2011年1月23日日曜日
紳士はお熱いのがお好き
本日は、上島珈琲で某MTG。
この店は、落ち着いた雰囲気で好もしいのだが、いかんせん珈琲がぬるい。
新幹線の車内販売コーヒーは熱すぎるが、あそこまでじゃなくても、もうちょっと熱くしてほしいとかねがね思っていた。
そんなこんなで、コーヒー店なのに本日はジンジャーミルク紅茶を注文した。
これは熱くてうまかったが、コーヒーを頼んだMTGメンバーのは、やっぱりぬるかった。
お店の人に、ちょっとぬるいんでないかい、ときいてみたら設定温度が70度前後だとか。
そりゃぬるすぎるんでないかい玉露じゃないんだから、と言ったらしばらくして、あきらかにいつもより熱〜いコーヒーを持ってきてくれた。
しかも、コーヒーを頼んだメンバーだけでなく、紅茶をたのんでいたボクのところにも。
べつにイチャモンつけたわけじゃないのに、うるさい客と思われたのかしらん。
次回も、熱いコーヒーを期待したい。
2011年1月22日土曜日
FacebookとMIXI
ここんとこFacebookの設定に悪戦苦闘しているが、基本的には実名アカウントでプロフィルも詳細なので、MIXIよりは子供っぽさが少ない分、おじさん世代にはしっくりくる気がする。
MIXIはほとんど放置状態だが、Facebookは果たしてどうなるか...。
友達が100人できれば面白くなるそうだが、現実にも友達がそんなにいないので、どうなることやら。
アカウントを持ってなくても、プロフィルの一部は閲覧出来るのではないかと思うのだが、そのへんはどうなんだろう。
今は、このblogとFacebookを連動させようと設定をあれこれやっているのだが、瞬間的にはできても継続性がないので困っている。
MIXIはほとんど放置状態だが、Facebookは果たしてどうなるか...。
友達が100人できれば面白くなるそうだが、現実にも友達がそんなにいないので、どうなることやら。
アカウントを持ってなくても、プロフィルの一部は閲覧出来るのではないかと思うのだが、そのへんはどうなんだろう。
今は、このblogとFacebookを連動させようと設定をあれこれやっているのだが、瞬間的にはできても継続性がないので困っている。
2011年1月21日金曜日
博ボラ日誌その31 iPhoneで博物館体験
昨日、博物館をもっと満喫できる2つのiPhoneアプリが同時リリースされた。
「e国宝」と「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」の2本。
説明画面からすると、先日アンドロイドアプリで体験したものと同じ内容のようである。
ここで、なぜ自分で検証してレポートしないとの声が聞こえてきそうである。
実はこのアプリは iOS 4.0 以降が必要なのである。
そう、もうお察しのように、ボクのiPhoneはいまだに3Gで、iOSも4には上げていない。
なぜなら、3GにはiOS 4は荷が重いと考えるからだ。
しかしこのアプリがあるとボランティア活動で現場に立った時にも使えそうなので、興味はおおいにある。
館内は圏外の場所が多く、実際問題としてiPhoneは使えなかったので重宝しそうなのは想像に難くない。
さて、どうするか。
「e国宝」と「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」の2本。
説明画面からすると、先日アンドロイドアプリで体験したものと同じ内容のようである。
ここで、なぜ自分で検証してレポートしないとの声が聞こえてきそうである。
実はこのアプリは iOS 4.0 以降が必要なのである。
そう、もうお察しのように、ボクのiPhoneはいまだに3Gで、iOSも4には上げていない。
なぜなら、3GにはiOS 4は荷が重いと考えるからだ。
しかしこのアプリがあるとボランティア活動で現場に立った時にも使えそうなので、興味はおおいにある。
館内は圏外の場所が多く、実際問題としてiPhoneは使えなかったので重宝しそうなのは想像に難くない。
さて、どうするか。
2011年1月20日木曜日
2011年1月18日火曜日
博ボラ日誌その30 「とーはくナビ」を試してみた
きょうは閉館後にボランティア活動があったのだが、ちょっと早めに行って「とーはくナビ」を試してみた。
専用アプリをインストールしたXperiaを貸し出す方式なので、アンドロイドユーザが自分のアンドロイド機を持って行っても使えない。
というわけで、愛用の iPhone と比べてどんなものなのかレポートみたいなものを少しばかり。
このアプリの売り文句は【来館者の位置情報に連動して自動再生される博物館ガイド】。
こう言われると、対象作品の前に立ったら位置情報を取得して説明がされるのだろうと思ってしまうが、そんなアプリではなかった。
実際には、メニューから自分で作品を選んでムービーを再生させるだけのもので、作品の前じゃなくてもムービーは再生できる。
ということは、作品の前で、別の作品のムービーを再生してしまう事態も考えられる。
実際にやってみたら、何回か別の作品の解説ムービーを再生してしまった。
これって、ほんとに位置情報に連動してるんだろうか?
現状は、作品ごとの解説ムービーをユーザが手動で再生するだけのものとしか思えないんだけど、使い方がまちがっていたのかしらん。
アンドロイド機は初めて触ったのでよくわからないのだが、アンドロイド機はフリックやワイプインアウトができないわけないよね?
しかし、きょう使ったコレはフリックやワイプインアウトが効かない。
画面移動はどうするかというと、矢印をタップして画面がきりかわるのだ。
矢印で移動なんてかっこ悪すぎる〜。
スマートフォンを触ったことない人でも扱いやすいようにとの配慮だろうが、使ったことのない人は、このアプリのムービー再生でも、てこずるのではないかと思う。
逆に、iPhoneアプリに慣れている人は、フリックもできないなんて...とイライラが募る。
じゃあ、いったい誰が楽しめるんだろうか、わからない。
今、楽しめると書いて気がついた。
このアプリ楽しくないんだ。
まずは画面を指であれこれ触ってみるというのが楽しいのに、このアプリにはそれが全然ない。
せっかく博物館にやって来て、楽しもうと思っているのに、これじゃあ気分が盛り上がらない。
それに博物館来訪者は、老眼世代も多いので小さい文字は読みにくい。そんなユーザこそ、画面が拡大できればとても助かるのに、このアプリにはそれがない。
アプリで公開するなら、ハードを貸し出すんじゃなくて、ダウンロードして使うほうが便利だと思うが、何かオトナの事情があるのだろうか。
アンドロイドだけでなく、iPhoneアプリもぜひ利用出来るようにしてほしい。
なんか、期待が大きかっただけに、失望感も大きいというのが結論なのでした。
おまえが期待しすぎたんだよと言われそうですが、そうだったかもしれません。
とは言っても3月31日まで無料で利用できるので、トーハクに行ったらお試しあれ。
本館1階入り口付近に受付デスクがあって、名前と電話番号を記入するだけで貸し出しがOKになる。
オネーサンが、しどろもどろ気味に説明してくれるので、あまりこみいった質問はしないように。
2011年1月17日月曜日
Facebookとblog連動
というわけで、blogの投稿がFacebookに反映されるように設定したので、その試験投稿。
過去の投稿の表示は成功したから、新規投稿もうまくいくはずなんですが...。
それと、Facebookにリクエストいただいた皆さんありがとうございました。
少しは楽しくなってきました。
過去の投稿の表示は成功したから、新規投稿もうまくいくはずなんですが...。
それと、Facebookにリクエストいただいた皆さんありがとうございました。
少しは楽しくなってきました。
2011年1月15日土曜日
Facebookをはじめてみたものの...
2011年1月12日水曜日
Googleドキュメントでフォーム
今まで、フォームを設置するにはCGIがどーたらこーたらで、なかなか思い通りに動いてくれなくて苦労していたが、Googleドキュメントでフォームが作れることに最近気がついた。
結果は、メールで受け取るのではなく、自分のGmailアカウントのドキュメントに表示されるらしい。
簡単なのに、けっこう使えそうなので、試してみる。
テンプレートをそのまま使ってもいいが、自分なりにカスタマイズすれば、こんな感じでオリジナルのフォームのできあがり。
2011年1月6日木曜日
博ボラ日誌その29 桜の下で館外ボランティア
新年リニューアル展示で大盛況のトーハクをあとにして、お花見のシーズンならものすごい人出だが、この季節は寂しい雰囲気のすでに日の暮れた上野のお山の桜並木を早足で駆けていたと思ってほしい。
ボランティアのあとに、本年初のH.A.Oの練習にまわるはずが、ボランティアの終業ミーティングが長引いてしまいあせっていたのだ。
そんなとき、桜の木の陰から白人中年女性が泳ぐようにこちらに近づいてくる。
なにやら「パゴダ、パゴダ」と言っている。
どうやら英語圏の人ではないらしい。
どうも五重塔をみたいらしいとわかった(気がする)が、アレはたしか寛永寺だったかなと考えていたら、ちょうど犬の散歩をする人が通りかかったのできいてみたところ、上野動物園の中にあって閉園後もライトアップされているとのこと。
で、上野動物園方面の道をさきほどの白人女性に説明していたら、木の陰からこんどは白人男性が出てきた。
どうやら夫婦らしい。
言葉の感じから、イタリア人かときいたら、スペイン人だった。
スペイン語なら、これからおちあうH.A.OのH氏はスペイン語が堪能なので、iPhoneで電話してスペイン語で説明してもらおうかと思ったが、ますますこんがらかったら困るので、そのままスペイン人夫婦と別れて駅へと急いだのだった。
しかし、あの暗い道でわざわざ、なぜ僕に声をかけてきたのだろうと考えた。
たぶん、まだ博物館でのボランティアモードが抜けていなくて、外国人が声をかけやすい雰囲気があったのかもしれない。
というわけで、今年初の博物館ボランティアは、館外でもボランティアをしたのだった。
2011年1月1日土曜日
2010年12月29日水曜日
久しぶりの灯油ストーブ
初めて下車する、寒風吹きすさぶC県HF駅。
目指すは、某忘年会会場に指定されたカラオケスナック。
駅から歩く事数分、暗闇の中に光る看板をみつけ店内に入る。
そこで目にしたのがこれ。
久しぶりに灯油ストーブを目にした。
すでに到着していたメンバーが、まるで焚き火を囲むようにその周囲にたむろしている。
冷えた体を温めるべく、その輪の中に入る。
時々背中側をあたためるために、回れ右をしたりししてボソボソ話す。
妙に快適すぎるエアコンよりも、直接炎を目にする灯油ストーブは、なかなかいいもんだ。
そうこうしているうちに、最後のメンバーもやってきて、あとは特に記す事もないカラオケ大会でほとんど話はできない。
歌の方はH.A.Oのリードボーカルにまかせて、打ち合わせのようなことをチョコチョコして、宴もたけなわの中、席を立つ。
駅までの道すがら、H.A.OのリードボーカルH氏と税金問題についてのよもやま話しつつ、寒風の中再びHF駅に着く。
この駅は、同じホームに複数の線が入っていて、本来乗るはずの路線ではない電車に乗ってしまった。
しかし方角的には合ってるのでそのまま乗り続け、往路とはちがうルートで帰宅。
なんだか遠回りしたような気もするが、まぁ無事に帰れたんだからいいか。
2010年12月24日金曜日
ひとコマ漫画ファンに贈るクリスマスプレゼント『ユキウシ』
というわけで、Twitterで予告したように、ひとコマ漫画ファンに贈るクリスマスプレゼント『ユキウシ』の、はじまりはじまり〜。
1日1コマずつ、追加更新して行く予定です。
1年後には365コマになっている計算だが、はたして...。
2010年12月7日火曜日
ウクレリアンの極み・おまけ篇ePub版
電子書籍元年と言われて10年くらいたってますが、今年はホントにそんな感じになってきました。
そこで、『ウクレリアンの極み・おまけ篇』ePub版を作ってみました。
iPadではキレイに見えますが、iPhoneだと余白が広すぎるせいかちょっとアレです。
近々、本編も公開開始予定なので、その時までには、もう少しちゃんとしたものにしますので、乞うご期待!
2010年12月5日日曜日
2010年12月2日木曜日
博ボラ日誌その28 ボランティアの壁
おなじ博物館に行くのでも、博物館ボランティア活動で行くのと、お客として行くのでは何かが違う。
一番の違いは壁との関係。
お客で行くと、壁の作品に向かって視線をそそぐ。
ボランティアで行くと、壁を背にして来客者に視線をそそぐ位置に立つことになる。
同じ立ち位置でも見える世界が変わるのが面白い。
今日は、韓国人初老男性の接客をした。
ただハングルのリーフレットがあるよと、手渡しただけなのだが、オマエちゃんと喋れるではないかとお世辞を言われるのがが定番コース。
これに対して、まだダメですよと謙遜するのも、いつもの流れ。
で、去り行く男性に「アンニョヒカシプシオ」と敬語表現の別れの言葉をかけたら、こちらをふりかえりもせずに背中で「ウ〜」との返事。
まるで韓国時代劇みたいなセリフ回しがきまってました。
こんなシーンは、壁を背にする博物館ボランティアならではのことで、なかなか楽しい事ではある。
2010年11月30日火曜日
2010年11月25日木曜日
博ボラ日誌その27 PCアンケートは指かペンで
「東大寺大仏—天平の至宝—」会場内には、PCアンケートコーナーがある。
第一会場から第二会場に行く途中の通路横にモニタが3台置いてあるのだが、使ってる人は少ない。
博物館ボランティア活動の一環として、サクラになってアンケートを試してみた。
しかし、このタッチパネルの感度が悪くて、なかなか先に進めなくてイライラする。
ふとモニタの台座付近に、タッチペンを発見して、試してみたら指タッチよりは反応があるが、まったくキビキビしていない。
例えれば、iPhone 3G にiOS4を入れた感じ。
などと言ってもわかる人にしかわからない、わかりにくい例えになってしまった。
2010年11月20日土曜日
『まるたつ年賀素材2011』のお知らせ
まだ年賀状も購入してないのに、2011年用の年賀素材集『まるたつ年賀素材2011』を公開しました。
今年は、これまでとちがってインドネシア語版が加わっています。
インドネシアに年賀状があるのか、干支があるのか知りませんが、まぁ市販の年賀状素材集には、たぶんこのようなものはないでしょう。
正方形サイズの10点セットで、縦にも横にも使えて便利です。
単なるJPEGファイルなので、MacでもWinでもOKです。
2010年11月11日木曜日
博ボラ日誌その26 アフロ如来じゃなくて、アミダ如来さん
「東大寺大仏—天平の至宝—」の順路で最後に対面するのが、このアフロ如来さん。
なんせ、あまりに長い間瞑想したもんだから、こんなヘアスタイルになってしまったってんだから、もう吃驚仰天!
どのくらい長い間かというと、五劫のすり切れパイポパイポ…じゃあ寿限無になってしまいます。
2010年11月10日水曜日
博ボラ日誌その25 小指立ってます
「東大寺大仏—天平の至宝—」には、様々な像が展示されているが、とても鮮やかな色が残っているものがある。
鎌倉時代の色とは思えないくらい鮮やかだ。ざっと数えて800年は経っているのに。
しかし色より印象的なのが右手の小指。
ピン!と立ってます。
さて、この像は何でしょう?会場を見回してさがしてみてください。
ヒント、彼の出身地はUSAです。
ただし九州のね。
2010年11月9日火曜日
博ボラ日誌その24 八角燈籠は奈良からやってきた
「東大寺大仏—天平の至宝—」に大仏さんは来なかったが、そのかわりなのか、八角燈籠さんがやってきた。
日頃は外に置いてあるものを屋内で見るのも珍しい体験ではある。
高さは4メートル以上だから、たしかに大きいのだが、こういうシチュエーションだと、どう大きいのかよくわからないのも事実。
来場の皆さん、八角燈籠のまわりをグルグルまわってらっしゃいますが、東大寺にある時は、そんなにグルグルまわる人は少ないんじゃないでしょうか。でもせっかくですから、ここはひとつグルグルまわってみましょう。
2010年11月8日月曜日
博ボラ日誌その23 試みの大仏を、じっくり見るのココロ
「東大寺大仏—天平の至宝—」会場の一角にさりげなく展示してあるので、うっかり見過ごしてしまいそうになるのが、この「試みの大仏」。
奈良の大仏さんが来ていない大仏展だけど、この「試みの大仏」さんは大きさでは負けるものの、存在感では負けてはいない。
なんとなく猫背のポーズは、見るものを和やかな雰囲気にしてくれる。
左手の指先も緊張感がなくて、日本相撲協会理事長の魁傑さんの現役時代の指先のようで微笑ましい。
ぜひ、見過ごさないで、じっくり見てほしいのココロ。
2010年11月7日日曜日
博ボラ日誌その22 午後の紅茶+つばらつばら
「東大寺大仏—天平の至宝—」が開催されているのは、東京国立博物館本館ではなくて平成館。
この館の正面入り口から入って左側の奥にはラウンジがあり、ゆったりしたソファでくつろぐことができる。
このラウンジには、特別展会期中はお店が出る。
先週、博物館ボランティア活動の日に行ってみたら、和菓子屋さんが出店していた。
ここでお土産に箱入りを買うのもいいけど、バラ売りもあって1個だけ買うこともできる。
今回のお気に入りは「つばらつばら」というお菓子。たしか140円くらい。
飲み物は、チラシが置いてあるつい立ての裏側にある自販機で買える。
オススメは「午後の紅茶」。
ここは夏でも熱い缶があるので、ホット飲料好きにはありがたい自販機コーナーだ。
展示を見た後の休憩タイムにも、見る前のひと休みにも使えるこのラウンジを、是非経験してみてほしい。
ところで、この「つばらつばら」の意味は、しみじみともの思いにふけるということらしい。
ラウンジ内にある大仏さんの手のレプリカの前で記念写真に興じる人々を見ながら、つばらつばらといきますか。
2010年11月6日土曜日
博ボラ日誌その21 ここだけのフィギュア
東京国立博物館で開催中の「東大寺大仏—天平の至宝—」では、ここだけしか買えないお土産もある。
地下のミュージアムショップではなくて、特別展のある平成館2階のおみやげコーナーで売っている海洋堂の制作のフィギュアがこれだ。
数に限りがあるらしいが、11月4日に見かけたときはまだ在庫があったので、欲しい人はお早めにどうぞ。
たしか2種類のフィギュアがあったような気がするが、このイラストはあくまでもそのイメージなので、実物は会場で確かめてみてくほしい。
2010年11月5日金曜日
博ボラ日誌その20 縹縷と書いて「はなだのる」
東京国立博物館で開催中の「東大寺大仏—天平の至宝—」で、今週から、正倉院宝物の公開がはじまった。
中でも一番の注目は、752年に大仏さんの開眼供養会で使用した筆と紐。
この紐は縹縷(はなだのる)というそうで、今も青い色が鮮やか。筆も、今でも使えそうなくらい保存状態が良い。
紐の長さは200メートルくらいあるそうだが、まとめてしばった状態で展示してある。
この筆と縹縷は、ガラスケースの中に、他の宝物と並べて展示してあるのだが、観客の皆さん、なんとなく流れにおされてしまい、そのままスルーの人も多い。
スルーするのは、いかにももったいない。
展示方法を変えて、筆と縹縷だけ、別のケースに展示したらもっと注目を浴びたんじゃないだろうか。
どちらにしても、この紐と筆の先に開眼時の大仏さんの姿がイメージできて、気分は一気に1250年もさかのぼる。
この既視感は何かと思ったら、『まんが日本の歴史人物事典』で、自分でもこの場面を描いていた。
既視感じゃなくて、既描感だった。
この時は資料が何もなく想像で描いたのだが、ちょっと筆が大きすぎたが、まあ雰囲気は出てるからよしとしよう。
2010年11月4日木曜日
博ボラ日誌その19 コレは鉛筆削りデス
博物館ボランティア活動をしていると、思わぬ質問にでくわすことがある。
本日の衝撃度ナンバーワンの質問は
「コレは何ですか?」
30代の日本人女性が指さす先にあるのは、上のイラストのようなごくふつうの鉛筆削り。
館内の一角にスタンプを押してオリジナルポストカードを作るコーナーがある。
その作業机の上に、スタンプや鉛筆や鉛筆削りが置いてあるのだが、その鉛筆削りを指差して「コレは何ですか?」と聞かれたら、「コレは鉛筆削りです」と答えるしかないではないか。
もしかして、オジさんをからかってるのかと思ったらそうではなかった。
その女性は電動鉛筆削りしか見た事がないそうで、このイラストのような手動式の鉛筆削りは初めて見たという。
「じゃあどうぞコレで鉛筆を削ってください」
と、彼女のほうに差し出したら、
「どうやって使うんですか?」
という答えがかえってきた。
で、鉛筆を削る実演をお見せしたら、妙に感心されてしまい、こちらも面食らってしまった。
つい調子に乗って、
「昔の洗濯機も、この鉛筆削りと同じようにハンドルをグルグル回していたんですよ」
と話したら、怪訝な表情をされてしまった。
更に悪のりして、
「昔の電気製品で、冷蔵庫は電気じゃなくて氷で冷やしてたんだよ」
なんて言い出してしまい、さらにキョトンとした顔をされてしまった。
戦争体験のようなたいへんな出来事でさえ、なかなか次の世代に伝わらないのだから、このような些細な事が世代を越えて伝わらないのもしかたないかと、妙に納得してしまう。
そんなわけで、久しぶりに鉛筆をガリガリ削る感覚を手に残して、博物館ボランティア活動の一日は終わるのだった。
2010年11月2日火曜日
博ボラ日誌その18 大仏さんの手
2010年10月24日日曜日
森下のアーゲード修復看板
2010年10月18日月曜日
『まんが日本の歴史人物事典』7刷!
というわけで、コシャマインさんも大活躍の『まんが日本の歴史人物事典』7刷が出ました。
登場人物が全て故人になってしまったのが、これまでの刷とちがう点でしょう。
目標の100刷まで、あと93刷となりました。
2010年10月9日土曜日
「新つれづれ草」マンガ原画展チラシ
40年ぶりに復刊した、シニアのシニアによるシニアのためのマンガ同人誌「新つれづれ草」のマンガ原画展が、千葉県八千代市のおそば屋さん「さわ田茶家」さんで、11月9日(火)〜10日(水)午前11時より午後4時に開催されます。
会場が蕎麦屋さんというのがシニアらしいね。
2010年10月3日日曜日
博ボラ日誌その17 実践インドネシア語会話
今日は「留学生の日」で、留学生は入館無料なので、博物館はいろんな所から日本にやってきた留学生でいっぱいだった。
私の担当日は今日ではないが、外国語が話せる(習熟度問わず、自己申告制)ボランティアとして、一日活動をしてきた。
でも、留学生の皆さんは日本語を使いたがってるので、私は中国語も朝鮮語も使う機会がなかった。
そんな中、インドネシア人らしき青年がいたので
「orang Indonesia?」(インドネシア人?)と声をかけたら
「え〜っ、どうして」と日本語で返答する彼
「Saya belajar bahasa Indonesia.」(私はインドネシア語を勉強しています)と私
「うれし〜です」と再び日本語で返答する彼
「Selamat sore.」(夕方の挨拶の、こんにちは)と私
「日本語でその挨拶はありません」と日本語で返答する彼
「・・・」もうインドネシア語が出ない私
「インドネシア語は日本語より簡単です」と彼
「Selamat tidur.」(おやすみなさい)と私
その後は、会話は続かないのだった。
私の担当日は今日ではないが、外国語が話せる(習熟度問わず、自己申告制)ボランティアとして、一日活動をしてきた。
でも、留学生の皆さんは日本語を使いたがってるので、私は中国語も朝鮮語も使う機会がなかった。
そんな中、インドネシア人らしき青年がいたので
「orang Indonesia?」(インドネシア人?)と声をかけたら
「え〜っ、どうして」と日本語で返答する彼
「Saya belajar bahasa Indonesia.」(私はインドネシア語を勉強しています)と私
「うれし〜です」と再び日本語で返答する彼
「Selamat sore.」(夕方の挨拶の、こんにちは)と私
「日本語でその挨拶はありません」と日本語で返答する彼
「・・・」もうインドネシア語が出ない私
「インドネシア語は日本語より簡単です」と彼
「Selamat tidur.」(おやすみなさい)と私
その後は、会話は続かないのだった。
2010年10月2日土曜日
2010年9月30日木曜日
雨の明治神宮で、写真は幕の内
2010年9月28日火曜日
2010年9月18日土曜日
6年ぶり「大胆な対談」復活!
2010年9月14日火曜日
約400ページかきおろし単行本は100%データ原稿予定
いったいどーなっておるのかとのリクエストがあったので、約400ページかきおろし単行本の現状について書きます。
発売予定:再来年
締め切り:来年
現状:ネーム60ページくらい
原稿:100%デジタルデータ予定
とまぁこんな感じです。
注目は、完全データ原稿になること。
これだけ大量のページを全てデータ渡しにするのは初めてなので、ちょっと緊張している。
作業の流れはこんな感じですすめる。
(1)資料のデキストデータを受け取る。拡張子.docファイルだが、長年Macユーザをやっているとなんでも対処できるもので、とりあえずはテキストエディットで中身を確認。
(2)ネームをPDFファイルにして送り編集者と打ち合わせ。この段階でのやりとりはお互いにPDFでおこなう。
(3)いよいよ作画。ソフトは何を使ってもいいが、最終的にはpsdかepsで保存したファイルを渡す。
(4)絵のみの(3)のファイルと文字データtxtをサーバに上げて、編集者にダウンロードしてもらう。大容量ファイルだとメール添付の場合は時間がかかるし、サーバに置いておけばバックアップにもなる。
(5)この後は、出版社と印刷所の守備範囲なので、基本的にはタッチしない。たぶんAdobe InDesignでの作業なんじゃないだろうか。ということはAdobe InDesignで開けるファイルならなんでもいいともいえるわけだ。
で、最終的には印刷された本が書店に並ぶわけだが、電子書籍版販売なんてことも視野には入れている。
てなことをゴタゴタ言う前に、まずは肝心の原稿を描かないと何も始まらないのは、アナログでもデジタルでも変わらない真実。
2010年9月9日木曜日
博ボラ日誌その16 ほろ苦インドネシア語デビュー
今日の博物館は、外国人の見学者が多かった。
米語話者の「rest room?」攻撃に対しては、「basement」(*1)で凌いだし、日本語のわからないアジア系に対しては、中国語か韓国語で切り返してその場を凌いだ。
しかし、そんな中で、今日は初体験をした。
マレーシアからきた見学者がいたので、これはインドネシア語を実際に使ってみるチャンスだとばかりに、積極的に話しかけてみたのだ。
と言うのも、インドネシア語はマレーシアでもかなり通じるときいていたからだ。
さっそく、「私はインドネシア語を勉強しています」(*2)と言おうとしたのだが、勉強を意味するbelajarがとっさに出てこない。
思わず流れで言ってしまったのは「私はインドネシア語です」(*3)
意味不明である。
ココロの準備をまったくしていなかったのが敗因だろう。
5分後には思い出したのだが、今更そんなことをわざわざ言うのも変なので、何も言わなかった。
ほろ苦いインドネシア語デビューだった。
(*1)トイレは地階にある
(*2)Saya belajar bahasa Indonesia.
(*3)Saya bahasa Indonesia.
米語話者の「rest room?」攻撃に対しては、「basement」(*1)で凌いだし、日本語のわからないアジア系に対しては、中国語か韓国語で切り返してその場を凌いだ。
しかし、そんな中で、今日は初体験をした。
マレーシアからきた見学者がいたので、これはインドネシア語を実際に使ってみるチャンスだとばかりに、積極的に話しかけてみたのだ。
と言うのも、インドネシア語はマレーシアでもかなり通じるときいていたからだ。
さっそく、「私はインドネシア語を勉強しています」(*2)と言おうとしたのだが、勉強を意味するbelajarがとっさに出てこない。
思わず流れで言ってしまったのは「私はインドネシア語です」(*3)
意味不明である。
ココロの準備をまったくしていなかったのが敗因だろう。
5分後には思い出したのだが、今更そんなことをわざわざ言うのも変なので、何も言わなかった。
ほろ苦いインドネシア語デビューだった。
(*1)トイレは地階にある
(*2)Saya belajar bahasa Indonesia.
(*3)Saya bahasa Indonesia.
2010年9月7日火曜日
スクープ!優秀な成績表
2010年9月6日月曜日
トマトチーズサンド
2010年8月29日日曜日
森下のアーゲード
2010年8月16日月曜日
コミケの疲れは翌日に出る
2010年8月12日木曜日
博ボラ日誌その15 足がつる真夏の昼下がり
2010年8月5日木曜日
博ボラ日誌その14 ターンが大事
ひさしぶりに博物館ボランティア。
きょうはG中学の3年生が就業体験学習でやってきて、一緒に活動をすることになった。
ボクと一緒に現場に立ったのはS君。
学校では第二外国語にスペイン語を勉強しているというので、スペイン語圏のお客様の案内はまかせることにした。
そこに都合のいい(?)ことに欧米系の男性がやってきた。
しかし英語圏の人らしかったが、せっかくだからS君に応対をまかせてみた。
我々は、その時は1回の通路にいたのだが、どうやらそのお客様は2階に行きたいようで、S君もがんばって英語で受け答えをしている。
この場所からは、2階への階段は見えないので言葉で説明するしかない。
順調に説明していたのに、最後に何度も聞き返されて困っている様子だ。
どうも、左に曲がってという、 turn left が通じていないようで、横から turn left とボクが手助けして、そのお客様もわかったようで、2階を目指して去って行った。
日本式に「ターン」と言っても絶対通じないよと、以前からヘンリーおじさんに言われていたが、ほんとにそうだった。
このことが頭にあったので、ボクはヘンリーおじさん仕込みの turn でなんとかこの難局をのりきったわけだ。
実は、わが英語の師でもある、ヘンリーおじさんとの極秘(笑)共同企画が、現在進行中なのだ。
これも何かの縁だから、ここでこっそり発表しておこう。
詳細は順次お知らせするので、乞うご期待!
きょうはG中学の3年生が就業体験学習でやってきて、一緒に活動をすることになった。
ボクと一緒に現場に立ったのはS君。
学校では第二外国語にスペイン語を勉強しているというので、スペイン語圏のお客様の案内はまかせることにした。
そこに都合のいい(?)ことに欧米系の男性がやってきた。
しかし英語圏の人らしかったが、せっかくだからS君に応対をまかせてみた。
我々は、その時は1回の通路にいたのだが、どうやらそのお客様は2階に行きたいようで、S君もがんばって英語で受け答えをしている。
この場所からは、2階への階段は見えないので言葉で説明するしかない。
順調に説明していたのに、最後に何度も聞き返されて困っている様子だ。
どうも、左に曲がってという、 turn left が通じていないようで、横から turn left とボクが手助けして、そのお客様もわかったようで、2階を目指して去って行った。
日本式に「ターン」と言っても絶対通じないよと、以前からヘンリーおじさんに言われていたが、ほんとにそうだった。
このことが頭にあったので、ボクはヘンリーおじさん仕込みの turn でなんとかこの難局をのりきったわけだ。
実は、わが英語の師でもある、ヘンリーおじさんとの極秘(笑)共同企画が、現在進行中なのだ。
これも何かの縁だから、ここでこっそり発表しておこう。
詳細は順次お知らせするので、乞うご期待!
2010年8月2日月曜日
『マンガ全席』で暑中お見舞い申し上げます
2010年8月1日日曜日
さよならodada.jp、こんにちはodamanga.com
かねてからお知らせしていましたが、ドメイン移行作業が完了しました。
昨日でodada.jp関連のメールやサイトは業務を終了して、本日より、odamanga.comに統一いたします。
今後のメールやサイトは odamanga.com で運営していきますので、よろしくお願いいたします。
昨日でodada.jp関連のメールやサイトは業務を終了して、本日より、odamanga.comに統一いたします。
今後のメールやサイトは odamanga.com で運営していきますので、よろしくお願いいたします。
2010年7月24日土曜日
博ボラ日誌その13 博物館ボランティア解雇寸前
報酬のない博物館ボランティアなのに、実はノルマがある。
それは、月に二日間の終日勤務。
月に二日間ならたいしたことないだろうと気楽に考えていたら、これが意外と負担だった。
終日身柄を拘束されるような形態の仕事をしたことのない身には、なかなかキツい。
それでもなんとか4月以来、このノルマをこなしてきたが、ついに今月は1日も行く事ができない状況になってしまい、その分を来月にまわすことになった。
つまり来月は四日間も終日勤務をすることになる。
最初の半年間で計12回のノルマを達成できない場合は、ボランティア契約解除になるそうなので、ここが踏ん張りどころではある。
交通費も食事も自腹で、ノルマに苦しむボランティア生活は果たして続いていくのか。
それは、月に二日間の終日勤務。
月に二日間ならたいしたことないだろうと気楽に考えていたら、これが意外と負担だった。
終日身柄を拘束されるような形態の仕事をしたことのない身には、なかなかキツい。
それでもなんとか4月以来、このノルマをこなしてきたが、ついに今月は1日も行く事ができない状況になってしまい、その分を来月にまわすことになった。
つまり来月は四日間も終日勤務をすることになる。
最初の半年間で計12回のノルマを達成できない場合は、ボランティア契約解除になるそうなので、ここが踏ん張りどころではある。
交通費も食事も自腹で、ノルマに苦しむボランティア生活は果たして続いていくのか。
2010年7月4日日曜日
あすなひろし初の原画展
40年ぶりに復刊したマンガ同人誌『新つれづれ草』の取材をかねて、ヤスダアートリンクで開催中のあすなひろし原画展に行ってみた。
印刷ではほとんどつぶれてしまう細い線を、ナマで見るだけでも価値がある原画である。
これはもう、単なる印刷用の原稿といったものではない。
あの細さは丸ペンの線だと思っていたが、展示されている遺品のペン先を見るとカブラペンだった。
本日は、みなもと太郎氏とあすなひろし氏のお姉様のトークイベントがあるということで、100人以上の人が集まり大盛況。
会場には、チラホラ知った顔もある。
杉浦茂愛読家の嶌津よたろう氏の姿も見かけ、ちょっと立ち話をする。
ほんと、マンガとその周辺には、面白い事が多い。
というわけで、この日のレポートの詳細は、8月15日にコミケで発売の『新つれづれ草4号』で見てちょ!
2010年6月24日木曜日
博ボラ日誌その12 アイシテルとカタカナで
博物館には外国人も多く来る。
私は主として中国語と朝鮮語担当(習熟度を問わずの自己申告で、その言語のバッジが支給されて、首からぶらさげている)なのだが、たまには欧米系の外国人の相手もする。
きょうは、フランス人の青年が、恋人に出す絵ハガキに日本語でメッセージを入れたいので、見本の文字を書いてくれといってきた。
「愛してる」と書いて見せたら、「愛」の文字がうまく認識できないようで、もっと違うのはないかと言っている(ような気がした、なにぶん英語なもんで)。
で、カタカナで「アイシテル」と書いた縦書きのメモを見せたら、見よう見まねで文字を書き始め、なんとかそれらしく書き上げたようで、メデタシ、メデタシ。
でも、この絵ハガキをもらうはずの彼女もフランス人なので、カタカナは読めないんだけどね。
私は主として中国語と朝鮮語担当(習熟度を問わずの自己申告で、その言語のバッジが支給されて、首からぶらさげている)なのだが、たまには欧米系の外国人の相手もする。
きょうは、フランス人の青年が、恋人に出す絵ハガキに日本語でメッセージを入れたいので、見本の文字を書いてくれといってきた。
「愛してる」と書いて見せたら、「愛」の文字がうまく認識できないようで、もっと違うのはないかと言っている(ような気がした、なにぶん英語なもんで)。
で、カタカナで「アイシテル」と書いた縦書きのメモを見せたら、見よう見まねで文字を書き始め、なんとかそれらしく書き上げたようで、メデタシ、メデタシ。
でも、この絵ハガキをもらうはずの彼女もフランス人なので、カタカナは読めないんだけどね。
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