2015年12月29日火曜日

映画『吹けよ春風』、嵐は呼ばない。

ラピュタ阿佐ヶ谷にはいつも上映開始1時間前くらいに着いて整理券をゲットする。
通常は7番目か8番目くらい。
それが本日は26番とな!
そんな人気の映画だったのか?

というわけで、ラピュタ阿佐ヶ谷の特集企画「東京映画地図」で『吹けよ春風』を見た。
若き日のミフネがタクシードライバーに扮して戦後のトーキョーの街を流します。
乗客は、いちゃつくバカップル、家出少女、少年達、ピストル強盗、酔っぱらい、人気スター、老夫婦、わけあり復員兵等々。
それぞれのエピソードがを見ながら、なぜかピンクフロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』が頭の中をグルグル♪
これだけじゃあどんな映画かわからないでしょうから、どんな映画か気になる人は、寒空はだか師匠の「即席映画狂」を見てくだされ。

この映画の製作は1953年。
ざっと60年前。
時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、この頃の映画はとても開放感がある。

これから60年後あたり。
2010年代の映画は、時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、なんだか閉塞感があるよね〜と言われそうな予感。
そんなこんなで、来年の春風に希望をもちたいものです

2015年12月27日日曜日

『虚人の星』を読んでいる

題名にひかれて『虚人の星』を読みはじめた。
もちろん飛雄馬は出てこない。
レインボーマンドラえもんは、出ているような、いないような。
読み進むにつれ、だんだん現実のソーリダイジンとシンクロしてくるようで、面白いのに怖くなってくる。
はたして、重いコンダラ(笑)をひっぱりながら、シレンの道を行くのか?


2015年12月21日月曜日

『われら婦夫(ふふう)』が、まんが王国で配信開始。

われら婦夫(ふふう)』1~9巻が「まんが王国」で本日より配信スタートしました。少し立ち読みもできるようです。30数年前のものなので、懐かしいような恥ずかしいような。

2015年12月18日金曜日

『親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanから出ました!

ラピタネットで2000年から2006年に連載された、熱血HONDAスーパーカブ4コマ漫画親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanからリリースされました!
iPhoneやiPadやMacで読んでお楽しみください。
もちろんAndroidやWindowsでもOKです。
掲載時の原稿に大幅に手を加え、新作4コマも追加しています。
今は、もうカブに関しては描き尽くした〜、と言いたい気持ちです。

2015年12月15日火曜日

来年は久しぶりに紙の手帳。

最後に使った紙の手帳は、10年くらい前の、Filofaxの分厚いシステム手帳だった。
もう紙の手帳は卒業と思っていたが、来年はコレを使ってみることにした。
でも、よ〜く見たら「京都手帖」を買ったつもりが「京ごよみ手帳」でした。

2015年12月14日月曜日

シーネ装着で神頼み

日頃は休み中心の日程なのに、珍しく仕事中心の年末進行で体調を崩してしまった。
どーも頸椎が良くないらしく、医師のススメでシーネという柔らかい素材の首輪みたいなものを装着することになった。
マンガを描く時に机に向かう前傾姿勢が良くないということで、強制的に仕事から離れるには旅行がいちばん…そうだ京都、行こう。
苦しい時の神頼みで、行き先は伏見稲荷大社

シーネ装着で一番困るのは、下を向けないので歩く時に足元が見えないこと。
今まで駅の階段もサッサカ歩いていたのに、シーネ装着時は手すりのお世話になりました。
今まで自分には手すりなんか無縁だと思っていたのに、手すりサマサマでありました。
そんなわけで、やって来た伏見稲荷大社。
境内に入り、石段を上り始めて気がついた。
手すりがない!
それでも三徳社あたりまでたどりついたが、どうも足元が不安なので引き返す決断をした。
上ってきたんだから下るのはどうってことないと思ったら大間違い。
足元が見えなくても上りの時は数歩先が見えるので、なんとなく着地点を推測しながら歩けるが、下りの時は全然先が見えない。
へっぴり腰でおっかなびっくり足を差し出し、家人に背中を支えてもらってなんとか下山できたのでありました。
肉体的よりも精神的に疲れたので、稲荷駅近くのVermillionで美味しいコーヒーをのんで休みましたとさ。