2014年4月3日木曜日
マンガ全席第31話【個人情報住所篇】
昨日の電話番号ネタに続いて、今日は住所番地ネタ。
電話番号は流出してもまぁなんとかなる。イタズラ電話がいっぱいかかってきても、最終的にコードを抜いてしまえば一切呼び出しベルはならなくなる。
その点、住所が流出すると直接の影響があるので対処も困難になる。
情報流出ではないが、昔はマンガ雑誌のページの欄外に、「●●先生に励ましのお便りを出そう、住所は●●県●●市●●町●丁目●番地」などと詳細な住所が掲載されていた。
小津クンも子供のころは、そんな雑誌の住所をたよりに愛読するマンガ家さんのところに行ったものだが、時は流れいまや読者から訪問されるようになったわけだ。
しかし訪れる子供達は、かならずしも小津クンの熱烈な愛読者というわけでもない。たまたま自分の行ける範囲に小津クンが住んでいたのでやって来たなんてのもいる。サイン帳にサインしてくれというのでサイン帳を見たら、前のページには毒蝮三太夫のサインがあったりするのは、たぶん近所にラジオ番組の中継に来た時にもらったものだろう。
とは言え、数少ない読者をむげにするのもはばかられるので、お菓子をサービスしたり部屋にあげてマンガを読ませてやったりする。その結果、だんだん来訪者が芋づる式に増えて、放課後は毎日託児所状態になるのだった。
(明日に続く)
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