利用している銀行から、「チミチミ、今後はインターネットバンキング暗証カードが利用できなくなるので、パスワードカードに切り替えてくれたまえ!」とのメールが届いたので手続きしてみた。
案内サイトに「今後はパスワードカードアプリを使ってね!」と表示されているが、不要なアプリは入れない主義なので、これは即却下!
さて、どーしたもんかと案内画面を見ると、アプリ告知画像の横にヒッソリと、【小型で携帯しやすいパスワードカード】という項目があったのでクリックしてみる。
アプリ版とは別に、物理的なパスワードカードが用意されているのだった。
Webで申し込むと、パスワードカードが1週間から10日で郵送されるらしい。
う〜ん、そんなに待てない。
こうなったらアプリをダウンロードするしかないかなと思いつつ、画面をスクロールしていくと、下の方に【窓口でのお手続きもできます】と、小さな文字。
よっしゃ〜、さっそく本人確認書類として運転免許証を手にして、最寄りの店鋪にGO!
すぐに窓口でパスワードカードを受け取り、後は時間がある時に、あらかじめ登録した電話番号にかかってくる音声案内に従い設定すればOK!
…と、思ったら、まだまだここからが長かった。
最寄りの店鋪の窓口に行き、パスワードカードの交付をしてくれと言ったら、どうも話が通じない。
しばらくしてベテラン行員が出てきて「インターネットバンキング利用ご希望ですか?」ときいてくる。いいえ、ネットバンキングは以前から利用していましたが、暗証カードが使えなくなるので、パスワードカードに切り替えたいのです、と最初に言ったことをまた繰り返す。
よく考えたら、ネットバンキング利用者はあんまり実店鋪に来ないから、現場も慣れていないのかも。
なんとか話が通じて番号札を渡され、ふと待ち時間をみたら、60分とな!
パスワードカード郵送の10日が待てないから窓口に来たのに、ここでも待たねばならぬのか!
そんなには待てないと言ったら、件のベテラン行員が「お客様、アプリのご利用はいかがですか?」と言ってくる。アプリが嫌だからここに来たんだよ〜と心で思いつつ、「物理的なカードが欲しいんです」と冷静に対応する。
かくしてきっちり60分後、ちょっと外資系っぽいオネーサンのデスクに案内されて、やっとパスワードカードを手渡される。
もう一刻も早く帰りたいので、立ち上がろうとしたら、ここでパスワードカード有効手続きもするというので、もう一度腰をおろす。
机上のタブレットで、該当項目を記入して行くだけのもので、入力作業はとても簡単。
帰宅後やるか、ここでやるかの違いだけだし、電話を受ける手間が省けるので、このほうが楽チン、楽チン。
有効手続き終了後、オネーサンがパスワードカード関連リーフレットをとりに席をはずした間、机上のタブレット画面をじっくり見る。
自分のアカウントログイン画面で、前回のログイン情報等が表示されている。
やがてオネーサンが帰ってきて、「もう昼休み時間なのにメンドーかけやがって、早く帰ろよこのオヤジ!」という内心を隠しつつ、「何か他にご質問などありますか?」ときいてきた。
ログイン画面を指しつつ、「これもうログアウトしていですか?」とログアウトボタンに指を当てるという、またしてもよけいなことをして店鋪を出たのでありました。
【結論】
●実店鋪で、ネットバンキング関連のやりとりは、なかなかかみ合わない。
●こんな事なら、全部ネットで手続きすればよかったよ、あ〜疲れた。
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