2009年5月8日金曜日

三度目の正直、阿修羅展

今まで入場制限で二度も門前払いをくらってしまった興福寺創建1300年記念「国宝阿修羅展」。
二度ある事は三度あるかとビクビクしながら東京国立博物館に足を運んだが、雨のせいか待ち時間もなく入れて、いささか拍子抜け。
しかし場内は混雑していて、お目当ての阿修羅ブースは人だまりが出来て渋滞状態。ここを通り抜けないと第二会場に行けないのにまったく人の波は動かず、車椅子の人は、しかたなく今来たコースを逆に巡って第一会場入り口に戻る始末。
僕もしかたなくそのあとを追い、第一会場入り口から出て、第二会場に向かう。

第二会場は比較的空いていた。
もしかして第一会場の阿修羅だけ見て帰る人も多いのか。
この第二会場の菩薩立像がなかなかご立派で、観客も第一会場と比べて少ないので、しばし見とれてしまった。
4メートル近くの背丈、ふくよかな腹部の横にひろがったおへそがなかなかキュートであった。

2009年5月7日木曜日

MacKeyHoleTVは意外と使える

チューナーいらずでテレビやラジオの視聴ができるMacKeyHoleTVは意外と使える。
元々テレビは見ないので、ラジオを聴いているが、行った事もない街の地元ラジオ局の生放送を聴いていると、まるで旅行に行ったみたいな感じになって楽しい。
そんなふうに、知らない町の知らない道の混雑状況情報を聴くのも面白い。
知っても何にもならないのだが、そんな体験するのもこのソフトのおかげではある。
音声が少し遅れるのがご愛嬌。

2009年5月6日水曜日

新ブログ「ハングルクイナ」

珍しく実用的なブログ「ハングルクイナ」をこっそり始めました。
これを読めばハングルがマスターできるかも知れません。
なんと140回連載して一冊の本にしようという野望あり。
果たして続くのか...。

2009年5月1日金曜日

ガレバン、ガレコン、ガレマン

銀座アップルストアでの、GarageBand ワークショップに行ってみて驚いた。
ちょっと見ないうちにGarageBand ってものすごく進化してたんだ。
もう、ガレージで練習するバンドのイメージじゃない、これは武道館満杯バンドだ。
アップルも二人のスティーヴがガレージで作ったコンピュータだし、ガレージ○○という名称はなかなかかっこいい。
じゃあ、ガレージで描いたマンガはガレマンなんだろうか?
中核からではなく周辺から生まれた、既存のものへのアンチテーゼの雰囲気を感じて面白いような気もする。

などと、例によってどーでもいーことを考えつつ、銀座カフェーパウリスタに。
昨年40年ぶりに復刊した伝説のマンガ同人誌「新つれづれ草」の編集会議を終えてレジでもらったのが写真の銀ブラ証明書。

2009年4月30日木曜日

日本最底辺アマチュアウクレレバンド「H.A.O」

昨日は日本最高峰アマチュアウクレレバンド「ウクレレ雑技団」を紹介したが、本日はウクレレ界の住人でも、ほとんどの人が知らない「H.A.O」のサイトを紹介。
どんな世界でも底辺が広がらなければ、その普及はおぼつかない。
その点では、H.A.Oはウクレレ界に貢献しているといえよう。
う〜ん、いえないかな?

2009年4月29日水曜日

日本最高峰アマチュアウクレレバンド「ウクレレ雑技団」

ウクレレ界の住人なら誰でも知っている「ウクレレ雑技団」のサイトができていました。
スケジュールコーナーなんてのがあるところが、さすが売れっ子バンド♪

2009年4月28日火曜日

iPod赤なの

いったい我が家には何台のiPodがあるのか。
iPhoneも含めるとたぶん5台はある。
その中で一番の新参者がこのiPod赤nano。
なんといってもボディーカラーに注目。
この色はアップルストアでしか入手できない赤nano。
でも、オジさんにはあまり似合わないので家人が使っている。

福山雅治ファンの家人だから、全曲福山雅治。
しかし、Cover Flowでは福山雅治作品はアートワークが表示されない。
iTunes Storeにない楽曲は取得できないので、なんだか間抜けに大きい音符のアイコンが表示されるだけ。
手動でできなくもないが、数が多いとそれも面倒でとてもやる気にならない。
福山雅治ご本人は熱烈Macユーザらしいから、ここはひとつ一日も早い iTunes Store に登場されることを切に望む。
それにしてもiPodとウクレレはいつのまにか増殖するもんだ。

2009年4月26日日曜日

愛聴 Podcast 落語から文庫へ

iPhoneで一番よく聴いていたPodcast『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』が、2009年4月22日の配信で終了した。
実は iPod で聴くには、音楽より落語のほうがいいんじゃないかと前から思っている。
一回聴いただけでは聴き漏らした箇所の再発見あり、言い間違いの再発見ありと、新たな楽しみもある。一発芸ではない落語らしい楽しみ方ともいえる。
そんな落語ポッドキャストが終わるのは残念。

落語が終わるなら今度は文庫にすることにした。
お目当ては、IBC岩手放送「ラジオ文庫」のPodcast。
内海隆一郎さんの短編集「人びとの旅路」より、毎週大塚富夫アナと吉田瑞穂さんが朗読ドラマを演じる。
IBC岩手放送のPodcastは、以前から「イヤー、マイッタマイッタ」を聴いているが、こちらの番組のパーソナリティは大塚富夫アナと水越かおるアナ。
同じ大塚アナが担当していても、片や爆笑、片やシミジミと、ちがった世界観が楽しめる。
このあまりにも大きい落差は、大塚アナの相手が、片や水越かおるさん、片や吉田瑞穂さんというキャラクターの違いだろうか。
「イヤー、マイッタマイッタ」の大塚&水越コンビは、往年の文化放送『やる気マンマン』の吉田照美&小俣雅子コンビ級の破壊力がある。
いつか岩手に行ったら、この二つの番組を生で聴いてみたいものだ。

2009年4月24日金曜日

リサに頭なし

いくつか打ち合わせをこなし、久しぶりにHAOの練習に三田へ。
いつものスタジオ(実はカラオケ屋さん)で、5月のライブの練習を90分みっちり。
今日で最終調整して、あとは本番を迎えるつもりだったが、あと最低でも2回は練習しないとダメなレベルであることがわかり意気消沈。
反省会は韓国料理店でサラダ餃子を食べる。どんなものかと試しに頼んだら、文字通りサラダの上に餃子がのっていた。

今日使用したウクレレはRISA。
これにヘッドにつけるタイプのチューナーをつけようとしたら困ってしまった。
RISAにはヘッドがないので、無理矢理つけたら弾き難いったらありゃしない。

2009年4月21日火曜日

Googleブック検索和解はとりあえず静観

先週、出版社から、Googleブック検索和解に関する文書がドーンといきなり届いた。
内容はGoogleブック検索和解がなんたらかんたら。
関係者にくまなく送付されたものらしく、関連サイトも見てみたが、いまひとつよくわからない。
まぁ、とりあえずは静観連絡船のココロ。

2009年4月20日月曜日

雑誌も切手も発売が楽しみだった

郵便局(今は名称が違うのかな)に行ったら、なにやら派手派手しい切手が展示してあったので、ちらっと見たら「切手趣味週間」の記念切手発売日だった。
この切手趣味週間と、国際文通週間の記念切手は、通常の記念切手より額面価格が高くて、シート買いができなかった切手少年時代を思い出す。
でもこの頃はやたらと記念切手が出るのでなんだかありがたみもない。
だいいち、切手を貼る封書自体ほとんど出さなくなっているし、これから切手収集という趣味は世の中に存続していくのだろうか。

少年時代、切手とならんで発売が楽しみだったのが雑誌。
少年マンガ週刊誌と共に成長した世代だから、雑誌は大好きなのだが、いつしか送られて来る雑誌以外見ないような状態になっている。
これではいかんと、書店に行って雑誌コーナーを見ると、雑誌が売れないと言われて久しいのに、その雑誌の数たるや大変なものだ。
雑誌コーナーをウロウロしても、なかなかこれはというものが見つからない。
カラフルな表紙が並ぶ中、ふと視線の端に地味〜な空気を感じて足を運んだら、「朝日ジャーナル」と「週刊金曜日」だった。
二誌が肩を寄せあって棚に置かれているのがなんだか不憫になって、両誌をつかんでレジに向かった。

朝日ジャーナル」は創刊50年緊急増刊号。
往年の、横尾忠則画伯によるマリリンモンローの表紙が脳裏をよぎる。
週刊金曜日」はなんと創刊15年!
ついこないだ創刊されたと思ったのに、もうそんなに。
そういえば昔、週刊アンポという雑誌もあったよなぁ。
今はもうないんだろうなぁ、アンポはまだあるみたいだけど。

2009年4月17日金曜日

図書館のマンガ関連棚で見つけた本

最近は図書館にもマンガコーナーがあるのは珍しくない。
マンガだけでなく、マンガ関連の書籍も多い。
優れた研究書も多いが、よくわからずに書いてしまったようなトンチンカンなマンガ研究書もけっこう多い。まぁ、これはどんな分野でもあることだからしかたないことではあるが。
そんなコーナーで偶然見つけたのがこの本、『漫画家この素晴らしき人たち』(サイマル出版会 1600円 1997年発行)。

元漫画サンデー編集長の山本和夫さんが出会った、たくさんの漫画家たちのあれやこれやが綴られる278ページ。
お酒好きな著者だから、お酒好きな漫画家のエピソードが多いが、全体に漫画家に対して暖かい視点で描かれていて、漫画家としては嬉しくなる。
主として戦後から30年くらいに活躍した漫画家のエピソードが多い。
山本和夫さんが漫画サンデー編集長だった晩年期に、ボクも漫画サンデーで仕事をさせてもらったが、それより以前の時期の人たちの話題がいろいろあって、なかなか興味深い。
とりあげられた漫画家は、小島功、手塚治虫、馬場のぼる、久里洋二、杉浦幸雄センセイ等々ボクの親の世代の漫画家たちが盛りだくさん。
最後まで読んでいったら、あとがきみたいな章で、「ナンセンス漫画でも新人がぞくぞく現れてきた」というくだりがあり、羅列されたその中に『おだ辰夫』の名前もあって、ちょっとニンマリ。
ちゃんと覚えてもらってたんだ。
山本さんとは編集部で少しだけお話ししたことがあるだけだが、ちょっと怖い感じがしてあんまり話せなかった記憶がある。
こんなに優しい人なら、もっと話しておけばよかった。

そういえば、20年くらい前、某社のパーティで偶然お会いして、ちょっと小さな悩みを打ち明けたら、とても親身になってアドバイスをいただいた。
ああ、あの時もっとお話しておけばよかった。
どうも、お酒が飲めないので、こんな時に残念なことになることが多い。
酒量がビール5センチじゃ、話も盛り上がらないよなァ。