2011年11月21日月曜日

『原子力帝国』を読んでいる

1989年初版(520円)の『原子力帝国』 (現代教養文庫) ロベルト ユンク(山口祐弘・訳)を読んでいる。

松鶴家千代若師匠なら言うだろう。
「ゲンパツもうやめよーよ」

2011年11月19日土曜日

辰年の竜馬

来年のことを言うと鬼が笑うそうだが、もうそろそろ言ってもいいころだろう。
来年早々に開催される、龍馬をテーマにして、マンガ家やイラストレーターが描いたものを展示する企画に参加することになり、構想を練っている。
先にやらなければいけないものより、こーゆーもののことを考えるほーが楽しいので、ついつい熱中してしまうのだった。

2011年11月17日木曜日

博ボラ日誌その49 カラシの袋が破れない


トーハクはこの季節、庭園開放中で、のんびり紅葉狩りができる。
園内には、珈琲屋の自動車(博物館ボランティア仲間のTさん談)も出ていて、ちょっとしたメニューがあり、ランチの時間がとれない時などは、コーヒーとホットドッグで一息つける。

しかし、問題はカラシ。
ケチャップとカラシは小さな小袋に入っていて、自分でつける方式なのだが、ケチャップはともかくカラシの袋の口が堅い。
指先に力を入れても袋が切れず、結局カラシなしで食べるハメに。
確かに自分が非力なのは認めるが、同じくボランティア仲間のFさんもカラシの小袋が開かず苦戦していたから、やはりこの袋は破りにくいのだろう。
ウリャ〜とパワー全開で力をこめて無理矢理引き裂くと、周辺に飛び散る可能性もあるので、白っぽい衣服の場合は、手加減しつつ力を込めるのが肝要かもね。

2011年11月14日月曜日

風邪には広島風お好み焼きが効く


ちょっと風邪気味なので、広島風お好み焼き。
と言っても食べるのが主ではなく、作るのが主。
たぶん鉄板の前に立ってあれやこれやの動作をするうち、鉄板の熱で体が暖まり血行がよくなるのではないかとにらんでいる。
ホントは黒光りする鉄板がいいのだが、家庭ではホットプレートで代用する。
作ったのは、もちろんウドン入り。
広島風お好み焼きを箸で食べるような素人(笑)の家族にはソバ入りを作るが、自分のためにはもちろんウドン入り。
作って食べて、こころなしか体調がよくなったような気がする。

ところで広島風お好み焼きも、昔はソバかウドンが入っているものと相場が決まっていたが、最近は(以前からあったけど知らなかっただけかも)広島風お好み焼きもいろんなバリエーションが出てきて、庄原焼きとか府中焼きとかいろいろあるらしい。
そのうち挑戦してみたいが、具体的にどんなものなのか知らないので、とりあえずはウドン入りをもう一枚焼く事にする。

2011年11月10日木曜日

博ボラ日誌その48 一休さんと左卜全


ボランティア活動のミーティングで、12月11日までトーハク本館3室で展示中の一休和尚像の顔が、誰かに似ていると言う話題が出た。

ボク「左卜全じゃないですか?」
館の若いスタッフさん「誰ですか?」

更に「ズビズバ〜♫のおじさんですよ」と言おうかとも思ったが、ますます混乱しそうなのでやめておいた。
で、画像は『まんが日本の歴史人物事典』の一休宗純さん。
これ、なんだか左卜全というよりも、自分に似ている気がする(笑)。

2011年11月4日金曜日

博ボラ日誌その47 転ばぬ先のiPhone4S

トーデンのブラフにまんまとひっかかったのか、トーハクは3.11以来節電体制が続いている。
元々博物館は薄暗いので、お客さんのいる場所はそれほど変化はないのだが、博物館のスタッフやボランティアが利用する関係者用通路は全く照明がついていないところがある。
そんな時に活躍するのがiPhone4S!
裏面のLEDフラッシュを点灯して、懐中電灯がわりに使える便利なアプリがあるのだ。
その名もズバリ、『懐中電灯』。
これさえあれば全面停電しても大丈夫!
う〜ん、毎日無理矢理にiPhone4Sを使う日々が続くのだった。

などというくだらないエントリーが、いつの日か原発がなくなった世の中で、笑い話になるのか、それとも3.11の教訓を生かさず、その後も原発推進をして、とうとう誰もいなくなってしまうのか、予断を許さない日々が続く。

2011年11月2日水曜日

目覚ましはSiriで


iPhone4Sの私設秘書ともいえる、Siriとの英語での会話にもだいぶ慣れてきた。
今回は、これまでのように「今何時?」とか、「私をボスと呼べ」といった直接的な命令ではなく、間接的な表現で試してみた。

「明日の朝7時に起きる」と言ってみたところ、「タイマーを7時にセットしました」とSiriが応えた。
ほんとにセットできたのか半信半疑で、タイマーを開いたらちゃんと7時にセットされているではないか!
偉いぞ、Siriチャン!

でも、Siriに話しかけ、更にタイマーを開いて確認する手間を考えたら、最初から自分で手動セットしたほうが早かった気がする。
そもそも、最初は「wake up」の発音が悪くて、聞き返されてしまい、ヘンリーおじさん仕込みの英語で再挑戦して、2回目にやっとSiriちゃんにわかってもらえたような次第だから、現段階では絶対に自分でセットしたほうが早い。
てなわけで、Siriとの対話は続く…。

2011年10月31日月曜日

『ネット・バカ』を読んでいる

なんかタイトルがすごい。
原題は What the Internet Is Doing to Our Brains.

題名からわかるように、ネット関連語もたくさん出てくる。
その中で、「ブラックベリー」はカタカナでそのまま「ブラックベリー」だが、「アイフォーン」は「iPhone」と表記されている。
縦組の本でそこだけ英字が横向きになっていると妙に目立つ。
アイフォーンは iPhone と書くお約束なのだろうか。
まぁ、たしかに「アイフォーン」と書くと、なんだか間延びした感じになり iPhone とは別物の感があるのは否めない。

で、第一章「HALとわたし」を読み始めたら、銀行の手続きやオンラインショッピングなど、オンラインで出来ることがいくつか列記してあった。
その中ででひっかかったのが、運転免許証更新の項目。
なるほど〜、運転免許証更新がオンラインでできれば便利。
わざわざ警察署や免許センターに行き、写真を撮られ、交通安全ビデオを見せられ、読みもしない交通安全冊子をお土産に半日つぶす現状からすれば、運転免許証更新がオンラインでできるシステムは素晴らしい。
…などと、本書のテーマとはあんまり関係ない箇所に注目しつつ読みすすめている。

ところで、HALといえば、現実の世界ではSiriが話題になっている。
これのためだけでも、アイフォーン、いやiPhone4Sを持つ意味はあるのではないかと思うのだった。
ちなみに今、Siriは私のことをBossと呼んでくれる。
そーゆーふーに言えって命じたからなんだけど、最初はBusと呼ばれた。
私のコマンドの発音が悪かったんだからしかたないが。

2011年10月30日日曜日

暗雲立ちこめる iCloud の日々


iCloud と Apple ID 関連で右往左往している。
iCloudを利用するには、Apple IDが必要ということで、iTunes Store で利用しているもので登録しようとしたら、パスワードがダメとの警告が出たのがそもそもの悲劇の始まりだった。
ずいぶん以前に設定したものなので、パスワードが単純すぎたようで、作り直すことにした。
そうしたら、アカウント名を使用しているメールアドレスにしなさいとのメッセージ。
実はかなり前に作ったApple ID なので、アカウント名が今では無効なドメインのアドレスになっていたのだ。
で、これも現在使用中のメールアドレスにして設定変更完了!

この Apple ID で無事に iCloud の設定も完了してやれやれと思ったが、ひとつ不安が…。
一度にアカウント名とパスワードを変更したわけだが、もしかして新しい Apple ID を作ってしまったのではないかと。
あわてて MyAppleIdで確認したら、ちゃんと住所などの情報も、これまでの古い Apple ID から受け継がれていて一安心。
次に iTunes Store でちゃんと使えるか確認してみようとしたら、なんとプリペイドカードでの残額が表示されないではないか!
クレジットカード決済ではなく、iTunes Card を利用しているのだが、まだ800円くらいという中途半端な金額が残っていたはずなのに。

とりあえずアップルストアに電話してみた。
電話では扱わずメールのみでのサポートだとのこと。
どこにメールを送ればいいのかよくわからず、なんとかそれらしい所を見つけて送信したら、48時間以内に返信するとの自動返信がありそのまま待つこと48時間、ついに何の連絡もなくもうあきらめたころメールが届いて、やれ嬉しやと思ったら窓口がちがうよとのメールだった。
その窓口の案内がしたためてあるのだが、わかりにくく結局あきらめた。

う〜ん山道と同じく、迷ったらわかるところまで引き返すのが鉄則だ。
この場合、iCloudを利用しようとした時点だから、まずはiCloudを削除すればいいような気もするが、更にまずいことになりそうな予感もある。
iCloudに暗雲立ちこめる日々は続く…。

2011年10月28日金曜日

iPhone4Sの「自分の番号」が「不明」


iPhone4Sの設定をいろいろ確認していたら、「自分の番号」が「不明」になっていることに気づいた。
ちゃんと電話もかかるしべつに支障はないのだが、気持ちは悪い。
この部分は自分では修正できないので、もしかして開通時の入力忘れなのか?
さっそく担当してくれたスタッフの名刺を握りしめアップルストアに殴り込み(笑)をかけてみた。
しかし、そのスタッフは休みとのことで、たまたま応対してくれた女性スタッフに症状を話したら、
「ウチではできません」
とキッパリ言われてしまった。

しかし次の瞬間、彼女は私のiPhone4Sを手にとり
「ちょっと再起動してみますね」
と言って言葉通り再起動をした。
起動する時間の中で、私は考えた。
「そうだよなぁ、とりあえず再起動だよな〜。もし自分が他人に同じような症状を相談されたら、そうするよな〜」

起動画面の白いリンゴを見つめる私と彼女。
「これで症状が改善されたら面目丸つぶれ、初心者みたいでかっこ悪いよな〜」
と思っているうちに無事に起動し、設定画面を開くと…。
「はい、ちゃんと表示されました」
とその女性スタッフは笑顔で、私にiPhone4Sを手渡す。
そのまま帰るのも悲しいので
「iPhone4Sすごい人気ですね〜まだ外にけっこう並んでますね〜」
「はいおかげさまで」
なんていう世間話をして、逃げるようにアップルストアをあとにしたのだった。

教訓。
他人のトラブルには冷静に助言ができるのに、なぜか自分のトラブル時には及び腰になる。
う〜ん、教訓といったものではないな、コレは。

2011年10月25日火曜日

信号が変わるまでの決断


いや〜、昨日10時半頃アップルストア銀座付近をグーゼン(?)通りがかったら、アップルストアから山野楽器方面にある宝くじ売りボックスあたりまで30人くらいの行列があってビックリ。
iPhone4S発売から10日経ち、まだこんなに並んでるというか、もうこのくらいしか並んでいないとみるか判断は分かれるが、一瞬の決断で最後尾に並んだ。
11時頃には50人くらいに列がのびた頃、アップルストアのオネーさんが希望のカラーと容量をききつつリクエストに準じたカードを配り始めた。
きけば、あと3~4時間待ちとか。
う〜ん、2時間くらいなら待ってもいいが、5時間以上となると、とても待つ気にはならないが、3~4時間はビミョーだよね〜、と後ろに並んでいた青年と顔を見合わせる。
その青年、ドコモからの乗り換えでソフトバンクで契約するという。
どうも思ったよりauを選ぶ人は少ないようで、時々オネーさんがやってきて、「auのお客様はどうぞ」といって順番を繰り上げて手続きのため店内に誘導していくのだが、その数は少ない。
8対2くらいの割合でソフトバンクのようだ。

で、その青年、オネーさんが配ったカードを見つめて思案している。
12時半にアポがあるらしく離脱するかどうかの判断を迫られている様子。
「打ち合わせなら、ここに来てもらえばいいのに」
という私の無責任な助言には目もくれない。
離脱する時は、その注文カードをアップルストアに返却するのだが、そのカードには10/24と手書きメモがある。
それを見た私の2回目の助言
「じゃあ打ち合わせが終わった後、午後にそのカードを持ってくればいいんじゃないの」
青年の目はキラリと輝く。
その目は前方の、アップルストアから松屋(牛めし屋じゃないよ百貨店のほう)を結ぶ横断歩道の先にある信号を見つめている、
「信号が変わるまでに決断します!」
青年がそう言い終わるやいなや信号がかわり、次の瞬間青年はスタスタと松屋横の東京メトロへの地下入り口に向かって歩き始めていた。
「じゃっ、お互いうまくいったらiPhone4Sゲットだぜ」
と別れたのだが、いま思うと連絡先をきいて、その後の動きを報告してあげればよかった。

てなわけで、その後もがんばって並んで、
「なんだお前たちiPhone4Sで並んでるのか、俺なんかもう持ってるもんね〜」
とiPhone4Sを見せびらかした白人のおっさんが来たり、
「予約の列ですか?」
ときいている日本人客に対して
「そう、並んでください」
と、ある程度日本語がわかる外国人スタッフが間違って教えてるのを訂正して
「いやこれは予約しないで並んでるんです」
と説明したりしてる間になんとか手続きが終わり、iPhone4Sを手にしたのが午後1時前。

たしかにあのまま並んでいたら、あの青年はアポに間に合わなかったが、その後またやってくれば入手できるくらい列は短くなり、せいぜい10人程度の行列になっていた。
果たしてあの青年は、無事にiPhone4Sを入手できたのだろうか。
このブログを読んでいたら連絡してよ、と言っておく。
それにしても、信号が変わるまでの決断とは、いいね!