2010年5月6日木曜日

博ボラ日誌その9

これまでは、先輩の博物館ボランティアとペアで活動していたが、ついに今月からは一本立ち。
なんか難しい質問をされたら困るから、難しい質問をしそうな人が近づいてきたら目を合わせないようにすることにした。
万一に備えて、博物館の案内説明pdfをiPhoneに入れてはいるが、動作がいまいちなので、どうも実戦には役立ちそうにない。
相手もiPhoneユーザなら、またちがった意味で話が盛り上がるかも知れないが。

そんなわけで、中国語OKバッヂをつけて現場に立った。
とはいってもほとんどは日本人の来客だから大丈夫だろうと、気軽に近づいて来た青年に声をかけたら、こっちを見てキョトンとしている。
こりゃもしかして中国人かと思い、慌てて脳内を中国語に切り替えて確認したら、やはりそうだった。
最近は中国語を使う機会がないので私の中国語はひどいのだが、あなたは私の中国語を聞いてちゃんとわかりますか?などという言い訳を言いつつ時間を稼ぎ、なんとか会話をすすめて、ワークショップを楽しんでもらった。

そのあとやってきた女性はどうみても日本人顔。
自信をもって日本語で話しかけるが反応が悪い。おお、中国人2連発かとはりきるが中国語は通じない。よっしゃ、韓国人だなと朝鮮語に切り替えるがこれもダメ。
突如彼女が口を開いた。English...。
意外な展開にとまどいつつも英語に切り替えるが、もはやしどろもどろ。英語OKボランティアにタッチ。

その後、英語OKボランティアと話したのだが、来客用のロッカーの説明英文が間違っているそうだ。
ボクが付けている中国語OKバッヂの文章も文法的には間違っている。最初に会った中国人青年にこのバッヂを見せて、文法はどうかときいてみたが、だいたい合ってるような返答ではあった。しかしこの青年は台湾から来た人なので、バッヂの簡体字がちゃんとわかったのかどうかは定かではない。

そうしていると、なんとなくキョロキョロしている欧米系外国人がいたので、英語版リーフレットを手渡そうとしたらフランス人だった。なかなかうまくいかないもんである。
と、こう書くと外国語案内が主要業務のようだが、その実態は、トイレの場所やら、館内で迷ってしまい出口をたずねる人への対応がほとんどなのでした。

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