2021年3月24日水曜日

大滝詠一サウンドでラジオ体操♪

大滝詠一の全作品サブスク配信が始まりました。 アルバム未収録曲もあり、いろいろ聴いて楽しんでおります。 

いつしか体が動き始め、ペンを置いて机を離れ…と言っても、踊り始めたわけではなく、なぜか体操を始めました。 体操と言っても、ただの体操ではなく、ラジオ体操第一

 Happy Ending (NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL) が、なぜかラジオ体操にマッチするので、曲にあわせて、ラジオ体操第一をミッチリやってしまい、うっすらと汗ばむ。

 何かのLPの付録か、何かのコンサートでゲットしたのか、出所が定かでない、経年劣化でボロボロの「ナイアガラ音頭ウチワ」でパタパタあおぐ桜の季節の昼さがり。

2021年3月20日土曜日

大菩薩峠と二笑亭と飯田蝶子

電子書籍版『大菩薩峠』を読んでいる。
読み進むうちに、主人公の机竜之介の存在がどんどん薄くなり、なんだかよくわからない人物たちが入り乱れて、あっちゃこっちゃ動き回る展開が面白い。この雰囲気、何かに似てるな〜と思ったら、杉浦茂マンガの世界なのでは!
併せて『二笑亭奇譚〜五〇年目の再訪記』を読んでいる。
『大菩薩峠』が連載されていた同時代に、富豪が建てた謎の建築物に関するあれやこれや。まだ前半しか読んでないけど、節孔窓、和洋合体風呂、九畳の間、昇れぬ梯子、等々が出て来て興味深い。後半には赤瀬川原平の小説もあって、楽しみ、楽しみ!
合間にAmazonプライムで、小津安二郎監督の初トーキー作品『一人息子』を観る。
主演は飯田蝶子。1936年製作の映画なのに、すでにオバーさん女優なのは流石!

こんな本を読んだり、映画を見ていると、なんだか数十年前の、大きな地震の後にオリンピックが中止になった世界にタイムスリップしそうな気がしてきた、春分の日の昼さがり。

2021年2月16日火曜日

ネコピット初体験にゃ〜

Amazonで注文した品物でトラブルがあり返品することになった。
返送方法を確認したら、ネコピットを利用せよとの指示がある。
ネコピットとは何ぞや?
まずクロネコヤマト営業所に行く必要がある。
そこに設置してあるのが、ネコピットとゆーものらしー。
で、行ってみました。
営業所のカウンター付近でキョロキョロしても見当たらない、とゆーか、そもそもネコピットがどんなものなのかわからないのでスタッフにきーてみる。
「それです」と顎で指されたのは、机の上に置いてある小さなタブレット。
てっきりATMみたいな装置と思っていたので、まったく目に入らなかったのでありました。
事前にAmazonから送られてきたQRコードを画面にかざせばいいらしーのだが、なかなか読み取ってくれない。
数分間アクセクして判明したのは、読み取りカメラは、ネコピットの裏側にあること!
なんとか読み取らせて、プリントした伝票を窓口に持って行き、返送作業完了。
以前は送り状をあらかじめ自前で用意する必要があったので、その手間は省けるが、コンビニでの手続きは不可のため、直接クロネコヤマト営業所に行くのは、チトメンドー。

2021年1月30日土曜日

Flash引退記念ハイパーカード白黒スタック風Kindle本『ユキカバ』がAmazonから出ました!

 2020年12月31日、ついにFlashが引退したのを記念して、Flashよりもう〜んと早くに引退してしまったハイパーカードの白黒スタック風Kindle本『ユキカバ』を、Flashで作画してみました。 

思えば、20世紀末にFlashとハイパーカードに出会わなかったら、その後のボクのマンガ家人生も大きく変わってしまったことでしょう。 さて、これからはどんなソフトウェアと出会うことになるのか、少し楽しみでもあります。 

と言いながらも、ラフは紙に手描きなんですけどね。 

2021年1月24日日曜日

Amazon Prime Video で、山中貞雄3本立て!!!

 
大きな地震の十数年後、東京オリンピックが中止になった約100年前。 そんな、なにやら現在と似たような時代に生きた、味のある顎の長〜い風貌の、映画監督山中貞雄作品3本を、Amazon prime video で発見。 

これまで、国立映画アーカイブや、ラピュタ阿佐ヶ谷などであった山中貞雄特集を見逃していたけど、まさか Amazon prime video に山中貞雄作品があるとは。

 愉快な大河内伝次郎が大暴れする『丹下左膳余話百万両の壷』(1935年)、若くして気品と風格漂う原節子が美しい『河内山宗俊』(1936年)、そしてはからずも遺作となってしまった『人情紙風船』(1937年)。 

他の作品も見たいが、現存はこれら3本だけというのは、チトサビシイ

2021年1月1日金曜日

2021年あけましておめでとうございます

まっ、昨年中はいろいろありましたが、たぶん今年もいろいろあります。てなわけで、本年もヨロシクお願いします。

2020年12月15日火曜日

予約なしで行ける所シリーズ・パナソニック汐留美術館

今回の、予約なしで行ける所シリーズは、当ブログオススメ第1位の「パナソニック汐留美術館」。
思えば、2020年春以降、COVID-19パニックでいろんなミュージアムが、チケット販売方法で右往左往しました。
国立映画アーカイブのように、いまだに前売り指定席券のみで、当日フラッと入館できない所。(こーゆー所には全く行く気になれません。)
東京国立博物館のように、オンライン事前予約が必要だが、事前予約枚数に余裕があれば窓口でも販売可能という、中途半端な対応の所。(こーゆー対応の所が一番多いですが、元々平日の昼間はそれほど人が入ってなかったので、あんまり意味のない対応ではないかと。)
いろいろな対応をするミュージアムの中で、パナソニック汐留美術館は、公式Twitterで、「当館はご予約なしでご入館いただけます。」と宣言してます。
なんという潔さ!清々しささえ感じます。
てなわけで、最終日に『分離派建築会100年展』に行ってきました。
行くまでは、上記のような理由で、パナソニック汐留美術館にとても好感を持ってましたが、入り口で警備員なのかスタッフなのかわかりませんが、制服を着た人に「マスクをつけて!」と言われて、ちょっとガッカリ。
とは言え、ここで切れる老人に変身するのもアレですから、こんな時のための奥の手、首に巻いたネックゲートを鼻先までズリあげたところ、何事も無く入館することができたのでした。
まずはメデタシ、メデタシ。

2020年12月10日木曜日

予約なしで行ける所あれやこれや


COVID-19ショックで、2020年春以降、ミュージアムの多くが、窓口対応が中止になり、予約なしでは入館できなくなっていたが、秋あたりから、窓口対応も再開する所が増えてきた。 

窓口対応をする所、たとえば日比谷図書文化館では、入館時に緊急連絡先を紙に鉛筆で書いて提出する。 

一方、東京国立近代美術館みたいに、窓口対応再開後、連絡先を提出する事も無く、そのまま何事もなく入館出来るミュージアムもある。 何事もなくといっても、入館時に手指消毒と検温は強制される。どれだけ効果があるのかわからないが、とりあえず、なにか対策やってる感を出してはいる。 館内に入れば、以前と同じように動けるが、時々「マスクしろ!話をするな!人との距離をとれ!」とアナウンスが響き、とても鬱陶しい。

 で、人出の方は、客とスタッフの人数が同じくらい。 まぁ、平日昼間なら、COVID-19ショック以前もこんなものでしたがね。 

画像は、東京国立近代美術館4階の「眺めのよい部屋」。 自分以外誰もいない、貸し切り状態です。

2020年11月24日火曜日

フェリーニと影丸

枯葉が風に舞い踊るのを見ていると、まるで「フェリーニの映画」か、伊賀の影丸の「木の葉隠れ」の術中にいるような気がする。 

まっ、どちらにしても、いささか例えが古い。 

枯れ葉に混じって、マスクもヒラヒラしてるのが、2020年っぽいね。

2020年11月17日火曜日

予約なしで行ける所シリーズ・向島百花園

 

フラッと出かけるにも、予約して、入り口で検温されて、マスク着用を強いられる昨今ですが、そんな中でも、予約なしで行ける所シリーズ。今回は、向島百花園

画像は、「マスク等の着用にご協力ください」の、はり紙の前で、ノーマスクでバカ笑いする、おばかジジーが一人。まるで、駐車禁止の標識前に駐車するような、おばかレベルです。

園内は、ほどほどの入場者で、全く密にもならず、のんびりした時間を過ごせます。

帰りは、スカイツリーから浅草までの、東京ミズマチあたりを探索。

とある店でランチしたんですが、パンがのせられた皿に、ご飯粒がかなりへばりついているという悲しさよ。あんまり、細かい事は気にするほうではないんですが、スタッフさんに「この皿についている米粒は、洗い方がまずかったんじゃないでしょうか」と言っておいた。スタッフさんのお答えは「伝えておきます」でした。その後の展開は、何もなし。

二度と行く事はないと思いますが、たぶん、この店は長くないと思います。

2020年11月10日火曜日

広川太一郎の声が聴こえる映画

Amazonプライムで、スーパーお下劣ポリティカルロードムービー『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』を見ました。
脳内で、故・広川太一郎さんの声に変換したら、さらに面白さ倍増!
それにしても、マスクする場所が、間違ってると思うのだが…。

2020年11月3日火曜日

Kindle版サイボー牛ウッシー(1) 出たモ〜!

 1970年代後半、「マンガくん」(小学館発行)に連載した『サイボー牛(ギュー)ウッシー』の、Kindle版第1巻が出ました。

「マンガくん」は、その後、「少年ビッグコミック」になり、更に「ヤングサンデー」になりましたが、『サイボー牛(ギュー)ウッシー』は「マンガくん」時代に掲載されたギャグ漫画です。

 紙の単行本化はされなかったのですが、このたびKindle版『サイボー牛(ギュー)ウッシー』として、再登場しました。

思えば、「マンガくん」がなくなる頃に、児童マンガという言葉もきかれなくなったような気がします。

おだ辰夫作品も、その後は青年誌に活動の場を移していきます。