2009年3月18日水曜日

エストニアで兄と吸え

ラピュタ阿佐ヶ谷で開催中の、第9回ラピュタインターナショナルアニメーションフェスティバル2009で、エストニアのアニメーションを見た。
エストニアといえば大相撲の把瑠都の出身地でもあるが、アニメと相撲の関係はわからない。
エストニアアニメーション界の巨匠プリート・パルンの『カール・アンド・マリリン』は、マルクスが走り、モンローがお尻を振り、レノンが写真を撮る。
併映作品も見たが、場内の冷房が効きすぎて、ふるえていたので記憶がない。次の機会に期待したい。
それにしても、この時期に冷房は早すぎるのでは。
早めに帰宅して熱〜いお風呂に入ってなんとか生き返った。

2009年3月13日金曜日

ウクレレトノサマは正直者か?

「ビッグコミック1」最新号掲載の『ウクレレトノサマ』の最初のコマがこれ。
ウクレレトノサマは、正直者なのか?嘘つきなのか?それが今回のテーマ。
このままウクレレをなくしてしまったら、ウクレレのない単なるトノサマになってしまう。
それでは、無理矢理に(笑)ウクレレネタをやっている根拠がなくなってしまうので作者としても困ってしまうぞ。

2009年3月11日水曜日

Mobilemeフリートライアル失敗

iPhoneと母艦のMacとはUSB接続でiTunesを介して同期しているが、これがいつでもどこでもリアルタイムで同期ができるらしいMobilemeに、前から興味を抱いていた。
それにiWebで作成したサイトを公開するのもMobilemeだと、とても楽チンだときいていた。
で、数日前からiWebで新しいサイトを作成しはじめ、暫定的なものができたので、60日間お試しができるMobilemeフリートライアルに申し込むことにした。
まずは希望アカウントがOKだったので先にすすむ。
フリートライアルでも、クレジットカード情報が必要なので情報を記入して、いよいよ最後の認証画面へ。
あちゃ〜、いつまでたっても、このまんま。
ブラウザをFirefox3.0.5からSafari3.1.2に変えて再挑戦してもやっぱりだめ。
カードに問題は無いはずなので、アメリカにあるMobilemeのサーバーがダウンしているのか?
ああそれにしても、他人へのアドバイスならドシドシ出来るのに、自分のトラブルだとうろたえてしまう悲しさよ。

2009年3月10日火曜日

青春のロシア・アヴァンギャルドでタマネギパン

埼玉県立近代美術館の企画展青春のロシア・アヴァンギャルドに行ってみた。
行ってない人にはあれこれ書いても伝わらないだろうし、これから行く人はサイト情報を見ればいいので見聞はここでは書かない。
ロシアがらみでボルシチもメニューにある館内のレストランで食べたオニオンパンが美味しかったことは書いておく。

2009年3月9日月曜日

You Tube版『ウクレリアンの極み』三つのコードの巻


ODA-SAN作、ラピタネット連載マンガ『ウクレリアンの極み』の未発表カラー5コマ版の第四弾。
今回はウクレレのコードのお話。最低三つくらいのコードを知っていれば何とかなるという説があるが、コードにもいろいろありまして...。最後のコマの文字が読み難いが、右のフキダシのコード名は、D9、Fm6、Abm。
これで未発表カラー5コマ版は全て公開したことになる。今後は電子書籍版『ウクレリアンの極み』がeBookjapanから出る予定はあるが、予定は未定でいつになることやら。

2009年3月8日日曜日

この映画祭誰んだ?オランダ映画祭2009

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年2月24日から3月15日まで の期間、【オランダ映画祭2009】が催されている。
この中の、『アニメーション選集2』と『ポーランド人の結婚』を見た。
前者はセリフがほとんどないし、後者は主人公がポーランド人。
したがって、オランダ語学習者の勉強にはあまり役立たない。

この会場、いつもは古い日本映画上映が多く、おじいさんの常連客が多いが、今回の企画は若者や女性や、オランダ人らしき外国人の姿もも見うけられ、なんだかフィルムセンターとは思えない雰囲気だった。
オランダ映画祭2009の次は、カナダ・アニメーション映画名作選が2009年3月17日(火)から始まるようで、楽しみである。
2009年3月15日(日)からは、ラピュタ阿佐ヶ谷でアニメーションフェスティバルも始まるし、今月は海外のアニメの当り月だむ〜ん。

2009年3月4日水曜日

松屋でタッチ

牛丼を食べながら「タッチ」を読んだのではない。
MATSUYA銀座店7階・デザインギャラリーで3月23日まで開催されている「47都道府県からの贈りもの NIPPON VISION GIFT」の会場で、無料で貸し出される iPod touch を使って展示物関連ムービーを見たのだ。
どうやらWi-Fi利用のようなので、自分のiPhoneでも見られると思ったが、試してみたらうまく捕えられなかった。

専用アプリをインストールした iPod touch でないとだめみたいなので、1台借りてみた。
イヤフォンは iPhone と共通なので、自分のものを使おうと思ったら、差し込み口がよくわからずマゴマゴしてしまう。 iPhone のイヤフォン差し込み口は上部にあるが、 iPod touch は下部にあるのだ。

iPod touch を操作しつつ会場の展示物を見るのは、なかなか面白い体験ではある。ただ、どうしても iPod touch の画面の方に目がいってしまい、眼前の展示物を見ないまま通り過ぎてしまうのが困りもの。
それにしても、 iPhone に慣れていると iPod touch の軽さと薄さに驚く。

2009年3月3日火曜日

小学館漫画賞パーティ会場で iPhone 激写(古っ)

今回は、あだち充先生も受賞者の一人ということで、 iPhone で撮影した写真の中に、偶然あだち作品に縁のある女性歌手の姿も。
右端の人物は、たぶん岩崎良美ちゃん。
振り向いた写真も撮ったけど、別人かも知れないから公開はしない。
しかし、久しぶりに、自分より年上の受賞者だ。

2009年3月2日月曜日

「冒険と奇想の漫画家・杉浦茂101年祭」展

漫画研究家の嶌津よたろうさんなどが企画に携わった「冒険と奇想の漫画家・杉浦茂101年祭」展が京都国際マンガミュージアムで、2009年3月20日(金・祝)から5月24日(日)まで開催される。
杉浦茂ファンを自認する各界クリエーターにより杉浦氏に捧げられた描きおろしイラスト原画も多数展示されるが、ボクの描いたモノも展示される。
上の絵はあくまでもイメージで、展示作品とはちがうので、あしからず。

生誕101年のこの展覧会、リーフレットを見ると、企画盛りだくさんで、ユカイでフシギな杉浦ワールドを再現するようだ。ごく簡単にいうと、へんてこ大襲来、楽しさノンストップの面白さ!

2009年3月1日日曜日

iPhone生活6ヶ月 絵文字問題解決

発売当初、iPhone 3G を否定する論調に、絵文字が使えないというものがあったが、今ではこれもほとんど解決した。
個人的には、絵文字なんかなくてもいいと思うが、まぁあってもかまわないとも思う。

試しに、auケータイとやりとりしてみたら、ちょっと面白いことに気づいた。
豚ちゃんの顔の絵文字をauから送信し、iPhoneで受けたら、auでは豚の耳が立っていたのに、iPhoneでは耳が寝ている。
返信に、iPhoneの絵文字を送ったら、au側で受けたメールでは、和式ケータイの絵文字になっていた。
まぁ、キャリア同士で方言をやりとりしているようなものだから、仕方ないといえば仕方ない。
ただしiPhoneでも、自分のドメインのアドレスでのやりとりだと絵文字は化けてしまう。ソフトバンクのメールアドレスでないとだめなようだ。あんまりソフトバンクのアドレスは使いたくなかったが、まぁこれも仕方ない。

2009年2月28日土曜日

You Tube版『ウクレリアンの極み』ほめられてウクレレの巻


ODA-SAN作、ラピタネット連載マンガ『ウクレリアンの極み』の未発表カラー5コマ版の第三弾。
今回はウクレレをほめられて、嬉し恥ずかし、やがて悲しいウクレリアンの気持を赤裸裸に描いているが、例によってこの気持はウクレリアン以外には伝わらない。

2009年2月27日金曜日

和幸の新作、ひっぴぃえんど

いや、べつに、トンカツ屋の和幸の新メニューではない。
加藤和彦と坂崎幸之助の二人バンド、和幸(かずこう)の新しいアルバムタイトルが、ひっぴぃえんど
通常盤は iTunes Store でも買えるが、今回はデータではなく形のあるブツが欲しかったので、スペシャル盤を銀座山野楽器で購入した。おまけの秘蔵映像集 DVD には、ウクレレを弾く二人の姿も見ることができて、なかなか楽しい。

収録曲タイトルが、「タイからパクチ」、「ナスなんです」等々ときては、あの曲、この曲が、どんなふうに料理されているのか聴く前からワクワクする。
「池にゃ鯉」、これだけは何かな?と思ったが、音読すると謎がとけた。
正解は、「春よ来い」だった。う〜ん、かなり苦しい。
ざっと聴いたかぎりでは。この曲のギターバトルが一番の聴き所。70年代の長髪の若者の姿が眼前に蘇る。もっとも、当時の若者は今や長髪が不可能になっている場合が多いのだけど。

もうこれらのタイトルだけで、イメージが沸々とわいて来るではないか。わいてこない人は聴いてもあまり面白くないかもしれない。
ちなみに僕は、はっぴいえんど、加藤和彦のソロアルバムを、アナログレコードで持っている。カバー曲の、「ゴロワーズを吸ったことがあるかい 」のオリジナルが収録されたムッシュのアナログレコードも持っている。鈴木茂のはっぴいえんど解散後のソロアルバムも持っている。おっと、今は鈴木茂関連は深入りしないでおこう。え〜と、CSN&Yももちろん持っている。

全編1960年代後半から1970年台前半の空気感が充満したこのアルバム、ヘッドフォンで聴いていると、気がつくとあの頃にトリップしてしまいそうだ。
はっぴいえんどの生演奏を初めて聴いたのは池袋の歩行者天国のイベントだったなぁ、なんて記憶が蘇る、あれは真実の記憶なんだろうか。演奏する、はっぴいえんどの横では、猿回しをやっていたような記憶もあるが、単なる勘違いなのか今となってははっきりしない。
そんな頃、ボクは漫画家としてデビューした。
そして40年、新入社員として一緒に仕事をした編集者が、いつしか編集長になり、そろそろ定年を迎える人もいる。
漫画家は定年がなくて良かったとも思うが、退職金がないのは寂しいなぁとしみじみ思う。
あの頃は、40年後の自分の姿などまったく想像もつかなかったが、まぁ、いろいろあってなんとかなるもんだ。
でも、40年たってこのようなアルバムを聴くとは思わなかった。さて、40年後はどうなんだろう、はたしてボクや和幸は、まだこの世にいるのか。
それにしても歌詞カードの文字が小さくて読み難い。嗚呼、これが40年の歳月の重みか。
そんなこんなを考えながらこのアルバムを聴くのも、昔の若者の特権かもしれない。

2009年2月26日木曜日

略称スタバに入れなかった男のハナシ

男はその日、例によってフィルムセンター、伊東屋、アップルストア、MUJI、ビックカメラといういつもの徘徊コースをうろついていた。ちょっと小腹も空いたので、略称スタバでコーヒーとサンドイッチでもと考え、これまでも利用したことのある、とある略称スタバの店に足を向けた。
店内を見渡すとソファ席は空いていなかったが、通路側のカウンター席が一つ空いていたのでそこに座る事にした。レジで並んでいる客も見当たらない。
早速レジで注文を言ってお金を払おうと手にコインを握ったとたん、レジの女性スタッフが何やら言ってきた。

(店)「お客様、席はおとりでしょうか?」
(男)「いや、とっていないけどあそこのカウンター席が空いているみたいだから」
(店)「それでしたら、まず席をとってからにしてください」
(男)「うん、大丈夫だから、その必要はないよ」
(店)「ですが、まず先に席をおとりください」
(男)「もうレジまで来てるし、またわざわざあそこまで行くのもアレだし・・・」
(店)「でも、もしも席がありませんと大変ですから・・・」

客同士のトラブル防止のためなのか、接客マニュアルにそう書いてあるのか、そのスタッフは男に向かって、まず席を確保せよと言うばかりで、一向に注文に応じない。
たぶん席を巡って客同士がいざこざを起こすのを未然に防ぎたいがためなのだろう。そうなった時は客同士でなんとかすればいいわけで、店側のこの態度は大きなお世話以外のなにものでもない、と男は思う。
それに、せっかくレジ前まで来ているのに、再び通路側のカウンター席まで行って、荷物を置いて再度レジ前まで戻ってくるのは面倒だとも思う。そもそもこの男は、席に自分の荷物を置きっぱなしにするのはなんだか不用心だよなぁ、と考えるタイプだった。
しかし、目の前には、注文に応じてくれそうにないスタッフが使命感をもって立っているばかり。
このままでは埒があかないので、男はコインを握った手をポケットに戻し、注文をあきらめて、略称スタバをあとにした。
外の通りを歩きながら、今までよく利用していた略称スタバだったが、こんな経験は初めてだし、あの執拗な発言は何なのかと男は思う。
腹が減ってるせいか、だんだん腹が立ってきた男は、帰宅後に家で使用している略称スタバのマグカップを床にたたきつけた。しかし中途半端な怒りだったせいか、淵が少し欠けただけだった。
マグカップには何の罪も無いのに、無益な事である。
その後、男は問題の略称スタバ店だけでなく、略称スタバそのものに足を向けなくなった。
些細なことをいつまでも根に持つ、ウジウジした性格の男の、ささやかな抵抗だった。

2009年2月25日水曜日

『日本一短い母への手紙』コンビニ版単行本発売

漫画サンデーのシリーズ『日本一短い母への手紙』のコンビニ版単行本が、宙出版より発売された。
これまでの版よりも、ページは増えて価格は下がった。
372ページで、524円+税。
表紙写真は原作者の西ゆうじ氏の手によるもの。
コンビニに行ったら、手にとってみてほしい。
と言っても、僕自身はあんまりコンビニに行かないので、まだ店頭では現物を見ていない。

コンビニにはコピーをとりに行くくらいだが、これまで利用していたコンビニAが、先日突然閉店してしまった。
そのコンビ二Aでは、スタッフのおばちゃんが話好きで、ボクが漫画の原稿をコピーしていると
「ニイちゃん頑張ってるね〜」
と励まし(?)のお言葉をいただいていたものだ。
そんなコンビ二Aがなくなったので、しかたなくちょっと先にあるコンビニBに行った。
慣れない店内なのでコピー機がどこにあるのかわからずウロウロしていたら背後から声がかかった。
「ニイちゃん、ここのコピー機は前のより性能がいいよ」
なんとそこには、これまでコンビ二Aにいたおばちゃんの姿があった。
このおばちゃん、コンビ二Aからコンビ二Bに移籍していたのだ。
これでも結構歳をとってるんですが、僕の事をニイちゃんなんてよんでくれるのは、このおばちゃんくらいのもんだ。
というわけで、これからはコンビニBに通うことに決めた。

2009年2月18日水曜日

『まんが日本の歴史人物事典』四刷、読んでよりとも〜

すでに書店には出回っているが、『まんが日本の歴史人物事典』四刷のお知らせ。
今回の大きな改訂箇所は97ページの源頼朝の項。
1192年、いい国作ろう鎌倉幕府。
この言い回しのように、鎌倉幕府ができたのは1192年だと言われていたが、どうも近頃では鎌倉幕府ができたのは1185年という説が有力になっているらしい。
1192年は征夷大将軍に任命されたということで、今回のようなコマに変更になった。
お手元に本のある方は、このように読み替えてほしい。
しかし実際はどうだったのかは、頼朝さんに訊いてみなとも、いや、訊いてみないとわからない。

2009年2月15日日曜日

モスラ対ゴジラ対オジさん

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が催されている。
先日、その中の1本『モスラ対ゴジラ』を見た。
映画の内容はタイトル通りだから省略。
圧巻は、上映後フィルムセンターから京橋交差点方面に向かって歩く人ごみの中にいた。
それは50代のジャンパー姿のオジさん。
そのおじさんの周囲の人が、なにやらオジさんのほうをチラチラ見ている。
なにごとかと歩を早めておじさんの背後に接近したら、おじさんのつぶやきが聞こえてきた。
「モスラ〜やっ♪モスラ〜やっ♪」
おじさんはモスラの世界に入り込んだまま雑踏の中を歩んでいる。
モスラ〜やっ♪モスラ〜やっ♪と歌いながら歩くオジさんの肩に、二つの小さなシルエットが見える。
よく見るとその姿は、ザ・ピーナッツなのだった。

2009年2月13日金曜日

行く仕事、来る仕事

昨年からの企画で、いつでもスタートできる準備をしていた仕事が、諸般の事情でペンディング状態に。
と思ったら、ぽしゃっていたはずの別の企画が急に息を吹き返し、こちらはすぐに取りかかる事になった。
こんなこともあろうかと密かに準備していたので、まぁなんとかなりそうではある。
というわけで、一勝一敗。

2009年2月12日木曜日

Nutscoウクレレ第四世代

『ウクレリアンの極み』にも時々登場しているNutscoウクレレの、第四世代の予約が始まった。
昔、「いつかはクラウン」という宣伝文句があったが、ウクレレ業界では「いつかはNutsco」と言われているウクレレの逸品である。
ODA-SANも触ったことはあるけど、まだ所有はしていない。
う〜ん、いつかはNutsco♪

2009年2月8日日曜日

You Tube版『ウクレリアンの極み』アウトドアにての巻


ラピタネット掲載ウクレレ4コマ漫画『ウクレリアンの極み』の、未発表カラー5コマ版第二弾「アウトドアにて」の巻がYou Tubeで好評公開中。
ペンネームのODA-SANは、もちろ んOHTA-SANへのリスペクト。

2009年2月5日木曜日

かくて深刻な、確定申告

出版社等から送られてくる昨年分の支払い調書もそろったので、早めに申告の下書きでもしてみるかと税務署から送られていた確定申告用紙の入っている封筒をあけてみて驚いた。
申告用紙は入っていたが、内訳書が入っていない。
この数年だいぶ簡略化されてきていたからとうとう内訳書も廃されたのか、ということは必要経費も記入する必要がないのか、ということは納税者を全面的に信じてくれるのか、うんうん税務署もやっと納税者性善説になったのかと感慨に浸ってみた。
でも、そんな話は耳にしていなかったので問い合わせてみたら、単なる内訳書の入れ忘れだった。
待つ事数日、写真のように美術家用内訳書は無事に届いた。
内容を確認したら、書き込む項目は去年までと変わらず、当然ながら必要経費を書く欄はちゃんとある。

写真左奥に見えるのは非売品のアップルカレンダー。
お正月のアップルストアの「Macで年賀状イベント」のエントリー記念にもらったもので、実はこれを見てもらうのが本日の主題なのだった。

2009年2月2日月曜日

【怪獣・SF映画特集】怪獣総進撃


東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が催されている。
先日、その中の1本『怪獣総進撃 』を見た。
怪獣さんが出るは出るは、ゴジラ、モスラ、ラドン、ミニラ、キングギドラ、アンギラス、バラゴン、クモンガ、バラン、マンダ、ゴロザウルス。
怪獣オールスター総出演、怪獣の幕の内弁当状態の1時間半、見終わった後は、怪獣ごちそうさまでした。
時は20世紀末、すでに月に基地が出来ていて、月の基地から、小笠原の島の地下基地に電話がかかってくる。
その時の、取り次ぎ役のセリフが凄い。
「月から長距離電話です」
たしかにかなりの長距離ではある。

ここフィルムセンターは、通常はおじいさんの常連客が多く、上映中に大いびきの観客がよくいる。
どのくらいおじいさんかというと、戦前の映画を見て「子供の頃見たよなあ」と語り合うくらいの年齢である。
しかし、今回の【怪獣・SF映画特集】では、いつもの常連爺さん達の姿はほとんど見ない。
この特集の映画が封切られた頃、おじいさん達は働き盛りで映画なんて見る余裕もなく、したがって怪獣映画になんの思い入れもないからだろう。
そんなわけで、いつもの観客と違い若い男女の姿も目立つ。
これなら客席で大いびきなんてこともないだろうと思っていたら、同じ列に座った30代男性が上映前にいびきをかいて眠り始めた。
上映開始後は起きるだろうとたかをくくっていたら、上映を開始しても大いびきをかいている。
いつものおじいさん達と違って若いだけにいびきの音量も大きい。
しかし怪獣映画だから、怪獣の声に消されてそんなには気にならない。
とは言うものの、怪獣が出ない静かなシーンでは、場内に高らかにいびきが響き渡る。思わず周囲の人が振り返ってこちらを見るくらいだから、かなりの音量というのがわかるだろう。
結局、彼はほとんど眠っていたが、映画を楽しめたのか気になる。
しかし、老いも若きも大いびきの輩が出没するここフィルムセンターには、何か人を眠らせる魔物でも棲んでいるんじゃないだろうか。

2009年2月1日日曜日

iPhone生活5ヶ月 股間にワイン

きょうでiPhone生活も5ヶ月が過ぎた。
これまでのiPhoneにまつわる様々なシーンが脳裏をよぎる。先日も、とある某新年会に出席した時にたいへんな危機にみまわれた。

元々アルコールはほとんどダメな体質だったのに、この数年毎日水を2リットル飲む生活を続けているので、水以外の飲料は飲む気がしなくなっている。
常に水分がおなかにあるような状態なのに、更にビールをジョッキでグビグビなんてとても無理というものである。
そこでこのような席ではワインをいただくことにしている。
しかしワイングラスというものは脚が長細いからすこぶる安定が悪い。
この日も、ついうっかりメニューを持った手がグラスに触れて倒してしまった。
通常ならテーブルにこぼれて、ふいてしまえばどうということはないのだが、この時はいきおいよく飛び散り、ふんぞりかえって座っていたものだから、こちらのパンツ(昔でいうズボンね)の腰あたりをめがけてワインがふりかかってくる。
腰にはケースに入ったiPhone。
なんとかiPhoneに水気がかかるのだけは避けたいと瞬時に判断してとっさに腰をひねったら、ワインを股間部分でまともに受けてしまった。
股間はビショビショで、おしぼりで拭いても効果はない。
はいていたのがジーンズだったので、水分をたっぷり吸って、まるでおもらしをしたみたいな有様だ。白ワインだからまだよかったものの、これが赤ワインだったら、股間が赤く染まってまるで血尿が漏れたみたいだったろう。
さいわい店内の暖房が強く、しばらくしたら乾いたので、なにごともなかったように家路についたのだった。
ああiPhoneが濡れなくてよかった。

2009年1月31日土曜日

ソウルで日韓年賀状展


日韓ユーモア漫画家年賀状交流展2009のソウル展示が日本国際交流基金ソウル文化センターで、2009年2月2日(月)から2009年2月13日(金)まで開催される。
オープニングレセプションに出席するつもりでパスポートも更新したのに都合で行けなくなってしまった。
日本側世話人代表の田代しんたろう氏が出席されるから大丈夫なのだが、oDandyも世話人の一人として名を連ねているだけでなく。個人的にも行きたかったのに残念。
来年は行くぞと思ったが、実はこの催しは今回で12回目の干支一回りということでいったんお開きになるので、来年どうなるかは未定なのだ。
そんなわけで、期間中にソウルに行く予定のある方は、光化門近くに行ったら足を運んでみてほしい。
会場ではおだ辰夫の参加作品の前で「う〜む」とうなっていただきたい。

2009年1月30日金曜日

You Tube版『汗かきおちんこ君』第一章


このブログには『汗かきおちんこ君』第一章・自由への脱出はリンクしていなかったので、再度お知らせ。

You Tube版『汗かきおちんこ君』第二章


コミケに参加したマンガ同人誌「新・つれづれ草」で好評だった、原作ふんにゃかアシシ、作画ODA-SANの『汗かきおちんこ君』第二章・ゲーセンの怪人がYou Tubeに登場しました。

2009年1月29日木曜日

「妙心寺」展の玩具船

日本美術史の試験で、妙心寺の美術品についての問題がわからなかったことがある。
それ以来妙心寺が気になっていたが、今回その悔しさを解消すべく、とある日に東京国立博物館に出かけてみた。
正式名称は、開山無相大師650年遠諱記念特別展「妙心寺」という長〜いもの。

いちばん印象に残ったのは、国宝級の貴重な書画ではなく、重要文化財の『玩具船』。
秀吉の子供の棄丸のためのものと説明にある。子供なら充分に乗って遊べるくらいの大きさである。
船の横にはやはり棄丸用の小さな武具も展示してある。
このようなものが残っているところをみると、秀吉と妙心寺の関係は深かったんだろう。
件の日本美術史の試験問題だが、棄丸の船に関してのものではなかったと思うが、いったい妙心寺の何に関してだったかは覚えていない。
会期中にもう一度出かけて勉強したほうがいいかもしれない。

2009年1月28日水曜日

フィルセンで【怪獣・SF映画特集】

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が公開される。
先日、その中の1本で、千葉真一主演の『黄金バット』 を見て来たが、1966年制作なのに白黒映画だったのには驚いた。もうあの頃はカラー時代だったと記憶していたがそうでもなかったのか。
主演とはいっても千葉真一が黄金バットではない。兵器は作るは、光線銃をぶっぱなすは、頭脳より腕っぷしの戦う科学者なのだ。
千葉真一の上司の博士の娘役で出ているのが高見エミリちゃん。少女雑誌の表紙モデルだった頃の、若き日の姿が可愛い。今では代議士夫人におさまり、相当美食されたようである。

映画の方は、とにかく全編黄金バットとナゾーが「わはははは、わははは」と笑いあうのだが、客席は笑えない場面が続く。
蘇ったばかりの黄金バットが高見エミリに向かっていきなり「エミリよ」と呼びかけるシーンでは、場内が爆笑につつまれた。
なぜ初対面なのに名前がわかったんだろうか。
ナゾーの正体より、こちらの方がよほどナゾである。

この映画が封切られた頃、オダンディは子供だったが、まったく記憶がない。
あの頃のことだから何かと併映だったんだろうが、当時の子供達はこの映画を見て胸を躍らせたのか。それとも子供ココロにも、子供だましはダメだよと思ったのか。
真相は、とりあえず「わははははははは」と笑ってごまかしておこう。

2009年1月27日火曜日

You Tube 版『ウクレリアンの極み』オータサンスタイルの巻


ラピタネット掲載ウクレレ4コマ漫画『ウクレリアンの極み』の、未発表カラー5コマ版第一弾「オータサンスタイル」がYou Tube で好評公開中。
今後も、あと数本アップロードの予定、乞うご期待!

2009年1月26日月曜日

オダンディズム宣言

オダンディズムとは何か?英語表記はoDandyism。
ダンディズムのていねい表現である。

ダンディといえば、『ひょっこりひょうたん島』のダンディさんだ。
口笛のうまい殺し屋ダンディさんの姿を見て、大きくなったらこんなオトナになりたいとココロに誓ったあの日から幾星霜、こんなオトナになった。
そしてここに、オダンディズムを宣言する!