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2024年1月29日月曜日

Apple Watch のコントロールセンターがスワイプからサイドボタンに変更され弱っている高齢者のボヤキ

 

Apple Watch のコントロールセンターが、以前はホーム画面下部スワイプで表示できていたのに、いつの頃かの watchOS アップデートで表示できなくなってしまいました。現状はサイドボタンを押すと表示されますが、指先がビミョーに老化している高齢者には使い難いんですよ、コレが。

コントロールセンターなんてそんなにしょっちゅう使うものでもないし別にいいんじゃないの〜と、お思いの方も多いでしょうが、ワタクシはケッコー使ってるんです。

いちばん使うのがコントロールセンターで設定する映画館内でのシアターモード。Apple Watch を装着した手首をあげても画面が点灯せず真っ暗なままにしておく機能です。つまらない映画だと、あと何分あるのかいなと、つい無意識に腕時計を見てしまうんですが、アレって暗闇の中だとケッコーまぶしくて視界に入るものなんですよね。それを回避する機能がシアターモードで周囲にも迷惑をかけることもなく重宝しておりました。

で、現在どのよーに対処しているかというと、まずiPhoneを機内モードにします。そうすると Apple Watch も自動的に機内モードになり、画面上部に小さな飛行機アイコンが表示されます。その飛行機アイコンをタップすると、Apple Watch のコントロールセンターが出現してメデタシメデタシなんですが、なんかまわりくどいですね。そのうち、また新たなwatchOSアップグレードで、以前のように画面下方からのスワイプで表示できることを願うばかり。それまでは今の状態で使用するしかありません。

まっ、つまんない映画を見に行かなきゃいいわけですが、映画と旅行だけは他人の意見はあまりアテにならないので、ウッカリ評判が良いのを鵜呑みにして見に行ってガッカリってのがよくあるんですよ。そんなにつまんなけりゃ途中で出りゃいいじゃないかというご意見もあるでしょうが、ワタクシ、根が貧乏性なものですから、どんなに面白くなくてもついつい最後まで見てしまううんですよ。

もはやApple Watch のコントロールセンターがどーのこーのという話ではなくなってきたので、本日はこれまで。

2022年8月5日金曜日

若き日の武智豊子はポッチャリさんだった

 

一昨日、国立映画アーカイブで、エノケン+ヤマカジの映画『青春酔虎伝』を見たんですが、若き日の武智豊子さんが出演されていたのを発見。

物語は、ライス大学のエノケンと、カレー女学院の女学生とのあれやこれやで始まる。カレー女学院の舎監が若き日の武智豊子さん。

なんと、この映画の武智豊子さんはポッチャリさん体型!『お笑い三人組』の、おふで婆さんのイメージが強かったので「おおっ!」と心の中でつぶやいてしまいましたよ。

でも、声はすでにアノ武智豊子さんでした。

2021年11月27日土曜日

1971年のダイアリー

書棚整理から始まって、机のひきだし整理に至り、昔の手帳やらメモやらが大量に出てきた。
せっかくここまで保存していたのに、捨てるのもしのびなく、パラパラと目を通していたら、自分の事なのにすごく面白くて、時間を忘れて読みふけってしまった。
せっかくなので、50年前のきょうの出来事を絵日記風にしてみた。

2021年9月18日土曜日

1977年の中原弓彦と、2021年の小林信彦を読んでいる。

定本日本の喜劇人』(中原弓彦1977年1400円347ページ晶文社)と、『決定版日本の喜劇人』(小林信彦2021年3600円551ページ新潮社)を読んでいる。
並み居る喜劇人に、宍戸錠が入っているのが面白いね。決定版では、大泉洋も入ってます。

 

2021年9月12日日曜日

1972年のテディ片岡と2021年の片岡義男を読んでいる

 

テディのナンセンス小説集』(テディ片岡1972年480円346ページ三崎書房)『いつも来る女の人』(片岡義男2021年1800円255ページ左右社)を読んでいる。
巻末の著者紹介によると、テディは1940年生まれで、義男は1939年生まれ。49年経過する間に、なぜか1年老けてます。

 

2021年7月26日月曜日

『スチャラカ社員』のかわりに、ノーマスクで『大日本殺し屋伝』を!

ラピュタ阿佐ヶ谷の企画「蔵出し!松竹レアもの祭」で上映中の『スチャラカ社員』を見に行こうと思ったら、マスクを着用していないと入場できないそうなので、残念だけど断念。 ミヤコ蝶々、長門勇、中田ダイマル、中田ラケット、ルーキー新一などの喜劇人がたくさん出演していて面白そうだが、マスクをしてまで映画を見る気はサラサラない。 

そのかわりといってはアレだが、当時の喜劇人が大挙出演の『大日本殺し屋伝』をAmazon Prime Videoで見る。 大村崑、由利徹、若水ヤエ子、藤山寛美、佐山俊二、佐々十郎、白木みのる、夢路いとし喜味こいし等、錚々たるメンバー。 

それにしても、マスクして映画を見るなんて考えもしなかった時代の映画は、ホントに楽しい。

2021年4月24日土曜日

『グループサウンズ文化論』を読みつつGSと学生運動とマンガ同人誌について考えるのココロだ〜っ♪

著者は稲増龍夫さん。なにっタツオとな?とゆーことは同世代、タツ年生まれだな。
GS全盛の1960年代後半、あの頃の空気を吸っていた少年が、21世紀にリッパなおじさん(そろそろオジーさんかも)になって、GSについて熱く語り考察する一冊。
GSといってもガソリンスタンドじゃないよ、グループサウンズだよ、と定番の懐かしギャグを思いつつ、本書を読み進める。

ワタクシ的には、GS全盛のほぼ同じ時期に、マンガ同人誌活動に参加していたのを思い出す。机に向かってマンガを描きつつ、つけっぱなしのラジオからGSの曲を耳にしていたが、番組に送るリクエストハガキにGSの曲を書いたことはなかった。
それでも、この本に出てくるGSの半分以上は知っているぞい。当時、GSのオッカケをしていたらしい妻は、さすがにほとんど知っていたが、クラウン泡沫四天王GSのプレイボーイは知らなかった模様。

GS全盛時のころは、学生運動も70年安保を前にして、全盛時だった。
ワタクシも、当時のバカな高校生のご多分に漏れず、ヘルメット被ってデモに参加してたわけですよ。
その頃の、ある日の行動
●午前、寝坊して学校に遅刻
●午後、自主早退して街に出て映画(よくわからないけど小難しそうな映画を見たりするが、やっぱりよくわからない)でも見て画材屋なんかをひやかす。
●夕方から70年安保粉砕のデモ(69年頃がピークで実際の70年は下火になっていた)集合会場に行く。ベ平連か、ニャロメ反戦に飛び入り参加。
●帰宅して遅くまでマンガを描く。
●朝寝坊して…の繰り返し。

とまぁ、GSと学生運動とマンガ、なんかよくわからないけど、妙に熱いエネルギー噴出の時代でした。
そんな、当時の「あの時若かった」面々も、今では押しも押されぬジーさんバーさんになりイロイロ大変ですが、それでも「今日を生きよう」と思わせてくれる、そんな一冊。

2021年3月20日土曜日

大菩薩峠と二笑亭と飯田蝶子

電子書籍版『大菩薩峠』を読んでいる。
読み進むうちに、主人公の机竜之介の存在がどんどん薄くなり、なんだかよくわからない人物たちが入り乱れて、あっちゃこっちゃ動き回る展開が面白い。この雰囲気、何かに似てるな〜と思ったら、杉浦茂マンガの世界なのでは!
併せて『二笑亭奇譚〜五〇年目の再訪記』を読んでいる。
『大菩薩峠』が連載されていた同時代に、富豪が建てた謎の建築物に関するあれやこれや。まだ前半しか読んでないけど、節孔窓、和洋合体風呂、九畳の間、昇れぬ梯子、等々が出て来て興味深い。後半には赤瀬川原平の小説もあって、楽しみ、楽しみ!
合間にAmazonプライムで、小津安二郎監督の初トーキー作品『一人息子』を観る。
主演は飯田蝶子。1936年製作の映画なのに、すでにオバーさん女優なのは流石!

こんな本を読んだり、映画を見ていると、なんだか数十年前の、大きな地震の後にオリンピックが中止になった世界にタイムスリップしそうな気がしてきた、春分の日の昼さがり。

2021年1月24日日曜日

Amazon Prime Video で、山中貞雄3本立て!!!

 
大きな地震の十数年後、東京オリンピックが中止になった約100年前。 そんな、なにやら現在と似たような時代に生きた、味のある顎の長〜い風貌の、映画監督山中貞雄作品3本を、Amazon prime video で発見。 

これまで、国立映画アーカイブや、ラピュタ阿佐ヶ谷などであった山中貞雄特集を見逃していたけど、まさか Amazon prime video に山中貞雄作品があるとは。

 愉快な大河内伝次郎が大暴れする『丹下左膳余話百万両の壷』(1935年)、若くして気品と風格漂う原節子が美しい『河内山宗俊』(1936年)、そしてはからずも遺作となってしまった『人情紙風船』(1937年)。 

他の作品も見たいが、現存はこれら3本だけというのは、チトサビシイ

2020年11月24日火曜日

フェリーニと影丸

枯葉が風に舞い踊るのを見ていると、まるで「フェリーニの映画」か、伊賀の影丸の「木の葉隠れ」の術中にいるような気がする。 

まっ、どちらにしても、いささか例えが古い。 

枯れ葉に混じって、マスクもヒラヒラしてるのが、2020年っぽいね。

2020年11月10日火曜日

広川太一郎の声が聴こえる映画

Amazonプライムで、スーパーお下劣ポリティカルロードムービー『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』を見ました。
脳内で、故・広川太一郎さんの声に変換したら、さらに面白さ倍増!
それにしても、マスクする場所が、間違ってると思うのだが…。

2020年10月14日水曜日

Amazonプライムビデオ復活第一弾で見た『小原庄助さん』

夏のある日、Amazonプライムを解約して数ヶ月。
秋のある日、再びAmazonプライムを契約。
Amazonプライムビデオ復活第一弾で見たのが、大河内傳次郎主演、清水宏監督の『小原庄助さん』。
この映画、以前にラピュタ阿佐ヶ谷か、国立映画アーカイブで上映されていたのを見逃した記憶があった。
ところが、ロバに乗って村を巡回する大河内のシーンは既視感あり。
もしかして、既に見たのを忘れていたのか、と思いつつエンディングになだれこみ、『』の文字が出ないのを見て、やはりこれは見ていなかったと確信。
見終わった後に、「この作品をご覧になったお客様は次の作品もご覧になっています」とサンプルアイコンが表示されるが、清川虹子飯田蝶子の出演作がズラリ。
本作でも、二人とも出演しているが、清川虹子はまだ若いのに、飯田蝶子はおばあさんだった。この人は、若い頃からおばあさんだったんですね。

2020年7月2日木曜日

黒い画面にオノレの間抜けズラ

ミュージアム寄席映画館も、「来るんだったら、予約しろ!マスクしろ!消毒しろ!検温しろ!会話するな!長居しないで早く帰れ!」などと注文が多すぎる。
そうまでして、行きたくないので、「もう今後、こーゆー所には行かないのココロだ〜っ!」と小沢昭一風に叫んでみる、2020年の後半。

代替として、これらもオンラインで楽しめる場合もあるが、やはり臨場感には欠ける。
まぁ、その中でも、映画だけは、映画館で見ようと、オンラインで見ようと、あまり違和感がないのではと気がついた。
そこで、今まで気にもしなかったAmazonプライムビデオに注目してみた。

あんまり面白そうな映画がないよな〜と漠然と思っていたが、検索してみると、意外な掘り出し物があるのを発見した。
最近、見たので印象に残ったベスト3は、『365日のシンプルライフ』、『ナッツ!ブリンクリー博士の奇妙な運命』、『黒四角』。

Amazonプライム映画は、MacBookで見ているのだが、映画館で見るのとちがって、ひとつ困った点がある。
それは、暗い画面のシーン。
映画館なら、ただ暗くなるだけだが、MacBookだと、暗くなったモニタ表面に、画面を覗き込んでいるオノレの間抜けズラが映りこむだけ。
なんともはや、目のやり場に困る。
上記の映画の中でも『黒四角』は、題名の通り、黒い四角がしばしば登場するので、その都度、このような状態になってしまい、思わず目を伏せるのだった。

2019年12月12日木曜日

映画「i-新聞記者ドキュメント-」を見た。

第七世代iPad+第一世代Appleペンシル+Zen Brush 2+Procreateの組み合わせでの、お絵描きシリーズも、だいぶ慣れてきて、素早く描けるようになりました。
似顔絵があんまり似てないのは、大目にみてください。
肝心の映画ですが、1998年のiMac登場以来、いろんな「iナントカ」が出てきたけど、この「i-新聞記者ドキュメント-」は、「iナントカ」TOP3に入る素晴らしさ!
TOP3のあとの二つは、すぐに言えませんが。

2019年12月4日水曜日

忘年会前にNO SMOKING

築地での忘年会の前に、シネスイッチ銀座で、細野晴臣50年史みたいな映画『NO SMOKING』。
観客の年齢層は、大きく二つ。
「はっぴいえんど」をリアルタイムで体験した70歳前後と、それは知らない30歳前後
前者は映画館の中でもすぐわかる。
なぜなら、頭部が白いか、光ってるから。
イラストは、最近お気に入りの、第七世代iPad+第一世代Appleペンシル+Zen Brush 2の組み合わせで。

2019年5月11日土曜日

未亡人本屋と巌流島の決斗

シネスイッチ銀座で『マイ・ブックショップ』を観た次の日は、ラピュタ阿佐ヶ谷の「錦之助映画祭り」で『宮本武蔵巌流島の決斗』。
前者は1950年代末、イギリスの田舎町で、書店を開く女性と、その周辺の人々とのあれやこれやをしみじみに描く佳編。なかなか日程が合わず、見逃しそうになったけど、上映最終日の最終回に間に合ってよかったと思える映画でした。
後者は、予備知識なしで観たのですが、佐々木小次郎役が高倉健で面白い味が出てました。武蔵をつけねらうオババ役の浪花千栄子も印象に残りました。
それにしても、脈絡のない映画選びだね。

2018年3月3日土曜日

1971年の『ヤスジのポルノラマやっちまえ!!』を2018年に

東京国立近代美術館フィルムセンターの上映企画「発掘されたアニメーション映画2」で1971年制作の『ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!』を見た。
1971年といえば、ボクはもうマンガ界の片隅をウロウロしていたが、このアニメーション映画のことは全く知らなかった。封切り当時に見ていたらどんな感想を持ったことだろう。
以下は47年後の2018年に見た印象。
全体に原作より落ち着いた絵柄。
そりゃそうでしょ、あのエネルギーにあふれる谷岡ヤスジ大センセイの絵は他の人には再現不可能。
年寄りがいいそうなセリフだが、もう年寄りだからあえて言うけど、谷岡ヤスジ大センセイの描線の勢いはアニメでは無理だと思う。紙質の悪い雑誌に印刷されるのが一番似合ってる。
映画としては、21世紀になった今の視点で見ると、内容云々ではなく1970年代のいい意味でも悪い意味でもノー天気さ加減が感じられて面白い。
時々挿入される、当時の首相を思わせる人物が笑える。
この人の兄弟の孫が、現政権を担っているなんて、全然笑えませんが。
【結論】
偶然見た映画だけど、見といてよかった〜と思えるモノでした。

2017年11月5日日曜日

一番最後に『マルクス一番乗り』

いろいろ雑用があって、なかなか東京国立近代美術館フィルムセンターの上映企画「ジョージ・イーストマン博物館映画コレクション」に足を運べなかったが、なんとか最終日の最終プログラムに間に合った。
最終日の一番最後なのに、見た映画は『マルクス一番乗り』(A DAY AT THE RACES)。
ずいぶん前に、ミニシアターかライブハウスで、荒れた画像の字幕なしバージョンを見た記憶があるが、今回は日本語字幕もあり大画面で楽しめた。
そういえば、フィルムセンターが入場整理券を発券するシステムになって初めて来館したが、到着した時は既に開場後だったので整理券を手にする事もなく、いつものように入場列に並んで入った。
ボクの前にいた女性も整理券を持っていなくて並んでいたようだが、前方で守衛さんが「整理番号○○番の方〜」と言っているのをきいて不安になったらしく、ボクの方に振り返って「この列、整理券なしで並んでいいんですか?」ときいてきた。
「ボクも持ってないから大丈夫!」と根拠のない自信たっぷり感丸出しで答える。
入場受付デスクの前まで来ると、守衛さんの「はい、73番の方〜」の声。定員は310人だから、整理券を出すまでもない。整理券に関する手間があるせいか、いつもより列の進みが遅い気がする。
例の女性も、連れの男性が後からやってきて無事に合流できたもよう。
映画の内容についてここでは書かない。
そもそも、その映画を見ていない人に、その映画の説明をするのは、かなり難易度が高いものである。
ましてやマルクス兄弟の映画は、見てない人に向かってその面白さを力説してもほぼ伝わらない。
寒空はだか師匠の面白さを伝える困難さと、同じくらいの難しさである。
この例えだと、ますますわかりにくくなったみたい。

2017年8月23日水曜日

シネスイッチ銀座で『ブランカとギター弾き』♪

シネスイッチ銀座に来たのは久しぶり。
もしかしたら今世紀に入って初めてかもしれない。
確証はないが、以前に『ライフ・イズ・ビューティフル』を観て以来のような気がする。
今回は二階席の最前列で見たのだが、以前は1階は自由席で、2階席は指定席だったような気がする。
それとも他の映画館の記憶なのか。
そういえば昔の指定席って、座席に白いカバーがしてあって料金も高かったよね。
平日昼間だと指定席は空いていることが多かったから、上映開始後にこっそり指定席に移動して見たりしてました。
で、フィリピンが舞台の、日本人監督による、イタリア映画『ブランカとギター弾き』です。
ブランカの歌声と、ピーターのギターが心地よいです♪

2017年7月29日土曜日

『なぜイギリス人は貯金500万円で幸せに暮らせるのか』を読んでいる

この本『なぜイギリス人は貯金500万円で幸せに暮らせるのか』を読み進めて行くうちに、50代のトレイシー・ハイドマーク・レスターが登場してビックリ!
小さな恋のメロディ』から46年が経過したんですね。