2015年10月7日水曜日

東京スポーツ水曜版で「老い知らず男の強化書」新連載!

東京スポーツ(毎週水曜日)で「老い知らず男の強化書」というマンガが始まりました。
一部で好評だった(?)『汗かきおちんこ君』の従兄弟のチンタマ君が登場しています。
ちなみに、チンタマ君の語源は「チンチンの魂」からきている模様。
往年の野球マンガ『父の魂』とは関係ありません。

2015年10月5日月曜日

『まんが日本の歴史人物事典』13刷!

え〜と、今週めでたく『まんが日本の歴史人物事典』13刷が世に出ることになりました。
画像は表紙の初校です。 
当初と表紙は変わっていませんが、内容はちょっと変化しています。
目標100刷まで、あと87刷(笑)。

2015年10月4日日曜日

国立新美術館で隣の部屋に追い払われて

国立新美術館で開催中の『アーティスト・ファイル 2015隣の部屋――日本と韓国の作家たち』展は、日韓の12人の現代美術家の個展を集めた、まるで現代美術版幕の内弁当みたいでとても面白かった。
会場は作家別にカーテンで部屋が仕切られていて、鑑賞者は部屋から部屋へ渡り歩き、いろんなタイプのアートが楽しめる仕掛けになっている。

何番目かの部屋では、壁にモニタが埋め込まれていた。
その部屋は六畳二間くらいでウナギの寝床状(例えが現代美術っぽくないですが)になっている。
壁面のモニタには、それぞれの不思議な体験を語る人の画像が流れている。
半分くらい見た頃に、監視のオネーさんが近づいてきて、こう言った。
もっと近くで見てください
最初、何を言ってるのか理解できなかったのだが、壁面から2メートルくらい離れてモニタを見ていたワタクシの立ち位置を是正したいということなのだろう。
背面の壁にもたれかかっているわけでもないし、他の客のジャマになっているわけでもない。善意に解釈すれば、
「そんなに離れていると、ワタクシとモニタの間を他の鑑賞客が通行するから、作品が見にくくなりますよ」
ということかも知れない。
でもこの部屋には、当初はワタクシ一人で、その後他2、3人が入室しただけという閑散とした状態なのに、わざわざ言うべきことなのだろうか?
せっかく楽しんでいたのに、よけいな事を言われて頭にきたので、
オラオラ、どこで見ようと勝手だろ!いちいち指図するんじゃないよ!館長をよべ!
と怒鳴ろうかとも思ったが、次に予定があってあまり時間もなかったので、泣きながら(もちろんココロの中でね)隣の部屋に移動したのでした。
あっ、この展覧会のタイトルは『隣の部屋』だし、もしかしてこの監視のオネーさんの行動も、隣の部屋を意識させるための効果を狙ったパフォーマンスなのか?いや、そこまで深い意味があるとは思えない。

釈然としないまま会場を後にしつつ、ミュージアムの鑑賞者と監視者の関係について考えた。
きょうは鑑賞者の立場だったが、以前3年間ほどトーハクでボランティアをした際は、この逆で作品を鑑賞する人に注意することもあった。
しかしその対象は、走る子どもや、ドリンク類を飲みながら歩く人、長い傘を持った人、鉛筆以外の筆記具を使う人などであって、鑑賞者の立ち位置に関して口をはさむことはなかった。
さらに、ウ〜ムと考えてみるに、上記に該当しない人でも挙動不審な人に対しては、鋭い視線をおくったような気がする。
ということは、きょうのあの部屋のオネーさんも、ワタクシのことを挙動不審者と認識して、あのような行動をとったのかも知れない。もし、そうなら怪しい外見のワタクシが悪いことになる。

この結論、納得できるような、できないような、割り切れない感じだけが残ってしまい、とりあえず当分の間は国立新美術館には行く気がしないな〜と思うのだった。

2015年9月19日土曜日

説明マンガ家誕生?

ふと思った。
なにやらこの10年くらいは、見開き2ページくらいでいろんなテーマを説明するマンガの仕事が多い。
たとえば、日本の歴史や世界の歴史、ニュースな出来事、お金に関することなどあれやこれや。
今や説明マンガ家(そんなのがあれば)と言えるかもしれない。
そんな説明マンガの最新作が日経マネー11月号鐘尾為太郎の冒険・理論株価編』です。描いといてアレですが、理論株価という言葉を今回初めて知りました(笑)。
そういえばこのマンガ、足かけ17年も描き続けていることに最近気付きました。
さらに来月からスポーツ新聞で(雑誌だと見開き2ページ分くらいの分量)説明マンガが始まります。
やはり、説明マンガ家かもしれません。

2015年9月12日土曜日

『ユキウシ』第2巻ちょこっと改訂版

ebookjapanからダウンロードして楽しむ、ひとこまマンガ連作集『ユキウシ』第2巻ODA-SAN名義)がちょこっと改訂されました。
sampleのページが修正されたコマです。
紙の本だったら増刷までそのまんまなんですが、電子書籍だとこーゆー点がいいね。

2015年8月29日土曜日

久しぶりに喫茶店で打ち合わせ

先日、新企画マンガに関して、初対面の編集者と喫茶店で打ち合わせをした。
マンガも紙原稿時代の頃は直接渡したり、バイク便に託したりが主流だったが、データ原稿になってからは、連載終了まで一度も担当者と顔合わせしないこともあるくらいだ。
そんな時代なのに、喫茶店で直接対面して名刺交換するなんて、古き良き時代に戻った感じで、ある意味新鮮だった。

んがっ、やはり昔とはちがうのだ。
なんとなく話の流れで『汗かきおちんこ君』に触れたら、編集さんがその場ですぐにYou Tubeの『汗かきおちんこ君』の動画を見て、これ面白いから今度の新企画に出しましょう、ということになった。
「汗かきおちんこ君」はマンガ同人誌「新つれづれ草」用に、ふんにゃかアシシ&ODA-SAN名義で描いたものなので、そのままの形では出ないとは思うが、おちんこ君の従兄弟くらいの雰囲気で登場させてみようかと考えている。

それにしても、昔ながらの打ち合わせのようでいて、スマホとYou Tubeがからんでくるという、数年前には考えられなかった展開の打ち合わせなのでありました。

2015年8月20日木曜日

『ウクレリアンの極み』p18に緑の付箋?

まァちょっと見てください。
これ、ebookjapanの電子書籍版『ウクレリアンの極み』p18をiPad mini で表示した画像です。
なんか右下あたりに緑色の四角が見えませんか?
よく見ると付箋のような形です。
「しまった!スキャンする時に付箋を貼ったままにして気がつかなかったのか…」と冷や汗をかきながら原稿の元データを確認したら、そんなものは見当たらない。
PC版、iPhone版でも、この付箋のようなものは現れません。
ということは、iPad mini だけの現象なのか、あるいは、たまたまウチの iPad mini だけの問題なのか?
謎は深まる。

よくあることですが、再起動したら正常に表示されるような気もします。
もしも、この症状が他人の iPad mini だったら、迷うことなく「チミチミ、何か動きが変だったら、まずは再起動じゃよガハハハ!」とキッパリと言い放つところですが、例によって自分のこととなると、再起動すら面倒がってしまうダメなワタクシ。

2015年8月7日金曜日

我が家のiPhone一家勢揃い

我が家のiPhone一家勢揃いの図。
右から古い順に並べてみました。

右端は最初に手にしたiPhone3G、いまでもWi-Fi環境でiPod touchとして活躍中。
右から二番目は、先日紛失したiPhone4sの居場所ですが、いまだに出てこない。
左から二番目は、現役バリバリで活動中のiPhone5、スイッチ類にガタがきてますがもうひと頑張り。
左端は、紛失のiPhone4sから機種変更したiPhone5s、カラーはゴールド。

なぜ機種変更が、iPhone6ではなくて5sなのか?
ポケットに入れる派としては、iPhone6が大きすぎるから。
てなわけでソフトバンクに5sの在庫がなかったので、アップルストアで入手しました。

ちょっと面白かったのが、アップルストアのスタッフの対応。
応対してくれた3人のスタッフが、誰もiPhone6を勧めないこと。
それもそのはず、彼らも実はiPhone5ユーザなのでした(笑)。

6は大きすぎるよね〜、小さいiPhoneもいいよね〜」などという会話をかわして、売り手と買い手というよりも、MacとiPhoneが好きなユーザーグループのミーティングみたいな会話が楽しかった。

 【まとめ】
6sでは無理だとしても、iPhone7発売時には、小さい4インチiPhoneを出してほしい。
ホント、大きけりゃいいってもんじゃないと思うんですけどね。

2015年8月5日水曜日

今更ながらOS X Yosemiteにしてみて

ふと魔が差してMacBook Pro の Mac OS X Mavericks を、Yosemite にアップグレードしようと試みたら、いろいろあって大変だったが、なんとかなったという顛末を記す。

(1)
まずはYosemiteをダウンロードするためにAppStore アプリを起動……せず。う〜む。ダウンロード以前の段階で、早くもつまづいてしまった。他の人がこうなって助言を求められた場合は「チミチミ、そんな時はとりあえず再起動じゃよガハハハ!」と気軽に言うところだが、いざ自分のこととなると臆病になり再起動すら躊躇してしまうダメぶりを発揮。あれこれ考えたが結局は再起動で解決。
(2)
Yosemiteのダウンロード開始。がっ、いきなり「残り時間5時間」の表示が出る。その後も数値が増えたり減ったりで、まぁ数字はあてにならないが、かなり時間はかかると覚悟をきめ、MacBook Proを放置する。時々様子を見るが、何度か勝手に再起動を繰り返している模様。
(3)
数時間後Yosemiteのインストール終了、さっそく使用頻度の高いソフトを起動…しようとしたら「Java for OS X なんたらかんたらをインストールせよ」とのご託宣。なんたらかんたらが何だったかよく覚えていないが、Appleのサイトからダウンロードしたような気がする。
(4)
Java for OS X なんたらかんたらをインストールしたら無事に前述のソフトも起動してメデタシメデタシ…となるはずが、ソフトは起動したもののペンタブレットが反応しない。ドライバがYosemite に対応していないようで、ペンタブのサイトからyosemite対応ドライバをダウンロードしてインストール。

で、今では以前と同じような状態になりました…「じゃあわざわざYosemite にアップグレードする必要なかったんじゃないの?」という心の声は聞こえないことにしておこう。
てなわけで、この秋には OS X 10.11 El Capitan が出ますが、また今回と同じような事を数ヶ月後に繰り返す予感。

2015年7月24日金曜日

33年前に見逃した映画『ヘリウッド』

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「特集・逝ける映画人を偲んで2013-2014」で、封切り時の1982年に見逃した映画『ヘリウッド』を見た。
エンケンこと遠藤賢司の「東京ワッショイ」が全篇に流れ、斉藤とも子、青地公美、羽仁未央の美少女探偵団が大活躍のSFミュージカルコメディ♫
30年以上前の映画なのに、いま見ても全然古くない…というのも、見ているワタクシが既に古い人間だからかも知れないが。
この特集企画は、2013年2014年に亡くなった映画人に関連した作品を上映するものなのだが、この映画で誰が亡くなったのかと思ったら、美少女探偵団員役の羽仁未央ちゃん。
50歳というのは、まだまだ早かった。
突然の雷雨で上映前に駆け込んだフィルムセンター♫
映画を見終わって外に出たら、雨はあがってたー♫
空に虹はかかっていなかったー♫
yeah♫

2015年7月23日木曜日

『ああ青春のマンガ全席』夏コミで復活!

主人公が逝ってしまい完結したはずの『ああ青春のマンガ全席』が、夏コミで頒布予定の「新つれづれ草」第12号で復活します。
時は21世紀から再び1970年代へ。
トキワ荘世代とクールジャパン世代の狭間で埋没しつつある、70年代マンガ青年たちの悲喜こもごもアレヤコレヤの世界が泣かせ(?)ます。

●コミケ参加サークル名:新つれづれ草
●期日:2015年8月16日(日曜日)
●場所:東京ビッグサイト、西ホール「た」11a

2015年7月1日水曜日

電子書籍版ひとコマ連作マンガ集『ユキウシ』第2巻

え〜と、先日のこと、ebookjapanさんから、電子書籍版ひとコマ連作マンガ集『ユキウシ』第2巻が出ました。
といっても、いまひとつ実感が湧きません。
これが紙の単行本だったら、発売日に本屋さんに行って、「ふむふむ、ちゃんと発売されておるわい」と楽しい確認作業があるのですが、電子書籍版だとサイトにアクセスして「ふむふむ、ちゃんと公開されておるわい」と確認をするだけです。
もしかして自分しか見てないんじゃないかとドキドキもするが、まぁどこかで誰かが見てくれていることでしょう。

てなわけで、先日配信スタートしたebookjapan版『ユキウシ』第2巻は、Mac/Windows/iPhone/iPad/Android/ブラウザ楽読みができて、12ページ分は立ち読みもOKらしいです。
いまのところ『ユキウシ』は5巻で完結の構想なので、完結まであと3巻分の原稿を描く事になりますが、果たして無事にゴールにたどりつけるのか、いささか不安もあるのです。
そう、地震やらゲンパツやら漫画家生命やら人間生命やら、不確定要素がいろいろありますから。
てなわけで、粛々と机に向かう2015年下半期の初日。