2012年4月30日月曜日

radikoをGarageBandで録音してみた


ラジオ放送を録音する必要に迫られて、さてどうしようと考えた。
専用のアプリもあるようだが、わざわざダウンロードするのも面倒だし、不必要なものをインストールして何かトラブルになるものいやなので、Macならではのやりかたで録音することにした。
それはGarageBandの利用だ。
ウクレレ練習時もMacの内蔵マイクで録音してGarageBandで遊んでいるし、その応用でradikoの音声も録音できるのではないかと試してみた。

(1)GarageBandを起動してPodcastを選択
(2)プロジェクト名をつけて作成
(3)Voiceトラックを選択
(4)radikoで録音したい局を選択
(5)GarageBandの録音ボタンをクリックして録音開始
(6)GarageBandの停止ボタンをクリックして録音停止
(7)共有メニューで「iTunesにPodcast送信」を選択
(8)圧縮方法でMP3エンコーダを選んで「共有」をクリック
(9)iTunesを起動して録音を聴く

結果は成功!
実際に録音したものは、3分間で3MBくらいの容量だった。
ただこの方法だと、内蔵マイクで周囲の音も拾ってしまうので、録音中にクシャミをしたり電話がかかってきたら、それも全部録音されるのが欠点ではある。
しかし内容確認が目的の録音ならこれで充分ともいえる。

録音し終わってから 、もっと手軽な方法があるのに気がついた。
それはiPhoneのボイスメモをスピーカーに近づけて録音する方法だ。
なんだかその姿を想像すると、昔テープレコーダーのマイクをテレビに近づけて録音していたのを思いだす。
そんな時に限って家族が部屋に入ってきて「晩ご飯できたよ〜」などと言ったりする声が入ったりするのだった。
そんなふうにして録音した「スーパージェッター」や「8マン」の主題歌のテープは今頃どこでどうしているのやら♫

2012年4月27日金曜日

スマートの復活を!


スマートフォンに代表されるように、いまやスマートの時代だ。
そこでこの流れに乗って復活してほしいスマートがある。
それはグラフィックソフト「スマートスケッチ」だ。

「スマートスケッチ」は、お子様用おえかきソフトみたいなパレットしかないシンプルな作業画面だが、ペイント感覚でドローデータができるとても画期的なソフトだった。
もう十数年前になるが、この「スマートスケッチ」で印刷原稿を作成したのが、脱紙作業の第一歩だったのだ。
つい調子にのって、よしこれからはペンの変わりにスマートスケッチだ!と宣言したら、その後販売元が変わったりソフト名も変わったりしてシンプルな作業を好むボクにとってはだんだん使いにくいソフトになっていったが、ブツブツ言いながらもアップグレードは時々していた。

画面は「スマートスケッチ」が、名前やら販売元が変わりつつもなんとか生き残ったバージョンの作業画面だが、あえてソフト名は伏せる。
この画面のバージョンは数年前のものだが、現行バージョンのソレはまたまた販売元が変わり、重厚長大なとても立派なソフトになっているらしい。
立派だけど使いにくそうなので、現在の販売元になってからはアップグレードもしないでなんとか使ってきたが、今ボクが使っているコレは、とうとう来るべき OS X Mountain Lion からは動作しなくなることがわかった。

OS X Mountain Lion になって、どうやって作画していったらよいのだろうか?
そうだ、世の中の流れは今やスマートだ!
ここはひとつ Mountain Lion 版スマートスケッチの復活を切に願う。
スクリプトもレイヤー(画像を見てわかるようにレイヤーは使ってません)もマスクもアニメもいらないから、ペイントみたいなドローソフトとしてのスマートスケッチの復活を!
それがダメならスマートつながりで『それいけスマート』の復活でもいい。

2012年4月22日日曜日

悲しみのタンブラー

よく行く地域に、よく行くカフェチェーンの店ができるとのことで、楽しみにしていたのだが、ついに開店したとの情報に接し、先日出かけたついでに寄ってみた。
お昼時のせいか大混雑で、店の外まで注文するお客さんがあふれている。 夕方にも行ってみたが、客は減るどころかますます増えて、行列はのびている。
結局その日は新しいカフェでコーヒーを飲むこともなく帰路についた。 肩からさげたトートバッグの中には、タンブラーがひとつ。
カフェのカウンターで注文時に「これにコーヒーを入れてください!」と高らかに宣言するはずだったタンブラーがバッグの中でおどっている。
けっして20円引きが目的ではなく、単純に環境のことを考えて持参したタンブラー。

2012年4月20日金曜日

『官報複合体』と『去年ルノアールで』を読んでいる。

新聞が常備されたルノアールで読むにふさわしい本の組み合わせといえよう。
前者は権力と一体化する新聞の大罪を憂い、後者は時の流れに抗う喫茶店ルノアール讃歌。

ところで、先日久し振りにルノアールに行ってみた。
なんと脱喫煙の流れにはさすがのルノアールも抗えず、店内は分煙化されて喫煙席と禁煙席に分かれていた。
しかし、仕切りも何もないので店内には紫煙が充満状態。
まぁそんなところもルノアールらしいと言えなくもない。
コーヒーの後にはお茶が出るのも昔のまんま。
曖昧な記憶だが、以前は昆布茶だったような気もするが、勘違いのような気もする。

そんなこんなで、カフェ全盛時代だが、ルノアールには独自の道を突き進んで生き残ってほしい。
官報複合体は生き残らないでもいいんですが。

2012年4月16日月曜日

博ボラ日誌その54 博物館のヌード武者


博物館ボランティアの出席日数が規定に足りず、このままではボランティア登録抹消の危機なので、せめてもの罪滅ぼしに在宅でブログボランティア活動をしてみる。
現在トーハクでは『特別展ボストン美術館日本美術の至宝』が平成館で開催中だが、本館の総合文化展にも見るべき価値のあるものは多い。
「武士の装い」コーナーにはさまざまな甲冑があるが、この甲冑はその中でも特異なもの。
なんとノーブラ!
これを装着して戦場に臨み、いったいどういう効果があるのだろうか?
もしかして、敵を笑かして戦意を喪失させる狙いなのか?
謎はつきない。
この甲冑の背面はどうなっているかは、是非現場に足を運んで確認してほしい。

2012年4月13日金曜日

怪人小出男 vs.スイシンジャー


ほんと、笑ってる場合じゃないんだけど、この動画、ちょっぴり笑えます。
小出さんの飄々とした演技は一見の価値あり。
そんななか、昨日福島第1原発4号機の使用済み燃料プール冷却システムが停止したとのニュース。
ほんと、笑ってる場合じゃないんだけど。

2012年4月11日水曜日

博ボラ日誌その53 博物館で海洋堂フィギュア


現在、トーハクで楽しめる「がちゃがちゃ」は2種類ある。
ひとつは、3月26日のエントリで紹介した、東京国立博物館140周年特別展「ボストン美術館日本美術の至宝」のもので、価格は300円。
もうひとつは今回紹介の『考古学ミニチュアカプセルフィギュア』第1集で、価格は400円。
こちらの制作は海洋堂。
カプセルマシンは、平成館考古展示室前と本館地下ミュージアムショップに置いてある。
フィギュアは、人面付壺形土器、遮光器土偶、埴輪 踊る人々(小)、 埴輪 踊る人々(大)、 袈裟襷文銅鐸、 埴輪犬の6種類がある。
先日、博物館ボランティアに行ったとき、試しにがちゃがちゃしてみたら、人面付壺形土器が出た。
お目当てのものじゃないのでもう一度がちゃがちゃしたら、またしても、人面付壺形土器が出た。
もう一回やっても人面付壺形土器が出そうなので、もうやらなかった。
秋には『考古学ミニチュアカプセルフィギュア』第2集が出る予定らしい。
それまでになんとか第1集の全種類をゲットしたいものだが、大量の「人面付壺形土器」に囲まれてしまいそうな予感がする。

2012年4月8日日曜日

恐縮する美術館


この美術館は、入り口付近で来館者に「ゴメン」とあやまっている。
理由は最寄りの駅から遠いからなのだが、ずいぶん腰の低い美術館だこと。
現在は『奥絵師・木挽町狩野家~お殿さまに仕えた絵師たちの250年~』を開催中。

なんと、ガラスケースに入った状態の展示ではなく、畳敷きスペースに展示中の屏風は、座布団にすわってゆっくり見ることができる。
やっぱり屏風は立って見るのではなく、すわって見る方が落ち着くし、眼前にせまる画面は、単眼鏡なんか必要ないくらはっきり見える。
しかも、この展示は、観覧料無料!
「ゴメン」などとあやまらないで「エヘン」と胸をはってもいい美術館なのだった。

2012年4月3日火曜日

250枚と1フォルダ


約400ページかきおろしマンガの原稿制作も、ついに250ページくらいまできた。
紙原稿なら厚さが数センチにも達するが、今回はデータ原稿なので1フォルダにおさまっている。
原稿を渡すのも、紙原稿時代なら編集者に直接手渡しするかバイク便に託すかだったが、データ原稿になってからはサーバにアップロードしたファイルを先方にダウンロードしてもらっている。
サーバに置いておけば万一の場合のバックアップにものなるので一石二鳥だが、もしもサーバがアウトになったらと考え始めると夜も寝られなくなる。
そんな時は「春日三球照代」の漫才のLPレコードを聴いて、心を落ち着かせようとしてみるが、全然落ち着かないので、さらにバックアップがてらグーグルドキュメントにもアップロードしておく。
もちろん手元のメインで使用しているMacと、サブで使用しているMacにも保存しておく。
ふと目についた古いiPodにも空きがあれば保存しておく…もうキリがない。

データとちがって紙原稿なら目に見える存在なので、かいてしまえばこっちのもの。ある日突然消滅することはない。
しかし、うっかりコーヒーを原稿にこぼしてビショビショにしてしまう可能性はある。
いったい紙原稿とデータとどっちがいいんだ〜、などと考えているとまたまた夜も寝られない…と言いつつ、毎日キッチリ9時間眠るのんきな漫画家生活を送る、やっと桜開花宣言が出た春の日々。

ところで、画像の右半分でハイパーカードを連想した人は、MacOSX以前からのユーザです。
たぶん漢字トークの頃からの。

2012年4月1日日曜日

博ボラ日誌その52 博物館ボランティアは首が凝る


どーやら、このブログを博物館スタッフの方もご覧になっているらしい。
そんなわけで、博物館に対してヒボーチュショーをしたと判断されたら、ボランティア登録抹消とゆー掟があるらしーので、気をつけねばならぬのおくやまけふこえて…。
しかし当ブログは、「博物館ボランティア担当のオネーさん方は、皆さんキレーなオネーサンばかり」とか、ヒボーチュショーとは正反対の内容だから、まぁ大丈夫でしょう。

とゆーことで、博物館ボランティアの1日は、午前10時に始まり、午後5時に終わる。
一日中ずっと立ちっぱなしなので、足にくるかと思ったらそーでもない。
そのかわりに、首にくる。
原因は首にいろんなものをかけすぎ。
まずはiPhone4S、次に博物館入館証、それにカードキー、そして単眼鏡。
それぞれに紐がついているので、1日たつとこんがらかってきて、知恵の輪状態になってしまう。
先日、久し振りにボランティア活動に参加したときも、終業のミーティング時間は、からまった紐をほどく作業で終わってしまった。
凝り対策に磁気ネックレスとも思うが、首にかけるものが増えると、さらにこんがらかりそうなので、これは得策ではない。

ところで全然関係ないけど、韓国語で「ネックレス」は「モッコリ」。
日本人に覚えやすい単語のひとつなので、覚えておくと何かの役に立つかもしれません。
さぁ皆さんご一緒に「モッコリ」!



2012年3月30日金曜日

きょうのオヤツはホドゥコァジャ


漢字の「胡桃菓子」のハングル表記をカタカナで表すとホドゥコァジャ。
字面からわかるようにクルミがモチーフのお菓子。
韓国土産ではなく、新大久保みやげ。
中にはアンコが入っていて、コーヒーにもよく合う。

ほんと、最近は新大久保に行くと、韓国にあるものはたいてい目にすることができる。
ざっと見たところ、ないのは鮒焼き(プンオッパンと言って、まっその〜鯛焼きです)くらいかも。
う〜ん、でも狭い路地にもここんとこどんどんお店が増えているから、すでにプンオッパンの店もあるかも。

2012年3月26日月曜日

博ボラ日誌その51 博物館でガチャポン!


こんとこ博物館ボランティア出席が滞りがちで、このままではクビになりそうな気配もあるので、この場を借りて博物館の催しを紹介をして罪滅ぼしの代わりにしてみたい。
というわけで、東京国立博物館140周年特別展「ボストン美術館日本美術の至宝」のオススメ。
内容に関しては、いろんな人がいろんな所で言及しているので、あえて触れない。
今回は、会場で販売されているグッズを紹介してみる。
「がちゃがちゃ」なのか「がちゃぽん」なのか、正式名称はわからないが、コインを入れてレバーをまわすとカプセルが出てくるアレが本展会場にも置いてある。
300円でひとつのカプセルが入手出来る。
写真のものは、額装タイプの「吉備大臣入唐絵巻」。
掛け軸タイプもある。

何が出るかは、その日の運次第。
祈りを込めつつ、がちゃがちゃがちゃ…。