2024年6月12日水曜日

昔取った杵柄なのか?

 

先日、おじーちゃんの原宿(?)神保町の通りをブラブラ歩いていた時のこと。

横のお店からすごい勢いで走って出てきた若者が、私の左側面にものすごい勢いでぶつかってきた。店の前の横断歩道の信号が変わりかけていたので、一心不乱に猛ダッシュしたのだろう。

ワタクシ、いつもはトートバッグを手にして歩いているが、この日はリュックだったので両手があいていた。とっさに出掛かっていた右足をひき、右手で金的を守り、左手で若者の体をパンと弾いた

若者は一瞬よろけたものの、体勢を立て直してそのまま走り去り、無事に横断歩道を渡り切った。

それにしても、ビックリしたなぁも〜。

実はワタクシ、ショーリンジケンポー黒帯で、今回はたまたま咄嗟に体が反応して事なきを得た。もう稽古をしなくなって何十年も経つのに意外に体が覚えていたみたい。もっと元気な頃なら、若者の体を弾くだけでなく、続いて突き蹴りも繰り出して、ひるんだところを逆小手でねじ伏せる流れでしたが、現実はそうはいかず、自分が転倒しなくてよかった〜と胸を撫で下ろしたのでありましたよ。

今回はたまたま危機回避できたが、次は無惨に転倒するかもしれないし、気をつけねば。道を一つ歩くにもこんな覚悟がいるなんで、老後生活はいろいろ大変でござりまするがな。

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