2012年8月25日土曜日

『まんが日本の歴史人物事典』9刷出ました


本日、小学館より『まんが日本の歴史人物事典』9刷が出ました。
思えば、これを描くためにトーハクにたびたび通ううち、いつのまにか博物館ボランティアまでやるきっかけになった一冊なのであります。
トーハクのミュージアプショップにこの本は置いてないようですが、今度こっそり書棚に置いてこようかしらん(笑)。
というわけで、目標100刷まではまだまだ遠いけど、とりあえずの目標10刷は、なんとなく現実味を帯びてきたようです。

2012年8月22日水曜日

カバー用原稿を褒められた


これが、約400ページかきおろし単行本のカバーイラスト用紙原稿。
今回、原稿は全てデータ制作で、サーバに置いたものを編集者に落としてもらう方法をとったので、この企画で唯一紙原稿を直接手渡しする機会は、この原稿が最初で最後。

で、原稿を見た担当編集者の一言がすごかった。
「うまいですね…」
思わず
「はい」
と答えてしまった。
編集者は、最初の読者であるから、このようなお言葉をいただくと、とても心強いものである。

というわけで足掛け3年のこの企画、ダラダラと進行していたので、最初の方のページは既に校正紙が出てきていて、約100ページくらい持ち帰ってチェックしてみたら修整忘れページを発見。
しかしデータのいいところは、紙原稿みたいに切ったり貼ったりする必要がないこと。
さっそく修整してデータを渡したのだが、なんだか他にもチョコチョコ手を加えたい欲求にかられて、それをおさえるのに一苦労した。
紙原稿なら、えいやっと描ききって、パッと渡してあとはヨロシクと思い切りが出来るのだが、データだとほんとにキリがない。
でも、印刷されてしまえば、読者側からするとどうやって制作したかなんてのは関係ないんですがね。

制作側で一番の違いを感じるのは、原稿が完成したとき。
紙原稿を、机の上でトントンとやって端っこをそろえ、おもむろに封筒に入れるあの感触。
これはデータでは味わえないもんじゃないでしょうか。
は〜トントン、とね。

2012年8月18日土曜日

40年ぶりの読者との出会い


先日コミケ会場で、見知らぬ中年男性に声をかけられ、その場の流れでなんとなく差し出された名刺をいただいた。
その名刺の名前に記憶はない。

なんと、その人は40年くらい前に小学館発行の『小学四年生』という雑誌の読者だったのだ。
その当時、彼はもちろん小学生で、ボクは若手漫画家だったわけだが、今となっては二人ともただのオッサン。

その『小学四年生』も今年の3月で休刊した。
時が流れているのを実感する。

ふと仲宗根美樹のヒット曲を思い出したが…アレで流れるのは、時ではなくて川だった。
「病葉」という言葉をあの歌で初めて知ったのは、ボクが小学四年生の頃のこと。

2012年8月13日月曜日

博ボラ日誌その59 森鴎外と十手


博物館ボランティア活動のためにトーハクに行っても、けっこー忙しくて展示物を見る時間があまりとれないことが多い。
そんなわけでたま〜に早く館についた時には、ボランティア活動前に館内をかる〜く一周してみる。
先日、珍しく早めに出かけて目についたのがコレ。
見てわかるよーに、十手。
と言っても銭形平次が使っていたものではない。
なんと1920年(大正9年)に、森鴎外からトーハクに寄贈されたものとのこと。
しかし、なぜに森鴎外が十手を?
実は森鴎外は帝室博物館総長だったこともあり、トーハクとは縁の深い人物なのでありました。
そんなこんなの、あれやこれやが興味深い「東京国立博物館140周年特集陳列 生誕150年 帝室博物館総長 森鷗外」の展示は、本館1階16室で9月9日まで。

2012年8月11日土曜日

コミケの出展サークル専用通行証


オープン前のコミケ会場でチラシを撒く作業の際に必要なサークル作業員証はちょっとアレでしたが、当日会場に入る際に必要な出展サークル専用通行証はこんなカンジ。
というわけで、8月12日(日)東京ビッグサイト西2ホール「す」14aの「新つれづれ草」のブースに、いざ出陣!

2012年8月8日水曜日

コミケのサークル作業員証


このブログはFacebookに連動しているので、Facebookをご覧の方には、「またコミケの話かよ」とお思いかも知れませんが、このブログにはコミケ関連のエントリがまだなかったみたいなので、とりあえずアップしておきます。
というわけで、これは21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』のコミケサークル作業員証。
明日から会場の東京ビッグサイトで、事前のチラシ置き作業がスタートするので、入場の際に必要なカードなんですが、ちょっとペラペラでしょぼい気も(笑)。
で、参加するコミケの正式名称はコミックマーケット82で、期日は2012年8月12日(日)10:00~16:00、場所は東京ビッグサイト西2ホール「す」14a。
参加サークル名は『新つれづれ草』です。

2012年8月6日月曜日

マウスと消しゴム


なんだかマウスの動きが変だなと思って、ふと手元に目をやったら、手の中にあったのは大きなサイズの消しゴム『でかでかまとまるくん』。
でも、大きさといい、重さといい、そっくり。
いっそのこと両者を合体させた『消しゴム付きマウス』なんていう新製品が出ないもんかな…。

2012年8月5日日曜日

博ボラ日誌その58 巫女と博徒の歌合


ある夏の日、トーハクから一通のメールが届いた。
送信元は、博物館ボランティア担当者。
受信したのは、出席率の悪いボランティアメンバー。
そのメールの内容は、「オラオラ、ここんとこボランティア活動に出席してないけど、やる気あんのか〜?これ以上来ないんなら登録抹消じゃ〜、それがいやならとにかく出てこんかいワレ〜」(超意訳)。
もちろん出席率が著しく低いボクのところにも、このメールが届いた。

で、先日久し振りにトーハクに行って、ボランティア活動前に館内を見てまわって、目についたのがコレ。
メモをとらなかったので記憶がはっきりしないが、たぶん『東北院職人歌合絵巻』。
いろんな職人が歌合をする絵巻だが、その中のひとつが、この博徒と巫女の歌合。
それにしても、画面左側の博徒の股間はとっても涼しそう…。

2012年7月29日日曜日

『「デモ」とは何か』と『完訳日本奥地紀行1』を読んでいる


共通点はどちらも歩いているところ。
デモは3.11以降の道を歩いている。
イザベラは明治時代初頭の東日本を歩いている。
イザベラが3.11以降の東日本を歩いたらどう感じただろう…なんてことを考えながら、この二冊の本を併読している。



2012年7月24日火曜日

コレは便利!双方向音声やりとり


iPhoneのテキスト入力法はいろいろあるが、最近はメッセージもメールも音声で入力している。
その理由は、指で入力するより音声の方が圧倒的に早いから。
何回か連続してメールをやりとりする場合でも、素早く返信できてよいなぁと思ったが、よく考えたら音声で入力するのでなく、音声を直接相手に伝えたらもっと能率がよいことに気づいた。
音声による双方向のやりとり…。
そう、電話すればOKな話なのだった。
というわけで、iPhoneでいちばん使わない機能だった電話はとっても便利、ということに今更ながら思い当たったのだった。
ちなみに音声入力対応アプリの目印は、このマイクアイコン。

2012年7月17日火曜日

博ボラ日誌その57 トーハク140周年スタンプラリー



ここんとこ博物館ボランティアに行けないので、きょうは罪滅ぼしに在宅ボランティア活動をしてみる。
今年トーハクは開館140周年を迎え、いろんなイベントを開催している。
140周年スタンプラリーもそのひとつで、参加方法は単に台紙にスタンプを6個押すだけ。
ただし一度に押せばいいというものではない。
毎月スタンプの種類が変わるので、デザインの異なるスタンプを6個押すと言うことは、異なる月に6回はトーハクに行かなければならない寸法だ。
そこで「よしスタンプラリーに挑戦してみようじゃないか」と思ったあなたにぴったりなのが年間パスポート。
会員証は、その年の干支の動物がデザインされていて、12年分集めるのもなかなか楽しいものでげす(なぜか急に三遊亭円生の口調)。

というわけでこの催し、今年の1月から来年の3月までなので今からスタートしても充分に間に合う計算になるのだが、気になるのはスタンプラリーでもらえるオリジナルグッズの内容。
中身は開けてのお楽しみということで、ここでは箱の外観だけの披露にとどめておく。
グッズは二種類あるらしいので両方ゲットするには、12ヶ月トーハクに通わなければならないことになる。
う〜む果たしてどのくらいの人が完遂できるかはビミョーなところ。
ちなみにオリジナルグッズは先着3000名様限定の、スタンプラリーなのでラリます。

2012年7月16日月曜日

パレードは行くよ♫


昔のデモとちがって、今のパレードは気楽に参加できていいもんだ。
たとえば、たまたま歩いてる時にパレードがやってきたら、その中にはいって次の信号まで一緒に歩くだけでもOK!
これなら、人ごみは苦手、暑いのはいや、なんていう人でも大丈夫。
何万人も集まれば、久しく会っていなかった人に会うことだってあるかも知れない。
つい先だっても歩いていたら、名前を呼ばれて振り向いたら旧知の人がそこに立っていた、なんてことがあった。
てなわけで、山下達郎のメロディを口ずさみながら、パレードは行くよ〜♫