ラベル ミュージアム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ミュージアム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年2月2日木曜日

「私の龍馬イラスト展」参加イラストはこんな感じ


森下文化センター展示ロビーで開催中の「私の龍馬イラスト展」に、こんな感じのイラスト(部分)で参加しています。
2月12日(日)まで、入場無料ですので、ぜひイラストの全体をご覧あれ!

帰りに、イラスト展会場近くにある森下公園近くの「喜内古家」でコーヒーにあんぱんなんてのもオツでげす。
このブログを見て来店しました、と言っても何も割引はありませんw

2012年1月28日土曜日

「私の龍馬イラスト展inお江戸」オープニングパーティ


2012年1月27日(金)~2月12日(日)の期間、森下文化センター展示ロビーで開催される「私の龍馬イラスト展inお江戸」のオープニングパーティは、南伸坊vs長谷邦夫セッショントーク。
お題は「時代を切り開いた先駆者たち〜ガロ・COM マンガの時代」。
あの時代を知っているものとしていろいろ考える所はあったが、一番印象に残ったのは南さんの「ガロは貧乏だった」という発言w
会場では、はっぴいえんどの曲がバックに流れていたのだが、この発言のバックで「びんぼう」が流れていたら面白かったのにね♫

そういえば、この「びんぼう」という曲を池袋の歩行者天国のトラックの上で演奏する、はっぴいえんどに遭遇したことがある。
トラックの横では猿回しをやっていて、そちらのほうが、はっぴいえんどより集客力があったのを覚えている。
今となっては、現実だったのかどうか疑いたくなるような1970年頃のエピソード。

そうそう、この「私の龍馬イラスト展inお江戸」には私も参加しています。
会場内は写真撮影禁止で、現場写真は掲載できないので、是非会場に足を運んでみてください。
この会の趣旨をよく理解せずに出品したので、ちょっとアレですが、入場無料だし、まぁ話のタネにでもどうぞ。
それと、出品作付近のガラスケース内に「新つれづれ草」も展示してあるので、ついでにどうぞ。

というわけで、脳内に流れ続けるのはこのフレーズ。
パンとラーメン、やめて肉肉♫

2011年12月10日土曜日

『和本のすすめ』を読んでいる

和本とは、手漉きの和紙を用いて作られたもので、トーハクでも本館1階の歴史資料コーナーにいろんな種類のものが展示されている。
昔の人もいろんな本を読んで楽しんでいたのがよくわかる。

こーゆー本を見ていると、約40年前にマンガ友達と作っていた、肉筆回覧マンガ同人誌「つれづれ草」を思い出してしまう。
B4画用紙に描いた肉筆マンガ原稿を綴じ(!)、全国に散らばっているメンバーの所に郵便で送って回覧するもので、10号まで発行したが現存は1冊しかない。

で、40年の歳月を経て復活したのが21世紀中高年マンガ同人誌「新つれづれ草」。
こちらのほうはただいま7号を編集中。
はたして40年前の10号を超えることができるのか?

とまぁこの本は、江戸を読み解くための手がかりになる本。
「新つれづれ草」のほうは40年前のマンガ少年たちの活動を読み解くための手がかりになる本。
スケールはかなり違う気がするが…。

2011年11月19日土曜日

辰年の竜馬

来年のことを言うと鬼が笑うそうだが、もうそろそろ言ってもいいころだろう。
来年早々に開催される、龍馬をテーマにして、マンガ家やイラストレーターが描いたものを展示する企画に参加することになり、構想を練っている。
先にやらなければいけないものより、こーゆーもののことを考えるほーが楽しいので、ついつい熱中してしまうのだった。

2011年11月17日木曜日

博ボラ日誌その49 カラシの袋が破れない


トーハクはこの季節、庭園開放中で、のんびり紅葉狩りができる。
園内には、珈琲屋の自動車(博物館ボランティア仲間のTさん談)も出ていて、ちょっとしたメニューがあり、ランチの時間がとれない時などは、コーヒーとホットドッグで一息つける。

しかし、問題はカラシ。
ケチャップとカラシは小さな小袋に入っていて、自分でつける方式なのだが、ケチャップはともかくカラシの袋の口が堅い。
指先に力を入れても袋が切れず、結局カラシなしで食べるハメに。
確かに自分が非力なのは認めるが、同じくボランティア仲間のFさんもカラシの小袋が開かず苦戦していたから、やはりこの袋は破りにくいのだろう。
ウリャ〜とパワー全開で力をこめて無理矢理引き裂くと、周辺に飛び散る可能性もあるので、白っぽい衣服の場合は、手加減しつつ力を込めるのが肝要かもね。

2011年11月10日木曜日

博ボラ日誌その48 一休さんと左卜全


ボランティア活動のミーティングで、12月11日までトーハク本館3室で展示中の一休和尚像の顔が、誰かに似ていると言う話題が出た。

ボク「左卜全じゃないですか?」
館の若いスタッフさん「誰ですか?」

更に「ズビズバ〜♫のおじさんですよ」と言おうかとも思ったが、ますます混乱しそうなのでやめておいた。
で、画像は『まんが日本の歴史人物事典』の一休宗純さん。
これ、なんだか左卜全というよりも、自分に似ている気がする(笑)。

2011年11月4日金曜日

博ボラ日誌その47 転ばぬ先のiPhone4S

トーデンのブラフにまんまとひっかかったのか、トーハクは3.11以来節電体制が続いている。
元々博物館は薄暗いので、お客さんのいる場所はそれほど変化はないのだが、博物館のスタッフやボランティアが利用する関係者用通路は全く照明がついていないところがある。
そんな時に活躍するのがiPhone4S!
裏面のLEDフラッシュを点灯して、懐中電灯がわりに使える便利なアプリがあるのだ。
その名もズバリ、『懐中電灯』。
これさえあれば全面停電しても大丈夫!
う〜ん、毎日無理矢理にiPhone4Sを使う日々が続くのだった。

などというくだらないエントリーが、いつの日か原発がなくなった世の中で、笑い話になるのか、それとも3.11の教訓を生かさず、その後も原発推進をして、とうとう誰もいなくなってしまうのか、予断を許さない日々が続く。

2011年10月22日土曜日

博ボラ日誌その46 ソーゴーブンカテンのススメ



来週の火曜日、10月25日からトーハクでは、特別展「法然と親鸞ゆかりの名宝」が始まるが、たいていの人は、平成館で開催される特別展だけ見て帰る。
しかし、ちょっと待ってほしい。
実は、総合文化展がなかなか充実していて面白いのだ。
この総合文化展、いつも同じものを展示しているわけではなく、かなり頻繁に模様替えをしている。
先週、久しぶりに博物館ボランティアに行ったら本館18室の展示が大幅にかわっていてびっくり。
なかなか見応えのあるものがそろっていたので、ちょっと紹介。
う〜ん、オネーサン蚊にさされて痒そう〜。

2011年10月3日月曜日

博ボラ日誌その45 単眼鏡のススメ



美術館や博物館に行くと単眼鏡を手に展示物を見てる人いるでしょ?
なんだか、昔のドアの鍵穴から、部屋の中をのぞいているようなアレです。
鑑賞している本人は、熱心な美術愛好家なんでしょうが、ちょっとデバガメみたいな気がしないでもないですがね。

博物館ボランティアでフロアに立っていると
「単眼鏡使ってもいいですか?」
と訊かれることがある。
もちろんOK!
ここトーハクは単眼鏡だけでなく、写真撮影もOKの展示物が多い。
作品だけでなく、建物自体を撮影する人も多い。
映画や雑誌などの媒体の撮影にも、使われることもある。

で、話は戻って、この単眼鏡というしろもの、老眼になって近くが見えにくくなった世代にはとても重宝する。
倍率はいろいろあるが、そんなに高倍率は必要ない。
倍率が高いと、手ブレで見にくくなるので、倍率は4倍くらいで大丈夫。
これをポケットに忍ばせておいて、お目当ての作品を発見したら、すかさず単眼鏡を取り出し、じっくり見る図は、なかなかきまっている(と本人は思っている)。
ただし、浮世絵美人版画の肌のキメを鑑賞するのはいいが、その作品を見るきれいなオネーさんの肌を、この単眼鏡で観察するのはモンダイがあるのでやめましょう。

2011年9月22日木曜日

博ボラ日誌その44 麻疹食物善悪鏡


博物館は、国宝や重文指定の美術工芸品ばかり展示しているわけではない。
歴史資料といった類いのものも展示してある。ひとくちに歴史資料といっても、いろいろある。
大雑把に言ってしまえば、昔のいろんなものあれやこれや。
現在、我々が日常目にしている折り込みチラシやら、駅頭で配っているポケットティッシュに付属のあやしげなビラでも、数百年後には立派な史資料になっているはず。

というわけで、今回紹介するのは、トーハク本館16室で見つけた『麻疹食物善悪鏡』。
ほら、現代でも、ガンにならない食べ物特集とか、よく健康雑誌でやってるでしょ、それの江戸時代版みたいなもの(と言い切っていいものかどうか)。
麻疹に関して、食べてよいものと悪い者が列挙してある。
なんと、輝く第1位に選ばれたのは、沢庵!
しかし、少しだけ食べてもダメだろう。
タクアン食べなければ…失礼しました〜。

2011年9月12日月曜日

博ボラ日誌その43 ああ〜あこがれ〜の〜狸香炉〜♪


先日、博物館ボランティア活動でトーハクに行ったとき、休憩時間に館内をブラブラしていてみつけたのがこれ。
たしか、本館1階のどこかにあった。
たぶん香炉と思われるが、そうじゃなかったら今回のエントリーのタイトルが意味不明になってしまう。
そうじゃなくても意味不明かも知れませんが。
ヒントは、オカッパルですよ♪

2011年9月6日火曜日

博ボラ日誌その42 鳥取県で出土した経筒


博物館ボランティアは、館のスタッフではない。
しかし来館者から見れば、首からなにやら札をぶら下げて立っていれば、ボランティアも館のスタッフも同じようなものらしい。
そんなこんなで、先週、突如あるオジさんに話しかけられた。

「鳥取県出土の国宝の経筒がここにあるはずだが、どこにあるかね?」
う〜ん、そう言われてもよくわからないので、e国宝で検索してみるが、ヒットしない。
トーハクが所有していても必ずしも現在展示しているとはかぎらないと説明したが、オジさんは納得しないので、考古展示室の場所をご案内してなんとかその場をしのいだ。
数十分後、オジさんがまたやってきて、「展示してあったよ」と報告をいただいた。ついでに考古品についてのお話もいろいろ伺い、なんとか持ち場交代の時間になって一安心。

オジさんに教えてもらい、はじめて知ったが、経筒というのは、文字通り、経を入れておく筒である。
休憩時間に考古展示室に行って確認がてらiPhoneで撮影したのがこれ。
中に経が入っているかどうかは確認できなかった。

2011年8月25日木曜日

博ボラ日誌その41 あと三日で、妖怪、化け物、大解散!


トーハク本館1階から2階に上がる踊場付近で、お客様をお迎えするのはヨーカイくん。
妖怪、化け物がいっぱいの、「博物館できもだめし─妖怪、化け物 大集合─」は今週の日曜日(28日)まで。
会場は、2階のT2室です。T2のTは「特」のTらしい。
その向かい側にT1(特1)というのがあるが、T1を11と間違う来場者が多い。
で、11室は、2階ではなく1階にある。ああ、ややこし〜。

2011年8月20日土曜日

博ボラ日誌その40 猿の埴輪


先週、博物館ボランティアに行ったときに、平成館の考古展示室をブラブラしていて、ふと目が合ったのがこの「猿の埴輪」。
重要文化財で6世紀のものだそう。
これを作った人は、まさか1400年後に自分の作った猿の埴輪が、うやうやしく飾られて未来人たちに見られるなんてことは夢にもおもわなかっただろう、なんて考えながら見るのも面白い。
どこか哀愁を帯びた表情に魅きつけられる。

そうそう、この考古展示室は特別展開催中の平成館にありますが、特別展のチケットなしで入れるので、お気軽にごらんください。
今回はまじめに館内案内したりして、博物館ボランティアブログっぽいエントリーになりました。

2011年8月7日日曜日

博ボラ日誌その39 ジェンナーと町田久成


先週は、職場体験の高校生に博物館ボランティア活動のレクチャーをする大任(?)をひきうけた。
私一人では心配とみえて、博物館スタッフのSさんも同行。
で、館内に展示してある町田久成像の説明をする時に、うっかり花見シーズンに開放される中庭にも町田久成像がありますと言ったら、Sさんに怪訝な顔をされてしまった。
ジェンナーと間違えてないですかァ〜とSさんにアドバイスいただいたのに、自信をもってジェンナーとは別です!と言い切ってしまった。

あとで調べたら、たしかに中庭に町田久成を讃える石碑があるが、堂々とした立像なのは東洋館脇にあるジェンナーだけだった。
あながち間違いとは言えないが、正しいともいえない。
うろ覚えでものを言ってはいけないという見本のような出来事に、深く反省する広島原爆忌と長崎原爆忌の狭間の夏の日。

2011年5月29日日曜日

●博ボラ日誌その38 写楽に挑戦!勝手に説明ハングル版チラシ作ったけど


トーハクで開催中の写楽展関連で、「写楽に挑戦!ポストカードを作ろう!」(正式名称忘れた)というコーナー(本館1階20室)がある。
時々、ここの担当になり、あれやこれやボランティア活動をしているが、相変わらず外国人客が少ない。

せっかくハングル版の説明図も作ったのに、いまだに活用していない。
もしやと思って、これを示しながら話しかけてみたら、日本人ですと言われたりする。
6月12日までの会期中に、果たして活用出来るのか?

2011年5月20日金曜日

博ボラ日誌その37 ボランティアのささやかな特典


交通費も食費も自前で完全無給の博物館ボランティアだが、ささやかな特典がある。
それは、館内のミュージアムショップとレストランでの割引。
とはいうものの今まで実際に体験したことはなかった。

この春、博物館内に新しいレストランが出来たので、ものは試しとばかりに行ってみた。
ホテルオークラの経営らしく、メニューをみると結構な値段が並ぶ。
価格の割りに量は少ないが、年輩者には良いかも知れない。

そんなこんなで食事を終えてレジに向い、ボランティア証を提示してみた。
レジのオネーサンはキョトンとしている。
やおら奥に向い、上司に相談してやっと割り引いてくれた。
どんな割引なのかとレシートを見たら、3300円が2970円になっていたから、10%割引だった。
たしかに割引特典があるのは確認できた。
でも、ちょっと高い…。

2011年5月5日木曜日

博ボラ日誌その36 博物館でマンガと仏像


トーハクで今話題なのが、手塚治虫作品『ブッダ』の原稿と仏像のコラボレーション企画、「手塚治虫のブッダ展」
やや黄ばんだ紙に、ホワイトの修正が目立ち、今となってはなつかしい写植が貼りこんである原稿は、年月を感じさせる。
お世辞にも会場は広くなく、いつもは無料で開放しているスペースには、額装された原稿を興味深そうにに見入る人が、思った以上に詰めかけていた。

博物館で恭しく漫画原稿を見る時代が来るとは、ボクが子供の頃には夢にも思わなかったよ、まったくの話。
これって、いーことなのか、そーでもないことなのか。
ここんとこマンガは、やれ世界に誇る文化だなんてヨイショされたり、逆に規制されたり、オカミにもてあそばれてる感があるけど、ほっといてちょーだいといーたいマンガファンも多いよーな気がする。

ところで会場内の、とある場所付近では、なにやらブキミな話声が洩れ聞こえるかも知れませんが、それは隣接するスペースでボランティアさんが印刷作業中に発しているものです。
国宝についてだとか、博物館運営についてだとか、高尚な話題はあまり出てきません。たぶん、その日のヒルメシがどーのこーのとかの話でしょう。
うるさいとか、静かにしろとか思わないで、やぁボランティア諸君ご苦労さん、と思ってくだされや。

2011年4月7日木曜日

博ボラ日誌その35 博物館ボランティア再開


地震以降中止になっていた博物館ボランティア活動が今週から再開された。
いつもは来館者全体の40%くらいを外国人が占めるのだが、ほとんどその姿がない。
そんなわけで、外国人用案内バッヂをつけていても、今日は日本語しか使わなかった。
まぁ冷静に考えて、地震津波はともかく、原発がこんな状況の国に、あえて行こうとは思わないのは理解できる。
もし自分が外国人の立場だったら、現状の日本に行きたいとは思わないのが正直なココロ。

2011年3月5日土曜日

博ボラ日誌その34 樫鳥糸肩赤威胴丸


博物館へやって来るお客様から、展示してある作品についてきかれることがある。
先日のボランティア活動中にも、「樫鳥糸肩赤威胴丸」の読み方をきかれた。
あいにくリーフレットにもルビがふってない。
そのま読めば、「カシドリイトカタアカイドウマル」だろうがどうも違う気がする。
結局、「わかりません」と答えてしまったのだが、後で考えたらiPhoneに「e国宝」を入れていたのでそれを見ればよかったんだ。
しかし、このアプリは、要インターネット接続なので、館内は圏外になりがちなソフトバンクだとはたしてうまく活用できるか疑問が残る。
iPhoneに罪はないのだが、成功の確率は半々といったところか。
次回のボランティア活動時に試してみよう。
と、こちらが構えていても、おあつらえ向きの質問がくる確率は低い。
いちばん多い質問は、さまざまな言語での「トイレはどこ?」ですから。

ちなみに「樫鳥糸肩赤威胴丸」の読みは「カシドリイトカタアカオドシノドウマル」。