2016年10月29日土曜日

名刺がなかなか減らない

韓国土産に革製の名刺入れをいただいた。
さっそく数年前に石巻印刷館さんで作った「東日本大震災復興応援MEISHI」を入れてみる。
日頃、あまり人と会わないので名刺交換の機会も少なく、100枚の名刺がなかなか減らない。
もしかして人生最後の名刺になったりしてね(笑)。

2016年10月24日月曜日

1988年に日本シリーズマンガを描いていた

ドサッと返却原稿が段ボール二箱分届いた。
まだ全部は確認していないが、箱の中で一番上の封筒の中にあった原稿は、6ページ読み切りマンガ。
【題 名】弁当くんコーラちゃん
【掲載誌】日本シリーズくん11/19増刊・竹書房
う〜ん、描いた記憶がかすかにあるような、ないような…。
でも、たしかに自分で描いたマンガだから、作品リストに追加しておいた。
内容は、日本シリーズの球場で弁当を売るボーイと、コーラを売るガールのラブコメです。
例によって袋から原稿を取り出すと、はがれた写植がポロポロと…時代を感じます。

2016年10月18日火曜日

鳥羽絵、ポンチ、漫画、Pokémon GO

本日から後期に突入の、日比谷図書文化館特別展示室で開催中の『江戸からたどるマンガの旅』は楽しい展示物であふれている。
しかし問題は、会場に入るまでにある。
前期展示中の、とある日のこと。

入場券はタッチパネル自動販売機で購入する方式なのだが、コインを投入しようとポケットに手をつこんでゴソゴソやっていたら、どこからともなくスタッフが現れタッチパネルを勝手に操作しはじめた。
で、画面をみたら間違った項目を表示させている。
自力で画面を初期メニューに戻し、コインを入れて発券完了。
会場に入ろうとすると、「こちらです」とスタッフが先導するのだが、こちらもなにも目の前が入り口なのだから、そんなものは必要ないのである。
入場ゲートは、入場券のQRコードをかざして入る仕組みになっている。
ここでもスタッフが、「ここにチケットをかざしてください」と言わずもがなの助言。
チケットも入場も自動でOKなシステムなのに、スタッフが介在することで煩雑になってしまった。
なぜこのようなことになってしまったのか?
よっぽどボクが券売機もQRコードも扱えない爺さんに見えたのかもしれぬが、この後にやって来たお客さんにも同じようなことをやっていたから、もしかしたらサービスのつもりなのかもしれない。
そうだとしたら、よけいなお世話。
この時は連れがいたからそのままにしたが、もし一人だったら、せっかくの見る気満々が急にしぼんでしまったので、入場しないでそのまま帰ったことだろう。

てなわけで、会場内に入ればスタッフの目を気にすることなくゆったりした気分で展示物を見ることができる。
東京パック、滑稽新聞、鳥羽絵、ポンチ等々、前期後期で展示物も変わるようなので、ここは是非とも二度は足を運びたい。
でも、また入場の際にゴタゴタしたら、いやよ、いやなの、いやなのよ!(島田一の介風に)

見終わったあとは、会場のある日比谷公園をブラブラしてPokémon GOを楽しむのもいい。
そこかしこで、花びらが舞い、スマートフォン片手に佇んでいる人々がいることでしょう。
このPokémon GO、ふと思うに、江戸からたどるマンガの旅の延長線上にあるような気がする。
鳥羽絵、ポンチ、漫画、Pokémon GO…この後に何がくるのかとっても楽しみ〜アデランス、いやアディオス!(これも島田一の介風に)。

2016年10月14日金曜日

書店手作り風、謎の栞

時々利用する駅ビルの中にある書店。
これまでは時間調整に立ち読み利用だけだったが、いつもそれじゃあ申し訳ないので、先日初めて本を購入した。
帰宅して本を開いたら、プリントゴッコで作ったような、あるいはスタンプを適当に捺しただけのような、手作り風の栞がはさんであった。書店名はない。出版社名もない。
市販のものなのか、この書店のオリジナルなのかどうかもよくわからない。
気になったので数日後、もう一度その書店で本を買い、栞がはさまれてくるかどうか試すことにした。
結果、今度は何もはさまれていなかった。

誰かがイタズラで仕込んだのか?
書店員さんの気まぐれで適当にはさみこんだものなのか?
真相は謎のまま。

2016年10月5日水曜日

東京スポーツ水曜版新連載『脳覚醒漫画・ボケなんてノー脳仙人』

先週までのチンタマ君に変わって、今週から東京スポーツ水曜版に登場の、"ノー仙人"なノー。
正式なタイトルは『脳覚醒漫画・ボケなんてノー脳仙人』なノー。
よろしくたのむノー!
大阪スポーツ九州スポーツにも掲載らしいので、西日本の皆さんもヨロシクノー。

2016年10月2日日曜日

上島珈琲店でタンブラー&パスポート割引

先日、スタバに行くつもりで、スタバのタンブラーを持って出かけたときの出来事。
スタバでタンブラーに飲料をいれてもらうと、ムダに紙コップを使用しないので資源の節約にもなるし、20円くらい割引にもなります。
でもその日はスタバが満員だったので、ちょっと移動して上島珈琲店に行きました。

そんなこんなで、せっかくタンブラーを持ってきたんだからと思い、上島珈琲店のカウンターのオネーサンに、ドリンクをこれに入れてもらえますか?と言ったところ、スタバのタンブラーにもかかわらずちゃんと対応していただきました。
しかも割引額は50円
更にプレシャスカード(上島珈琲店のプリイペイドカード)で支払ったら、「とくとく年間パスポート」というシールを貼ってくれました。
これは60歳以上が対象で、ドリンクが50円割引になります。
ただし有効期間があるようで、貼ってもらったシールには2017年3月末日と記してあるので、半年間だけのサービスかもしれません。

てなわけで、タンブラーパスポートの割引で100円のお得なのでありました。
ミュージアムやイベントなどのシルバー割引のほとんどが65歳からのものが多く、60歳から64歳の新米の老人にとっては、せいぜい映画が割引になるくらいしかなかったのですが、その点「とくとく年間パスポート」はウレシイ特典です。

そういえば、店内は定年退職世代の60歳以上の方々が多かったようです。
もっとも、平日の昼下がりですから、あんまり働き盛りの人はカフェには来ないんですがね。
ボクは40数年以上、平日の昼間からブラブラする生活を続けていますから、考えてみると、若い頃から老後の生活を送っていたのかも知れません。幸いにもマンガ家には定年がないので、細々とでもまだお声がかかるうちは、もう少しブラブラさせてもらうことにしましょうかね。

2016年9月19日月曜日

秋刀魚とローハイド

先日一人で入った、とある食堂にて。

秋ならサンマでしょう、とばかりに秋刀魚定食炭火焼を注文した。
お店の人に、炭火焼なので少しお時間かかりますがよろしいですか?ときかれたが、もう秋刀魚食べたいモードにはいっていたので、もちろんいいですよと答える。
時間がかかるといった割には素早く出てきたのでやや拍子抜け。
個人的には、もう少し時間がかかってもいいから、もうちょっと焼いてほしかったなぁというような秋刀魚が目の前にある。

さて、ここで問題なのは、焼き具合ではなく秋刀魚の骨。
外で一人でメシ食ってる時に、魚の骨がノドに刺さってむせつつ涙を流す醜態は避けたいもの。
しかし老眼のせいか、小骨がよく見えない。
そこで、最近は常に携帯しているリーディンググラス(早い話が老眼鏡)をポケットから取り出し、今シーズン初の秋刀魚を無事に食べ終えることができた。
それにしてもメガネをかけてモノを食べるという経験は初めてだったもので、フレームが気になって食べ難い。そうかそうか、メガネ生活の人はこういう感じなのかと、新たな発見をしたような気分になったのでありました。

老眼の身で秋刀魚を食べてる間中、脳内に流れていたメロディはローハイドのテーマ。
はい、皆さんご一緒に!
ローガン、ローガン、ローガン♪
で、この後の歌詞は、ヒルマン!ヘルマン!ホルモン!なんてデタラメに歌うのがキモです。

2016年9月14日水曜日

1975年のカープ灰皿

広島県人なのにカープファンじゃない生き方(ちょっと大げさですが)を選ぶと、とても生き辛い。
この地に生まれてカープファンじゃない人間がいるなんて思いもよらない人ばかりのなかで、カープファンじゃないというのはかなりの勇気がいる。ガリレオの気持ちがわかると言ったら言いすぎかもしれないが、そんな気分に少しはなる。

球団誕生の経緯が、原爆からの復興という意味合いもあったりして、ファンの方々の気持ちはわかるのだが、それでも周囲のカープナショナリズム同調圧力はものすごいものがある。
メディアも我田引水の極地、他のチームの人権(人じゃないけど)は無いのかというくらいのチョー偏向報道であふれかえる。
そんな周囲の空気がいやで、周りはカープの野球帽ばかりの少年時代、せめてものささやかな抵抗として東映フライヤーズの帽子をかぶっていた
そんなボクでも、1975年の広島カープ優勝パレードは見に行き、そのとき記念に購入したのが、この灰皿。
まさかその後何度も優勝するなんて思わなかったから、最初で最後のカープグッズとして買ってしまった。

まぁ野球に熱狂するのはかまいませんが、ここ数年なんだか変な動きに世の中が熱狂するのは、あんまり気持ちよくありません。
そんな動きにささやかに抵抗するため、また東映フライヤーズの帽子でも被ろうかとも思ったら、すでにチームが存在しない。
後継チームは北海道日本ハムファイターズなので、ハムでも食べてせめてもの抵抗をしてみようかとも思うが、もはやこうなったら、一体何に対して何の抵抗をしているのか意味不明になっているのでありましたよ、チャンチャン!

2016年9月13日火曜日

反戦映画今昔2本

たまたま同じ週に、同じテーマを持った映画を2本見た。
1本は新しい映画人間のために、もう1本は古い映画世界大戦争
どちらもテーマはシンプルで、漢字二文字で表すと"反戦"。

この数年、いやな感じの同調圧力が増して、同じ旗のもとに同じ歌をうたい、少しでも異なるものを排除してムキーとなる人が、戦争をしたくてなにやらグダグダ言うのがきこえるようだが、そんな風潮の世の中で、直球ストレートど真ん中で反戦を言い放つこのような映画に接すると、清々しく感じてしまうよ、まったくのところ。

『世界大戦争』のラストシーンでは"戦争なんかやめようよ〜"といった意味の文章を大きな文字で観客に直接訴えるのだから、いい意味で凄い!
ただ、山村聡演ずる総理大臣が、戦争放棄被爆国の立場からなんとか戦争をやめさせようとがんばるなか、体調がものすご〜く悪いのにもかかわらずタバコをスパスパ吸いまくるので、観客としてひとこと言いたかった。
「総理、戦争だけでなくタバコもやめたほうがいいよ〜」

2016年9月8日木曜日

1969年のデビュー作原稿

2016年10月に森下文化センターで開催される、新つれづれ草『私たちのマンガ史』展で、デビュー作の原稿を展示することになり、押し入れやら抽き出しをあちこちほじくりかえして、やっと見つけましたよ。
これが、そのデビュー作の原稿。
なんと1969年週刊になったばかりの少年ジャンプに掲載された15ページマンガ。
これを描いた時点では、まさか21世紀になってもマンガ家やってるとは思わなかったよ、まったくのところ。

2016年9月3日土曜日

秋の新企画はだか祭り

先日、某駅ビル内のカフェで、秋から始まる新企画の打ち合わせ中に起こったこと。
途中までは資料などを見つつ静かな打ち合わせだったが、あることを境に急に盛り上がったのだ。
何かの拍子にボクが「寒空はだか…」と言ったら、打ち合わせ相手が「えーっ!寒空はだか師匠の事を話す人に初めて会いましたよ」と言うではないか。
こちらも、寒空師匠の話題で反応を示した人に初めて会ったので驚いてしまった。

通常、寒空はだか師匠の名前を出すと、「はだか…?」となって会話は途切れるものなのだ。
しかしこの打ち合わせの席では、はだか師匠の話に花が咲き、肝心の打ち合わせはつけたしのようになってしまった。
それにしても、夏の昼下がりのカフェで、はだか!はだか!を連発するアヤシイ男たちを見て、周囲の人はどう思っていたことやら。

今気づいたけど、「はだか」も凄いけど、「寒空」という屋号というか、苗字というか、こちらの方もかなりのもんです。
ホント、とても良い芸名だなァと感心してしまいます。

2016年8月31日水曜日

はじめてのColorSync設定

Macの場合、PDFファイルはプレビューで作ることが多いと思いますが、私もそうです。
そのPDFファイルの容量を小さくするには、QuartzフィルタでReduce File Sizeを選択して圧縮保存します。
でも、往々にして圧縮が強すぎて、画像がちょっとアレになることがあります。
それを解決するにはColorSyncユーティリティでなんとかなるらしいとききつけて、おっかなびっくり挑戦してみました。

で、その結果、やってみたら簡単な作業でした。
なんといっても、Reduce File Sizeのプロファイルをコピーして、サンプリング最大ピクセルを設定なしにしただけですから。

でもその実、なんとなくシステム全体にかかわる設定っぽいので、なにかあったらどうしようとドキドキしていたのが正直な感想です。
その昔、ResEditでリソースフォークとかゆーものに触れてドキドキしていた時みたいな感じです。英語版Photoshopのメニューを日本語に変更出来た時は、一人で達成感に浸ったものでしたが、それに比べると今回のColorSync設定はラクチンな作業なのでありました。
まぁ、なにごともなくおさまってよかったよかった。