2026年9月16日水曜日

釜山ナンバーのBMWライダー

 

先日コンビニの駐車場にて、釜山ナンバーBMWライダーとの会話。

一緒に行った人がコンビニで買い物する間、べつに買うものもなかったワタクシ、なんとなく駐車場に立っていたら、釜山ナンバーのオートバイがとまった。

左側にマフラー2本があるBMWでなかなか良き姿。と、ライダーがこっちにやってくる。思わず「안녕하세요?」と声をかけてしまった。

ライダー氏、一瞬けげんな顔をしたものの、オートバイひとり人旅で会話に飢えていたのか早口でまくしたててくる。いや、こっちは久しぶりの朝鮮語会話で、心の準備もないまま話しかけてしまったのでほとんど聴き取れない。まァたいしたことは言ってないだろうから適当に相槌をうっておく。

もともと話題もないので、ここは旅人会話の定番の本日の行き先をきいておくかと、「오늘은 어디 가요?」と言ってみる。ここで地名が出れば即席会話も一件落着のはず・・・だったのが、なんだか長ったらしく説明が始まった。全然聴き取れないワタクシと、ちょっとあせってなおも話し続けるライダー氏。

その時「산」と聴こえたような気がしたので、「산?」と問いかけると、ライダー氏の表情が喜びに変わり「산!」と答える。ちなみに「산」とは山の意味です。何も知らない人が見たら、おじさん同士がコンビニの駐車場で「サン?」「サン!」と言ってるだけですが。

これをきっかけに何度か会話のキャッチボールをした結果、ライダー氏は山に上って眼下の「霧の海」を見るのだということがわかった。さて、もう話すこともない。

まだ買い物もしていないライダー氏だから、ワタクシはコンビニ入り口の方を指差し「들어가세요」と言ってなんとかこの会話は終結。しかし、ライダー氏はホントにこんなことを言っていたのだろうか?もしかしたら全然見当違いの誤解だったかも。

今思うと、あの時の、内容のない、意味不明な、どうってことない言葉の応酬、噛み合わない会話は、ホン・サンスの映画みたいな気がして、その時はアタフタしたけど、今となっては愉快な記憶に。

※画像は生成AI君に手伝ってもらいました。

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