2016年1月31日日曜日

キューバ映画特集で『公園からの手紙』

1988年製作の映画で、物語の舞台は1913年。
でも、今見ても全然古くない。
いつの時代でも理解出来るシンプルな恋愛悲喜劇だから。
恋におちた男女のそれぞれが頼んだラブレター代書屋さんが同一人物で、なんと代書屋のオジサン詩人が、娘に恋してしまうというもの。
この髭もじゃ詩人、筆だけでなく弁も立つ。
で、なんだかんだあって、ラストシーンでは娘がハンカチを右手に握りしめて代書屋のもとにやってくる。
実はこれには伏線があって、オジサン詩人が娘にいろいろと恋のレクチャーをしていたのだが、その中のひとつにハンカチ云々というものあったんですね。

映画が終わり場内が明るくなり始めた時の、後ろの席の中年カップルの会話。
女性「ロマンチックなお話ね」
男性「ふ〜〜〜ん」(鼻息まじりで)

そんな映画でありました。
東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールにて。

2016年1月26日火曜日

韓国映画『殺されたミンジュ』の活力

ひさしぶりに見た韓国映画『殺されたミンジュ』。
画像は、主演のマ・ドンソク。
ご覧の通り、かなり怖い顔です。
映画の内容もかなり怖い。
日頃、ラピュタ阿佐ヶ谷や、京橋フィルムセンターで、もうこの世にいない人たちが出演している映画ばかり見ているせいか、まだ現役バリバリで生きている人たちが出ている映画はさすがに活力があるわいな、と妙な感心をしたのでありました。

2016年1月23日土曜日

Yosemiteの写真アプリでのプリント注文決済は、iTunesカードではダメなのか?

いつだったかOS X Yosemite (v10.10.3) にしたら、iPhoto写真Appになっていた。
あんまりMacで写真は扱わないのでそれから数ヶ月ほったらかしにしていたが、ちょっと必要にせまられて写真Appでプリント注文をしようとしてカッガリしたお話。
以前にiPhotoではプリント注文したことがあったので、べつに何も問題は起こらないと高を括っていたら、いきなり送付先指定でつまずいた。
何度やってもエラーになる。
どうもMacの連絡先から送付先をひっぱってくるようで、そこの設定で「国」を指定していなかったのがまずかったらしい。
で、あとは支払先指定でOKのはずが、またまたつまずいてしまった。
iTunesカードで支払おうとしたら、「支払い情報がありません」とアラートが出た。
これだとクレジットカードでの支払いしかできない雰囲気だが、どんなもんなんでしょうかね。

まぁ、面倒臭いからもうこれ以上深追いしません。
あーでもない、こーでもない、と2時間くらいムダな時間を過ごしてしまいました。
でもMacだとそのムダな時間も、けっこー楽しいんですけどね。

2016年1月22日金曜日

右がダメなら左で!

年末にダウンして右手でペンが持てない時期があったが、なんとか左手でマウスを持ってのりきった。
日頃からマウスは左手で使っていたので、右手より時間がかかるものの原稿はちゃんとできて、よかったよかったと思っていたのだが…。
年が明けて、掲載されたものを確認して背中に汗がタラ〜リ。
最後のコマのフキダシにシッポを付け忘れていたのを発見!
通常はフキダシとシッポは一気に描くのだが、それが左手だとどうもうまくいかず、フキダシ本体部とシッポ部を個別に描いて合体させていたのがよくなかったようで、ついウッカリしてしまった。
これがデジタルものなら修正ファイルをそっとアップすればどうってことないが、印刷物だともうどうしようもできない。
嗚呼。

ところで、フキダシのシッポという表現は正しいのだろうか?
マンガ界にかなり長くいながら、実はマンガの専門用語はよく知らないもんで(笑)。

2016年1月11日月曜日

寒中お見舞い申し上げます

2016年の年賀状を出しそびれたので、年が明けてから年賀状をいただいた方々に電話やらメールで年賀の挨拶をした。
ところが、固定電話はつながらなかったり、メールもエラーで届かなかったりと、年賀メッセージを届けることができない事例も多かった。
画像のようにLINEではなんとかやりとりできたのだが、いかんせん周りのLINE使用率が極端に低いので、とても年賀状の代替にはならない。
やっぱり、原始的に年賀ハガキでご挨拶というのもまだまだ有効なようなので、来年は必ず年賀状を出します!とココで宣言しておこう。

2016年1月1日金曜日

2016年あけましておめでとう!

てなわけで、いろいろあって、年賀状を出せませんでした。
こんな感じの年賀状の予定だったんだモンキー。
つーことで今年もよろしくでごわす。

2015年12月29日火曜日

映画『吹けよ春風』、嵐は呼ばない。

ラピュタ阿佐ヶ谷にはいつも上映開始1時間前くらいに着いて整理券をゲットする。
通常は7番目か8番目くらい。
それが本日は26番とな!
そんな人気の映画だったのか?

というわけで、ラピュタ阿佐ヶ谷の特集企画「東京映画地図」で『吹けよ春風』を見た。
若き日のミフネがタクシードライバーに扮して戦後のトーキョーの街を流します。
乗客は、いちゃつくバカップル、家出少女、少年達、ピストル強盗、酔っぱらい、人気スター、老夫婦、わけあり復員兵等々。
それぞれのエピソードがを見ながら、なぜかピンクフロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』が頭の中をグルグル♪
これだけじゃあどんな映画かわからないでしょうから、どんな映画か気になる人は、寒空はだか師匠の「即席映画狂」を見てくだされ。

この映画の製作は1953年。
ざっと60年前。
時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、この頃の映画はとても開放感がある。

これから60年後あたり。
2010年代の映画は、時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、なんだか閉塞感があるよね〜と言われそうな予感。
そんなこんなで、来年の春風に希望をもちたいものです

2015年12月27日日曜日

『虚人の星』を読んでいる

題名にひかれて『虚人の星』を読みはじめた。
もちろん飛雄馬は出てこない。
レインボーマンドラえもんは、出ているような、いないような。
読み進むにつれ、だんだん現実のソーリダイジンとシンクロしてくるようで、面白いのに怖くなってくる。
はたして、重いコンダラ(笑)をひっぱりながら、シレンの道を行くのか?


2015年12月21日月曜日

『われら婦夫(ふふう)』が、まんが王国で配信開始。

われら婦夫(ふふう)』1~9巻が「まんが王国」で本日より配信スタートしました。少し立ち読みもできるようです。30数年前のものなので、懐かしいような恥ずかしいような。

2015年12月18日金曜日

『親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanから出ました!

ラピタネットで2000年から2006年に連載された、熱血HONDAスーパーカブ4コマ漫画親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanからリリースされました!
iPhoneやiPadやMacで読んでお楽しみください。
もちろんAndroidやWindowsでもOKです。
掲載時の原稿に大幅に手を加え、新作4コマも追加しています。
今は、もうカブに関しては描き尽くした〜、と言いたい気持ちです。

2015年12月15日火曜日

来年は久しぶりに紙の手帳。

最後に使った紙の手帳は、10年くらい前の、Filofaxの分厚いシステム手帳だった。
もう紙の手帳は卒業と思っていたが、来年はコレを使ってみることにした。
でも、よ〜く見たら「京都手帖」を買ったつもりが「京ごよみ手帳」でした。

2015年12月14日月曜日

シーネ装着で神頼み

日頃は休み中心の日程なのに、珍しく仕事中心の年末進行で体調を崩してしまった。
どーも頸椎が良くないらしく、医師のススメでシーネという柔らかい素材の首輪みたいなものを装着することになった。
マンガを描く時に机に向かう前傾姿勢が良くないということで、強制的に仕事から離れるには旅行がいちばん…そうだ京都、行こう。
苦しい時の神頼みで、行き先は伏見稲荷大社

シーネ装着で一番困るのは、下を向けないので歩く時に足元が見えないこと。
今まで駅の階段もサッサカ歩いていたのに、シーネ装着時は手すりのお世話になりました。
今まで自分には手すりなんか無縁だと思っていたのに、手すりサマサマでありました。
そんなわけで、やって来た伏見稲荷大社。
境内に入り、石段を上り始めて気がついた。
手すりがない!
それでも三徳社あたりまでたどりついたが、どうも足元が不安なので引き返す決断をした。
上ってきたんだから下るのはどうってことないと思ったら大間違い。
足元が見えなくても上りの時は数歩先が見えるので、なんとなく着地点を推測しながら歩けるが、下りの時は全然先が見えない。
へっぴり腰でおっかなびっくり足を差し出し、家人に背中を支えてもらってなんとか下山できたのでありました。
肉体的よりも精神的に疲れたので、稲荷駅近くのVermillionで美味しいコーヒーをのんで休みましたとさ。