリしたですばい。