MacOSXの Cheetah、Jaguar、Tiger、Leopard、Snow Leopard と使い続けて約10年、先日MacOSXになって初めてのシステム再インストールをした。
システム再インストールは、漢字トーク7の頃以来かも。
ある朝突然に、起動時に歯車が回り続けまったく反応がない。
パワーボタン長押しで強制終了はできるので、まずはそれで振り出しに戻す。
周辺機器を全てはずして起動を試みるもやはりダメ。
またまたパワーボタン長押しで強制終了して、次は定番のPRAMクリア。
起動時に「Command + Option + P + R」キーを同時に押し続けてみるが、2回の起動音後、やはり起動せず。
次はセーフモードで起動してみる。
起動音が聞こえたら、すぐに「shift」キーを押すだけなので、PRAMクリアに比べたら指がラクチン。
なにやら修復しているようなので、これでOKかと喜んだのもつかの間、やはり起動せず。
もうこうなったら、ターミナルモードでコマンドラインがどーたらこーたらの世界に挑戦することを決心。
その前に念のためアップルのサポートに電話したら「その症状ならシステム再インストールです!」と力強いアドバイスをいただいたが、そんなのはボクでも言える…。
で、ターミナルモードでなんとかしたいんだけどと相談したら、なんかモゴモゴ言っている。
あの〜アップルとしてはターミナルモードは推奨しないんですかと聞いたら、「はいそうです」とのお答え。
で、いつもMacのトラブルで困っている人に対しては気軽に「チミチミ、そんな時にはシステム再インストールで一発解決じゃよ」と言ってるのに、いざ自分のことになるとグズグズと先送りにする優柔不断さをあらためて実感しつつ、重い腰をあげてシステムDVDを探しはじめるる真夏の昼さがり…。
DVDを入れて起動時にCキーを押すのは昔と同じだが、現行Macはキーボードがワイヤレスなので、Mac本体を起動する前にまずキーボードをスリープから起こし、Mac本体のパワーボタンを押し、次にCキーを押しみごとに起動。
しかし再インストールは時間がかかるしなんとか避けたいな〜と、アクセス権修復を試みるも、修復後も起動はせず、ついにシステム再インストールを決断。
あれから数日、まだなんとなく挙動不審なので、システムは終了しないで何日もスリープで使い続けている。
しかし、こうなった原因がまったく見当たらない。
強いて言えば、この数日前に次期OSのLionのことをあれこれ考えていたくらいしか思いつかない。
2011年7月13日水曜日
2011年7月3日日曜日
さあ、気ちがいになりなさい
早川書房から出ている、異色作家短編集2が、このフレドリック・ブラウン著『さあ、気ちがいになりなさい』。
邦題に「気ちがい」の文字が堂々と入っているのも、いまどきの過度な差別用語自粛(萎縮かも)ムードの中では清々しい。
ちなみに原題は、「Come and Go Mad」。
よくできた古典落語の、それも前座さんがやるような軽めの噺を、熟練の師匠がさらっと演ったような、粋な一冊。
12編の収録作品のうちいくつかは、往年のボーイズライフ誌で読んだような気がするが、単なる勘違いかもしれない。
ボーイズライフは1960年代中頃の雑誌で、それより以前の海外SFが掲載されたと記憶しているから、フレドリック・ブラウンの作品があってもおかしくはない。
訳は星新一。これだけでも読む価値あり。
収録作の中で、このご時世だからか印象に残ったのは「電獣ヴァヴェリ」。
いろいろあって、地球上から電気がなくなる物語。
原発推進勢力が昨今大合唱する停電の脅かしどころじゃなくて、電気そのものがなくなる世界はどんなところになるかというのがキモ。
その結果地球滅亡なんてことはなくて、なんとも牧歌的なオチでほのぼのしてしまうのがブラウン作品らしくて良い。
尚、よっぽど地球滅亡の原因になりそうな原発を食ってしまう原発獣が出てくる作品はありません。
ここはひとつ、現実に出てきてほしいもんだが…。
邦題に「気ちがい」の文字が堂々と入っているのも、いまどきの過度な差別用語自粛(萎縮かも)ムードの中では清々しい。
ちなみに原題は、「Come and Go Mad」。
よくできた古典落語の、それも前座さんがやるような軽めの噺を、熟練の師匠がさらっと演ったような、粋な一冊。
12編の収録作品のうちいくつかは、往年のボーイズライフ誌で読んだような気がするが、単なる勘違いかもしれない。
ボーイズライフは1960年代中頃の雑誌で、それより以前の海外SFが掲載されたと記憶しているから、フレドリック・ブラウンの作品があってもおかしくはない。
訳は星新一。これだけでも読む価値あり。
収録作の中で、このご時世だからか印象に残ったのは「電獣ヴァヴェリ」。
いろいろあって、地球上から電気がなくなる物語。
原発推進勢力が昨今大合唱する停電の脅かしどころじゃなくて、電気そのものがなくなる世界はどんなところになるかというのがキモ。
その結果地球滅亡なんてことはなくて、なんとも牧歌的なオチでほのぼのしてしまうのがブラウン作品らしくて良い。
尚、よっぽど地球滅亡の原因になりそうな原発を食ってしまう原発獣が出てくる作品はありません。
ここはひとつ、現実に出てきてほしいもんだが…。
2011年6月30日木曜日
1979年が舞台の映画を2011年に見る
先日、『スーパー8』という映画を見た。
スピルバーグ製作の、スピルバーグ節の映画で、例によって映画館にいる間は確実に楽しめる出来のものなんだけど、今回は違った。
途中で、主人公の少年のいる部屋のラジオ(テレビだったかも)から、スリーマイル島原子力発電所事故のニュースの音声が流れる。
そのシーン以降、映画館の暗闇の中にいても、2011年の日本にいることをあらためて自覚してしまった。
そうなったら、もう映画の世界に没入することは難しい。
途中で、初代ウォークマンが画面に出てきて、ふと我にかえる。
ウォークマンとスリーマイル島原子力発電所事故は同じ年だったのか。
いつの日か、福島原発事故の年には、iPad2が日本だけ発売が遅れたんだよなぁと想い出すことがあるのだろうか…。
2011年6月27日月曜日
災害の後にユートピアが来るのか
この本『災害ユートピア』、440ページもの厚さがある割りには重量感がなく、電車内で立って読んでもそんなに苦にならない。
この本を読むと、3.11東日本大震災直後の被災地の人々の冷静さは、日本的特殊事情ではなかったように思える。
1906年のサンフランシスコ地震から、2005年のハリケーンカトリーナまでの災害現場でみられた、ユートピアとも言える状況の出現が記されている。
災害直後にパニックに陥る群衆の中で叫ぶ女性、なんて映像が浮かぶが、どうもこれはハリウッド映画の思い込みらしい。
むしろパニックになるのは、被災した市民ではなくて、支配層の面々なのだそうだ。
そういえば、今回の原発関連対応を見ていると、一般市民よりトーデンやらオエライサン達の方がパニックで思考停止状態になっている感がある。
2500円もするのに、昨年12月発売で順調に版を重ねているようで、手元の本は既に4刷になっている。
原題は「A PARADISE BUILT IN HELL」。
『災害ユートピア』という邦題は、なかなかうまいね。
嗚呼、災害がなくても、ユートピアが出現したらいいのに…。
この本を読むと、3.11東日本大震災直後の被災地の人々の冷静さは、日本的特殊事情ではなかったように思える。
1906年のサンフランシスコ地震から、2005年のハリケーンカトリーナまでの災害現場でみられた、ユートピアとも言える状況の出現が記されている。
災害直後にパニックに陥る群衆の中で叫ぶ女性、なんて映像が浮かぶが、どうもこれはハリウッド映画の思い込みらしい。
むしろパニックになるのは、被災した市民ではなくて、支配層の面々なのだそうだ。
そういえば、今回の原発関連対応を見ていると、一般市民よりトーデンやらオエライサン達の方がパニックで思考停止状態になっている感がある。
2500円もするのに、昨年12月発売で順調に版を重ねているようで、手元の本は既に4刷になっている。
原題は「A PARADISE BUILT IN HELL」。
『災害ユートピア』という邦題は、なかなかうまいね。
嗚呼、災害がなくても、ユートピアが出現したらいいのに…。
2011年6月17日金曜日
『ユキウシ2』をiPhoneで!
2011年6月16日木曜日
インドネシア楽器の iPhoneアプリ『Angklung』
昨夜のインドネシア語の授業で、
「こんなんありますよ〜」
と、インドネシアの楽器の iPhoneアプリ『Angklung』を先生に見せたら。
「それは私の知り合いで、インドネシア人の○○さんが作ったのよ」
とインドネシア語で言われた。
(ような気がする)
ボクが iPhoneをぎこちなくシェイクして音を出していたら、そうじゃなくてこうやるのよと、実際にお手本を示していただいた。
さすが本物のインドネシア人!いい音を出してる!
このやりとりを、iPhoneを使った事の無い他の人たちはポカ〜ンとした面持ちで見ていたのが面白かった。
授業でもしっかり役立ってます、iPhoneは。(無理矢理ですが…)
「こんなんありますよ〜」
と、インドネシアの楽器の iPhoneアプリ『Angklung』を先生に見せたら。
「それは私の知り合いで、インドネシア人の○○さんが作ったのよ」
とインドネシア語で言われた。
(ような気がする)
ボクが iPhoneをぎこちなくシェイクして音を出していたら、そうじゃなくてこうやるのよと、実際にお手本を示していただいた。
さすが本物のインドネシア人!いい音を出してる!
このやりとりを、iPhoneを使った事の無い他の人たちはポカ〜ンとした面持ちで見ていたのが面白かった。
授業でもしっかり役立ってます、iPhoneは。(無理矢理ですが…)
2011年6月13日月曜日
ブラジル生まれの日本人がインドネシア語で歌うボサノバ版ブンガワンソロ♪
2011年6月4日土曜日
友よ、6.11は40年ぶりのデモ♪
この呼びかけに答えねば!と思うオジさん達は多いはず。
そーいえばボクも40年くらいデモに参加してません。
最後に行ったのは高校生のころの6.23沖縄反戦デーか、10.21国際反戦デーか。
どっちにしてもすごく前のことだ、友よ♪
2011年5月29日日曜日
●博ボラ日誌その38 写楽に挑戦!勝手に説明ハングル版チラシ作ったけど
2011年5月26日木曜日
2011年5月20日金曜日
博ボラ日誌その37 ボランティアのささやかな特典
交通費も食費も自前で完全無給の博物館ボランティアだが、ささやかな特典がある。
それは、館内のミュージアムショップとレストランでの割引。
とはいうものの今まで実際に体験したことはなかった。
この春、博物館内に新しいレストランが出来たので、ものは試しとばかりに行ってみた。
ホテルオークラの経営らしく、メニューをみると結構な値段が並ぶ。
価格の割りに量は少ないが、年輩者には良いかも知れない。
そんなこんなで食事を終えてレジに向い、ボランティア証を提示してみた。
レジのオネーサンはキョトンとしている。
やおら奥に向い、上司に相談してやっと割り引いてくれた。
どんな割引なのかとレシートを見たら、3300円が2970円になっていたから、10%割引だった。
たしかに割引特典があるのは確認できた。
でも、ちょっと高い…。
2011年5月8日日曜日
コレは地震のせいじゃない
3.11以降、何かあったら、「地震のせいじゃないの」なんてよく言われますが、ウチの近所でもそれがある。
ご覧のように、町内会の掲示板が、大きく傾いたままになっている。
これを見かけた人が、
「あらまぁ、地震で地盤沈下したのかしら?」
「きっとそうよ、この辺は元々田んぼだったらしいから」
こんな感じで、いつのまにか地震の影響でこうなったという噂が立ってしまった。
実はコレ交通事故。
地震の翌日に、配送トラックが掲示板の一部にぶつかった結果がコレ。
そのまま放置されてるもんだから、いつのまにか地震による地盤沈下ということになってしまっている。
地震がらみでも、コレみたいに目に見えるものは、まだネタになるが、目に見えないモノの場合は、何のネタにもならない。
嗚呼、空気中に胡乱なモノが出続ける日々がまだまだ続く...。
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