2024年のKindle本リリース第一弾『Kindle版ああジャロ辰のマンガ全席(4) 』が出ました!
オダンディズムとは何か?英語表記はoDandyism。 ダンディズムのていねい表現である。
AmazonのKindleといえば電子書籍ですが、いつの頃からかKindle本を紙本にできるようになりました。そもそも紙ではない電子書籍のKindle本を、わざわざ紙に印刷する意味がよくわからなくて、いままでパスしてきたのですが、このたびリクエストがあったので、ペーパーバック版を作ってみました。
題材に選んだのは、『ああ青春のマンガ全席 Kindle版』です。これは2018年に出したKindle本デビュー作です。出版社から出した紙単行本は電子書籍書店で読めるようになっているので、単行本未収録作品を自分で電子書籍にしてみようと思ったのがきっかけでした。
そんなわけで、『ああ青春のマンガ全席ペーパーバック版』リリースしました。紙単行本なら出版社から漫画家のところに何冊か届くのですが、Amazonさんにそんな制度はありません。そのかわりに著者用コピーというものがありました。で、それを申し込んだら数日後に送られて来たのが、この写真の本です。
パラパラとめくってみたら、思ったよりちゃんとした本でした。内容確認の意味で読みはじめたら、これが面白いのなんの(まさに自画自賛)、一気に最後まで読んでしまいました。まぁ、50ページしかありませんから、すぐに読めるのではありますがね。
時代は1970年頃、マンガ界の片隅で右往左往していた若きマンガ家たちの群像ドラマ、と言えなくもないが、それほど大袈裟なものでもありません。当時の漫画界とその周辺に興味がある人にとっては、面白いかもしれませんよ。
Kindle版『ああジャロ辰のマンガ全席』第3巻が出ました!
今回は1973年編です。
聖徳太子の一万円札、3本立ての映画、ハガキは10円、東京ドームではなくて後楽園球場、パンダはカンカンとランラン、そんなこんなでアレコレあったけど、カリカリとマンガを描いていた春夏秋冬のダイアリーみたいなもんです。
マンガ界の片隅をウロウロする若き無名マンガ家ジャロ辰くんの、夢とチボーにあふれた日常を描いた自伝風絵日記『ああジャロ辰のマンガ全席(2)』1972年篇は 四畳半のアパートから六畳に引っ越し、固定電話も部屋にひき、週刊誌連載でがんばったものの、数ヶ月であえなく終了し単行本化もされずガッカリの巻。それでもめげずに明日をめざすのだ!
1970年代、マンガ界の片隅でウロウロしていた若き無名マンガ家たちの日々を描いた自伝風絵日記『Kindle版ああジャロ辰のマンガ全席・1971年篇』が出ました!
ジャロ辰とその周辺の人々の、なーにやってんだかな、あれやこれや実録ドキュメンタリー。たとえば1971年5月19日は、ウッドスモッグコンサートに行く予定だったのが行けなくて残念!といった内容で、当時の情景がよみがえります。ちなみに、ウッドスモッグはウッドストックのモジリです♪
姉妹編の『ああ青春のマンガ全席』もヨロシク!