2013年11月24日日曜日

脱ひきこもりは歯医者の予約で!



9月にKO外語インドネシア語科をめでたく卒業して以来、通学することがなくなり、ひきこもり気味の生活になってしまった。
もともとマンガ家の生活は、ひきこもっていてもなんの支障もないのだが、たまには出かけたくなることもある。
そんなわけでとりあえず歯医者を予約してみた。
これで週に一回は出かける理由ができたわけだ。
で、歯医者に通いはじめたら、親知らずが虫歯になっているとのことで抜く事になった。
以下、その顛末

最初の話では30分くらいですむとのことだったが、30分くらい経過してもいっこうに終了する様子がない。
心なしか担当の歯科医の息が荒くなっているように思える。どうやら順調に進んでいない模様。
追加の麻酔注射をして、歯を分割してから処理するという。
結局1時間以上かかってなんとか処置できたのだった。
思うに、抜歯は子どものころに乳歯が虫歯になって以来だから、約半世紀(!)ぶりということか。
歯を抜かれたこともショックだったが、この年月の経過のほうがショックなのだった。

2013年11月16日土曜日

映画『スティーブ・ジョブズ』を後方の席で見る


なんだか、そっくりさんがいっぱい出てくる映画だが、映画館前方で時々強烈な光源が現れて、画面に集中できなかった。
どうやらスマートフォンの画面をチェックしているらしく、それも数人が断続的にやるものだから、とてもスクリーンが見辛い。
よく見ると、その形状からしてiPhoneではなく、それ以外のスマートフォンのようだった。
そりゃそうだ、ジョブズの映画を見ながらそんなバカな事をするアップルファンはいない(はず)。

2013年11月13日水曜日

電池は新しく、ピックは忘れずに!


過日の、林保明写真展を寿ぐウクレレライブでの二大失敗!
(1)ミニアンプの電池が古くて音が出なかった
(2)ピックを忘れた
その結果、ほとんど音が出せない状態で、ぴんから兄弟のお兄さんのギター(この例え、古すぎるね)のようなひとときを過ごしたのだった。
会場に居合わせたお客様からは「あまり音が出なくてよかった」と安堵の声が広がっていたという。「人前で奏るなら練習してからにしろよ」との声もあったとか。至極もっともな感想である。

2013年11月8日金曜日

40年ぶりの名刺交換


先週、森下文化センターで行われた『新つれづれ草マンガ展開催記念トークショー/マンガのネット配信と電子書籍の可能性』に参加してきた。
参加者4人でグダグダと話しつつ、アンドロイド対応無料まんがアプリ『ユキウシ』の画面をお見せしたりで、なんとか所定の時間はもたせて、ゆるゆるとまとめに入った時のことだった。
客席から突如紳士が立ち上がり、
「ちょっと一言」
と、みごとに全体を総括するスピーチをしてくださったのだ。

その方こそ、誰あろう元少年ジャンプ敏腕編集者の角南攻さんだった。
そう、マタンキ!で有名なマンガ『トイレット博士』のスナミ先生のモデルになった角南さんご本人。
なんとなくまとまりのないまま終わろうとしていたトークショーを、豊富な経験と知識からなる弁舌で締めてくださったのだ。
トークショーの後の懇親会で、初対面ではないけれど、名刺交換をして少しお話することができて楽しい時間を過ごす事ができた。

40年くらい前、当時高校生だった僕が新人マンガ家として、少年ジャンプ編集部に出入りした頃、角南さんも新人編集者としてデビューされた頃で、なにやら挨拶した記憶はあるが、直接の担当でもないので、あまりお話もしたこともなかったと記憶している。
それが、数十年後にひょんなことから名刺交換することになろうとは、ホント長くやってると何が起こるかわからない。