2011年5月5日木曜日

博ボラ日誌その36 博物館でマンガと仏像


トーハクで今話題なのが、手塚治虫作品『ブッダ』の原稿と仏像のコラボレーション企画、「手塚治虫のブッダ展」
やや黄ばんだ紙に、ホワイトの修正が目立ち、今となってはなつかしい写植が貼りこんである原稿は、年月を感じさせる。
お世辞にも会場は広くなく、いつもは無料で開放しているスペースには、額装された原稿を興味深そうにに見入る人が、思った以上に詰めかけていた。

博物館で恭しく漫画原稿を見る時代が来るとは、ボクが子供の頃には夢にも思わなかったよ、まったくの話。
これって、いーことなのか、そーでもないことなのか。
ここんとこマンガは、やれ世界に誇る文化だなんてヨイショされたり、逆に規制されたり、オカミにもてあそばれてる感があるけど、ほっといてちょーだいといーたいマンガファンも多いよーな気がする。

ところで会場内の、とある場所付近では、なにやらブキミな話声が洩れ聞こえるかも知れませんが、それは隣接するスペースでボランティアさんが印刷作業中に発しているものです。
国宝についてだとか、博物館運営についてだとか、高尚な話題はあまり出てきません。たぶん、その日のヒルメシがどーのこーのとかの話でしょう。
うるさいとか、静かにしろとか思わないで、やぁボランティア諸君ご苦労さん、と思ってくだされや。

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