ラベル ミュージアム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ミュージアム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024年2月15日木曜日

めだか大雅

 

今年いっぱいでビル建て替えのため休館になるらしい出光美術館で開催中の「生誕300年記念 池大雅─陽光の山水」に行ってみました。

本日の列品解説ギャラリートークは、学芸員さんの大雅ラブ満載でとても楽しかったです。

ただ、解説内容と直接関係ないのですが、「タイガ」の発音がちょっと気になりました。

学芸員さんは「タイガ」を「ピントはずれ」の「ピント」のように発音されていましたが、ワタクシは「コント55号」(どーも例えが古いね)の「コント」みたいな発音だと思っていました。

中国語でいうところの、二声軽声が学芸員さんの発音で、四声軽声がワタクシの発音です。まっ、どっちでもいーですがね。

ちなみに上のイラストは「タイガ」ではなく「メダカ」ですにゃー。

2021年10月21日木曜日

予約なしで行ける所シリーズ「大田区立龍子記念館」

コラボレーション企画展「川端龍子vs.高橋龍太郎コレクション ―会田誠・鴻池朋子・天明屋尚・山口晃―」を開催中の大田区立龍子記念館に行ってみた。 

隣接の「龍子公園」は、龍子自らが設計した旧宅とアトリエを当時のまま保存してあり、玄関のベルを押したら今でも音が出そう。もしかしたら本当にビーッと鳴るかもしれない。

 特筆すべきは、なんと65歳以上と未就学児童は無料!オジイちゃんやオバアちゃんが孫と一緒に行けばサイフなしでOK! ただし、都営地下鉄浅草線西馬込駅から徒歩往復30分!

2020年12月15日火曜日

予約なしで行ける所シリーズ・パナソニック汐留美術館

今回の、予約なしで行ける所シリーズは、当ブログオススメ第1位の「パナソニック汐留美術館」。
思えば、2020年春以降、COVID-19パニックでいろんなミュージアムが、チケット販売方法で右往左往しました。
国立映画アーカイブのように、いまだに前売り指定席券のみで、当日フラッと入館できない所。(こーゆー所には全く行く気になれません。)
東京国立博物館のように、オンライン事前予約が必要だが、事前予約枚数に余裕があれば窓口でも販売可能という、中途半端な対応の所。(こーゆー対応の所が一番多いですが、元々平日の昼間はそれほど人が入ってなかったので、あんまり意味のない対応ではないかと。)
いろいろな対応をするミュージアムの中で、パナソニック汐留美術館は、公式Twitterで、「当館はご予約なしでご入館いただけます。」と宣言してます。
なんという潔さ!清々しささえ感じます。
てなわけで、最終日に『分離派建築会100年展』に行ってきました。
行くまでは、上記のような理由で、パナソニック汐留美術館にとても好感を持ってましたが、入り口で警備員なのかスタッフなのかわかりませんが、制服を着た人に「マスクをつけて!」と言われて、ちょっとガッカリ。
とは言え、ここで切れる老人に変身するのもアレですから、こんな時のための奥の手、首に巻いたネックゲートを鼻先までズリあげたところ、何事も無く入館することができたのでした。
まずはメデタシ、メデタシ。

2020年12月10日木曜日

予約なしで行ける所あれやこれや


COVID-19ショックで、2020年春以降、ミュージアムの多くが、窓口対応が中止になり、予約なしでは入館できなくなっていたが、秋あたりから、窓口対応も再開する所が増えてきた。 

窓口対応をする所、たとえば日比谷図書文化館では、入館時に緊急連絡先を紙に鉛筆で書いて提出する。 

一方、東京国立近代美術館みたいに、窓口対応再開後、連絡先を提出する事も無く、そのまま何事もなく入館出来るミュージアムもある。 何事もなくといっても、入館時に手指消毒と検温は強制される。どれだけ効果があるのかわからないが、とりあえず、なにか対策やってる感を出してはいる。 館内に入れば、以前と同じように動けるが、時々「マスクしろ!話をするな!人との距離をとれ!」とアナウンスが響き、とても鬱陶しい。

 で、人出の方は、客とスタッフの人数が同じくらい。 まぁ、平日昼間なら、COVID-19ショック以前もこんなものでしたがね。 

画像は、東京国立近代美術館4階の「眺めのよい部屋」。 自分以外誰もいない、貸し切り状態です。

2020年5月29日金曜日

ミュージアムは遠くなりにけり

近々、いろんなミュージアムが再開するみたいですが…

●まずオンラインで日時指定券を予約
●指定日に、入り口で指定確認画面提示。
●入館時にサーモグラフィ検温して、37.5度以上は入館拒否。
●入館にはマスクが必須。
●手洗い及びアルコール消毒。
●他の入館者との間隔を2メートル以上とる。
●館内会話禁止。

これ、トーハクの例なんですが、う〜ん、なんだか面倒くさそう。
決められた時刻に、決められた場所に、決められた条件でしかダメだなんて、通勤や通学で会社や学校に行くんじゃないんだから。
そうまでして、行く気にはならないのココロだ〜っ。

2019年12月6日金曜日

トーハクでブルームーンカルテット♪

トーハクの庭園開放の時間には間に合わなかったが、Daiwa Sakura Aid presents トーハク ジャズフェスティバルには間に合って、ブルームーンカルテットのウクレレジャズ演奏を楽しみました。
しかし、この季節の、夕方からの野外ライブは、ちと寒かった。

2017年11月15日水曜日

シルバーデーは1勝1敗

 毎月第3水曜日はシルバーデーと称してジーさんバーさん割引があるらしいので行ってみた。
まずは東京都写真美術館
無料なのに、このようなチケットが発券されます。
館内はジーさんバーさんだらけかと思ったら、いろんな世代の男女のお客さんでした。
次は東京都美術館
ゴッホ展はジーさんバーさんにも人気なのか、入場待ち60分!
入り口に立っていた守衛さんにきいたら、「第3水曜日はお年寄りがいっぱいくるよ」とのことでした。この守衛さんも、リッパなお年寄りでした。
60分待つ気にはなれないので今日は退散。
本日のシルバーデー勝負は1勝1敗の引き分けに終わりました。

2017年3月18日土曜日

マンガ原稿の展示で気になること

ミュージアムなどでマンガ原稿が展示される際に気になることがひとつある。
それは一つの額に2ページ分の原稿を入れて展示するときの左右の位置関係
通常、マンガ原稿が印刷されて雑誌などに掲載されるときは、右側に偶数ページ、左側に奇数ページになります。
それなのに、右側に奇数ページ、左側に偶数ページを入れた展示になっていることがある。
たぶん、印刷されたときのことをイメージせず、単に数字順に並べた結果だと思われます。

そんなこと、気にしたこともなかったよ、という人が大部分でしょうが、マンガ家としてはとても気になります。
気にしすぎでしょうかね。

2017年3月6日月曜日

美術館で音声ガイドアプリ MyGuide を試してみた

サントリー美術館で開催中の『ヨーロッパ陶磁と世界のガラス』展に行ってきた。
目的は、iPhoneにインストールした音声ガイドアプリ MyGuide を試してみること。
通常は音声ガイド機器を借りて館内を巡るのだが、今回はそのかわりに受付で MyGuide を起動してQRコードを読み取るのだ。
これでOKと思ったら、コンテンツのダウンロードが始まった。これがけっこう時間がかかり、スタッフさんとなんとなく顔を見合わせ、ひたすら完了を待つ。
無言でいるのもアレなので「このアプリの利用者は多いですか」ときいてみる。
「少ないですね」とのお答えの後は、再び沈黙。
数分後、ダウンロード完了した iPhone を手に会場にいざ突撃!

【結論】
通常の音声ガイド機器だと、その回だけで終わってしまうが、音声ガイドアプリ MyGuide の場合はコンテンツが iPhone の中に残っているので、会期中は何度でも使えるのが良い。年間パスポートを持っていれば何度も会場に行って楽しめる。

2016年12月1日木曜日

ダリ展と六本木アート・トライアングルと浅野屋と

ダリ展に行ってきました。
まずは会場の国立新美術館に入る前にチケット売り場でサントリー美術館森美術館の展覧会の半券を提示します。
これは六本木アート・トライアングル(略称あとろ)という企画で、三館の入場半券を提示で各館の料金から100円割引になるのです。
てなわけで、先日行ったサントリー美術館の『世界に挑んだ7年・小田野直武と秋田蘭画』の半券を提示しました。
(中略)
ダリ展を見終わり、帰りに浅野屋東京ミッドタウン店で食パンを買いがてらイートインでおやつタイム。
会計で先ほどのダリ展の半券を提示したら5%割引になりました。
ちょっと得した気分の師走のことでしたとさ。

2016年11月3日木曜日

増上寺で浜祭ではなく、「宮川香山展」を。

文化放送浜祭会場の増上寺は、かなりの人出で即退散しようとも思ったが、増上寺の一角にある宝物展示室付近は静かだったので入ってみた。
入室したら徳川将軍家旧御霊屋の絵葉書入りの封筒を手渡されたのだが、今日だけのプレゼントなのか、いつもそうなのかはわからない。

そんなわけで、開催中の「宮川香山展」をじっくり見ることができた。
驚異の明治陶芸というだけあって、どれをとっても「何もここまでやらなくても…唖然…」というしかない。
併せて公開中の台徳院殿霊廟模型もなかなかのもので、外の喧噪が嘘のように静寂なひとときを過ごすことができた。
見終わって外に出たら、公開放送のゲスト歌手の歌声が、東京タワーのそびえたつ秋空に響き渡っていた。
それとは関係なく、脳内では寒空はだか師匠の「東京タワーの歌」が流れるのだった。

2016年10月18日火曜日

鳥羽絵、ポンチ、漫画、Pokémon GO

本日から後期に突入の、日比谷図書文化館特別展示室で開催中の『江戸からたどるマンガの旅』は楽しい展示物であふれている。
しかし問題は、会場に入るまでにある。
前期展示中の、とある日のこと。

入場券はタッチパネル自動販売機で購入する方式なのだが、コインを投入しようとポケットに手をつこんでゴソゴソやっていたら、どこからともなくスタッフが現れタッチパネルを勝手に操作しはじめた。
で、画面をみたら間違った項目を表示させている。
自力で画面を初期メニューに戻し、コインを入れて発券完了。
会場に入ろうとすると、「こちらです」とスタッフが先導するのだが、こちらもなにも目の前が入り口なのだから、そんなものは必要ないのである。
入場ゲートは、入場券のQRコードをかざして入る仕組みになっている。
ここでもスタッフが、「ここにチケットをかざしてください」と言わずもがなの助言。
チケットも入場も自動でOKなシステムなのに、スタッフが介在することで煩雑になってしまった。
なぜこのようなことになってしまったのか?
よっぽどボクが券売機もQRコードも扱えない爺さんに見えたのかもしれぬが、この後にやって来たお客さんにも同じようなことをやっていたから、もしかしたらサービスのつもりなのかもしれない。
そうだとしたら、よけいなお世話。
この時は連れがいたからそのままにしたが、もし一人だったら、せっかくの見る気満々が急にしぼんでしまったので、入場しないでそのまま帰ったことだろう。

てなわけで、会場内に入ればスタッフの目を気にすることなくゆったりした気分で展示物を見ることができる。
東京パック、滑稽新聞、鳥羽絵、ポンチ等々、前期後期で展示物も変わるようなので、ここは是非とも二度は足を運びたい。
でも、また入場の際にゴタゴタしたら、いやよ、いやなの、いやなのよ!(島田一の介風に)

見終わったあとは、会場のある日比谷公園をブラブラしてPokémon GOを楽しむのもいい。
そこかしこで、花びらが舞い、スマートフォン片手に佇んでいる人々がいることでしょう。
このPokémon GO、ふと思うに、江戸からたどるマンガの旅の延長線上にあるような気がする。
鳥羽絵、ポンチ、漫画、Pokémon GO…この後に何がくるのかとっても楽しみ〜アデランス、いやアディオス!(これも島田一の介風に)。

2016年5月3日火曜日

広重ビビッドは、チョビットお得

サントリー美術館で開催中の『広重ビビッド』展は、広重に加えて北斎と国芳もチョーてんこ盛りの、もうお腹いっぱいになるくらいの分量の展覧会です。
展示作品は200点以上ありそうなので、1点あたりの見物単価は約5円くらい!のお得感があります。
更に割引クーポンを提示すれば、5円を割るかもしれません。
分量だけでなく、もちろん内容も素晴らしい。
初摺の作品が多く、同じ図版でもこれまで見たものとは全然ちがう印象をうけたのでありました。

2015年10月4日日曜日

国立新美術館で隣の部屋に追い払われて

国立新美術館で開催中の『アーティスト・ファイル 2015隣の部屋――日本と韓国の作家たち』展は、日韓の12人の現代美術家の個展を集めた、まるで現代美術版幕の内弁当みたいでとても面白かった。
会場は作家別にカーテンで部屋が仕切られていて、鑑賞者は部屋から部屋へ渡り歩き、いろんなタイプのアートが楽しめる仕掛けになっている。

何番目かの部屋では、壁にモニタが埋め込まれていた。
その部屋は六畳二間くらいでウナギの寝床状(例えが現代美術っぽくないですが)になっている。
壁面のモニタには、それぞれの不思議な体験を語る人の画像が流れている。
半分くらい見た頃に、監視のオネーさんが近づいてきて、こう言った。
もっと近くで見てください
最初、何を言ってるのか理解できなかったのだが、壁面から2メートルくらい離れてモニタを見ていたワタクシの立ち位置を是正したいということなのだろう。
背面の壁にもたれかかっているわけでもないし、他の客のジャマになっているわけでもない。善意に解釈すれば、
「そんなに離れていると、ワタクシとモニタの間を他の鑑賞客が通行するから、作品が見にくくなりますよ」
ということかも知れない。
でもこの部屋には、当初はワタクシ一人で、その後他2、3人が入室しただけという閑散とした状態なのに、わざわざ言うべきことなのだろうか?
せっかく楽しんでいたのに、よけいな事を言われて頭にきたので、
オラオラ、どこで見ようと勝手だろ!いちいち指図するんじゃないよ!館長をよべ!
と怒鳴ろうかとも思ったが、次に予定があってあまり時間もなかったので、泣きながら(もちろんココロの中でね)隣の部屋に移動したのでした。
あっ、この展覧会のタイトルは『隣の部屋』だし、もしかしてこの監視のオネーさんの行動も、隣の部屋を意識させるための効果を狙ったパフォーマンスなのか?いや、そこまで深い意味があるとは思えない。

釈然としないまま会場を後にしつつ、ミュージアムの鑑賞者と監視者の関係について考えた。
きょうは鑑賞者の立場だったが、以前3年間ほどトーハクでボランティアをした際は、この逆で作品を鑑賞する人に注意することもあった。
しかしその対象は、走る子どもや、ドリンク類を飲みながら歩く人、長い傘を持った人、鉛筆以外の筆記具を使う人などであって、鑑賞者の立ち位置に関して口をはさむことはなかった。
さらに、ウ〜ムと考えてみるに、上記に該当しない人でも挙動不審な人に対しては、鋭い視線をおくったような気がする。
ということは、きょうのあの部屋のオネーさんも、ワタクシのことを挙動不審者と認識して、あのような行動をとったのかも知れない。もし、そうなら怪しい外見のワタクシが悪いことになる。

この結論、納得できるような、できないような、割り切れない感じだけが残ってしまい、とりあえず当分の間は国立新美術館には行く気がしないな〜と思うのだった。

2015年5月10日日曜日

そうだ京博、行こう。

一昨日、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」で、あまりの人出にたじろぎ、鳥獣戯画以外しか見ないで退散してしまいましたが、どうも腹のムシがおさまりません。
もう一度チャレンジしようかと思いましたが、手元のトーハク年間パスポートは各特別展1回しか使用できないと記してあります。
つまり「鳥獣戯画展」には、もう年間パスポートでは入れないのです。

このパスポート、現状は「鳥獣戯画展」で1回スタンプされたので、あと5回の特別展に行けるわけです。しかし、よく考えてみたらトーハクで年間6回の特別展は開催されない可能性があります。そうなるとせっかくの特典もムダになってしまい、むなしく空欄を見つめることになります。更によ〜く説明文を読むと、京都、奈良、九州国立博物館の特別展にも入館できるとのことです。
そうだ京博、行こう。トーハクの仇をキョーハクで討つのだ!

トーハクと違って、適度な入館者で、『桃山時代の狩野派・永徳の後継者たち』展をゆっくり見る事ができました。
ついにトーハクの仇をキョーハクで討って(?)めでたし、めでたし。

 
その後は、鴨川沿いにブラブラ歩いて五条大橋近くのカフェefishで休憩。開け放った窓からの風が心地よい。
再び鴨川沿いを北上して、四条通で東に向かい、よしもと祇園花月を楽しんで、古川町商店街を抜けて、地下鉄東山駅でゴールインしましたとさ。
ちょっと長めの散歩になりました。

2015年5月8日金曜日

鳥獣戯画「以外」展の愉しみ

午後6時頃に、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」の混雑状況をチェックしたら「入館待ち時間ナシ」だったので行ってみた。
たしかに入館の行列はなかったが、館内で鳥獣戯画全巻を見るには2時間以上待ちだった。

 館内は鳥獣戯画の巻ごとに行列に並ばされるシステムになっていて、それぞれの巻の行列がダーッと続いている。
それでも金曜は午後8時まで延長なので、これから空いてくるぞ…と思い入館した私がアホでした。
その後も続々と来場者が増え、外では再び入館待ちの列が伸び始めているらしい。
トーハクもこれではマズイと思ったか、更に1時間延長して9時まで開館しますよ〜と、スタッフが館内を駆け回って肉声で伝え始めた。

しかし、とてもこの行列に並ぶ気になれないので、方針転換して、列に並ぶ必要のない鳥獣戯画「以外」を見る事にした。
実は鳥獣戯画よりも楽しみにしていたのが華厳宗祖師絵伝。
こちらの展示ケース前は、それほど人もいないのでゆっくり見る事が出来た。
まぁ、これだけでも見る事が出来たのでヨシとしよう、と自らに言い聞かせて会場を後にしたのだった。

はたしてこれで鳥獣戯画展を見に行ったと言えるのだろうか?
この写真のウシさんは、大混雑の平成館を出て立ち寄った、とても空いている本館二階で展示中の鳥獣戯画模本です。

2015年2月12日木曜日

京都国立博物館でポストカード、祇園花月で「ドリルすんのかい」?

打ち合わせの帰りに途中下車して京都国立博物館に行ったら、「特別展観山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」ポストカードセットをいただきました。
おそらく先着順の限定配布だと思うので、行くなら早めでしょ!
画面右下は市営地下鉄1dayフリーチケット応援キャラクター太秦萌ちゃん。

ゆるゆると鴨川沿いを歩いて、efishでココアとスコーンのオヤツタイムの後は、よしもと祇園花月で新喜劇。
この日は、すっちーだけで吉田裕クンは出ないので、「ドリルすんのかい」は見られませんでした。今度来るときは、生ドリル見たいな〜と思いつつ帰りましたとさ。

2013年10月19日土曜日

アンドロイドアプリ『ユキウシ』の原画とiPadmini


これは、10月24日より11月3日まで森下文化センター1階展示ロビーで開催される、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』第四回マンガ原画展(入場無料)に出品する、アンドロイド対応無料アプリひとこまマンガ連作集『ユキウシ』の原画です。
なぜアンドロイドアプリの画面が、iPadminiで表示されているのか、訝しがる貴方は鋭い観察眼の持ち主です。
いいえ、これはけっしてはめ込み画像ではありません、実はePUB版非公開バージョン『ユキウシ』をiBooksで開いたものなのです。
原画とモニタ表示された『ユキウシ』を、是非会場で見比べてみてくださいませ。

2013年6月14日金曜日

スリッパと畳と浮世絵の美術館


太田記念美術館は、主に浮世絵を展示する美術館です。
ここの大きな特色は入館時に靴を脱いでスリッパに履き替えることです。
入り口で、銭湯にあるようなロッカーに、履いて来た靴を入れ、ロッカーのキーを片手に入場します。
館内はスリッパ履きで巡るのですが、1階の一角には一段高くなった畳の間があり、そこに上がって座って作品を見る事もできます。
イメージとしては、畳の和室とゆーよりも、床の間に直接上がっている感じでしょうか。

ここは外国人の観覧者も多く、入り口で靴を脱いだ時点で、スリッパの領域と靴の領域の境界は一体どこなのだろうか、という表情を浮かべている人も多い。
そんな彼らも、なんとかスリッパ観覧に納得したところで、今度はTATAMIが出てきて、慣れない正座をしなければならないとなると、更に混乱の表情になる。
今履いているこのスリッパはどうすればいいのだろうかと、立ちすくみ悩める外国人。
そんな外国人客がいる場合は、率先してスリッパを脱いで畳に座る動作をしてみせてあげるのも、立派な国際交流のひとつでしょう。

地下にはミュージアムショップがあり、ここもスリッパのままで行きます。
ただ、ここには美術館に入場せず、直接外から入って来るお客さんもいます。
そんな人たちは、スリッパではなく靴をはいたままです。
靴をはいた人と、スリッパを履いた人の混在するミュージアムショップなんて、めったにあるものではありません。

結論。
太田記念美術館に行く時は、靴下の穴に気をつけよう。

2013年4月24日水曜日

大神社展ブロガー内覧会での熱血ギャラリートーク


この画像、酔っぱらったオジンが刀を持って暴れているわけではありません。
神社、歴史、アート、博物館・美術館巡りに関心を持つブロガー対象に、東京国立博物館で開催された「国宝・大神社展」ブロガー内覧会で熱いギャラリートークを展開する研究員さんです。
(注*)この画像は主催者の許可を得て撮影したものを参考にしたイメージです。本物の研究員さんは素敵でシブいナイスミドルです。本当かどうか確かめたかったら是非トーハクに足を運んでみてください。運がよければ館内で出会えるかも知れません。その際は、「この画像を見てきました」とはけっして言わないでくださいね(笑)。

とゆーわけで、神社展といっても、いまいちイメージがわかない貴方、そんな貴方こそ東京国立博物館で2013年4月9日(火) から6月2日(日)まで開催の「国宝・大神社展」に行ってみることをおすすめします。
「お寺には仏像があるけど神社にはないよね」という貴方の疑問は正しい。
そう、神社には仏像はありません。でも、神像があるんです。
全国の神社の様々な神像が、8時じゃないけど大集合しています。老若男女の神像は、タレ目のものやらブサカワ系など様々でなかなか興味深い。シンゾーといっても、なんとかミクスのシンゾーはいませんから、ご安心ください。

いろんな国宝が展示されてますが、なかでも一番の注目は、古墳時代の四世紀に百済から伝わったともいわれる七支刀。
画像では研究員さんが手にしてふりまわしていますが、もちろんそんな事はできません。
本物の七支刀さんは、ちゃんとケース内で横たわっています。この横たわっているところがミソで、レプリカだったら直立展示もあるのに、なぜ横たわっているのか、その理由は本物は途中で折れているからなのです。
この七支刀さん展示は、当初5月6日までの展示予定でしたが、所蔵先の石上神宮さんのご厚意で5日間延長され、なんと5月12日(日)までになったとの衝撃発言が研究員さんからありました。

画像の研究員さんがもう片方の手に持っているのは、グッズコーナーで販売している「神社エール」です。
以前、私のFacebookタイムラインで大神社展の話題を取り上げた時に、「神社エール」なんてのを販売したら面白いよね、と書いたことがまさかの現実になっているとはビックリ!
その時、こんなんあったら面白いよね〜ともうひとつ書いたのが、博物館スタッフの巫女さんコスプレ。
残念ながらこれは実現していませんでしたけど。

てなわけで、もっと詳しい情報は「国宝・大神社展」展覧会ホームページをご覧ください。
以上、現場からオダンディがお送りしました。