2012年4月3日火曜日

250枚と1フォルダ


約400ページかきおろしマンガの原稿制作も、ついに250ページくらいまできた。
紙原稿なら厚さが数センチにも達するが、今回はデータ原稿なので1フォルダにおさまっている。
原稿を渡すのも、紙原稿時代なら編集者に直接手渡しするかバイク便に託すかだったが、データ原稿になってからはサーバにアップロードしたファイルを先方にダウンロードしてもらっている。
サーバに置いておけば万一の場合のバックアップにものなるので一石二鳥だが、もしもサーバがアウトになったらと考え始めると夜も寝られなくなる。
そんな時は「春日三球照代」の漫才のLPレコードを聴いて、心を落ち着かせようとしてみるが、全然落ち着かないので、さらにバックアップがてらグーグルドキュメントにもアップロードしておく。
もちろん手元のメインで使用しているMacと、サブで使用しているMacにも保存しておく。
ふと目についた古いiPodにも空きがあれば保存しておく…もうキリがない。

データとちがって紙原稿なら目に見える存在なので、かいてしまえばこっちのもの。ある日突然消滅することはない。
しかし、うっかりコーヒーを原稿にこぼしてビショビショにしてしまう可能性はある。
いったい紙原稿とデータとどっちがいいんだ〜、などと考えているとまたまた夜も寝られない…と言いつつ、毎日キッチリ9時間眠るのんきな漫画家生活を送る、やっと桜開花宣言が出た春の日々。

ところで、画像の右半分でハイパーカードを連想した人は、MacOSX以前からのユーザです。
たぶん漢字トークの頃からの。

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