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2014年11月6日木曜日

ミステリ劇場へ、ようこそ。【2014】後半戦

ラピュタ阿佐ケ谷で上映中の特別企画【ミステリ劇場へ、ようこそ。2014】も後半戦。
『殺(バラ)すまで追え新宿25時』には、なんと若き日の広川太一郎さんも出ちゃったりなんかしちゃったりして、なんて台詞回しではなくて、真面目な好青年刑事を演じてます。
出演者表示では、名前の後に(新人)と記されてました。
画像は主演の天地茂と、演芸会の天地茂こと、あしたひろし師匠。

2014年10月27日月曜日

『メイキング・オブ・ピクサー―創造力をつくった人々』を読んでいる。

厚さ約2.5cm。
現在約1cmばかり読んだところ。
小学館も関係していた「孫悟空プロジェクト」を、ジョブズが打ち切ったあたり。
ここまで読んだだけでも、CGアニメーション界に様々な人物が登場して、まさに群雄割拠、まるで三国志演義のような展開です。
さて、残り1.5cmでどのように展開していくのでしょうか、楽しみです。

2014年9月2日火曜日

庶民の笑いと日常と松竹大船撮影所・前半戦


ラピュタ阿佐ケ谷で開催中の特集企画「庶民の笑いと日常と松竹大船撮影所」も前半戦終了といったところ。
見たのは「按摩と女」、「明日はいっぱいの果実」、「今年の恋」、「晴子の応援団長」。
家出少女の鰐淵晴子が靖国神社に行って「今度は自衛隊の人がここに祀られるのね」とか、憂鬱な高校生の田村正和が「みんな原爆で死んじゃえばいいんだ」と言ったりとか、ドキッとするようなセリフも出てくる。
ヌーベルバーグっぽく、ジャン=ポール・ベルモンドを気取るのが桂小金治なのだが、ポンポン船長にしか見えないのはご愛嬌か。
若水ヤエ子も複数の映画に出ています。もちろん女中さん役。
ラピュタ阿佐ケ谷の客席には、小さなメモ帳になにやらお書きになってる寒空はだか師匠の姿も。
さて、後半戦は何本見ることができるやら。
それにしても鰐淵晴子の美しさよ!あまりの美しさにこのブログのイラストもいつもより画風が変わりました。

2013年11月16日土曜日

映画『スティーブ・ジョブズ』を後方の席で見る


なんだか、そっくりさんがいっぱい出てくる映画だが、映画館前方で時々強烈な光源が現れて、画面に集中できなかった。
どうやらスマートフォンの画面をチェックしているらしく、それも数人が断続的にやるものだから、とてもスクリーンが見辛い。
よく見ると、その形状からしてiPhoneではなく、それ以外のスマートフォンのようだった。
そりゃそうだ、ジョブズの映画を見ながらそんなバカな事をするアップルファンはいない(はず)。

2013年8月5日月曜日

映画『朝日のあたる家』に日が当たる日はくるのか?

不動産的に言うと、「朝日の当たる家」は、東向きの物件なのだろうか?
これは映画「朝日の当たる家」
現状では上映館が少ないそうなので、映画としては日が当たっていない。
というわけで、本編を見る機会があるかどうかわからないが、とりあえず予告編を見ている。 ボクの頭の中では、アニマルズの曲が流れているが、本編で流れているかどうかは知らない。

2012年11月28日水曜日

映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」いいね!


映画好きというより、映画館好きです。
そんなボクの、お気に入りの映画館のひとつが「ラピュタ阿佐ヶ谷」。
定員50人足らずのスペースで、ボ〜ッとして昔の日本映画を眺めながら、あれこれ考え事をするのは、なかなか楽しい。

この映画館、昭和の銀幕を飾ったスター達がスクリーンに登場するだけでなく、映画に出演した往年のスターが自分の出演した映画を見にやってくることもあるとか。
12月の下旬までは、『教室群像 ─映画の中の「学び」の風景─』と銘打って、鳥居恵子、和泉雅子、梓英子、本間千代子、酒井和歌子、吉沢京子、内藤洋子、等々が出演する映画を上映中だが、これらの女優さんが来るかどうかはわからない。
観客の中にも、日本映画に詳しい落語家のあの人や、洒落たスタンダップコミックのあの人の姿があったりする。

一般料金は1200円だが、ラピュタシネマクラブのメンバーになれば、いつでも「映画の日」か、それ以下の料金で楽しめる。
メール&シニア会員なら年会費1500円で招待券2枚がもらえ、当日券が会員優待料金になり、同伴者1名が同伴者特別割引料金になる。
さらに映画を1回見るるたびに1ポイントのスタンプがもらえ、5ポイント集まると1ヶ月間有効の招待券が1枚もらえるなどの特典がある。
トイレの水洗が、紐をひっぱるタイプなのもいいね。

2012年10月30日火曜日

初インドネシア映画と初割引


インドネシア語学習者なのに、インドネシア映画を見た事がなかった。
先週までの東京映画祭出品作は面白そうなのがあったのだが、タイミングが合わず見逃してしまった。
そんな中、9月のインドネシアフェスティバルでも紹介された映画『ザ・レイド』が先週から公開になったので行ってみた。
上映館はビックカメラ有楽町の最上階にある角川シネマ有楽町
以前は違う名前の映画館だったような気がするが、今の名前になってからは初めて来た。

さすがビックカメラの上にある映画館らしく「ビックカメラカード割引」なんてのがある。これならビックポイントカード提示で1800円の料金が500円引きの1300円になる。
どちらかが50歳以上なら二人で2000円の「夫婦割引」もある。
この日は一人だったので夫婦割引は使えず、ビックポイントカードを出そうかと思ったが、「小学生・中学生・シニア(60歳以上)割引1000円」という文字が目に入った。
そういえば、今年からこれに該当するのではないかと、今更ながら気づく。
おそるおそる、「シニア料金で…」と言ったら、「何か証明できるものを」と言うので、運転免許証を提示して無事に入場できた。
これまで夫婦割引の時は、何も提示したことはなかったので、シニア割引の方が厳しい基準なのだろうか。

で、映画の内容については「映画・エンタメガイド」の出演者インタヴューを読まれたし。
とにかく出演者のほとんどが男性、映画館の観客もほとんど男性。
全編、戦いに続く戦いで、セリフは少なく気合いが炸裂する。
したがって、インドネシア語のききとりの勉強にはあまりならないのだった。

2011年12月14日水曜日

映画『マイティ・ウクレレ』に触発されて来年はやるぞ!


シネマライズで公開中のこの映画『マイティ・ウクレレ』を、ウクレレを弾いたことのない人が見たら、ウクレレを弾きたくなる。
ウクレレを弾いたことのある人が見たら、ウクレレをもっと弾きたくなる。
ウクレレ漫画を描いたことのある人が見たら、ウクレレ漫画をもっと描きたくなる。

というわけで、この数年来の懸案だった電子書籍版『ウクレリアンの極み』を、来年は必ず出すぞと固く心に誓った。
さっそく担当者とも打ち合わせ(ラピタネット連載時のものよりは高解像度にすることに)して、年明けにはデータ作りに入ることが決定!(キリッ)

2011年6月30日木曜日

1979年が舞台の映画を2011年に見る


先日、『スーパー8』という映画を見た。
スピルバーグ製作の、スピルバーグ節の映画で、例によって映画館にいる間は確実に楽しめる出来のものなんだけど、今回は違った。
途中で、主人公の少年のいる部屋のラジオ(テレビだったかも)から、スリーマイル島原子力発電所事故のニュースの音声が流れる。
そのシーン以降、映画館の暗闇の中にいても、2011年の日本にいることをあらためて自覚してしまった。
そうなったら、もう映画の世界に没入することは難しい。
途中で、初代ウォークマンが画面に出てきて、ふと我にかえる。
ウォークマンとスリーマイル島原子力発電所事故は同じ年だったのか。
いつの日か、福島原発事故の年には、iPad2が日本だけ発売が遅れたんだよなぁと想い出すことがあるのだろうか…。

2011年4月6日水曜日

インドネシア語科に復学


休学していたインドネシア語科に、今日から復学。
てなわけで、通学途中の東京タワーを地震後初めて肉眼で見たが、やはり曲がっているように見えた。
ゴジラが曲げたほどじゃないけどね。

2011年2月8日火曜日

Facebook のことが少しはわかる映画かも知れない

今話題の Facebook 創設者マーク・ザッカーバーグ氏が題材の映画「ソーシャル・ネットワーク」をTOHOシネマズ錦糸町でやっと見てきた。
平日昼間の第一回目の上映で30人くらいの観客ならよく入っている方か。
正直、なにやら流行の題材でいっちょあがりの映画かと、全然期待していなかったこともあるが、予想したより面白かった。
早口の台詞の、早い展開で見る者を飽きさせない。
まぁ映画だからエピソードはかなりの誇張があるんだろうが、さもありなんと思わせる作りで、それはそれでよしとしよう。
ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント作品だからかどうか、VAIOが登場する。
そしてなんだかんだあって、Baby You're A Rich Man が流れつつ映画は終わる。
Facebook利用者なら、見て損はないでしょう。

2010年1月29日金曜日

渚ちがい


本日まで、東京国立近代美術館フィルムセンターで、大島渚特集が組まれていた。
今まで見逃していた『帰って来たヨッパライ』と『戦場のメリークリスマス 』を見る事ができた。
両作の共通点は、地中に人が埋まっていること。

2009年3月26日木曜日

カナダアニメは目に綽名か

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年3月17日から3月29日まで の期間、【カナダ・アニメーション映画名作選】が催されている。
この中の、1981年作品『ヘヴィメタル』を見た。
全編、ブラック・サバス、チープトリック、グランド・ファンク・レイルロード、などのサウンドが腹に響いて気持ち良い。
物語は、謎の緑色の球体が地球にやってきて、てんやわんやの大騒ぎ。
爆撃機B17やらゾンビやらロボットやら宇宙人がのたうちまわる7部構成になっていて、いろんなテイストが楽しめる。
これを見た日は、冷たい雨のせいか観客も少なく、場内は冷え込んだ空気が漂っていた。
一方、画面に出て来る女性陣は、会場の寒さをものともせず、半裸から全裸まで大張り切りの90分なのだった。

2009年3月18日水曜日

エストニアで兄と吸え

ラピュタ阿佐ヶ谷で開催中の、第9回ラピュタインターナショナルアニメーションフェスティバル2009で、エストニアのアニメーションを見た。
エストニアといえば大相撲の把瑠都の出身地でもあるが、アニメと相撲の関係はわからない。
エストニアアニメーション界の巨匠プリート・パルンの『カール・アンド・マリリン』は、マルクスが走り、モンローがお尻を振り、レノンが写真を撮る。
併映作品も見たが、場内の冷房が効きすぎて、ふるえていたので記憶がない。次の機会に期待したい。
それにしても、この時期に冷房は早すぎるのでは。
早めに帰宅して熱〜いお風呂に入ってなんとか生き返った。

2009年3月8日日曜日

この映画祭誰んだ?オランダ映画祭2009

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年2月24日から3月15日まで の期間、【オランダ映画祭2009】が催されている。
この中の、『アニメーション選集2』と『ポーランド人の結婚』を見た。
前者はセリフがほとんどないし、後者は主人公がポーランド人。
したがって、オランダ語学習者の勉強にはあまり役立たない。

この会場、いつもは古い日本映画上映が多く、おじいさんの常連客が多いが、今回の企画は若者や女性や、オランダ人らしき外国人の姿もも見うけられ、なんだかフィルムセンターとは思えない雰囲気だった。
オランダ映画祭2009の次は、カナダ・アニメーション映画名作選が2009年3月17日(火)から始まるようで、楽しみである。
2009年3月15日(日)からは、ラピュタ阿佐ヶ谷でアニメーションフェスティバルも始まるし、今月は海外のアニメの当り月だむ〜ん。

2009年2月15日日曜日

モスラ対ゴジラ対オジさん

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が催されている。
先日、その中の1本『モスラ対ゴジラ』を見た。
映画の内容はタイトル通りだから省略。
圧巻は、上映後フィルムセンターから京橋交差点方面に向かって歩く人ごみの中にいた。
それは50代のジャンパー姿のオジさん。
そのおじさんの周囲の人が、なにやらオジさんのほうをチラチラ見ている。
なにごとかと歩を早めておじさんの背後に接近したら、おじさんのつぶやきが聞こえてきた。
「モスラ〜やっ♪モスラ〜やっ♪」
おじさんはモスラの世界に入り込んだまま雑踏の中を歩んでいる。
モスラ〜やっ♪モスラ〜やっ♪と歌いながら歩くオジさんの肩に、二つの小さなシルエットが見える。
よく見るとその姿は、ザ・ピーナッツなのだった。

2009年2月2日月曜日

【怪獣・SF映画特集】怪獣総進撃


東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が催されている。
先日、その中の1本『怪獣総進撃 』を見た。
怪獣さんが出るは出るは、ゴジラ、モスラ、ラドン、ミニラ、キングギドラ、アンギラス、バラゴン、クモンガ、バラン、マンダ、ゴロザウルス。
怪獣オールスター総出演、怪獣の幕の内弁当状態の1時間半、見終わった後は、怪獣ごちそうさまでした。
時は20世紀末、すでに月に基地が出来ていて、月の基地から、小笠原の島の地下基地に電話がかかってくる。
その時の、取り次ぎ役のセリフが凄い。
「月から長距離電話です」
たしかにかなりの長距離ではある。

ここフィルムセンターは、通常はおじいさんの常連客が多く、上映中に大いびきの観客がよくいる。
どのくらいおじいさんかというと、戦前の映画を見て「子供の頃見たよなあ」と語り合うくらいの年齢である。
しかし、今回の【怪獣・SF映画特集】では、いつもの常連爺さん達の姿はほとんど見ない。
この特集の映画が封切られた頃、おじいさん達は働き盛りで映画なんて見る余裕もなく、したがって怪獣映画になんの思い入れもないからだろう。
そんなわけで、いつもの観客と違い若い男女の姿も目立つ。
これなら客席で大いびきなんてこともないだろうと思っていたら、同じ列に座った30代男性が上映前にいびきをかいて眠り始めた。
上映開始後は起きるだろうとたかをくくっていたら、上映を開始しても大いびきをかいている。
いつものおじいさん達と違って若いだけにいびきの音量も大きい。
しかし怪獣映画だから、怪獣の声に消されてそんなには気にならない。
とは言うものの、怪獣が出ない静かなシーンでは、場内に高らかにいびきが響き渡る。思わず周囲の人が振り返ってこちらを見るくらいだから、かなりの音量というのがわかるだろう。
結局、彼はほとんど眠っていたが、映画を楽しめたのか気になる。
しかし、老いも若きも大いびきの輩が出没するここフィルムセンターには、何か人を眠らせる魔物でも棲んでいるんじゃないだろうか。

2009年1月28日水曜日

フィルセンで【怪獣・SF映画特集】

東京国立近代美術館フィルムセンターで、2009年1月6日(火)から2月22日(日) の期間、【怪獣・SF映画特集】が公開される。
先日、その中の1本で、千葉真一主演の『黄金バット』 を見て来たが、1966年制作なのに白黒映画だったのには驚いた。もうあの頃はカラー時代だったと記憶していたがそうでもなかったのか。
主演とはいっても千葉真一が黄金バットではない。兵器は作るは、光線銃をぶっぱなすは、頭脳より腕っぷしの戦う科学者なのだ。
千葉真一の上司の博士の娘役で出ているのが高見エミリちゃん。少女雑誌の表紙モデルだった頃の、若き日の姿が可愛い。今では代議士夫人におさまり、相当美食されたようである。

映画の方は、とにかく全編黄金バットとナゾーが「わはははは、わははは」と笑いあうのだが、客席は笑えない場面が続く。
蘇ったばかりの黄金バットが高見エミリに向かっていきなり「エミリよ」と呼びかけるシーンでは、場内が爆笑につつまれた。
なぜ初対面なのに名前がわかったんだろうか。
ナゾーの正体より、こちらの方がよほどナゾである。

この映画が封切られた頃、オダンディは子供だったが、まったく記憶がない。
あの頃のことだから何かと併映だったんだろうが、当時の子供達はこの映画を見て胸を躍らせたのか。それとも子供ココロにも、子供だましはダメだよと思ったのか。
真相は、とりあえず「わははははははは」と笑ってごまかしておこう。