2014年1月5日日曜日

マンガ全席第11話【路上の若者達】


マンガ全席第11話【路上の若者達】
1970年代、駅前の雑踏では、体格のいい若者に声をかけて自衛隊に勧誘する人がいた。その側でギターをかきならし自作らしい曲を歌うストリートミュージシャンみたいな若者もいた。今とちがって、楽器は安物だし、今でいうストリート系とはちがって本当に小汚かった。
手製のアクセサリーやら、自作の反戦詩集を売る若者もよく見かけた。詩集といっても、まだコンビニもなく、コピーもそれほど普及していない頃なので、ガリ版刷のものも多かった。
そんな若者達と、通りすがりの若者達が、路上に座り込んで、安いタバコをくゆらしながらとりとめなく未来を語り合うこともあった。まさか、自分たちがオヤジになった頃に路上喫煙ができなくなるなんて、想像もしなかっただろうが。まだ原付はヘルメット着用の義務もなく、そば屋のねじりはちまきのアンちゃんが、スーパーカブで出前をしていた頃のことである。
(明日に続く)

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