2009年1月29日木曜日

「妙心寺」展の玩具船

日本美術史の試験で、妙心寺の美術品についての問題がわからなかったことがある。
それ以来妙心寺が気になっていたが、今回その悔しさを解消すべく、とある日に東京国立博物館に出かけてみた。
正式名称は、開山無相大師650年遠諱記念特別展「妙心寺」という長〜いもの。

いちばん印象に残ったのは、国宝級の貴重な書画ではなく、重要文化財の『玩具船』。
秀吉の子供の棄丸のためのものと説明にある。子供なら充分に乗って遊べるくらいの大きさである。
船の横にはやはり棄丸用の小さな武具も展示してある。
このようなものが残っているところをみると、秀吉と妙心寺の関係は深かったんだろう。
件の日本美術史の試験問題だが、棄丸の船に関してのものではなかったと思うが、いったい妙心寺の何に関してだったかは覚えていない。
会期中にもう一度出かけて勉強したほうがいいかもしれない。

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