2015年1月24日土曜日

送られてきた掲載誌を見るのは楽しい

近年デジタル仕事が増えてきて(その分、印刷仕事は減少しているような気がしますが)、残念なことがひとつあります。
それは、印刷仕事のように届いた掲載誌をパラパラと見る機会が減ったことです。
Webマンガや電子書籍だと、完成データの入ったDVDを送ってもらったり、掲載サイトのURLを連絡していただいたりして、仕事の結果確認をするのですが、印刷された掲載誌が届いてそのページを開くのとは、やはりどこかちがいます。
「原稿ではあんな感じだったけど、実際印刷されたらどんな感じになってるんだろう、楽しみ楽しみ〜」と思いつつ送られてきた掲載誌をそっと開くのは、もう40年以上もマンガ家仕事をやっているのにいまだに楽しみなものです。それは単行本だろうと、小さなカットだろうと同じです。

そういえば昔、送られてきた掲載誌を開いたら作者名が落ちていたことがあります。
さっそく編集部に電話しました。こちらとしては、ただお知らせしただけで別に他意はなかったのですが、次回からなぜか原稿料が上がって(!)いました。
これがデジタル仕事だったら、Webマンガ掲載のサイトに作者名が落ちていても、すぐに修正すればどうってことありません。それで一件落着です。もちろん原稿料もあがりません(笑)。

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