押し入れを整理していたら、漫画原稿や、資料写真や、読者からのおたよりや、刷りだしが溢れ出てきてニッチモサッチモ状態になった梅雨の午後。
その中に、矢口高雄先生からのハガキを見つけた。内容は、ワタクシが矢口先生の『峠のタロ』の感想を送った手紙の返信。ハガキ一面にビッシリと『峠のタロ』の作品構成や反省点などを、万年筆で書かれた文字で埋められています。ワタクシの作品『ドロドロ』に関しての、感想やアドバイスも綴られていました。
なぜこのようなハガキが手元にあるかというと、『峠のタロ』も『ドロドロ』も同時期に週刊少年サンデーに掲載された作品で、矢口先生もワタクシもデヴューしてそんなに年月がたっていない新鋭漫画家同士の連帯感みたいなものがあって、このようなやりとりをしたのかもしれません。とはいっても、その頃ワタクシはまだ10代で、矢口高雄先生は一回り以上年長者でしたからオトナとコドモみたいなもんですけどね。
ハガキを見ると、昭和46年6月13日の消印 があります。ハガキ1枚7円の時代でした。このハガキ、ワタクシの手元にあるより、矢口先生の記念館か何かに寄贈したほうがよいのかも?

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