2013年11月8日金曜日

40年ぶりの名刺交換


先週、森下文化センターで行われた『新つれづれ草マンガ展開催記念トークショー/マンガのネット配信と電子書籍の可能性』に参加してきた。
参加者4人でグダグダと話しつつ、アンドロイド対応無料まんがアプリ『ユキウシ』の画面をお見せしたりで、なんとか所定の時間はもたせて、ゆるゆるとまとめに入った時のことだった。
客席から突如紳士が立ち上がり、
「ちょっと一言」
と、みごとに全体を総括するスピーチをしてくださったのだ。

その方こそ、誰あろう元少年ジャンプ敏腕編集者の角南攻さんだった。
そう、マタンキ!で有名なマンガ『トイレット博士』のスナミ先生のモデルになった角南さんご本人。
なんとなくまとまりのないまま終わろうとしていたトークショーを、豊富な経験と知識からなる弁舌で締めてくださったのだ。
トークショーの後の懇親会で、初対面ではないけれど、名刺交換をして少しお話することができて楽しい時間を過ごす事ができた。

40年くらい前、当時高校生だった僕が新人マンガ家として、少年ジャンプ編集部に出入りした頃、角南さんも新人編集者としてデビューされた頃で、なにやら挨拶した記憶はあるが、直接の担当でもないので、あまりお話もしたこともなかったと記憶している。
それが、数十年後にひょんなことから名刺交換することになろうとは、ホント長くやってると何が起こるかわからない。

1 件のコメント:

  1. はじめまして! あのスナミさんが来られていたのですか。現在学研の「ムー」に連載記事を持っておられますね。
    森下ホールは最終日に行って「たぐち」さまとお話しました。おださまのご尊名はは前から拝察させていただいております。トークショーに行くべきか神保町の古書祭りに行くか悩んで神保町に行きました。残念でした! このブログをお気に入りにします。

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