2014年8月30日土曜日

さよならFAX、こんにちは単機能電話。


今となっては信じられないような高価格で、FAXを初めて導入したのは1990年頃のことでした。
主な用途はネームの打ち合わせでしたが、とても通信速度が遅く、B4サイズの用紙を一枚送信するのに一分以上かかってしまうようなものだったと記憶しています。
ある時、30数枚のものを送信していたら(当然最後のページまでには30分以上かかかります)、待ちきれなくなった担当編集者がウチまで直接やって来たこともありました。
玄関のピンポンが鳴ったので出てみたら、今まさにこちらから送信している相手がいたのには、ほんとビックリしました。彼の編集部からウチまで30分くらいなので、FAXが届き始めて最後まで待つ事に耐えきれなくなり、直接やって来たんでした。ウン、気持ちはわかります。

そんなFAXも、この数年は全く使う事もなくなりました。ネームも原稿もDropBokにアップでOKな時代なので、もうFAXなんかの出番はないでしょう。固定電話としても、ほとんど使う事はありません。いっそのこと電話回線そのものの解約も考えましたが、年に数回は電話がかかってくることもあるので、省スペースを考慮してFAXなしで電話機能だけのシンプルな電話に買い替えました。
基本機能だけなので、留守電もありません。
でも、一番新鮮だったのは、電源がいらないことです。
そう!昔の黒電話の頃は電源なんか不必要でしたよね。

2014年8月28日木曜日

アルパカでウシを描いてみた


Fire Alpaca というペイントソフトでユキウシを描いてみました。
業界標準重厚長大ソフトよりも、シンプルなお絵描きソフトがスキなので、とりあえずダウンロードして試してみたのがコレです。
MacOS X Mavericksでもちゃんと動きます。
ざっと見たところ、マンガ制作関連としては、使える使えないはともかく、集中線機能なんてのもあります。
CMYKモードはないけど、なにより無料というのがいいね!

2014年8月26日火曜日

ブタンプボーイ使用は、インドネシアより台湾が多かった。


LINEのクリエイターズスタンプの管理画面で、世界の地域別使用状況がわかるようになったので、どんなものか見てみたら『ブタンプボーイ』の場合は、なぜか外国で多いのは台湾でした。
LINEスタンプデビュー作の『ブタンプボーイ』は、スタンプの10%がインドネシア語だったのに、インドネシアでの使用者が思いのほか少なかったようです。
このスタンプのような、なんちゃってインドネシア語がまずかったのかも知れませんが、それよりもまずブタのキャラクターという設定が、イスラム圏のインドネシアにはそもそもまずかったような気もします。
そういえば台湾では、ブタちゃんは馴染みがありますしね。

2014年8月25日月曜日

AmazonでHi,how are you?の最新CDをお取り寄せ


なんでもあるはずのAmazonで、なんと Hi,how are you? の新しいアルバム『さまぁ~ギフト』がなかった。
でも、通常より時間がかかるけど、お取り寄せならできるとのことで、注文したら思いのほか早く届いて、やれ嬉しや。
現在は在庫4枚とあるから、ボクが注文した時にAmazonはまとめて5枚仕入れたんでしょうね。

で、肝心のCDといえば、心地良い単調さ(コレ、誉めてます!)の原田節は健在です。
「はたち」という曲があるのですが、40年後に「かんれき」という曲を入れたCDを発売してほしい。おそらく、ボクはその曲を聴く事はできないと思うけど。
まぁ、世の中順番ですから…。
「お盆」という曲を聴きながら、そんなことを思ってみる夏の終わり近くの朝♫

2014年8月18日月曜日

コミケ終わりて、秋は来ぬ。


夏コミから一夜あけて、手元に残ったのは、今回の新刊「新つれづれ草11号」と、会場限定(たぶん)ドリンクのペットボトル。
体力の限界を感じるので、夏コミ参加は今回が最後かも知れません。シニア向けに、春秋のお彼岸あたりに開催だと、体力的にもなんとかなるのではないかと思うのでありますが…。

2014年8月8日金曜日

電気ストーブのステレオ攻撃対策


電気ストーブと言っても冬に使う暖房器具ではなく、机の上にあるiMacと白熱灯ゼットライトのことです。
どちらも夏に使用すると電気ストーブなみに熱を発します。これに左右をはさまれて机に向かうのは、電気ストーブのステレオ攻撃といえるでしょう。
これでは夏は乗り切れないと熱対策を考えることにしましたが、iMacのほうは代替品がないので、とりあえず白熱灯ゼットライトのほうをLED卓上ライトに替えてみました。
このライト、すご〜く安くて小さいので、正直なところ全然期待していなかったんですが、これがけっこう明るくて、白熱灯ゼットライトの代替として充分な働きをしてくれています。なにより白熱灯のように熱くならないのが素晴らしい!

2014年7月22日火曜日

note版『ウクレレトノサマ』完結



いまひとつ使い方のわからない、noteで公開中の『ウクレレトノサマ』が、全3話のマガジンとしてめでたく完結しました。
といっても4ページ連載で3回ですから、完結というほどのものでもありません(笑)。
元々は、掲載誌のビッグコミック1(ワン)が休刊したことにより中断してしまった4コマ漫画ですが、ネタはまだまだあるので、機会があればまた再開するかも知れません。

2014年7月19日土曜日

40数年前、鳥取の「かつ江さん」なんて知らなかった。


画面は最近話題の鳥取城跡ゆるキャラ「かつ江さん」が題材の4コマ漫画制作ウインドウですが、描きながら思い出したのは40年以上前、僕がまだ高校生だった頃に、鳥取城跡公園で過ごした一夜のこと。

季節も丁度今頃、もうすぐ夏休みになろうとしていたある日、「よし、今日から自主的夏休み開始!」と、勝手に決めて旅に出たのでした。
旅と言ってもお金がないので、日本地図とタオルケットをバッグに詰め込んで、ヒッチハイクをするというスタイルです。交通手段はヒッチハイクで無料だし、宿泊も公園などで眠る野宿なので無料という、移動するホームレス状態旅行です。

そして、自主的に夏休みをスタートして数日後の夕方には、なりゆきで鳥取にたどり着いていました。
まずはその日の寝ぐらを決めなければいけません。野宿の定番はなんといっても公園です。
ひとくちに公園といっても、住宅街の公園よりも、城下町だったらたいてい高台にある城跡公園のような場所が眺めもいいし、不審者と間違われて通報される心配も少ないのでオススメです。まぁオススメしてもあまり公園で眠る人はいないと思いますが。
このセオリーに従い、その日の宿泊は鳥取城跡公園に決めて、夕闇せまる中、ベンチで和んでいました。

そこにやって来たのが地元の不良高校生っぽいアンチャン。話してみると、外見通りの地元の不良っぽい高校生でした。そのうち、彼が晩飯をおごってくれるというので、二人で向かった所は近所の高校の校舎。彼はここの定時制高校生だったのです。食堂に案内され、給食のようなものを食べさせてもらって、その夜は鳥取城公園で眠ったのですが、それは夢も見ないくらいの熟睡でした。
まさか40数年後に「鳥取城跡ゆるキャラ」を題材にした漫画を描くなんて夢にも思わずに。

2014年7月17日木曜日

お盆とN氏とO氏


あんまりお盆とか気にしないのだが、先日暑い最中の新宿を歩いていて、ふと既視感が…。
そういえば前世紀に、このあたりの店で原作者のN氏と漫画家仲間のO氏と三人で会食したなァ…そんなことを思い出したのだった。
その日、N氏とO氏は初対面で、ボクが紹介した記憶がある。これを機に二人はコンビを組んで一作だけ企画モノの仕事をしたはずだが、どんな作品だったかは定かではない。
そんなN氏もO氏もボクより年下だったが、二人とも既に旅立ってしまってこの世にはもういない。
きょうは二人を思い出しながら茄子でも食べようか。

2014年7月13日日曜日

ゲーテとカフカと西域と東トルキスタンと


例によって、内容が全然関連のない本を併読中。
共通点はどちらも厚いこと。
二冊で合計770ページ!
今週中にはとても読めそうもないので、なんとか今月中には読み終えたいデスタイ!

2014年6月22日日曜日

A4スキャナでB4原稿をスキャン?


通常の画像制作はほとんどFlashなので、スキャナは使わないのですが、印刷用のマンガ原稿だと線画の段階でスキャンすることがあります。
そこで問題になってくるのが原稿の大きさです。
通常、マンガの画稿はB4サイズなので、A4スキャナでははみ出してしまいます。
B4サイズのスキャナというものはないので、導入するとしたらA3スキャナになりますが、これは値段も高いし場所もとります。
そこで目をつけたのが、スキャナの原稿台より大きな画像をスキャンするアプリケーションです。
スキャナのメーカーのダウンロードサイトから入手して、早速使ってみました。
作業画面はこんな感じです。
つまり、半分ずつスキャンしてそれを合体させて一つのファイルにするのです。
まぁ、内容確認程度ならこれでもいいでしょうが、いろんな形の複数のコマが混在したマンガ原稿だと、ちゃんとしたものにするには手間がかかります。
最終的に手作業が必要なのだったら、べつにこのアプリを使わないでも、普通に半分ずつスキャンして画像ソフトで調整したほうがいいような気がします。
●結論:やはりB4はA4より大きい(笑)
日経マネー8月号『鐘尾為太郎の冒険』より)

2014年6月13日金曜日

LINE STOREで『ブタンプボーイ』の販売を開始だブー!


Apple Store, Omotesandoが開店した13日の金曜日、LINE STOREで『ブタンプボーイ』の販売を開始しました。
画像は日本語版の説明ページです。
価格は100円ポッキリ!
がっ、しかし!
スタンプを制作しておいてアレですが、実は買い方がよくわかりません(笑)。

2014年6月12日木曜日

Macでウイグル語を入力してみた。


iPhoneのキーボードでウイグル語が見つからなくてがっかりしたが、Macではちゃんとウイグル語入力メニューがありました。
で、試しに入力してみたのがコレです。
上の段のئاتは「馬」、下の段のكىتابは「本」という意味…のはず。
単語力がないので今はこのくらいしかできません

2014年5月22日木曜日

RGB+脳内変換=CMYK


これはFlashの作業画面です。
でもなんだか変でしょ?
FlashといってもAdobeのFlashではありません。いや、別にあやしいソフトを使っているわけではありません。
最新版のAdobe Flash Professional Creative Cloudの何代か前のMacromedia Flash 8というしろものです。
古いソフトなので、もちろんMac OS X 10.9 Mavericksでは動きません。現在動かしているMac OS X 10.6 Snow Leopardでもそのままでは無理なので、Rossettaをインストールしてなんとか動かしています。

そんなFlashで、印刷用のイラスト原稿を制作することもあります。
しかし、Webコンテンツなら問題ないのですが…印刷原稿だとRGBとCMYKの問題が出てきます。
どーゆー問題かとゆーと、モニタ表示の色と印刷された場合の色が同じではないとゆーことです。
どんな感じかとゆーと、ご覧のよーな感じです。
なので、印刷時のイメージを想像しながら、モニタを見つつ作業をすすめていきます。
作業中のRGB原稿を見ながら、エイヤッ!と頭の中でCMYK変換して作業をした結果、このよーに印刷されて一件落着と相成りました。

実は、今回いちばん見てほしかったのは色の問題ではなく、下の方に小さく描いたナメクジ君です。
編集部の担当さんからの依頼は、塩漬け壷と周囲の人物だけだったのですが、それだけじゃあ面白くないんで、そこはマンガ家らしく、頼まれてもいないのにナメクジ君を追加したのでありました。
で、掲載誌が届いた日、このページを家人に見せて「このナメクジがこのイラストのキモじゃ!」と無意味なドヤ顔をしたところ、「なぜにナメクジ?」とゆー意外な反応がかえってきました。
「い…いや、だから塩とナメクジで…」と説明したところ、「いまどき塩でナメクジを連想するなんて、そんなの誰も気付かないわよガハハハ〜」とまさに一笑に付されてしまったのです。
は〜、こちらが意図したことって、なかなか相手には伝わらないものなんですね。
日経マネー7月号「塩漬け投信見直しクリニック」より。)

2014年5月19日月曜日

本+note=ウクレレの腕前アップ?


富永寛之さんの『ジャズアレンジでたのしむソロ・ウクレレ映画音楽集』を開きつつ、富永さんのnoteで動画を視聴中。
まずは「オーラ・リー」から♫


2014年5月17日土曜日

noteで投げ銭マンガを公開してみた


noteでのコンテンツ公開には無料と有料があります。
投げ銭スタイルというのもあります。
有料コンテンツだけど全ページを公開して、もしよろしかったら投げ銭を!というものです。
公開形式にもいろいろあって、画像公開だと投げ銭設定がどうもうまくいきません。何かやり方があるのだとは思いますが、現状では表紙だけが見えて課金後に全てのページが見えるようになる設定しかできません。
で、マンガなのにテキストコンテンツ公開設定でやってみたら、有料設定でも全ページ公開できました。
ただ、最低でも100円の設定なのですが、10円くらいから設定できれば、ちょっと投げ銭でもしてみようかという気になる人も、もう少しは出てくると思うんですがね〜。
というわけで、『ウクレレトノサマ』4ページを公開しました。

2014年5月16日金曜日

原稿かくれんぼ


"シニアのシニアによるシニアのための、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』" のWeb配信サイトがスタートして1年がたちました。
その間、Y編集長のパシリとして校正(別名アラ探し)のお手伝いをしてまいりました。
そんなわけでこの1年は、他のメンバーの原稿の誤字やら修正ミスを鋭く指摘する(自分の原稿には甘いですが、他人の原稿には厳しい性格です!)のに忙しく、自作の公開はほとんどできませんでした。

Web配信スタート1年を機に、そろそろ自分でもWeb公開作品に何か出したいと考えて、以前ラピタネット(小学館)で連載していた『親愛なるカブ』というマンガを提供することにしました。
『親愛なるカブ』は4コマ漫画なのですが、毎回カブに関する短文と4コマ漫画のセットで、Webのみで公開された形式のため、マンガ部分は低解像度ファイルしかありません。この機会に高解像度ファイルを作っておけば、将来何かいいことがあるかも(使いマワシとも言う)知れないので、さっそく原稿を用意しようと思ったところ、影も形もないのです。
たしか1年くらい前まで机の下あたりにまとめて紙袋に入っていた記憶があるのですが、いったいどこに行ってしまったのかさっぱりわかりません。
同時期に描いていた原稿もいくつか見当たらないので、たぶんそのへんの原稿と一緒にひとまとめになって、どこかでかくれんぼう遊びをしているのでしょう。

これまでの経験から、原稿やらファイルがなくなった時は、へたに探すよりは新たに制作した方が早いという教訓を得ていますので、今回もそうしようかと思いましたが、そこまでのエネルギーはありません。
幸いにも『親愛なるカブ』はeBookjapanで2巻分ほど電子書籍化されていて、世の中から完全に消えたわけではありませんが、原稿はいまのところ消えたままなので、当面ネット配信版・新つれづれ草での公開はあきらめて、鬼の校正マンとしてがんばるしかないようです。

それにしても、原稿はどこにいったのでしょう…神隠し?
いいえデータ原稿ではないので、紙隠し…。

2014年5月11日日曜日

実験note(?)公開

TwitterのようでTwitterでない、FacebookのようでFacebookでない、ソレは何かとたずねたら、あ〜それはnoteかも、ベンベン♫
https://note.mu/odasan

2014年5月8日木曜日

Android対応無料マンガアプリ『ユキウシ』第5話


ここで告知するのを忘れてましたので、ちょっとお知らせ。
2014年4月29日、Android対応無料マンガアプリ『ユキウシ』(作・ODA–SAN)に第5話が追加されました。
無料というくらいだから、当然ロハ(この言い方最近あんまりきかないですね)、つまりタダです。

2014年5月7日水曜日

マンガ全席第42話【その後の三人】


なんとなく共同事務所をたちあげてしまった三人だったが、運がよかったのか、実力があったのか、それぞれがそこそこ売れてきた。
毎日が仕事中心のスケジュールで進行していくなかで、彼らの姿を仕事場で見る事が、なぜかめっきり少なくなった。
本当に忙しい時は移動の時間ももったいないものである。そんな時間があれば少しでも原稿のページをかせぎたいものなのだ。
それに、最初は会社ごっこみたいで楽しかったものの、いつしか通勤するのに飽きてしまったということもある。
そんな状態が続いて、二年後には不動産屋さんとの賃貸契約の切れ目が縁の切れ目で、「3バカラス」も解散というか、発展的解消するのだった。
(いつになるかわからないけど、次回に続く)

2014年5月6日火曜日

マンガ全席第41話【マンガ深夜便】


マンガ家といえば徹夜だ。
とはいっても、昼も寝ないで夜も起きていたら、人間は死んでしまうので、この場合は単に昼夜が逆転しているだけなのだが。
この頃の徹夜のおともといえばラジオの深夜放送が定番だった。
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」、TBSの「パックインミュージック」、文化放送の「セイヤング」、ラジオ関東の「ゴーゴーナイアガラ」、それぞれの好みの番組を聴きながら、朝焼けを迎えるまでペンを走らせる三人の若きマンガ家にこわいものなど何もなかった。
数十年後、すっかり中高年の体質になってしまい、徹夜ができなくなるなんて夢にも思わなかった三人だった。
(明日に続く)

2014年5月5日月曜日

マンガ全席第40話【良きライバルなのか】


時々はケンカしても、マンガ好きということでは共通な「3バカラス」のメンバーだから、たまには真面目にマンガについて語る事もある。
それぞれの作品を厳しく批評することもあるが、お互いにリスペクトもしているのだった。
しかし、マンガ以外のことでの対立は根深い。
それはエアコンの温度設定。
暑がりタイプの人間と、寒がりタイプの人間が、温度設定スイッチをめぐって戦うのは不毛である。
夫婦の離婚も、エアコンの温度設定が原因ということが多いらしいが、ましてや他人のマンガ家同士なら、争いは絶えない。
暑がりと寒がりの溝は深い。
(明日に続く)

2014年5月4日日曜日

マンガ全席第39話【机上の戦い】


これまで一人で孤独な作業を続けていたことにくらべると、マンガ仲間と一緒に机を並べて仕事をするのは楽しい…はずだったのだが。
仕事のやり方は、それぞれ微妙に違うので、お互いに気になり始めたら、たまらなくなる。
下がきの鉛筆線を消した時に出る消しゴムのカスを隣の席に散らかす、ベタ塗りを乾かすためのドライヤの熱風を浴びせかける、まるで小学生が席の隣同士でイザコザを起こすようなことになってしまったりする。
こんな時は、小学生と同じように席替えをして問題の解決をはかればなんとかなることもある。
ただ、3人の組み合わせだと席替えの組み合わせにも限度があり、必ずしもうまくいくとは限らない。何通りの組み合わせがあるのかは、3人とも計算に弱いので不明である。
(明日に続く)

2014年5月3日土曜日

マンガ全席第38話【禁止事項】


共通の仕事場で三人が集まって生活するとなると、いろいろと軋轢の生じる可能性がある。
それを未然に防ぐために、取り決めをすることになった。
仕事場なんだから、仕事以外の要素は排除するのが基本になる。
まずは、飲酒禁止。
タバコは当時は全員が喫煙者だったのでOK。
麻雀は三人でやれないこともないが、とりあえず禁止。
パチンコは、事務所のあるビルの1階がパチンコ屋さんなのでそこで楽しむことに決定。
同じく2階はキャバレーなので、それもそこでということになる。
ペットは意見が分かれたが、狭いスペースだし、仕事場には持ち込まない事に決めた。
いちばん問題になったのが、女性関係。
男ばかりのところに女性が入ると、何かと問題が起きそうなので、これは絶対に禁止ということで意見があった。
まぁ、三人とも全然もてないので、そんなことは気にする事ではなかったのであるが。
まさに杞憂。
(明日に続く)

2014年5月2日金曜日

マンガ全席第37話【記念写真】


まだデジカメがなかった時代、撮影した写真はすぐに見る事はできなかった。
数ヶ月後に現像に出してできあがった写真を見たら、ピンぼけだったり、目をつむっていたり、結果を見るまでハラハラドキドキしたものだった。
この三人も事務所開きの日に記念撮影したものの、どのように写ったかを確認するにはかなりの時間が必要だった。
で、その結果といえば、みごとに三人の顔は画面に入っていなくて、背景のボードが堂々と画面を占めていた。
そのボードに書かれた仕事のスケジュールは、まったくのデタラメ。
日付を見たら4月1日だったので、たぶんエイプリルフールのつもりだったのだろう。
(明日に続く)

2014年5月1日木曜日

マンガ全席第36話【出社初日】


マンガ同人誌「またずれ草」のメンバーも少年期から青年期を迎え人生の岐路に立つ年代になってきた。学生時代にデビューしたものの卒業を目前にして悩むもの、家業を継ぐべきかマンガを続けるか悩むもの、等々人生いろいろである。
そんな中、あんまり深くものごとを考えない三人が集まって、会社ごっこのようなことをはじめることになった。本人達はスタジオ・ゼロの現代版なんて勝手に思っているが、実態はそんないいものではなく、ただ共同の仕事場を構えたという、ただそれだけのことにすぎないのである。
それでも、まぁ新しい事を始めるのは妙に高揚感があるもので、全員張り切って出社第一日目を迎えた。
わずか三人とはいえ、組織には名前が必要である。
三羽烏と三ばか大将をひっかけて『3バカラス』と命名した。発音はスリーバカラスで、なにやら末期のGSのバンド名のようでもある。
感動の出社第一日目は、ネームプレートをドアにつけることから始まった。
その後は室内の掃除で大汗をかく三人だった。
日頃の運動不足で弱った体の三人は、掃除だけで疲れてしまい、その日は仕事もせずにそのまま帰宅しようということになる。元々それほど仕事をしていないから、一日くらい机に向かわなくてもどうってことはないのだった。
(明日に続く)

2014年4月17日木曜日

四六版ブックカバーを探して


ここんとこ四六版のブックカバーが欲しくて探しまわってみたんですが、文庫サイズはけっこう見かけるのに四六版のブックカバーはなかなかみつかりませんでした。
たまに見かけても、なにやら革製の栞が複数ついていたり、カード入れもあったりして、なんだか重厚長大路線をひた走って滅亡しかけた往年のシステム手帳のできそこないみたいなものばかりです。
欲しいのは、薄くてよけいなものがついていなくて、シンプルな四六版ブックカバーなのにと思いつつ、四六のガマみたいな汗をかきながら、何カ所かまわってみたものの、なかなかコレといったものが見つかりませんでした。
そんな中、Amazon で見つけたのがこの etranger di costarica ブックカバー四六判 LIZARD アイボリー LZD-62-01というものでした。
やや安っぽくて(実際安いです)ペラペラ感はありますが、本をカバーする仕事はちゃんとやってくれているので、いまのところは満足しています。
開いた本の上に置いた文鎮がわりの古いiPodは、現在はUSBメモリとして余生をおくっていますが、実はアップルストアでしか入手できなかったカラーのものです。
今となってはそんなこと誰も覚えていませんね。

2014年4月16日水曜日

岩手放送から広島弁アナウンス?


愛聴ラジオ番組のひとつが、岩手放送IBCラジオ「イヤー、マイッタマイッタ」です。
IBCの名物コンビ水越アナと大塚アナが、リスナーからの投稿「まいった話」を、独特のテイストでゆる~く紹介する番組で、ネット配信にはタイムラグがあるので今頃になってやっと3月分を聴いています。
3月20日放送分を聴いていたら突如広島弁風岩手弁の音声が流れてきたので、あれっと思っていたところ、どうやら今回は水越アナはお休みで、代役として若手アナウンサーが大塚アナの相手をしているようでした。
他のIBC岩手放送の番組でも大塚アナとコンビを組んでいる広島出身のアナウンサーのようで、いつものコンビもいいけど、たまには違う組み合わせも面白いもんだと思いました。マンガ家と原作者との組み合わせのようなものかも知れませんね。
4月から始まったradikoプレミアムなら、リアルタイムでこの番組を聴くこともできるのですが、月額350円に躊躇しているところです。この金額、妥当と言えるんでしょうか?有料アプリとして350円ならまだしも、毎月350円というのはちょっとアレな感じがします。

2014年4月11日金曜日

iDrawをApp Storeからダウンロードしたらアイコンがキラキラ

MavericksだとApp Storeからダウンロードした直後はアプリのアイコンがキラキラするというのを聞いていたが、今回初めて目にしたので記念にスクリーンショットを撮ってみた。
実用的意味はないがちょっと楽しい。
で、今回の画像は、先日同じくApp StoreからダウンロードしたPixelmatorでスクリーンショットを開いて、矢印とキラキラの文字を入れたが、あの業界標準ソフトで同じことをやるよりも数倍素早くササッとできた。
ということで、iDrawPixelmatorで、合計5500円なり。これであの業界標準ソフトのアレとアレに匹敵する(と言っても100%ではない)んだからいいね!

次はFLASHに匹敵するようなアプリの出現を望む、桜舞い散る春の昼下がり。

2014年4月9日水曜日

iBooks Authorで簡単に本が作れるのか


「iPad用の美しいマルチタッチのテキストブックが誰でも作れるようになる」という iBooks Author をダウンロードして、ちょっとさわってみた。
デジタルブックみたいなものを作るアプリでは、その昔 Hyper Card があったが、この iBooks Author のウリは iPad で表示できるところ。
テンプレートを選択して、それにコンテンツをあてはめていくのが基本的な使い方らしい。
この感じ、何かに似ていると思ったら、今は亡き iWeb の操作法に近い気がする。
大きな共通点は、iWeb も iBooks Author も、テンプレートの範囲内なら何も考えなくていいが、ちょっと何かしたいと思ったら、どうやっていいのかわからなくなる点かもしれない。
Hyper Card のハイパートークのような、ちょっとしたスクリプトが書けるようになれば、もっと使いやすいのではないだろうか。
…とえらそーなことを言いながら、試作した結果がこれ。
iPad での横向き表示は成功したが縦向きはご覧の通りにグチャグチャのレイアウトになってしまった。
でも、自分で作ったブックが iPad で表示されるのは気持ちがいい。
これだけ楽しめれば既に元がとれた感はある。
いや、アップルが提供する無料アプリなので、そもそも元はないんですが。

2014年4月8日火曜日

トークマスターⅡ(初代iPodじゃないよ)復活!


充電ができなくなっていてそろそろ寿命かと思っていたトークマスターⅡ
処分する前に、ふと販売元のサイトをみたらリコール告知(無償電交換プログラム)があった。
こんな場合、自分の所有しているのはリコール対象外という事が多いが、今回はズバリ該当!
すぐに連絡したらヤマト運輸のオニーさんが回収にやってきて、数日後無事にカムバック。
ちゃんと充電もできて完全復活のトークマスターⅡ。
やけを起こして捨てなくてよかった〜。
電源オンで"HELLO"とご挨拶、メデタシメデタシ。

2014年4月7日月曜日

マンガ全席第35話【リンゴの妄想】


このマンガの1コマ目で「リンゴをかじると血が出ませんか?」と言っているのは、当時のコマーシャルのセリフ。
この頃は、リンゴといえばこれをイメージしたものだ。
現代でリンゴといえば、アップルコンピュータだろう。
リンゴをかじった小津クン、血は出なかったけど何かが閃いた。
ひとくちかじった跡の残るリンゴが、自分の未来に何か関係があるような気がしてならなかったが、それが何かは全然わからない。
コンピュータという言葉は聞いたことがあったが、マウスもタブレットも聞いた事も見た事もなかったこの時代、まさか21世紀までマンガ家として活動して、アップルのコンピュータで原稿を制作しデータで渡すなんてことになるとは夢にも思わなかった小津クンだった。
(いつになるかわからないけど、次回に続く)

2014年4月6日日曜日

マンガ全席第34話【平日昼間に集まる人々】


売れないマンガ家のいちばんいいところ、それは時間にしばられないこと。
たいして仕事をしていないので、毎日締切に追われるようなスケジュールではない。
ゆえに平日昼間にブラブラする生活をおくっている。
ただし近所の住民からは怪しまれるかもしれない。
学生に見られたり、浪人に見られたり、夜のショーバイに見られたり、とにかくサラリーマンではないなと思われる。
ところで、昔のプロ野球はダブルヘッダーというのがあった。
昼間からまず第一試合があり、少し休んで夕方にかけて第二試合を行い、その間入れ替え無しで楽しめるというものだ。相当時間がないと楽しめない興業ではある。
で、相当時間があるというか、ヒマを持て余している売れないマンガ家約二名は、まだドームではなかった後楽園球場にやってきた。
しかしこの日は、国民的人気選手の引退試合ということもあり、平日にもかかわらず大勢の観客がつめかけていた。おそらく仕事をさぼってやってきたサラリーマンと思われるスーツ姿の人もかなり見受けられる。この日ばかりは、売れないマンガ家もサラリーマンも、引退する選手に声援をおくり、その最終打席は併殺だった。嗚呼!
(明日に続く)

2014年4月5日土曜日

マンガ全席第33話【家出少年に説得】


かけだし漫画家の小津クンにも少しはファンがいる。
中には単なるマンガの読者でなく、漫画家志望の少年もいる。
そんな漫画家志望少年にとって、天才的な漫画家に対しては「ああなりたいな〜」という憧れだけだろうが、小津クン程度の漫画家なら「これくらいならボクでもなれるんとちゃう?よしなろう!」と思えてしまう。
ある日の事、漫画家志望少年が家出をして小津クンのところに向かっているとの連絡が警察から入って来た。
面識はないものの、何度か手紙のやりとりをしたことがある少年だった。
そんな手紙の中で小津クンは「キミはなかなかセンスがあるから何かあったら訪ねておいでよ」なんてテキトーな事を書いていたもんだから、それを真に受けた少年が家出して、向かっていると言うわけだ。
来てもらっても、昔の徒弟制度の時代じゃないから弟子入りなんてこともできないし、そのうちアシスタントを頼むかもしれないから、今日の所はひとまずウチに帰ってね!なんて説得しようとあれこれ考えていたがその必要は全くなかった。
雑誌に掲載されている住所をたよりに小津クンの住むアパートにやってきた家出漫画少年は、そのあまりのボロっちさにガッカリして、そのまま家に帰るのだった。ある意味、小津クンがグダグダ言うよりもよっぽど説得力のあるのが今の小津クンの生活ぶりだったのだ。とは言っても、小津クン自身はそれなりに楽しんでいるんですけどね。

2014年4月4日金曜日

マンガ全席第32話【ゲタばきデート】


1970年代のラジオは深夜放送全盛時代で、リスナーを招待しての公開録音コンサートがよくあった。
おカネのない小津クンは、このような催しによく応募していた。
応募するのはメールではなくハガキで、料金が7円から10円になった頃のことだ。
コンサートに出演するのは主にフォークソング系で、その中でもゲタばきがトレードマークだったのが、その頃「赤色エレジー」がヒットしていた、あがた森魚さん。
それに影響されてか、小津クンもゲタばきで公開録音コンサートにやってきたのだが、入り口でとがめられ、スリッパに履き替えさせられた。
ステージの上でのゲタは許されても、客席のゲタばきは許されないのだった。
めったにないデートなのに、履き替えたゲタをビニール袋に入れて、スリッパでペタペタ歩く姿では恋は生まれないのだった。愛は愛とて何にもならない。
(明日に続く)

2014年4月3日木曜日

マンガ全席第31話【個人情報住所篇】


昨日の電話番号ネタに続いて、今日は住所番地ネタ。
電話番号は流出してもまぁなんとかなる。イタズラ電話がいっぱいかかってきても、最終的にコードを抜いてしまえば一切呼び出しベルはならなくなる。
その点、住所が流出すると直接の影響があるので対処も困難になる。
情報流出ではないが、昔はマンガ雑誌のページの欄外に、「●●先生に励ましのお便りを出そう、住所は●●県●●市●●町●丁目●番地」などと詳細な住所が掲載されていた。
小津クンも子供のころは、そんな雑誌の住所をたよりに愛読するマンガ家さんのところに行ったものだが、時は流れいまや読者から訪問されるようになったわけだ。
しかし訪れる子供達は、かならずしも小津クンの熱烈な愛読者というわけでもない。たまたま自分の行ける範囲に小津クンが住んでいたのでやって来たなんてのもいる。サイン帳にサインしてくれというのでサイン帳を見たら、前のページには毒蝮三太夫のサインがあったりするのは、たぶん近所にラジオ番組の中継に来た時にもらったものだろう。
とは言え、数少ない読者をむげにするのもはばかられるので、お菓子をサービスしたり部屋にあげてマンガを読ませてやったりする。その結果、だんだん来訪者が芋づる式に増えて、放課後は毎日託児所状態になるのだった。
(明日に続く)

2014年4月2日水曜日

マンガ全席第30話【個人情報電話篇】


作者の立場からすると、マンガは作画するときよりも、構想を練っている時が一番楽しい。
構想が固まった段階で内容は完成しているのだが、作者以外にはイメージが見えないので、他の人にもわかるようにするのが、実際の画稿作成作業である。
そんなマンガの原稿制作は、読むスピードにくらべて桁違いに時間がかかるので、描いているうちにあきてくることがある。そんな時は背景で遊んでみたりする。群衆シーンの中に全裸の人物を配置したり、背景の看板に架空の商品名を表記してみたりだ。
いちばん安易なのが、看板の広告の電話番号。固定電話をひいたばかりの小津クンは、つい調子にのって自分の電話番号を書いてしまった。
その日から、イタズラ電話がちょくちょくかかるようになってしまい、後悔の日々がしばらく続くのだった。現代なら、うっかり自分のメールアドレスを書いてしまい、迷惑メールに悲鳴をあげるところでしょうか。
(明日に続く)

2014年4月1日火曜日

マンガ全席第29話【マンガ家専業宣言】


とりあえず学生でもありマンガ家でもある小津クンの生活は、まさに二足のワラジをはく毎日である。
しかし、ひとつ問題があった。
住んでいる場所と、通学する場所が離れすぎていたのだ。
そもそも上京して来た時に、何も考えずにマンガ同人誌「またずれ草」のメンバーが多く住む練馬区に居をかまえてしまい、通学する場所は全然関係ない吉祥寺というのが失敗の原因だった。
元々人ごみが苦手なのに、慣れないラッシュの電車通学は苦痛以外のなにものでもない。そんなわけで、いつしか学校への道が遠くなる。
結局、現実は学業も漫画家稼業もどっちつかずでパッとしなくなり、二足のワラジどころか、二兎を追う者は一兎をも得ずといった結果になってしまった。
そこで苦し紛れのマンガ家専業宣言だったが、マンガ家休業宣言にならないようにね、小津クン!
(明日に続く)

2014年3月31日月曜日

Pixelmator+ColorSync=?

画像ソフトのPixelmator(AppStoreで3000円)をMacBookProRetinaにインストールしてみた。
Mac専用というのがいいね!
もちろんMavericksにも対応している。

ざっとみたところペイントソフトのようだが、ドローソフトの要素もあるようで、例えると往年のDenebaのグラフィックソフトartWORKSみたいである…と言ったらよけいにわかりにくいか。
このPixelmatorで作ったRGB画像をColorSyncで開いてCMYK書き出したら、ちゃんとした印刷物の原稿になるんでしょうかね。
それと、どうにも腑に落ちないのが、色調補正メニューが見当たらないこと。command+kでトーンカーブが出てきたりするので、そのうちメニューのどこかで発見するとは思うが。

果たしてPixelmatorをバリバリ使いこなせる日が来るのか?

2014年3月24日月曜日

二冊の『絵本ジョンレノンセンス』


最近お気に入りの古本屋さんが「古書コンコ堂」。
図書館にあるような本、なにかの賞をとった本、ベストセラーになった本、電子書籍になった本等はあんまりない。
こじんまりとした店内は、自分の部屋の本棚を見ているようで落ち着ける。
そんなコンコ堂で面白そうな本を見つけて買って帰ったら、自分の部屋の本棚に同じ本があったなんてこともある。
たとえばこの『絵本ジョンレノンセンス』。
コンコ堂で見つけた時も、これ読んだ気がするな〜と思ったが、パラパラ頁をめくったらどーも読んだ記憶がないので買って帰った。
一日に数頁ずつちょっとずつ読んでいたが、内容に関して既読感が全然ないのでやっぱり初見なんだと思っていたのに、さっきふと目の前の本棚に目をやったら、この本の背表紙が視界に入って来た。
奥付を見たら、元々持っていたのは1980年の7刷(定価980円、まだバーコードがない)で、今回入手したのは1998年の28刷(定価1400円)だった。
二度あることは三度あるというから、この本をまたもう一度どこかで買うような気がしてきた。
さて、次はいつ、どこでなのか?

●結論
やっぱりMacBookProはUSキーボードにかぎるね。

2014年3月16日日曜日

脱原発信金のススメ



脱原発宣言の城南信用金庫は中高年にやさしい金融機関です。
ロビーで待つ間に、オネーサンがお茶と飴を持ってきてくれます。
もちろんカウンターには老眼鏡(笑)も置いてあります。
残念なのは、キャッシュカード発行が有料であること。
でもキャッシュカードを持たなければカードがらみのトラブルにも巻き込まれない訳で、これはこれでセキュリティ上も良い事かもしれません。
そんなわけで出金時には伝票に記入捺印して窓口に持っていきます。
そしてオネーサンに名前を呼ばれるまでしばしソファーに座って、前述のお茶と飴をいただきます。
店内も混んでいないので、他の金融機関のように、なんだか殺気立ってカードを握りしめた人々の列に並んでイライラすることもなく、精神衛生上もよろしいかと。

2014年3月7日金曜日

マンガ全席第28話【原稿のヨゴレ】


マンガの原稿はきれいなものから、そうでないものまでいろいろある。
修正部分が全然ないきれいな原稿から、二重三重にポスターカラーで修正して表面がゴワゴワになったものや、切ったり貼ったりの部分がいっぱいで原稿の裏をひっくり返したらセロテープがベタベタなんてのもある。
小津クンの原稿は、その中間あたりのヨゴレ具合で、可もなく不可もなしといったところか。まァ、原稿の内容も似たり寄ったりとも言えるが。
どちらにしても、紙原稿時代ならではのエピソードである。
現在のようなデータ原稿の時代から見ると、起こりえないエピソードとも言える。
データ原稿といっても、今のようにネット経由ではなく、当初はフロッピーディスク(FD)が中心だったので、本格的なマンガ原稿をこれで入稿するのには無理があった。
そこで次にやって来たのが光磁気ディスクとも呼ばれるMOだった。このMOならFDに比べて容量が大きいので、マンガ原稿の受け渡しも可能だった。しかし、FDに比べてMOは高価だったので、ディスクの表面に「要返却」なんて文字が書かれ、1枚のMOが何度も行き来していたのは歴史的事実である。
手から手へと渡るうちに、タバコのヤニやらコーヒーのシズクやらがMOの表面についたりして、だんだん汚れてくるのが常だった。
データ原稿なのにヨゴレがつくという、ある意味において過渡的な媒体がMOだったのかもしれない…などと、別に感慨に耽るような内容のマンガではないのだった。
(いつになるかわからないけど、次回に続く)

2014年3月6日木曜日

マンガ全席第27話【研鑽の日々】


マンガ家としての輝かしい未来を夢見て、研鑽の日々をおくる小津クンの日々は忙しい。
映画『イージーライダー』を見たり、小説『赤頭巾ちゃん気をつけて』を読んだり、時間はいくらあっても足りない毎日である。
しかしながら、映画を見たり小説を読んだりすることは、将来のマンガ家生活にはそれほど重要ではない。いちばん大事なのはペンを持つ事だ。
そんな小津クンが、ペンを手にして今いちばん熱心に取り組んでいるのは、いつの日か著書のサイン会でおこなう予定のサインの練習。
あんまり崩しすぎると読めないし、きちんと書きすぎると単なる署名になってしまうしで、サインもなかなか難しい。
そんなことする暇があるのならマンガの原稿を描けよ!と叫ぶハエのセリフは100%正しいのだった。
それにしても最近ハエの姿をあんまり見なくなったね。
今回のオチとは関係ないけど、映画版『赤頭巾ちゃん気をつけて』に出演した森和代チャンも可愛かったね。
(明日に続く)

2014年3月5日水曜日

マンガ全席第26話【原作是非論争】


マンガは絵が大事なのか、話が大事なのか。
そもそもマンガは絵と話でできている、絵と話が合体したものなら絵物語とどうちがうんだ、とか考え始めたら夜も眠れなくなる。
マンガ同人誌「またずれ草」の面々の間でも、そんなある意味不毛な論争が続いていた。
絵はヘタだけど話が面白いタイプ、絵はうまいが話がダメなタイプ、絵もそこそこ話もそこそこなタイプ、いろんなタイプの同人達の目下の論争のテーマは、マンガの原作は是か非かというものだった。
まぁ、読者としてはマンガに原作があろうとなかろうと、面白ければそれでいいのである。
で、マンガの描き手として一番ダメなのは、絵もダメ、話もダメ、というタイプというのは自明の理なのだった。
(明日に続く)

2014年3月4日火曜日

マンガ全席第25話【名刺交換】


いろんな人が集まるパーティだから、タダメシを食らうだけでなく地道に営業活動もおこなう小津クンだった。
まずは人脈作りの第一歩として名刺配りから始まる。
プリンタで自前の名刺を作るなんて時代はまだまだ未来の事で、この頃はお金を工面して印刷屋さんに頼むしかなかった。
お金のない小津クンの名刺は、なんとゴム版による手作り名刺だった。
今でこそ、そんな名刺を渡したら「わ〜手作り感100%でかわい〜」とか言われそうだが、当時はただ金欠のなせる技だった。
そんなにも苦労して作った名刺が、飲みものが入ったグラスの下でコースターがわりに使われているのを見て、静かに涙ぐむ小津クンだった。
そもそも名刺を配って人脈作りなんて発想が、夢多きマンガ青年にはそぐわないのにね。
(明日に続く)

2014年3月3日月曜日

マンガ全席第24話【マンガ賞パーティ】


出版社が制定するマンガ賞は授賞式のあとに祝賀パーティがある。
マンガ同人誌「またずれ草」同人にも招待状は届く。
ただし壇上で受賞の挨拶をしたりするようなことはない。その他大勢のにぎやかしみたいなものだ。
出席する小津クンたちの目的はただひとつ、パーティの料理でその日の食費の一食分を浮かす事だけ。
中央の大テーブルに並べられた料理の前に陣取り、下品にムシャムシャやって周囲の顰蹙をかうのだった。
(明日に続く)

2014年3月2日日曜日

マンガ全席第23話【真夏の編集部】

今と違って、昔の出版社はあけっぴろげだった。
社内に入る為のチェックなんか全然なくて、勝手に編集部まで入っていけたものだ。
ただ、いきなり行っても誰もいないなんてことがよくあるので、原稿持ち込みにもTPOが大事なのだった。
このマンガの編集部の場合は、夏の晴れた日の平日が狙い目。
そんな日は、男性編集部員のほとんどは在席している。ただし机の前でなく、窓際に集中している。
窓際と言っても閑職に追いやられたわけではない。隣接する女子校の屋上プールがそこからよく見えるからなのだ。
そんな日にやってきた小津クンも編集者達に混じって窓際に立ち眼下のプールを眺めるのだった。真夏の昼の夢のようなひとときだった。
(明日に続く)


2014年3月1日土曜日

マンガ全席第22話【たびかさなる打ち合わせ】


同人誌はともかく、商業誌のマンガとなると、作者が勝手に描けばいいってもんでもない。
担当編集者との綿密な打ち合わせも必要になる。
作画前のネーム段階で、編集側がツベコベ、いや、アレコレ意見を出して来て修正していく作業である。漫画家側からすると、内容が面白ければ打ち合わせ1回でゴーサインを出してほしいものだが、なんだかんだあって何回も手を入れるのが普通らしい。だんだん経験を積んでくると、このへんの呼吸がわかってきて、最初のネームではわざと不完全な構成にして、つっこみどころを用意したりすることもある。
で、結局のところゴーサインが出たのは、一番最初のバージョンのネームだったりすることもある。なぜ、そんなことがあるかというと、何回も打ち合わせをして、よけいな口出し、いや、的確な助言を出してきたと自負する編集者自身が、最初のバージョンがどうだったかを覚えていないことがよくあるからだ。
というわけで、漫画家と編集者の打ち合わせのほとんどは時間の浪費である。しかし、そんな中から別の発想が出てくることもあるから、あながち無駄とも言えないのである。じゃあ、打ち合わせはしたほうがいいのか、しないほうがいいのか、どっちなんだと言われそうだが、世の中のほとんどの問題と同じで、そんなのどっちでもいいや!というのが結論である。
(明日に続く)

2014年2月21日金曜日

久しぶりにCDを買いました。Hi,how are youの『?LDK』です。


京都のバンドHi,how are youの『?LDK』というアルバム。
全体に流れるヘナヘナ感が、昔のソノシートを聴いているようなカンジ♫

で、これをiPhoneで聴きながら東京メトロ東西線に乗っていると、いつのまにか京都市営地下鉄東西線に乗っているような気がしてきて、思わず京都市役所前駅で下車してJET SET KYOTOに行ってしまいそうになる、そんなサウンド♫

iTunes Storeで買うと1200円ですが、あえて1500円のディスクをJET SET KYOTO(ここで買うと手作り感ありすぎのオマケCDRがついてきます)で買いました。ついでにJET SET KYOTO POINT CARDまで作ってしまいました。

えーと、またまた関係ないんですが、iPhone5につけているのは、大昔に何かのMac関連イベントでもらったEudora ARTのネックストラップ。Eudora(ちょっと個性的なポストマンの起動画面が印象的でした)とはメールソフトの名称だと思うが、Eudora ARTというのは記憶にないです。

2014年2月13日木曜日

『明治日本の植民地支配』と『ジャーナリズム考』を読んでいる。ついでにiPhone5にウクレレ用のピッチパイプの紐。


なんとなく併読しているこの二冊の組み合わせ、内容に関連があるのかないのかよくわからないが、ちょっとずつ交互に読んでいる。
いまのところ、読んだページ数では、前者の方がリードしている。
それにしても、『明治日本の植民地支配』(厚さ約2cm)の方はともかく、『ジャーナリズム考』(約5cm)は最後まで読めるかどうか心配になりそうなページ数ではある。たぶん今月中の読了は無理でしょう。
えーと、関係ないですが、iPhone5につけている紐はウクレレ用のピッチパイプについていたものです。意外と使い勝手がよいもんで。