2017年11月5日日曜日

一番最後に『マルクス一番乗り』

いろいろ雑用があって、なかなか東京国立近代美術館フィルムセンターの上映企画「ジョージ・イーストマン博物館映画コレクション」に足を運べなかったが、なんとか最終日の最終プログラムに間に合った。
最終日の一番最後なのに、見た映画は『マルクス一番乗り』(A DAY AT THE RACES)。
ずいぶん前に、ミニシアターかライブハウスで、荒れた画像の字幕なしバージョンを見た記憶があるが、今回は日本語字幕もあり大画面で楽しめた。
そういえば、フィルムセンターが入場整理券を発券するシステムになって初めて来館したが、到着した時は既に開場後だったので整理券を手にする事もなく、いつものように入場列に並んで入った。
ボクの前にいた女性も整理券を持っていなくて並んでいたようだが、前方で守衛さんが「整理番号○○番の方〜」と言っているのをきいて不安になったらしく、ボクの方に振り返って「この列、整理券なしで並んでいいんですか?」ときいてきた。
「ボクも持ってないから大丈夫!」と根拠のない自信たっぷり感丸出しで答える。
入場受付デスクの前まで来ると、守衛さんの「はい、73番の方〜」の声。定員は310人だから、整理券を出すまでもない。整理券に関する手間があるせいか、いつもより列の進みが遅い気がする。
例の女性も、連れの男性が後からやってきて無事に合流できたもよう。
映画の内容についてここでは書かない。
そもそも、その映画を見ていない人に、その映画の説明をするのは、かなり難易度が高いものである。
ましてやマルクス兄弟の映画は、見てない人に向かってその面白さを力説してもほぼ伝わらない。
寒空はだか師匠の面白さを伝える困難さと、同じくらいの難しさである。
この例えだと、ますますわかりにくくなったみたい。

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