2018年11月16日金曜日

49年ぶり!同人誌用マンガ原稿に再会

先月開催されたマンガ同人誌「新つれづれ草」復刊10周年記念原画展で、49年前に描いた自分のマンガ原稿と再会しました。
新つれづれ草」の基礎となった肉筆回覧誌「つれづれ草」の唯一現存する第10号に収録の一編です。
肉筆回覧誌というのは、同人メンバーが描いたマンガ原稿をそのまま綴じて一冊の本にしたものです。
コピーも普及していなかった時代なんで、当時はこのような形態のマンガ同人誌が全国にたくさんあったようです。
それを郵便小包で全国に散らばるメンバーに送るというものなので、回覧の途中で行方不明になったりすることもあり、前述のように一冊しか存在が確認できていないのです。
これを描いた高校生が、その後プロ漫画家になり、なんやかんやありながらも、いまだにプロとして連載の仕事をしているなんて、誰が予想したでしょうか。
本人自身が信じられません。
運がよかったのか、才能があったのか、今となってはよくわかりません。
ご覧のように他愛ない内容のマンガですが、作風は約半世紀たっても変わっていないような気がします。
今描いているマンガをこれから49年後に見たらどんな感想なんでしょうか。いや、ちょっとソレは無理ですね。

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