2019年3月29日金曜日

地元めしフェスでラーメンと電話と

日比谷公園で開催中の「地元めしフェス」で、牛すじぼっかけ丼を食べてみました。
でも、今回のテーマは、牛すじぼっかけ丼ではなく、ボクの座った席の向かいに、どこかの地元めしらしい麺の入った丼を持ってやってきて「この席、よろしいですか?」とていねいにきいてきた、昼休みのサラリーマン氏

肌寒い日だったので、テーブルの上の、熱〜い麺は、とっても美味しそう。
件のサラリーマン氏、ワリバシを手にして、さぁ食べようと口を開けた時に、iPhoneの呼び出し音。
つい、電話に出てしまったサラリーマン氏、「ちょっと周囲がうるさいので…モゴモゴ」と、早く切りたい様子がアリアリ。
がっ、しかし!
相手は仕事先の人らしく、こちらからは電話を切れないみたいで、話は続いている。
テーブルの麺はどんどん冷めて、このままではのびてしまいそう。
片手にワリバシ、片手にiPhone、眼前に麺の入ったドンブリ。
向かいに座っている僕も気が気ではない。

この結末がどうなるか気になるので、ゆっくり牛すじぼっかけ丼を食べていたが、ボクが食べ終わっても、まだ電話は続いている。
混雑しているので、早々に席を立ったが、あのサラリーマン氏、はたして目の前の麺を、さめないうちに食べることができたのだろうか。
いまだに、気になっております。

2019年3月26日火曜日

Kindle版『親愛なるカブSE6』出ました!

Kindle版『親愛なるカブSE6』が無事に出ました。
ここにめでたく「Kindle版『親愛なるカブSEシリーズ」は完結です。
『親愛なるカブ』は20世紀の終わり頃から21世紀初頭にかけて描いた、おだ辰夫としては、初のネット版だけ(小学館ラピタネット)の連載マンガです。
連載当時は、カブに関する短文と4コマまんがで1回分という構成でした。
まんが部分の原稿は手元にあったのですが、短文テキスト原稿の所在がつかめず、4コマまんがだけのページ構成になりました。
テキスト原稿は、おそらく古いHDDの中か、フロッピーディスクに眠っているのではないかと思いますが、とても探索する気にはなりません。
そんなわけで、4コマまんがの部分だけだと意味不明のものも多々あり、今見てもわかるものだけを選んで構成しました。

2019年3月13日水曜日

暗証カードからパスワードカード

利用している銀行から、「チミチミ、今後はインターネットバンキング暗証カードが利用できなくなるので、パスワードカードに切り替えてくれたまえ!」とのメールが届いたので手続きしてみた。

案内サイトに「今後はパスワードカードアプリを使ってね!」と表示されているが、不要なアプリは入れない主義なので、これは即却下!
さて、どーしたもんかと案内画面を見ると、アプリ告知画像の横にヒッソリと、【小型で携帯しやすいパスワードカード】という項目があったのでクリックしてみる。
アプリ版とは別に、物理的なパスワードカードが用意されているのだった。
Webで申し込むと、パスワードカードが1週間から10日で郵送されるらしい。
う〜ん、そんなに待てない。
こうなったらアプリをダウンロードするしかないかなと思いつつ、画面をスクロールしていくと、下の方に【窓口でのお手続きもできます】と、小さな文字。

よっしゃ〜、さっそく本人確認書類として運転免許証を手にして、最寄りの店鋪にGO!
すぐに窓口でパスワードカードを受け取り、後は時間がある時に、あらかじめ登録した電話番号にかかってくる音声案内に従い設定すればOK!
…と、思ったら、まだまだここからが長かった。

最寄りの店鋪の窓口に行き、パスワードカードの交付をしてくれと言ったら、どうも話が通じない。
しばらくしてベテラン行員が出てきて「インターネットバンキング利用ご希望ですか?」ときいてくる。いいえ、ネットバンキングは以前から利用していましたが、暗証カードが使えなくなるので、パスワードカードに切り替えたいのです、と最初に言ったことをまた繰り返す。
よく考えたら、ネットバンキング利用者はあんまり実店鋪に来ないから、現場も慣れていないのかも。
なんとか話が通じて番号札を渡され、ふと待ち時間をみたら、60分とな!
パスワードカード郵送の10日が待てないから窓口に来たのに、ここでも待たねばならぬのか!
そんなには待てないと言ったら、件のベテラン行員が「お客様、アプリのご利用はいかがですか?」と言ってくる。アプリが嫌だからここに来たんだよ〜と心で思いつつ、「物理的なカードが欲しいんです」と冷静に対応する。

かくしてきっちり60分後、ちょっと外資系っぽいオネーサンのデスクに案内されて、やっとパスワードカードを手渡される。
もう一刻も早く帰りたいので、立ち上がろうとしたら、ここでパスワードカード有効手続きもするというので、もう一度腰をおろす。
机上のタブレットで、該当項目を記入して行くだけのもので、入力作業はとても簡単。
帰宅後やるか、ここでやるかの違いだけだし、電話を受ける手間が省けるので、このほうが楽チン、楽チン。
有効手続き終了後、オネーサンがパスワードカード関連リーフレットをとりに席をはずした間、机上のタブレット画面をじっくり見る。
自分のアカウントログイン画面で、前回のログイン情報等が表示されている。
やがてオネーサンが帰ってきて、「もう昼休み時間なのにメンドーかけやがって、早く帰ろよこのオヤジ!」という内心を隠しつつ、「何か他にご質問などありますか?」ときいてきた。
ログイン画面を指しつつ、「これもうログアウトしていですか?」とログアウトボタンに指を当てるという、またしてもよけいなことをして店鋪を出たのでありました。

【結論】
●実店鋪で、ネットバンキング関連のやりとりは、なかなかかみ合わない。
●こんな事なら、全部ネットで手続きすればよかったよ、あ〜疲れた。