2015年12月29日火曜日

映画『吹けよ春風』、嵐は呼ばない。

ラピュタ阿佐ヶ谷にはいつも上映開始1時間前くらいに着いて整理券をゲットする。
通常は7番目か8番目くらい。
それが本日は26番とな!
そんな人気の映画だったのか?

というわけで、ラピュタ阿佐ヶ谷の特集企画「東京映画地図」で『吹けよ春風』を見た。
若き日のミフネがタクシードライバーに扮して戦後のトーキョーの街を流します。
乗客は、いちゃつくバカップル、家出少女、少年達、ピストル強盗、酔っぱらい、人気スター、老夫婦、わけあり復員兵等々。
それぞれのエピソードがを見ながら、なぜかピンクフロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』が頭の中をグルグル♪
これだけじゃあどんな映画かわからないでしょうから、どんな映画か気になる人は、寒空はだか師匠の「即席映画狂」を見てくだされ。

この映画の製作は1953年。
ざっと60年前。
時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、この頃の映画はとても開放感がある。

これから60年後あたり。
2010年代の映画は、時代劇でも現代劇でも、悲劇でも喜劇でも、なんだか閉塞感があるよね〜と言われそうな予感。
そんなこんなで、来年の春風に希望をもちたいものです

2015年12月27日日曜日

『虚人の星』を読んでいる

題名にひかれて『虚人の星』を読みはじめた。
もちろん飛雄馬は出てこない。
レインボーマンドラえもんは、出ているような、いないような。
読み進むにつれ、だんだん現実のソーリダイジンとシンクロしてくるようで、面白いのに怖くなってくる。
はたして、重いコンダラ(笑)をひっぱりながら、シレンの道を行くのか?


2015年12月21日月曜日

『われら婦夫(ふふう)』が、まんが王国で配信開始。

われら婦夫(ふふう)』1~9巻が「まんが王国」で本日より配信スタートしました。少し立ち読みもできるようです。30数年前のものなので、懐かしいような恥ずかしいような。

2015年12月18日金曜日

『親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanから出ました!

ラピタネットで2000年から2006年に連載された、熱血HONDAスーパーカブ4コマ漫画親愛なるカブ』第3巻(完結編)がebookjapanからリリースされました!
iPhoneやiPadやMacで読んでお楽しみください。
もちろんAndroidやWindowsでもOKです。
掲載時の原稿に大幅に手を加え、新作4コマも追加しています。
今は、もうカブに関しては描き尽くした〜、と言いたい気持ちです。

2015年12月15日火曜日

来年は久しぶりに紙の手帳。

最後に使った紙の手帳は、10年くらい前の、Filofaxの分厚いシステム手帳だった。
もう紙の手帳は卒業と思っていたが、来年はコレを使ってみることにした。
でも、よ〜く見たら「京都手帖」を買ったつもりが「京ごよみ手帳」でした。

2015年12月14日月曜日

シーネ装着で神頼み

日頃は休み中心の日程なのに、珍しく仕事中心の年末進行で体調を崩してしまった。
どーも頸椎が良くないらしく、医師のススメでシーネという柔らかい素材の首輪みたいなものを装着することになった。
マンガを描く時に机に向かう前傾姿勢が良くないということで、強制的に仕事から離れるには旅行がいちばん…そうだ京都、行こう。
苦しい時の神頼みで、行き先は伏見稲荷大社

シーネ装着で一番困るのは、下を向けないので歩く時に足元が見えないこと。
今まで駅の階段もサッサカ歩いていたのに、シーネ装着時は手すりのお世話になりました。
今まで自分には手すりなんか無縁だと思っていたのに、手すりサマサマでありました。
そんなわけで、やって来た伏見稲荷大社。
境内に入り、石段を上り始めて気がついた。
手すりがない!
それでも三徳社あたりまでたどりついたが、どうも足元が不安なので引き返す決断をした。
上ってきたんだから下るのはどうってことないと思ったら大間違い。
足元が見えなくても上りの時は数歩先が見えるので、なんとなく着地点を推測しながら歩けるが、下りの時は全然先が見えない。
へっぴり腰でおっかなびっくり足を差し出し、家人に背中を支えてもらってなんとか下山できたのでありました。
肉体的よりも精神的に疲れたので、稲荷駅近くのVermillionで美味しいコーヒーをのんで休みましたとさ。

2015年11月27日金曜日

クリスマスにKORGウクレレチューナー♪

クリスマスライブのようなものに備えて、ウクレレのヘッドに装着するチューナーを新調した。
今回のKORGクリップ式チューナーheadtuneヘッドチューンウクレレ用HT-U1の操作はいたってシンプル。事前設定なしで、ただヘッドに装着するだけ。
ローGにも対応していて、表示ランプはLEDで視認性も良く、10分間無反応なら電源が切れるのもウレシイ驚き♪

でもいちばん驚いたのは、配達のスピード。
amazonで夜に注文して、翌日の午前に、さ〜て配送状況でも確認してみるかなと考えていたら、玄関のチャイムが鳴ってもう届いたこと。
通常配送でもこれだから、amazonなんとか会員サービスだと、注文したらすぐに来るんじゃなかろか。

2015年11月23日月曜日

電子書籍版『親愛なるカブ』第3巻最終ページ

いよいよ電子書籍版『親愛なるカブ』第3巻用の最終ページにとりかかる。
早くカタをつけたいような、もっと先延ばしにしたいような、揺れるマンガ家のココロだ〜。

2015年11月17日火曜日

再生不能の外付けDVDドライブが再生したハナシ

朝食後、ここんところやや遅れ気味の原稿にとりかかろうと机に向かいかけたら、家人がDVDを再生してほしいという。
そんなのは朝飯前だよと、いや実際は朝飯後だけど、久々に外付けDVDドライブを取り出してMacBookProにつないでやった。
がっ、しかし全く反応がない。
ウ〜ム、と考え込んで、ふと気付いた。
そういえばMac OSをYosemiteにしてからこのDVDドライブを一度も使ってなかった。
そうか、たぶんYosemiteに対応していないんだ、じゃあこれを機にOS X El Capitanにするのもいいかなと思ったものの、いやいや、そろそろ年末進行に入りかけているのに、何が起こるかわからないOSアップグレードなんかやってる場合じゃないぞと、いつになく冷静な判断を下した。
とにかくDVDを再生すればいいわけだから、OS X Snow Leopardの古いMacBookをヒッパリ出してきてDVDをぶっこんでみた。
あれっ、やっぱり反応がないではないか…。
このへんでアドレナリンが出はじめるが、ココロを落ち着かせるためにここまでの状況を整理してみた。
●Yosemiteで再生できない(ドライバが非対応?)
●Snow Leopardでもダメ(ドライバは対応なのに?)
●しかし以前は正常に動いていた
●きょう突然ダメになった
これって、DVDが突然逝ってしまったのではないだろうか…いやきっとそうに違いない。
と、無理矢理に自分を納得させて机に向かう。

とは言っても気になってなかなか作画に集中出来ない。
ついついペンタブを持つ手を休めて、新しい外付けDVDドライブの価格をチェックしてみたりして、全然原稿がすすまない。
数時間後、ふと閃いた!
接続しているUSBケーブルに問題があるのではないかと。
そこで机の端に放置されていた別のUSBケーブルをつないで、試しにTHE BAWDIESのDVDを入れてみたら、ジャーン♪見事に再生されたではないか。
やった〜っ、朝飯前のつもりが、すでに昼食後になってしまったが問題は解決した。
さっそく家人を呼んで、いかに様々な考察の結果、問題を解決したかを説明したものの全然感心してくれない。
では件のDVDを再生して証拠を見せてやろうではないか、と意気込んでDVDを入れるのであった。
むむっ、何も起こらない。
ケーブルを替えたことで問題は解決したはずなのに、何故なんだ?
考えられることはただひとつ、ディスクに問題があるのでは。
で、じっとディスクを見つめたら、当初は老眼でよく見えなかったのだが、Blu-rayの文字が…嗚呼。

2015年11月4日水曜日

年金と定年

マンガの原稿を描きつつ、資料の本をパラパラめくってみたら、これがなかなか面白い。
年金15万円のゴージャス生活』と『定年楽園』の二冊。
で、ふと思った。
年金も定年も無縁のマンガ家生活であった。

2015年10月31日土曜日

たまには鉛筆でネーム作り

さぁ、今からネームをやるぞ!と決意して机に向かったら、シャーペンが見当たらない。
いつも机まわりに何本かは転がっているシャーペンが1本もない。
時々、仕事机の上でこのような文房具神隠しがある。
こんな時は慌てず深呼吸して、対応策を練る。
シャーペンが問題なのではない、描いても消せる筆記具ならいいのであるよなァ…そうだ鉛筆がある!
で、久しぶりに鉛筆と鉛筆削りを用意してネームを切るのだ!(ネームを「切る」という表現はいつごろから言うようになったのだろうか。ボクがデビューした約40年前にはそういうふうには言ってなかったと思うが。もしかして知らなかったのは自分だけ?)
そんなこんなで、機関車型鉛筆削りでuni-star2Bをガリゴリと。

2015年10月28日水曜日

東スポは帯封で


描いた漫画が掲載されると、掲載誌や掲載紙が送られてきます。
雑誌の場合は、毎回掲載誌が封筒に入ってきますが、新聞の場合はちょっとちがいます。
新聞の購読券が送られてきて、それを近くの新聞販売店に渡して毎朝配達してもらう場合や、一ヶ月分まとめてドサッと送られてくる場合があります。
老い知らず男の強化書」を連載中の東京スポーツ(水曜発売版)の場合は、これらとはちょっとちがって毎回掲載日の翌日に掲載紙が送られてきます。
でも封筒に入ってくるのではなく、帯封で束ねた状態で届きます。
帯封というのは紙幣なんかを束ねているアレです。
ちなみに原稿料は帯封で束ねた現金ではなくて、銀行振込でいただいています。

2015年10月10日土曜日

ピアノ伴奏でハラキリ

ヨーロッパで1919年に作られた、幕末の日本を舞台にした無声映画『ハラキリ』を、ピアノ伴奏付きで見た。
東京国立近代美術館フィルムセンターで開催された、「シネマの冒険・闇と音楽」の一本。
映画は、欧州から帰国した大名の姿から始まる。
大名の名前は「トクヤワ」。徳川ではない。
大名の娘の名前は「おタケさん」。お姫様の名前と言うより女中さんの名前。
侍女の名前は「ハナケ」。おそらく花子の聞き違い。
悪い僧侶の名前は「ボンズ」。たぶん坊主のつもり。
その土地の領主の名前は「マタハリ」。もはや日本語ではない。インドネシア語で太陽の意味だったような気がする。

そんな不思議な映画だった。
映画も不思議だが、約100年前に作られた日本を題材にしたヨーロッパ映画を、21世紀の日本で見るのも、これまた不思議ではあるなァと思った旧体育の日

2015年10月7日水曜日

東京スポーツ水曜版で「老い知らず男の強化書」新連載!

東京スポーツ(毎週水曜日)で「老い知らず男の強化書」というマンガが始まりました。
一部で好評だった(?)『汗かきおちんこ君』の従兄弟のチンタマ君が登場しています。
ちなみに、チンタマ君の語源は「チンチンの魂」からきている模様。
往年の野球マンガ『父の魂』とは関係ありません。

2015年10月5日月曜日

『まんが日本の歴史人物事典』13刷!

え〜と、今週めでたく『まんが日本の歴史人物事典』13刷が世に出ることになりました。
画像は表紙の初校です。 
当初と表紙は変わっていませんが、内容はちょっと変化しています。
目標100刷まで、あと87刷(笑)。

2015年10月4日日曜日

国立新美術館で隣の部屋に追い払われて

国立新美術館で開催中の『アーティスト・ファイル 2015隣の部屋――日本と韓国の作家たち』展は、日韓の12人の現代美術家の個展を集めた、まるで現代美術版幕の内弁当みたいでとても面白かった。
会場は作家別にカーテンで部屋が仕切られていて、鑑賞者は部屋から部屋へ渡り歩き、いろんなタイプのアートが楽しめる仕掛けになっている。

何番目かの部屋では、壁にモニタが埋め込まれていた。
その部屋は六畳二間くらいでウナギの寝床状(例えが現代美術っぽくないですが)になっている。
壁面のモニタには、それぞれの不思議な体験を語る人の画像が流れている。
半分くらい見た頃に、監視のオネーさんが近づいてきて、こう言った。
もっと近くで見てください
最初、何を言ってるのか理解できなかったのだが、壁面から2メートルくらい離れてモニタを見ていたワタクシの立ち位置を是正したいということなのだろう。
背面の壁にもたれかかっているわけでもないし、他の客のジャマになっているわけでもない。善意に解釈すれば、
「そんなに離れていると、ワタクシとモニタの間を他の鑑賞客が通行するから、作品が見にくくなりますよ」
ということかも知れない。
でもこの部屋には、当初はワタクシ一人で、その後他2、3人が入室しただけという閑散とした状態なのに、わざわざ言うべきことなのだろうか?
せっかく楽しんでいたのに、よけいな事を言われて頭にきたので、
オラオラ、どこで見ようと勝手だろ!いちいち指図するんじゃないよ!館長をよべ!
と怒鳴ろうかとも思ったが、次に予定があってあまり時間もなかったので、泣きながら(もちろんココロの中でね)隣の部屋に移動したのでした。
あっ、この展覧会のタイトルは『隣の部屋』だし、もしかしてこの監視のオネーさんの行動も、隣の部屋を意識させるための効果を狙ったパフォーマンスなのか?いや、そこまで深い意味があるとは思えない。

釈然としないまま会場を後にしつつ、ミュージアムの鑑賞者と監視者の関係について考えた。
きょうは鑑賞者の立場だったが、以前3年間ほどトーハクでボランティアをした際は、この逆で作品を鑑賞する人に注意することもあった。
しかしその対象は、走る子どもや、ドリンク類を飲みながら歩く人、長い傘を持った人、鉛筆以外の筆記具を使う人などであって、鑑賞者の立ち位置に関して口をはさむことはなかった。
さらに、ウ〜ムと考えてみるに、上記に該当しない人でも挙動不審な人に対しては、鋭い視線をおくったような気がする。
ということは、きょうのあの部屋のオネーさんも、ワタクシのことを挙動不審者と認識して、あのような行動をとったのかも知れない。もし、そうなら怪しい外見のワタクシが悪いことになる。

この結論、納得できるような、できないような、割り切れない感じだけが残ってしまい、とりあえず当分の間は国立新美術館には行く気がしないな〜と思うのだった。

2015年9月19日土曜日

説明マンガ家誕生?

ふと思った。
なにやらこの10年くらいは、見開き2ページくらいでいろんなテーマを説明するマンガの仕事が多い。
たとえば、日本の歴史や世界の歴史、ニュースな出来事、お金に関することなどあれやこれや。
今や説明マンガ家(そんなのがあれば)と言えるかもしれない。
そんな説明マンガの最新作が日経マネー11月号鐘尾為太郎の冒険・理論株価編』です。描いといてアレですが、理論株価という言葉を今回初めて知りました(笑)。
そういえばこのマンガ、足かけ17年も描き続けていることに最近気付きました。
さらに来月からスポーツ新聞で(雑誌だと見開き2ページ分くらいの分量)説明マンガが始まります。
やはり、説明マンガ家かもしれません。

2015年9月12日土曜日

『ユキウシ』第2巻ちょこっと改訂版

ebookjapanからダウンロードして楽しむ、ひとこまマンガ連作集『ユキウシ』第2巻ODA-SAN名義)がちょこっと改訂されました。
sampleのページが修正されたコマです。
紙の本だったら増刷までそのまんまなんですが、電子書籍だとこーゆー点がいいね。

2015年8月29日土曜日

久しぶりに喫茶店で打ち合わせ

先日、新企画マンガに関して、初対面の編集者と喫茶店で打ち合わせをした。
マンガも紙原稿時代の頃は直接渡したり、バイク便に託したりが主流だったが、データ原稿になってからは、連載終了まで一度も担当者と顔合わせしないこともあるくらいだ。
そんな時代なのに、喫茶店で直接対面して名刺交換するなんて、古き良き時代に戻った感じで、ある意味新鮮だった。

んがっ、やはり昔とはちがうのだ。
なんとなく話の流れで『汗かきおちんこ君』に触れたら、編集さんがその場ですぐにYou Tubeの『汗かきおちんこ君』の動画を見て、これ面白いから今度の新企画に出しましょう、ということになった。
「汗かきおちんこ君」はマンガ同人誌「新つれづれ草」用に、ふんにゃかアシシ&ODA-SAN名義で描いたものなので、そのままの形では出ないとは思うが、おちんこ君の従兄弟くらいの雰囲気で登場させてみようかと考えている。

それにしても、昔ながらの打ち合わせのようでいて、スマホとYou Tubeがからんでくるという、数年前には考えられなかった展開の打ち合わせなのでありました。

2015年8月20日木曜日

『ウクレリアンの極み』p18に緑の付箋?

まァちょっと見てください。
これ、ebookjapanの電子書籍版『ウクレリアンの極み』p18をiPad mini で表示した画像です。
なんか右下あたりに緑色の四角が見えませんか?
よく見ると付箋のような形です。
「しまった!スキャンする時に付箋を貼ったままにして気がつかなかったのか…」と冷や汗をかきながら原稿の元データを確認したら、そんなものは見当たらない。
PC版、iPhone版でも、この付箋のようなものは現れません。
ということは、iPad mini だけの現象なのか、あるいは、たまたまウチの iPad mini だけの問題なのか?
謎は深まる。

よくあることですが、再起動したら正常に表示されるような気もします。
もしも、この症状が他人の iPad mini だったら、迷うことなく「チミチミ、何か動きが変だったら、まずは再起動じゃよガハハハ!」とキッパリと言い放つところですが、例によって自分のこととなると、再起動すら面倒がってしまうダメなワタクシ。

2015年8月7日金曜日

我が家のiPhone一家勢揃い

我が家のiPhone一家勢揃いの図。
右から古い順に並べてみました。

右端は最初に手にしたiPhone3G、いまでもWi-Fi環境でiPod touchとして活躍中。
右から二番目は、先日紛失したiPhone4sの居場所ですが、いまだに出てこない。
左から二番目は、現役バリバリで活動中のiPhone5、スイッチ類にガタがきてますがもうひと頑張り。
左端は、紛失のiPhone4sから機種変更したiPhone5s、カラーはゴールド。

なぜ機種変更が、iPhone6ではなくて5sなのか?
ポケットに入れる派としては、iPhone6が大きすぎるから。
てなわけでソフトバンクに5sの在庫がなかったので、アップルストアで入手しました。

ちょっと面白かったのが、アップルストアのスタッフの対応。
応対してくれた3人のスタッフが、誰もiPhone6を勧めないこと。
それもそのはず、彼らも実はiPhone5ユーザなのでした(笑)。

6は大きすぎるよね〜、小さいiPhoneもいいよね〜」などという会話をかわして、売り手と買い手というよりも、MacとiPhoneが好きなユーザーグループのミーティングみたいな会話が楽しかった。

 【まとめ】
6sでは無理だとしても、iPhone7発売時には、小さい4インチiPhoneを出してほしい。
ホント、大きけりゃいいってもんじゃないと思うんですけどね。

2015年8月5日水曜日

今更ながらOS X Yosemiteにしてみて

ふと魔が差してMacBook Pro の Mac OS X Mavericks を、Yosemite にアップグレードしようと試みたら、いろいろあって大変だったが、なんとかなったという顛末を記す。

(1)
まずはYosemiteをダウンロードするためにAppStore アプリを起動……せず。う〜む。ダウンロード以前の段階で、早くもつまづいてしまった。他の人がこうなって助言を求められた場合は「チミチミ、そんな時はとりあえず再起動じゃよガハハハ!」と気軽に言うところだが、いざ自分のこととなると臆病になり再起動すら躊躇してしまうダメぶりを発揮。あれこれ考えたが結局は再起動で解決。
(2)
Yosemiteのダウンロード開始。がっ、いきなり「残り時間5時間」の表示が出る。その後も数値が増えたり減ったりで、まぁ数字はあてにならないが、かなり時間はかかると覚悟をきめ、MacBook Proを放置する。時々様子を見るが、何度か勝手に再起動を繰り返している模様。
(3)
数時間後Yosemiteのインストール終了、さっそく使用頻度の高いソフトを起動…しようとしたら「Java for OS X なんたらかんたらをインストールせよ」とのご託宣。なんたらかんたらが何だったかよく覚えていないが、Appleのサイトからダウンロードしたような気がする。
(4)
Java for OS X なんたらかんたらをインストールしたら無事に前述のソフトも起動してメデタシメデタシ…となるはずが、ソフトは起動したもののペンタブレットが反応しない。ドライバがYosemite に対応していないようで、ペンタブのサイトからyosemite対応ドライバをダウンロードしてインストール。

で、今では以前と同じような状態になりました…「じゃあわざわざYosemite にアップグレードする必要なかったんじゃないの?」という心の声は聞こえないことにしておこう。
てなわけで、この秋には OS X 10.11 El Capitan が出ますが、また今回と同じような事を数ヶ月後に繰り返す予感。

2015年7月24日金曜日

33年前に見逃した映画『ヘリウッド』

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「特集・逝ける映画人を偲んで2013-2014」で、封切り時の1982年に見逃した映画『ヘリウッド』を見た。
エンケンこと遠藤賢司の「東京ワッショイ」が全篇に流れ、斉藤とも子、青地公美、羽仁未央の美少女探偵団が大活躍のSFミュージカルコメディ♫
30年以上前の映画なのに、いま見ても全然古くない…というのも、見ているワタクシが既に古い人間だからかも知れないが。
この特集企画は、2013年2014年に亡くなった映画人に関連した作品を上映するものなのだが、この映画で誰が亡くなったのかと思ったら、美少女探偵団員役の羽仁未央ちゃん。
50歳というのは、まだまだ早かった。
突然の雷雨で上映前に駆け込んだフィルムセンター♫
映画を見終わって外に出たら、雨はあがってたー♫
空に虹はかかっていなかったー♫
yeah♫

2015年7月23日木曜日

『ああ青春のマンガ全席』夏コミで復活!

主人公が逝ってしまい完結したはずの『ああ青春のマンガ全席』が、夏コミで頒布予定の「新つれづれ草」第12号で復活します。
時は21世紀から再び1970年代へ。
トキワ荘世代とクールジャパン世代の狭間で埋没しつつある、70年代マンガ青年たちの悲喜こもごもアレヤコレヤの世界が泣かせ(?)ます。

●コミケ参加サークル名:新つれづれ草
●期日:2015年8月16日(日曜日)
●場所:東京ビッグサイト、西ホール「た」11a

2015年7月1日水曜日

電子書籍版ひとコマ連作マンガ集『ユキウシ』第2巻

え〜と、先日のこと、ebookjapanさんから、電子書籍版ひとコマ連作マンガ集『ユキウシ』第2巻が出ました。
といっても、いまひとつ実感が湧きません。
これが紙の単行本だったら、発売日に本屋さんに行って、「ふむふむ、ちゃんと発売されておるわい」と楽しい確認作業があるのですが、電子書籍版だとサイトにアクセスして「ふむふむ、ちゃんと公開されておるわい」と確認をするだけです。
もしかして自分しか見てないんじゃないかとドキドキもするが、まぁどこかで誰かが見てくれていることでしょう。

てなわけで、先日配信スタートしたebookjapan版『ユキウシ』第2巻は、Mac/Windows/iPhone/iPad/Android/ブラウザ楽読みができて、12ページ分は立ち読みもOKらしいです。
いまのところ『ユキウシ』は5巻で完結の構想なので、完結まであと3巻分の原稿を描く事になりますが、果たして無事にゴールにたどりつけるのか、いささか不安もあるのです。
そう、地震やらゲンパツやら漫画家生命やら人間生命やら、不確定要素がいろいろありますから。
てなわけで、粛々と机に向かう2015年下半期の初日。

2015年6月28日日曜日

『謎の独立国家ソマリランド』を読んでいる

プロローグに記されているように、ソマリランドは「地上に実在するラピュタ」なのか?目次にある「謎の海賊国家」に、「リアル北斗の拳」って何なんだ?
全く予備知識無し、ソマリアとソマリランドの違いもわからないレベルで、この本を読み始めたら、厚さが4センチ以上あるのに、あまりの面白さにページを繰る手がとまらなくなってしまった。
日本からはるか離れたこのあたりは、内戦状態で混沌としているイメージしかなかったが、この本によると、なんとソマリランドはハイパー民主主義国家らしいのだ。
ほんと、外から見るのと、実際に行ってみるのとはえらく違うもんじゃわいな。

逆に、彼の地から日本をを見たらどう思うんだろうかと、想像してみる。
ソマリランドのノンフィクション作家が、現在の日本にやって来たとしよう。
あんな大きな地震があって、これからもまたあるかも知れないのに、ゲンパツをまた動かそうなんてしてるし、過去に多大な犠牲をはらって、まがりなりにも平和を保ってきたのに、わざわざ戦争が好きな国と一緒に戦争をできるように世の中を変えようとしたりと、「アンタタチどーかしてるんじゃないの?」と思うかもしれない。
その作家が帰国して出版した本の題名は「謎の従属国家ニッポン」だったりして、などとボ〜ッとした頭で考える梅雨空の日の午後。

2015年6月24日水曜日

友人B氏をお見舞いに行ってB氏の息子になった

先日、体調をくずして入院中のB氏のお見舞いに行ってきた。
そこは、廊下の壁を背にして椅子が横に並べてあり、そこに座って面会するようになっている。
向かって右から、友人B氏、ワタクシ、B氏夫人、誰かの見舞いに来たらしいどこかのオバちゃん、といった配置で、グダグダと無駄話をしていた時、そのオバちゃん(以下オバ)がB氏夫人(以下夫人)に話かけてきた。

オバ「お父さん?」(B氏を指して)
夫人「いいえ」
オバ「じゃあ義理のお父さん?」
夫人「いえ、その…」
オバ「お嫁さん?」(B夫人を指して)
夫人「はい」(B氏の嫁という意味で)
オバ「息子さん?」(ワタクシを指して)
夫人「えっ?」

ここでワタクシはピンときた!このオバちゃんは、ワタクシを B氏の息子と思い、B夫人のことをワタクシの嫁と勘違いしていると。
これは面白い、さらに盛り上げようとワタクシは考えた。

ワタクシ(以下ワシ)「お父ちゃ〜ん」(B氏に向かって)
B氏「モゴモゴ…?」(オバちゃんの会話が聞こえてなかった模様)
オバ「お嫁さんでしょ?」(ワシとB夫人を指して)
夫人「いえ、あの…」
ワシ「父ちゃ〜ん」(B氏をタッチしつつ)
オバ「お義父さんたいへんね〜」
ワシ「お父ちゃ〜ん、早く元気になってね〜」
B氏「ワハハハ」

以下、同じ内容の会話がしばらく続き、このどこかのオバちゃんは、ワタクシがB氏の息子だとかたく信じて去って行ったのだった。
ちょっと元気のなかったB氏も楽しかったようで、笑いがとまらない様子。
あ〜、面白かった。

2015年6月18日木曜日

クロアチア映画を英語字幕で

京橋フィルムセンターで開催のEUフィルムデーズ2015で見たクロアチア映画『ヴィザヴィ』。
何の予備知識もなしに行って、場内が暗くなって気づいたのが、今回の上映は英語字幕のみということ。
まぁ画面を見ながらなら、なんとかなるだろうと自分の英語力を過信していたところ、思ったより台詞が多くて、常に2行の字幕を読みながら画面を見るはめになってしまった。
1行ならなんとかという理解力なので、結局のところ半分しか読めない(笑)。
そんなこんなで以下のような内容の映画だったような気がするが、果たしてそうなのかは確信がもてない。

主人公は映画監督で、脚本を書いている。
その映画のテーマは「父と息子」のような気がする。
父親役の俳優に出演を要請しにいったら、その俳優は食事をしながらあまりいい返事はしていないような感じがした。脚本の内容よりも、食べているハムが最高にうまいと力説している。それに、息子が気にいらないと言っているような気もする。会話の流れからして、自分の息子のことではなく、映画の中の息子のことだと思われる。
この後、主人公は脚本を書くためにある島に行くのだが、一緒に一人の男性と行くことになる。
この男性は、どうやら映画の中で息子役を演じる俳優らしい。
この俳優氏、何か私生活で問題を抱えているようで、しょっちゅう彼のiPhoneにメッセージが届き、その度に聞き慣れたiPhoneの着信音がなるので、映画を見ながら思わず自分のiPhoneが鳴ったのかとポケットに手をやってしまう。その都度、ああ自分のiPhoneじゃなくてよかった〜と胸をなでおろしたのだった。

島での二人の合宿生活のようなものが始まる。
ホテルに泊まっているのかと思っていたら、どうやらここは主人公の父親が数年前に亡くなるまで住んでいた所らしい。父の残したお酒や描きかけの絵やベスパがある。
主人公はMacBookで脚本を書きすすめる。もちろんiPhoneも使っている。着信音や形状からすると、4sあたりのiPhoneのよう。前述のしょっちゅうメッセージが届く俳優氏のiPhoneは5だったかも知れない。
そのうち、二人で洞窟に行くような話をしている。
字幕の誤読かと思ったが、その後のシーンで洞窟に行ったので、この推測は合っていたが、なぜ洞窟に行ったのかは不明。

主人公は、前述の父親役俳優に再度面会に行く。
今度も食事をしながらで、前回のハムとちがって、今回はソーセージが最高だとほめる。
そうこうしているうちに、息子役の俳優氏は体調を崩して入院してしまう。
主人公は脚本を書き進め、またしても父親役俳優のところに行く。例によって食事をしながらの会話が続く。今回は父親役俳優氏が食べ物のことに言及しないので、主人公が父親役俳優に、味はどうですかときいたら、もちろん最高だよと言う。
このあたりになると、もう英語字幕を読むのに疲れていて、このシーンで何を食べていたのか今となっては思い出せない。

なんだかんだあって、映画の制作はうまく行きそうな雰囲気で終わった…ような気がする。
「どうやら」とか「らしい」とか「ような気がする」ばかりの感想は以上でオシマイ。
それにしても、父親役俳優氏が三度目の食事のシーンで食べていたのはなんだったんだろう。すくなくとも、寿司ではありません。

2015年6月8日月曜日

iPhone 5 のボタンとバッテリのミステリー

iPhone6s が秋に発売なんて噂もある昨今、まだまだ現役で頑張っている手元のiPhone5ですが、3年前に使い始めたころからミョーに固かった右上部のスリープ解除(電源)ボタンが、押されて下に入った状態で動かなくなってしまいました。

スリープ解除は、下部のホームボタンで代用出来るのでどうってことありません。
不便なのは、スリープ解除ボタンとホームボタン同時押しのスクリーンショットが撮れないのと、自分で再起動できないことです。
でも幸か不幸か、まだ iOS7 なので、バッテリー残量が30%を切ると突然再起動するという例の症状が時々出現して、自分ではできない再起動問題もなんとか解決です。

ところで、今回のボタンの件と関係があるのかどうかわかりませんが、最近ミョーに iPhone 5 のバッテリーのもちがよくなったようです。
今ここにある iPhone 5 のバッテリ残量は35%です。
スクリーンショットが撮れないので、お見せする事ができず残念です。
いつ充電したかというと、なんと三日前。フル充電から、もう60時間以上経過しています。
このボタンとバッテリのミステリー、謎です。

それにしても、ポケットに入れる派としては、次期 iPhone6s はこれ以上大きくならないでほしいものです。
iPhone6s Plus じゃなくて、小さくなった iPhone6s Minus を期待します。

2015年6月5日金曜日

ハイハワ解散?


最近よく聴いているのは、Hi,how are you?のカバーアルバム『Hi,ppopotamus how are you?』。
このバンドのメンバーとボクは40歳の年の差!
ボクが若いのか、このバンドが爺むさいのか?

ところで、ラストの曲がBO GUMBOSのカバー「最後にひとつ」で、その前が斉藤由貴のカバー「卒業」。
メンバーの卒業や就職と、いろいろあるようだし、もしかしてラストアルバムなのだろうか?
ファンとしては、日直をもっと続けてほしい♫

2015年5月31日日曜日

LINEスタンプから4コマ漫画

冬に作ったLINEクリエイターズスタンプ「カバーボーイですが、公開まで何ヶ月もかかるので、待ってる間にマンガ版も作ってメディアミックス展開だ〜(笑)、と意気込んで描いたのがFlash4コマ漫画「カバトノ」です。
春になって、どちらも公開スタートしてメデタシメデタシ、と思ったら両者に共通の弱点がありました。
それは、簡単には読者が目にすることができない点。
LINEクリエイターズスタンプは10万セットも公開されていて、その中から「カバーボーイ」を見つけるのは至難の技です。
クリニックのロビー等で流されているらしいFlash4コマ漫画「カバトノ」は、実際に現場に行かないと見られません。
どちらも希少価値が高いのが、共通の強み(?)かも。

2015年5月27日水曜日

『わたしの少女マンガ史』を読んでいる

40年以上の漫画家稼業で、少女誌の仕事は少女フレンド(講談社)と少女コミック(小学館)で少しばかりやっただけなもんで、正直な所少女マンガに関しては素人同然です。
そういえば、少女コミックの何かの連載マンガで、ちょこっとお下品な描写をしたら、そのページがビリビリに破られて封筒に詰めて編集部に送られてきたことがありました。
その投書の主は、当時少女コミックに連載されていたあるマンガ家さんのファンで、自分の敬愛するマンガ家さんの作品が掲載されている雑誌に、こんなお下品なマンガが一緒に掲載されるのはガマンならないというものでした。
なるほどな〜と思ったものでした。
何がなるほどなのか、よくわかりませんが(笑)。
というわけで、この本を読んで少女マンガ史のおさらいをいたしましょう。

『わたしの少女マンガ史』の著者の小長井信昌さんは集英社と白泉社で大活躍された名編集者です。なんとマンガ編集者生活50年!
そんな氏が、編集者を志す人に贈る、以下の言葉が素晴らしい。
編集者を志す人よ、本当に編集をやりたいと思ったら、編集長になり給え。無理なら社長でもよいが…?
まさに、編集長も社長も経験した人ならではの名言でありますわいな。

2015年5月24日日曜日

10年越しの映画『パッチギ』

何度もチャンスがありながら、どうしても見逃してしまう映画がある。
そんな映画の1本が『パッチギ』だった。
今年の春に東京国立近代美術館-フィルムセンターで開催された「自選シリーズ 現代日本の映画監督(3)井筒和幸」でもこの映画が上映されていたが、どうしてもタイミングが合わず結局見逃してしまった。
そんなこんなで、もうこの映画を見るのはあきらめていたのだが、「京橋映画劇場アンコール特集」でこの映画がかかっているのを知り、なんとか最終日に駆けつけて、公開から10年経ってやっとみることができた。

映画の舞台は1968年、場所は京都、主人公は高校生。
全篇に流れる「イムジン河」のメロディ♫
このへんの時代を舞台にした映画は、その頃の空気を吸っていた身としては、「ちょっとちがう気が…」という出来のものが多いが、この映画は違和感なく楽しめた。
まぁ、ボクが監督と同年代だからそう感じるのかも知れませんが。
当時のラジオの深夜放送で「イムジン河」を聴き、通学カバンの中に毛沢東語録をしのばせていた高校生もいまや立派なオジーさん世代になっている。
劇中で「明日、戦争に行けと言われたらどうする?」というセリフがあったが、まさか21世紀になって、そんな事が現実になってしまうかもしれないような世の中になるなんて、今ではオジーさんになってしまった当時の高校生は、悲しくてやりきない♫のだった。
きょうの上映は、地下の小ホールで観客も満員ではなかったが、終映後は客席から拍手がパチパチ。

2015年5月23日土曜日

ウイグル語詩集のカバーイラスト

不思議な縁で、カナダ在住の詩人アフメットジャン・オスマンさんの詩集のカバーイラストを担当しました。
ボクのウイグル語の実力では、ジーッと表紙の文字を見つめても半分も読めません。
さらに本編の詩は全てウイグル語なので、全てを理解するのは一生かかっても無理でしょう。
でも大丈夫、日本語訳版なら書店で入手できるのです。
それが『ああ、ウイグルの大地』(左右社:ムカイダイス、河合眞/訳)です。

というわけで、カバーイラストのお礼にと翡翠の細工物や銀の小箱をいただきました。
更にアルマジロの剥製も…とのことでしたが、こちらの方は辞退させていただきました。

2015年5月20日水曜日

親愛なるカブ第3巻ただいま準備中!

2002年に第2巻が出てからなんと13年も放置状態だった電子書籍版『親愛なるカブ』の第3巻の準備作業を始めました。
あらためて1巻2巻をチェックしたところ、誤植は両巻とも一カ所ずつしかありませんでした。
このページ数でこれだけなら、まぁいいでしょうと自分にOKを出します。
これが、編集のお手伝いをしている、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』の原稿だったらそうはいきません。
自分の原稿の少々のミスには甘いのに、他のメンバーの原稿の些細なミスは見逃さずビシバシ指摘してNGを連発し顰蹙をかっています。
他人に厳しく、自分に甘い性格がモロに出ています。

話し戻って、『親愛なるカブ』第3巻です。
1巻2巻とも、見開きにエッセイと4コマという構成でしたが、これを今 iPad mini で見ると丁度いい感じです。1巻2巻が出た頃は、まさか10数年後にタブレット端末で見るなんて思いもよりませんでした。
てなわけで第3巻もこんな感じでヨロシクといきたいところですが、諸般の事情でエッセイ部分はカットして、1ページに4コマを2本という構成になります。
しかし、ラピタネット(小学館)で連載当時はエッセイと4コマで1セットだったので、4コマだけだと意味がよくわからなくなるマンガも出てきます。
そこで、わかりやすくするために全篇に渡って大幅に加筆修正し、更に未発表作も含めてまとめる予定です。

原稿を整理しつつあれこれ見ていると、それぞれの原稿を描いた頃のことを思い出して、ついつい手がとまります。
大掃除を始めたら、押し入れの奥や、机の抽き出しから出てきたアレヤコレヤが気になって、なかなか作業がはかどらない状態に似ています。
でも今しみじみ思うのは、これが電子書籍でよかったなぁ〜ということです。
もしもコレが紙版だったら、13年間も動きがないシリーズなんて、とっくに絶版でしょうから(笑)。

2015年5月15日金曜日

映画『セッション』叩くんだジョー♫

オイラはドラマー、師匠はスパルタ教(狂?)師、舞台は音楽学校、二人がぶつかりゃ嵐を呼ぶぜ♫
なんの予備知識もなしに見たら、なんとまァ凄まじい熱血根性ドラム師弟合戦映画でした。
果たして生き残るのはどっちだ?
しかし、この人たちは一体なんなんだ?
師匠も師匠もなら、弟子も弟子だ!
この人たち、どこかにいってしまってる!
そんなバカなと吹き出しながら、ついつい画面にひこまれ、握り拳でヨッシャーと心の中で叫んでしまう、そんな映画です。
ラストシーンの二人の戦いは、まさに宇宙を舞台にお互いのエネルギーがぶつかりあうスペクタクル。
でもって、いちおう、ジャン!と映画は終わるんですが、この人たち、そんなことおかまいなしで、スクリーンの裏側で延々と戦い続けているんじゃないかと思ってしまう。
それにしても、師匠の頭の血管が迫力ありすぎ!

2015年5月12日火曜日

KBS京都二階の喫茶店の謎

朝の散歩がてら京都御所の周辺をぶらぶらしていたら、KBS京都の前に出た。
見上げると、KBS京都ビルの2階の窓に何やら喫茶店の看板のようなものが出ている。
丁度いつもpodcastで楽しんでいる「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」の生放送中の時間だし、ここでコーヒーでも飲みながら、radikoで放送を聞こうと思ってビルの中に入ろうとしたら、まだ時間が早かったせいかドアがしまっていて入れない。
仕方ないので、KBS京都ビルの前で記念撮影をして帰りましたとさ。

ところで、ひとつとっても気になることがある。
二階の窓に、2階喫茶(セルフ)と表示されているのだが、これは二階にセルフと言う名前の喫茶店があるのか、あるいは二階に喫茶コーナーがありそれがセルフサービスということなのか、どうも判然としない。
これはセルフと言う文字がカッコでくくられているのが原因と思われる。
カッコがなければセルフと言う名前の喫茶店の確率が高い気がする。
カッコがあると言う事は、関係者専用の喫茶コーナーが二階にあって、それがセルフサービスになっている、ということなのだろうか。
しかし関係者専用なのだったら、なぜ表側に見えるようにこのような表示がしてあるのか…どーでもいー謎を残して京都を離れたのだった。

2015年5月10日日曜日

そうだ京博、行こう。

一昨日、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」で、あまりの人出にたじろぎ、鳥獣戯画以外しか見ないで退散してしまいましたが、どうも腹のムシがおさまりません。
もう一度チャレンジしようかと思いましたが、手元のトーハク年間パスポートは各特別展1回しか使用できないと記してあります。
つまり「鳥獣戯画展」には、もう年間パスポートでは入れないのです。

このパスポート、現状は「鳥獣戯画展」で1回スタンプされたので、あと5回の特別展に行けるわけです。しかし、よく考えてみたらトーハクで年間6回の特別展は開催されない可能性があります。そうなるとせっかくの特典もムダになってしまい、むなしく空欄を見つめることになります。更によ〜く説明文を読むと、京都、奈良、九州国立博物館の特別展にも入館できるとのことです。
そうだ京博、行こう。トーハクの仇をキョーハクで討つのだ!

トーハクと違って、適度な入館者で、『桃山時代の狩野派・永徳の後継者たち』展をゆっくり見る事ができました。
ついにトーハクの仇をキョーハクで討って(?)めでたし、めでたし。

 
その後は、鴨川沿いにブラブラ歩いて五条大橋近くのカフェefishで休憩。開け放った窓からの風が心地よい。
再び鴨川沿いを北上して、四条通で東に向かい、よしもと祇園花月を楽しんで、古川町商店街を抜けて、地下鉄東山駅でゴールインしましたとさ。
ちょっと長めの散歩になりました。

2015年5月8日金曜日

鳥獣戯画「以外」展の愉しみ

午後6時頃に、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」の混雑状況をチェックしたら「入館待ち時間ナシ」だったので行ってみた。
たしかに入館の行列はなかったが、館内で鳥獣戯画全巻を見るには2時間以上待ちだった。

 館内は鳥獣戯画の巻ごとに行列に並ばされるシステムになっていて、それぞれの巻の行列がダーッと続いている。
それでも金曜は午後8時まで延長なので、これから空いてくるぞ…と思い入館した私がアホでした。
その後も続々と来場者が増え、外では再び入館待ちの列が伸び始めているらしい。
トーハクもこれではマズイと思ったか、更に1時間延長して9時まで開館しますよ〜と、スタッフが館内を駆け回って肉声で伝え始めた。

しかし、とてもこの行列に並ぶ気になれないので、方針転換して、列に並ぶ必要のない鳥獣戯画「以外」を見る事にした。
実は鳥獣戯画よりも楽しみにしていたのが華厳宗祖師絵伝。
こちらの展示ケース前は、それほど人もいないのでゆっくり見る事が出来た。
まぁ、これだけでも見る事が出来たのでヨシとしよう、と自らに言い聞かせて会場を後にしたのだった。

はたしてこれで鳥獣戯画展を見に行ったと言えるのだろうか?
この写真のウシさんは、大混雑の平成館を出て立ち寄った、とても空いている本館二階で展示中の鳥獣戯画模本です。

2015年5月5日火曜日

1969年のハーイ!ロンドン♫

ラピュタ阿佐ケ谷の「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」、後半戦はGS映画も登場して、そのうちの『ハーイ!ロンドン』はザ・タイガースの主演映画。
トッポが抜けてシローが加入した頃で、ザ・タイガースとしても後期に入った段階。
相手役はもちろん久美かおり!
タイガース映画ではお馴染みの、サリー(後の名優岸部一徳)の棒読みセリフも楽しめる。

ところで、ラピュタ阿佐ケ谷で上映される昔の映画の楽しみのひとつに、スクリーンに映る当時の街並や風景がある。今回の映画でいちばん印象的なシーンは、ジュリーが乗った車の脇をオシャレなカップルが乗ったかっこいいスポーツカーが颯爽と駆け抜ける場面。し、しかし…スポーツカーの前を走っているのはバキュームカーだった。

てなわけで、この映画が公開された1969年から46年が経ち、ゲンパツはあんな事になるし、戦争したい政権はできるしで、世の中のあれやこれやが大きく変わってしまったが、それにも増して一番変わったのはジュリーの体型かも知れません。

2015年5月2日土曜日

カバーボーイ絶賛のカバーアルバム♫

LINEクリエイターズスタンプ『カバーボーイ』も大絶賛、京都の日直大学生デュオ Hi,how are you? のカバーアルバム『Hi,ppopotamus how are you?』が本日発売♫
今度はどんな感じで、期待を裏切って(いい意味で)くれるのか楽しみです。

2015年4月28日火曜日

LINEクリエイターズスタンプ第7弾『カバーボーイ』は雑誌表紙みたいな40カバー!

雑誌の cover boy のようにポーズをきめるカバーボーイのスタンプです。
1月号から12月号まで、一年中使える40個カバーセット!
カバーといえば、京都の日直デュオ Hi,how are you?のNEWアルバムはカバーアルバムだそうで発売が楽しみ♫
アルバムタイトルが「Hi,ppopotamus how are you?」だなんて、カバーボーイスタンプとセンスが同じカバ?

2015年4月27日月曜日

天井の引っ掛けシーリングに電球を!

天井の照明をLEDシーリングライトに変更してやれ嬉しやと思ったのもつかの間、心配性なもんで不安が首をもたげてきた。
従来の蛍光灯タイプなら、何かあってもランプだけを替えればOKだが、LEDの場合は全てを交換することになるので、突然寿命が尽きたら真っ暗になってしまうのではないだろうかと。
予備のLEDを備えておけばいいのだろうが、天井にとりつけるタイプの場合はかなり大きいものなので、それもちょっと…。
で、考えた。
もしLEDがきれたらとりあえずの応急処置としてLED電球をねじ込んでしまおうと。
でもこのままでは天井の引掛けシーリングに直接LED電球は装着できない。
そこで登場するのが、引っ掛けランプソケットというシロモノ。
これを天井の引掛けシーリングにつけてから、ソケットにLED電球をクルクルとまわし込めば、アッと言う間に暗闇から明るい世界に!
これで家中の照明をLEDシーリングライトにしても、このソケットひとつ常備しておけば心強いのココロ〜。

【結論】
LEDの寿命は長いが、その前に自分の寿命が尽きないことを祈る。

2015年4月23日木曜日

LINEクリエイターズスタンプ『ウクレレボーイ』未公開画像

Ta-da!
これが、LINEクリエイターズスタンプ第6弾『ウクレレボーイ』未公開スタンプです!
当初制作したのは上段のスタンプですが、LINEさんから「これだとスタンプのコミュニケーションに適していないんじゃないの〜」みたいなご指摘がありまして、下段のように修正したわけです。
上段だとちゃんとコードとコード名を示していますが、下段だとコードを知らない人にはよくわからないような気もします。
う〜ん、しかし上段のスタンプもコードを知らない人にはよくわからないような気もするので、どっちにしても、わからない人にはわからないし、わかる人にはわかるという、何にでもあてはまる結論になるのでありました。
ポロロ〜ン♫

2015年4月21日火曜日

LINEクリエイターズスタンプ第5弾『落語ボーイ』はMacファン?

LINEクリエイターズスタンプ第5弾『落語ボーイ』がダウンロードできるようになりました。
落語ボーイ君が高座に上がって一席演じる40場面のスタンプです。
この落語ボーイ君、実は古くからのMacファンらしい。
main画像の座蒲団と着物のカラーに注目!
そう、昔のアップルのロゴカラーみたいでしょ。

2015年4月17日金曜日

内はホラホラ、外はスブスブ?

数日前、目の前を黒猫が過って、何か不吉な事が…と不安になったが、幸いにも何も起こらずホッとしていたのに、先日の事、今度は目の前をネズミが…。
地下鉄の駅等では、時々ネズミを目にすることがあるが、真っ昼間の人通りもかなりある路上で、ネズミ!
しかも、ササーッと素早く駆け抜けるのではなく、ヒョコヒョコ歩きながら、こちらの視線を感じてなのか、マンホールの上で立ち止まって振り返る余裕すらある。
すかさず、iPhone5(6じゃないのがちょっと悲しい)で撮影!
まるで、大国主のオハナシで「内はホラホラ、外はスブスブ」と言う鼠のようではないか。
もしや、このマンホールの下は洞穴?

2015年4月15日水曜日

ハイハイ3人娘の季節はスパーク♫

ラピュタ阿佐ケ谷で3月中旬から5月中旬まで上映の、特別企画「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」で、4月に見たのは『ハイハイ3人娘』と『続・若い季節』。
どちらも、中尾ミエ園まり伊東ゆかりのスパーク3人娘が歌って踊って、踊って歌う楽しい映画。
『ハイハイ3人娘』の冒頭で、スリーファンキーズ(高橋元太郎が抜けた後の)と3人娘が「ハイそれまでョ」を教室で歌い踊るシーンの素晴らしさよ♫
『続・若い季節』のタイトルシーンで、五輪直前の東京の高速道路やビルディングの建設ラッシュ風景を、これでもかと誇らし気に見せるのが、今からみるとホント微笑ましい。
この頃、”テナコトイワレテソノ気ニナッテ”、原子力による発電も行われ始めているが…数十年後に”ハイソレマ〜デ〜ヨ〜”になりかけるなんて思いもしなかった。
フザケヤガッテフザケヤガッテコノヤロ〜♫というようなことは置いといて、「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」の今後の日程だと、この3人娘主演映画はもうないようで、そのかわりといってはなんですが、ザ・ピーナッツやピンキーの出演作が気になりまする♫

2015年4月4日土曜日

オガワさんとタカノさん

昔ながらの純喫茶は閉店が相次ぎ、その後継者ともいえるカフェはいつでも混雑しているので、最近は家で珈琲や紅茶をのむ機会が増えている。
そんな中で、珈琲はオガワさんの豆、紅茶はタカノさんの葉がお気に入り。
そういえば、オガワさんもタカノさんもそんなに珍しい苗字ではないのに、今まで周囲にこの名前の人はいなかった。
名刺フォルダを見ても、どちらも該当する人はいない。
そんなこんなで、午前に小川珈琲の期間限定「春珈琲」を飲み、午後はTea House TAKANOのミルクティーを飲む卯月ヨーヨーの日。
それにしても、新幹線の車内販売コーヒーはなぜあんなに熱いんだろうか。

2015年3月27日金曜日

『ジョナサン・アイブ/偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー』を読んでいる

まだ林信行さんの日本語版序文を読んだだけだが、「京都のカフェ、efishにて」と記してあった。
先月、efishに偶然入って、なにやらアップルっぽいと感じたが、やっぱり縁がある所だったのか。
それにしても、ジョナサン・アイブ氏の顔を見ていると、彼はきっと広島弁が上手にちがいないと思ってしまう。