2015年5月27日水曜日

『わたしの少女マンガ史』を読んでいる

40年以上の漫画家稼業で、少女誌の仕事は少女フレンド(講談社)と少女コミック(小学館)で少しばかりやっただけなもんで、正直な所少女マンガに関しては素人同然です。
そういえば、少女コミックの何かの連載マンガで、ちょこっとお下品な描写をしたら、そのページがビリビリに破られて封筒に詰めて編集部に送られてきたことがありました。
その投書の主は、当時少女コミックに連載されていたあるマンガ家さんのファンで、自分の敬愛するマンガ家さんの作品が掲載されている雑誌に、こんなお下品なマンガが一緒に掲載されるのはガマンならないというものでした。
なるほどな〜と思ったものでした。
何がなるほどなのか、よくわかりませんが(笑)。
というわけで、この本を読んで少女マンガ史のおさらいをいたしましょう。

『わたしの少女マンガ史』の著者の小長井信昌さんは集英社と白泉社で大活躍された名編集者です。なんとマンガ編集者生活50年!
そんな氏が、編集者を志す人に贈る、以下の言葉が素晴らしい。
編集者を志す人よ、本当に編集をやりたいと思ったら、編集長になり給え。無理なら社長でもよいが…?
まさに、編集長も社長も経験した人ならではの名言でありますわいな。

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