2014年2月21日金曜日

久しぶりにCDを買いました。Hi,how are youの『?LDK』です。


京都のバンドHi,how are youの『?LDK』というアルバム。
全体に流れるヘナヘナ感が、昔のソノシートを聴いているようなカンジ♫

で、これをiPhoneで聴きながら東京メトロ東西線に乗っていると、いつのまにか京都市営地下鉄東西線に乗っているような気がしてきて、思わず京都市役所前駅で下車してJET SET KYOTOに行ってしまいそうになる、そんなサウンド♫

iTunes Storeで買うと1200円ですが、あえて1500円のディスクをJET SET KYOTO(ここで買うと手作り感ありすぎのオマケCDRがついてきます)で買いました。ついでにJET SET KYOTO POINT CARDまで作ってしまいました。

えーと、またまた関係ないんですが、iPhone5につけているのは、大昔に何かのMac関連イベントでもらったEudora ARTのネックストラップ。Eudora(ちょっと個性的なポストマンの起動画面が印象的でした)とはメールソフトの名称だと思うが、Eudora ARTというのは記憶にないです。

2014年2月13日木曜日

『明治日本の植民地支配』と『ジャーナリズム考』を読んでいる。ついでにiPhone5にウクレレ用のピッチパイプの紐。


なんとなく併読しているこの二冊の組み合わせ、内容に関連があるのかないのかよくわからないが、ちょっとずつ交互に読んでいる。
いまのところ、読んだページ数では、前者の方がリードしている。
それにしても、『明治日本の植民地支配』(厚さ約2cm)の方はともかく、『ジャーナリズム考』(約5cm)は最後まで読めるかどうか心配になりそうなページ数ではある。たぶん今月中の読了は無理でしょう。
えーと、関係ないですが、iPhone5につけている紐はウクレレ用のピッチパイプについていたものです。意外と使い勝手がよいもんで。

2014年2月9日日曜日

タメタロー「日経マネー」表紙を飾る!


日経マネー1998年9月号に初登場以来苦節(?)16年、ついに『鐘尾為太郎の冒険』の主人公タメタローが「日経マネー2014年3月号増刊・出遅れNISAお助けガイド」で表紙を飾りました!
初登場時は若者だったタメタローも、いまや妻子と暮らす中年になり、ますますパワーアップしています。本号には、タメタローの兄タメゴロー(兄なのにゴロー)も登場するマンガも再録されてます。
ちなみに2月13日はNISAの日だそうです。いや、冗談じゃなくホントです。

2014年2月7日金曜日

マンガ全席第21話【連載の長短】

漫画家の仕事に契約書というものはない。今はどうかわからないが、小津クンがかけだし漫画家だった約40年前頃はそうだった。
連載の回数なんて、とてもあやふやなものだった。
打ち合わせに時間をかけて満を持してスタートした作品がすぐ終わったり、穴埋め読み切り作品が何年も続く連載マンガになったりもするから、意外性があって面白いと言えば面白い。
驚くべき事に、原稿料のとりきめもほとんどない。
入金があってはじめて、ページあたりの原稿料がわかったりする。これってビジネスなのかとも思うが、よくいえば牧歌的な時代であった。
後年、小津クンもだんだん評価されて新聞やマンガ雑誌以外の雑誌などでも仕事をするようになり、マンガ雑誌の原稿料があまりに安い事に気付くのだった。
本来ならば、マンガがメインのマンガ雑誌の方が、原稿料も手厚いのが道理だと思うのだが、果たして現在はどうなのであろうか。
アシスタントが何人か必要な体制のマンガ家の場合は、連載が終わったらトータル赤字だったなんてこともあるという。このようなのを「連載貧乏」というらしいが、漫画家というものが職業として成り立つのか心配になりそうなエピソードではある。
(いつになるかわからないけど、次回に続く)


2014年2月6日木曜日

マンガ全席第20話【食の恩】

専属契約を結んでいないかぎり、どこの出版社の雑誌で仕事をしようと、それは漫画家の自由なのだが、そこはそれ、なんとなく○○社系という感じになってしまう。
その理由はいろいろあるが、小津クンの場合は単純である。
打ち合わせ時に編集部でいろんなものを食べさせてもらう機会があるのだが、ここの編集部はロシア料理店から美味しい「ビフテキ弁当」の出前をとってくれるのだ。
他社の場合だと、社員食堂に連れていかれて「残業定食」なるものをふるまわれたりするだけだからこの差は大きい。
残業とビフテキの勝負なら、ビフテキの勝利は、火を見るより明らかなのだった。
それにしても、最近あんまりビフテキって言わなくなったね。
(明日に続く)


2014年2月5日水曜日

マンガ全席第19話【デヴューいろいろ】

漫画家デヴューの方法はいろいろある。
以前は雑誌デヴューしか道はなかったが、インターネットの時代になり様々な道が開けた。これからも、いろんな方法でデヴューする漫画家が出てくるだろう。
しかし、実はデヴューよりも、その後の活動のほうが肝心なのである。
これは今も昔も変わらない。
(明日に続く)


2014年2月4日火曜日

マンガ全席第18話【返却原稿】

貸本単行本時代のマンガ原稿の扱いはひどくて、漫画家に返却しないでゴミ箱に捨てられたこともあったらしい。さすがに雑誌時代になってからはそんなことはなかったが、返却段階でちょっとしたミスが起きる事はあった。
連載作品のうち、ある回の分だけ紛失なんてことがたまにはある。このマンガのように、他の漫画家の原稿が返却されることもある。いや、自分の原稿じゃない場合は返却とは言わないか。
これからは紙原稿からデータ原稿への移行がさらに加速するだろうから、未来の漫画界ではこんな事件は起きないであろう。未来に漫画界が続いていればだけど。
(明日に続く)


2014年2月3日月曜日

マンガ全席第17話【アングラ】



思えば1970年代はアングラ全盛時代だった。
でも全盛ということは、その時点で、もうアングラとはいえないような気もする。
その後は、インディーズ、オルタナ(?)などと呼称は変わったが、まぁ商業的な主流とは一線を画しているということか。
ただ、実力が不足していて表舞台に立てないのに、アングラだ〜っと吠えている者に未来はない。本物はどんな環境でも、いつかは出てくるものだし、そうじゃないものは結局は残らない。
(明日に続く)

2014年2月2日日曜日

マンガ全席第16話【ロックvs.猿】

その昔、日本語によるロックは是か非かという論争があった。
ロックなんかやってる奴なんてロクなもんじゃないと思われていた時代だ。あんなもん若い時だけやるもんだよとも言われていた。しかし、今や中高年化してはいるが、現役でロックな人もまだまだがんばっている。まさに、継続は力なり…などというのがこのマンガのテーマではない。
1970年頃の、ある日のこと、マンガ同人誌「またずれ草」の面々は、池袋駅東口の歩行者天国の余興で、猿回しとロックバンドがパフォーマンスを繰り広げているところに遭遇した。
なんと!そのバンドは、若き日の「はっぴいえんど」だったのだ。
「はっぴいえんど」の中心メンバーで、先頃急逝された大瀧詠一さんの若き姿もそこにあった。
ロックもマンガも若かった、クールジャパンなんて言葉もなかった頃のエピソードである。
マンガもロックも猿回しも、その頃と21世紀の今では、とりまく環境も大きく変わっている。
まさかこんな21世紀になるとは、想像すらできなかった20世紀のマンガ青年と猿たちであった。
(明日に続く)


2014年2月1日土曜日

マンガ全席第15話【ベトナムに平和を】


約40年前にベトナム戦争があった。その前には朝鮮戦争があった、というか今でも正確には休戦状態らしい。ベトナム戦争の後には、イラク戦争もあった。これからもアメリカがらみの戦争は続くのだろう。
約40年前のマンガ青年達も、社会に対して発言してはいたが、その効果はほとんどなかったように思える。
そして約40年後、アメリカがらみの戦争に積極的に加担したがってる人たちの声が大きくなってきた。昔のマンガ青年達もマンガ中高年になってはいるが、社会の対して再び声をあげようと、毎週金曜日に行われる国会周辺デモに時々は出かけたりしてはみるものも、効果のほどは定かではない。
作中のベルイマンとは、映画監督のベルイマンのことである。またずれ草のメンバーは、池袋文芸坐の特集か何かで観て、その名前を口に出してはいるが、その実、内容はあまり理解していないのだった。
(明日に続く)