2015年1月27日火曜日

伝説の70〜80年代よみがえるケイブンシャの大百科とポケット・ナンバーワン

『よみがえるケイブンシャの大百科』という本をパラパラ見ていたら、1976年からスタートしたプロ野球大百科シリーズという項目があった。
そういえば、こんな感じの本にたくさんカットを描いたよな〜と記憶がよみがえり、押し入れをゴソゴソ探してみたら、ドーンと12球団分の本が出てきたので、一緒に記念撮影。
でも、よ〜く見たらケイブンシャの大百科じゃなくて、フレーベル館から出たポケットナンバーワンというシリーズだった。
写真は1977年版で、12球団別に各球団毎に1冊ずつ計12冊のシリーズという構成。
クラウンライターライオンズとか、南海ホークスとか、大洋ホエールズとか、その後消滅したり名称が変わった球団も多い。
考えてみたら、ボクはケイブンシャでは仕事はしていないような気がする。三人社時代に他のメンバーがケイブンシャの仕事をしていて、社名が耳に馴染んでいたのかも知れない。
それにしても登場する選手達が懐かしい面々ばかり。外木場、江本、平松、門田、福本、梨田、マニエル…きりがないからここまで!

2015年1月26日月曜日

日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界・中半戦で『歌舞伎十八番鳴神美女と怪龍』

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界」中半戦で『歌舞伎十八番鳴神美女と怪龍』を見た。
主演は若き日の乙羽信子。脚本はもちろん新藤兼人。
ボクが子供の頃見た乙羽信子さんはすでに立派な中年女性だったので、この映画での若き日の乙羽信子さんを見るのはある意味新鮮だった。
その他の出演者では、若い坊主役の殿山泰司(まだ若いはずなのに晩年のイメージそのまま)、暴れる僧兵の親玉に吉田義男(野球界の吉田義男ではない)などの懐かしい顔もチラホラと。

スクリーンの若き日の乙羽信子、途中から誰かに似ているな〜と思い始め、ふと気付いた。
小泉今日子に似ているのではないかと。
ということは、小泉今日子の晩年の姿は乙羽信子似になるのだろうか。
この二人が似ているなんて今まで全然考えもしなかったが、突然この二人の顔が重なって見えてきた。
このイラストもそういえば乙羽信子というよりもキョンキョン風になっている。
なにっ?どちらにも似てないって?ほっといてくれ!どーせ似顔絵は得意じゃないよ!
まっどちらにしても映画の内容と、この件は何も関係はない。

イラストで乙羽信子扮する姫が手に持っているのは恵方巻ではなく、安倍晴明も解読出来なかった古文書巻物。
この巻物に旱魃で苦しむ農民達を救う龍を出現させるヒントが書いてあるのだが、もちろん姫も読めない。実は龍が現れないのは鳴神上人が法力で龍を水中に閉じ込めているのだが、そこは美貌の姫君、ちょっとしたお色気作戦で鳴神上人の法力をみごとに打ち破る。
ある意味主役でもある怪龍くん、法力が途切れたり回復するたびに、何度も水中から出たり引っ込んだりして、恐いと言うよりも可愛らしい。

この会場、いつもは既に毛髪が少なくなった人や、あっても白くなっているような人ばかりの客席なのに、なぜか今回はブラックロングヘアの若い女性の姿も見受けられ、いつになく華やいだ雰囲気が漂っていたが、フィルムセンター名物の「暗くなったらスイッチが入って大イビキのオジーさん」は健在で、やはりここはフィルムセンター。
開演5分後には盛大なイビキがきこえてきた。
それでもたいていは途中で静かになるのに、今回は時々「フガガガ…」といったかと思うと急に静かになり、やおら「フンガッ!」というタイプで、無呼吸症候群というのか、あまり静かだと逆に心配になってしまうようなイビキが延々続くのだった。
てなわけで、イビキをBGMに古い映画を見るというのも、フィルムセンターの醍醐味のひとつかも知れないと思うのだった。

2015年1月24日土曜日

送られてきた掲載誌を見るのは楽しい

近年デジタル仕事が増えてきて(その分、印刷仕事は減少しているような気がしますが)、残念なことがひとつあります。
それは、印刷仕事のように届いた掲載誌をパラパラと見る機会が減ったことです。
Webマンガや電子書籍だと、完成データの入ったDVDを送ってもらったり、掲載サイトのURLを連絡していただいたりして、仕事の結果確認をするのですが、印刷された掲載誌が届いてそのページを開くのとは、やはりどこかちがいます。
「原稿ではあんな感じだったけど、実際印刷されたらどんな感じになってるんだろう、楽しみ楽しみ〜」と思いつつ送られてきた掲載誌をそっと開くのは、もう40年以上もマンガ家仕事をやっているのにいまだに楽しみなものです。それは単行本だろうと、小さなカットだろうと同じです。

そういえば昔、送られてきた掲載誌を開いたら作者名が落ちていたことがあります。
さっそく編集部に電話しました。こちらとしては、ただお知らせしただけで別に他意はなかったのですが、次回からなぜか原稿料が上がって(!)いました。
これがデジタル仕事だったら、Webマンガ掲載のサイトに作者名が落ちていても、すぐに修正すればどうってことありません。それで一件落着です。もちろん原稿料もあがりません(笑)。

2015年1月23日金曜日

小さいiCloudみ〜つけた♫

このところMacの調子がおかしいのですが、今回はiCloudのログインページがこんなに小さくなってしまいました。
画面表示は小さいですが、ちゃんとアカウント名やパスワードは入力できます…がっ、小さくて見にくい。
この症状はFirefoxだけで出現し、他のブラウザでは問題ないので、キズは浅いでしょう。ダメモトでキャッシュ削除をしてみましたが、やはりダメでした。そういえば、何度かFirefox最新版インストールを促すアラートが出ていたような気がするので、最新版にすれば解決するのかもしれません。

気のせいかさっきからHDDがカリカリいってます。何か悪い兆しかも…。
これが他人のMacだったら「チミチミ、近いうちにたいへんな事になるかもわからんから、今のうちにバックアップとっておいたほうがええんじゃよ、ガハハハ〜」と無責任に言うところですが、いざ自分のこととなったら何もする気になりません。

2015年1月22日木曜日

誤記入のアカウント名削除をなんとかした雨の日

ログイン時にアカウントやパスワードを入力しようとして、まちがってしまうことありませんか?
まちがったら正しく入れ直せば問題ないのですが、次回ログイン時にこれまで記入したことのあるものが候補として、誤入力したものまで一緒にズラッと出てきて、非常に目障りです。たいていこういうのは一文字間違ったような場合が多いので、正しいものと並べられると、うっかり間違って選択してしまいログインに失敗することになります。
そんなわけで、昨日はウィンドウ最下部までの強制スクロールをなんとかしてみたが、今日はログイン時の誤入力のアカウント名削除をなんとかしてみた。

(1)まずはdeleteキーで削除できるのではと試してみたが反応なし。
(2)次にコンテキストメニューでもやってみたがダメ。
(3)こうなったらいろんなキーの組み合わせで試すしかない。

【結論】
shiftキーとdeleteキーで削除できました。あっけない幕切れ…。

2015年1月21日水曜日

ウィンドウ最下部までの強制スクロールをなんとかした雪の日

メインのMacを起動したら、どのウィンドウでもいきなり最下部までスクロールしてしまう症状が出た。
以下、どのようにして復活したかのメモ。

(1)最初、ブラウザのウィンドウでこの症状に気がついたので、他のブラウザでも検証してみた。それでも同じ症状が出て、この時点で単なるアプリの問題ではない(ちょっと深刻)とうなだれる。
(2)次に、どんなウィンドウでも同じ症状が確認されたので、これはFinderに問題があるのではと推測(かなり深刻)した。
(3)とりあえず周辺機器を全てはずし再起動してみるが、症状は変化なし(息が荒くなってきた)のまま。
(4)マウスとキーボードを別のものに替えてみたが、やはり同じ症状(だんだんあせってくる)が続く。
(5)もし、このような症状を誰かに相談されたら「そんな時はシステム再インストールじゃよチミチミ、それでたいてのことは解決するんじゃよガハハハ〜」と無責任に言っただろうが、いざ自分の事となると、それは避けたい。
(6)システムDVDはどこにあったかな〜等と考えつつ、First Aidでアクセス権を検証して、例によって何やらメッセージが出るが、とりあえず修復を試みる。
(7)ダメなときは何をやってもダメなんだよな〜と思いつつ、修復後再起動したら、なんと正常に動いてビックリ!どうせダメと思ってメッセージをよく見てなかったけど、どこかがまずくなっていたんでしょう。まずはメデタシ、メデタシ。

【まとめ】
昨日まで正常だったのに急にこのような症状が出たのには何か理由があるはずと考えてみた。例えば、新しいアプリのインストールとか、ドライバの更新などが考えられるが、こころあたりがない、唯一あるのは、通常は一日の終わりにMacはスリープさせているのだが、久しぶりに昨夜はシステム終了してみたことくらいか。それに今日は雪まじりの寒さだし、もしかしてMacが冷えすぎて調子が悪くなったのかも知れない。Macは22度以上の暑さはよくないとどこかに書いてあったような気がするが、寒さの下限温度もあるのではと推測する雪の日の午後。

2015年1月16日金曜日

『だじゃれなぞなぞ』電子書籍版&紙版ツーショット!

先週リリースされた、『だじゃれなぞなぞ』電子書籍版と紙版を並べてみました。
iPad mini だと、ほぼ紙版と同じ大きさになり読むのに違和感はありません。
なぜか電子書籍版だけ第1巻の数字が入っています。これは紙版を二分割したからです。価格的には紙版一冊よりも電子書籍版二冊分のほうがお安くなっているようです。それに通常の電子書籍では省かれるカバーのソデや裏表紙も収録されています。これは、紙版でカバーのソデや裏表紙にも、だじゃれなぞなぞを掲載したからです。
今回、電子書籍版復刻ということでパラパラとページをめくってみましたが、作者なのに答えがわからない(笑)だじゃれなぞなぞが、たくさんありました。これを作った頃のMac OSは漢字トークで、日本語入力は「ことえり」の時代でした。この「ことえり」君の誤変換能力を活用してこの本を作った記憶がよみがえりました。
そうそう、実は、この『だじゃれなぞなぞ』は、発行時期によってカバーが異なる赤版と青版がありまして、今回電子書籍化されるのは後期の青版のほうです。

2015年1月14日水曜日

日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界・前半戦

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界」前半戦で、まずは『大地の侍』を見ました。
東映時代劇といえばチャンバラのイメージですが、この映画は全篇チャンバラなし。
東北の某藩の殿様やら家老やら侍達が、明治維新の世の中で居場所がなくなり、皆で揃って北海道開拓に挑む物語なので、もはやチャンバラの世の中ではないと言う設定です。
主演は家老の大友柳太朗なんですが、老人役の加藤嘉が妙に印象に残ります。劇中でも名前ではなく”ご老人”と呼ばれています。この映画の撮影時にはまだ中年のはずですが、げっそりした頬で期待を裏切らずに堂々の老人役です。
女優陣では、三条美紀や杉村春子等、奥方役でいろんな人が出ています。
若侍加東大介の新妻役には高千穂ひづる。この頃の映画は、人妻役はちゃんとお歯黒スタイルです。
しかし映画の終盤では、このお歯黒もなくなっています。殿様も髷を切って長州力みたいなヘアスタイルになっているし、チャンバラの時代は完全に終わったのでした。
映画が終わると場内から拍手がパチパチ。
ここの名物(?)年輩者のイビキもなく、感動の一作なのでありました。

2015年1月1日木曜日

スタンプで新年のご挨拶

2015年あけましておめでとうございます。来年の年賀状用に、お猿さんスタンプを作らねば、と誓う新年。