2013年12月26日木曜日

マンガ全席第7話【アは○○のア】



マンガ全席第7話【アは○○のア】
このマンガの主人公の小津クンもいよいよ高校卒業を迎え進路に悩んでいた。
高校時代に漫画家デビューし、学生と仕事の両立と言うか共倒れと言うか、いまいち決め手にかける状況に身を置いていたが、結局卒業後もその状態をしばらく続けることにしたのだった。
積極的選択ではなく、アシスタントも、アルバイトも、愛人もできそうにないという、消極的選択の結果である。昨今誰かが唱える「積極的平和主義」という意味不明なものよりは、賢明な選択といえるだろう。
それはさておき、学生という身分なら、いろんな面で学割特典があるのも魅力のひとつではある。漫画家という身分での社会的特典が、何もないのは今も昔も変わらない。

以下、第8話に続きますが、公開日は未定(たぶん来年)です。乞う、ご期待!
皆さん、よいお年を!

2013年12月25日水曜日

マンガ全席第6話【決断力】


マンガ全席第6話【決断力】
このマンガの舞台は、現在解体中の小学館ビル地下にあった純喫茶トップ。ここで打ち合わせをする関係者は多く、当時大人気だった「あのねのね」や、近藤久美子ちゃん(後の相本久美子)を見かけたこともあった。…と、いかんいかん、追想にふけってる場合じゃない、このマンガの解説をせねば。
このエピソード、作者のほぼ実話である。
駆け出しの頃に、その後の漫画家としての運命を左右するような編集者に巡りあうのも運のうちかも知れない。このマンガで小津クンにアドバイスする編集者のモデルになったHさんには、その後も作者の漫画家人生の節目節目で貴重な助言をいただくことになるのだった。
(明日に続く)

2013年12月24日火曜日

マンガ全席第5話【アシスタント】


マンガ全席第5話【アシスタント】
マンガの原稿制作には、かなりの時間がかかる。一人で仕上げまでやっていると、とても週刊誌の連載などはできないので、アシスタントが必要になる。アシスタントといってもいろいろあり、作者名は漫画家のセンセイ一人になっているが、ほとんど合作に近いような場合もあるし、昔ながらの師匠と弟子の関係のようなものもある。完全分業のプロダクションシステムをとるところでは、専業のプロアシスタントともいえる人たちもいる。
『またずれ草』の会長も、そんなアシスタント稼業である。見学がてら表敬訪問した小津クンだったが、その過酷な現場を見てたじろいでしまった。あわよくば自分もどこかのアシスタントに、などと思っていたのだが、そもそもアシスタントとして通用する画力がない彼を、アシスタントとして使ってくれるところはない、というのがまぎれもない現実である。
(明日に続く)

2013年12月23日月曜日

マンガ全席第4話【プロの条件】


マンガ全席第4話【プロの条件】
プロ志望のマンガ少年達が集まった同人誌『またずれ草』の中で、プロ漫画家としての条件は何かと、メンバー同士の激論がかわされる。身も蓋も無い言い方になるが、そんなものはない。もしもあったら誰でもプロ漫画家になってしまう。そんな無意味な議論に明け暮れるなら、1ページでも原稿を描いた方がプロ漫画家になるには有意義であろう。後年、この『またずれ草』からもプロ漫画家になる者が出るのだが、概ね性格の悪い者がプロになる確率は高かったようだ。どんな世界でも、プロでやっていくには、いい人ではダメなような気がするのは、一つの真実かも知れない。
(明日に続く)

2013年12月22日日曜日

マンガ全席第3話【熱き血潮の同人たち】


マンガ全席第3話【熱き血潮の同人たち】
マンガ同人誌『またずれ草』のメンバーの中には、高校を中退してアシスタントになったりする者も出てきた。そんなうちのひとりで、一足早くプロの世界に足を踏み入れた会長のアパートに、夏休みともなれば全国からメンバーが集まり、熱いマンガ論を戦わせるのだった。六畳一間に多い時で10人くらい詰め込まれるわけだから、熱気だけでなく本当に暑苦しい。もちろんエアコンなんてない西日の当たる部屋である。階下には大家さんが住んでいたはずだが、夏休みの間中に大勢の人間が出たり入ったりして、よく苦情を言われなかったもんだ。70年安保で騒然としつつも、まだまだおおらかな世の中だった。
(明日に続く)

2013年12月21日土曜日

マンガ全席第2話【1969年の夏合宿】


●第2話【1969年の夏合宿】
マンガ同人誌『またずれ草』のメンバーはほとんどが学生だったので、実際に顔を会わせるのは夏休みということになる。メンバーのアパートに集合して、さながら夏合宿の様相を呈していた。
本編の主人公の小津忠男クンも、夏休みを利用して上京してきたのだが、そのうち自分もマンガ関係者が多くいるという練馬区に住もうと考え、ついでに不動産屋の物件を眺めてみた。そこで目にしたのは「マンガ関係者お断り」の注意書き。マンガ関係者って、どんな人たちなんだと、少しばかり不安になるのだった。
(明日に続く)

2013年12月20日金曜日

マンガ全席第1話【幻の肉筆同人誌】


突然スタートしたこのコンテンツ、そもそもは2008年に突如復活したマンガ同人誌「新つれづれ草」で、メンバーの原稿が集まらない時に、ページ調整の為に描いた穴埋め原稿が発端である。そんなスタートだったが、描いてるうちにだんだん興が乗ってきて、大幅に加筆修正したものが本編である。ただし、仲間内用に描いたものなので、そのままでは意味がよくわからないものも多く、今回公開するにあたって、蛇足ではあるが個々の解説文のようなものを付ける事にした。

第1話【幻の肉筆同人誌】
まだコミケもなかった頃、日本ではそろそろ原発が動き始め、当時のマンガ少年達も全国各地で動き始めていた。インターネットもない時代、各地のマンガ少年達は文通で情報交換をしつつ、気のあう仲間達で同人誌活動をするグループも出現していた。コピーも一般には普及していなかった時代なので、活動の中心は肉筆回覧誌だった。
このマンガに登場するマンガ同人誌『またずれ草』も、そんな同人誌のひとつである。
その頃実際に『またずれ草』という同人誌があったかどうかは定かではないが、仮に実在したとしても、このマンガに登場する『またずれ草』とは無関係であることを、おことわりしておく。
ニクヒツカイランシという語感が、かなり迫力あるが、B4画用紙に描かれた文字通り肉筆のマンガ原稿を綴じて、メンバーに郵便で送付して回覧するというものである。北海道から九州(この頃まだ沖縄は返還されていない。まぁ現在もアメリカの影響が強大という点では同じような気もするが…)まで散らばったメンバーの間を行き来するシステムなので、所在不明になったり、原稿が紛失したりと、約40年たった今では、当時のままで残っている『またずれ草』は一冊しかないというのが今回のオチである。
(明日に続く)

2013年12月17日火曜日

iPhone5 を首からぶらさげてみた


iPhone4S の時代はコネクタに差し込んで首からぶら下げるタイプのストラップを使用していたが、iPhone5 でコネクタの形状が変更になって、それまでのストラップが使えなくなり困っていたところ、やっと首からぶら下げるタイプの Colorant Link Outdoor NeckStrap Case ネックストラップケースを入手してこの問題が解決した。
もはや、時代は iPhone5 ではなくてiPhone5S の時代だが。

2013年12月9日月曜日

年賀状とビートルズと材木屋


今年も年賀状の季節になった。
漫画原作者の西ゆうじ氏が亡くなって十ヶ月。
もう彼からライカのイラストを描いた年賀状は来ないんだと思うと寂しさが募る。

1986年『家庭の事情』の原作者として彼と出会ったのが、交流の始まりだった。
それまで、原作付き漫画の経験がなかった僕と、放送作家から漫画原作者に転身中だった西ゆうじ氏との組み合わせを考えたのは、ビッグコミックオリジナル(小学館)の名編集者Hさんだった。
ある日、Hさんから電話がかかってきて、その内容は
「辰っつあん、原作付きやってみない?」
というものだった。
なんだかよくわからないまま編集部まで出かけて、原作のシナリオを見せてもらった。
それまで、原作付きの漫画に縁がなかったので、
「ヘ〜っ、漫画の原作シナリオはこういうものなのかァ」
と妙に感心したのを覚えている。
でも、あんまり原作付きに興味がなかったので躊躇していると、編集者Hさんがこう言った。
「内容はどんどん変えていいからね。それにこの人物だけど、シナリオでは男性だけど女性にしてよ」
原作と言うものは一字一句変えてはいけないのではと思っていたので、それならできそうだと引き受けることにしたのだった。
そんなわけで僕にとっての初めての原作付き漫画『家庭の事情』はビッグコミックオリジナル増刊号に掲載され、思いのほか評判がよかったようでシリーズ化されることになったのだが、一番とまどったのは、編集者でも原作者でもなく漫画家の僕だった。
そもそもこれまでずっと4コマ漫画中心の仕事だったので、アシスタントはいない。4コマ漫画に比べてページ数の多い原作付き漫画を、定期的に制作できる状態ではなかった。背景を手伝ってくれる人を、編集部に紹介してもらったり、劇画家(今、こんな言い方あるのだろうか?)の友人に紹介してもらったりと、なんとか量産体制を整えた。しかし、プロダクションシステムで制作するわけではなく、背景を外注するという方式なので、まずアシストしてくれる人のスケジュールをきき、それに合わせてネームから作画の日程を決めるという、なんだかよくわからない制作工程だった。4コマ漫画家なのに、なんでこんな苦労をしてまで原作付き漫画を描かねばならないのかと、悶々としつつもそれなりに楽しめたのは原作者の西ゆうじ氏との相性がなかなかよかったからだ。

彼とは、同じ話で何度でも盛り上がることができる感覚が共有できた。その都度、微妙に話の内容が違っているのだが、それでも楽しかったのだ。もしかしたら、お互いの話を全然聞いていなかったのかも知れないが、とにかくウマがあったんだろう。
他の原作者と漫画家との関係がどうなっているのかよく知らないが、我々はよく会って打ち合わせをした。それも編集者と打ち合わせをする前にだ。
まず、なんとなく構想ができたら西氏から電話がかかってくる。
まだシナリオができる前に二人で会って、あーでもないこーでもないと練り上げて行く作業は、常日頃ひとりで四コマ漫画の構成をやっている作業とは趣きが違ってなかなか面白かった。その合間に、全然関係ない話が入って、おおいに盛り上がるのは毎度のことだった。場所はファミレスが多かったのだが、あんまり美味しいとは思えないコーヒーを何杯もおかわりして、店を出る頃には二人とも腹がダボダボになっていた。
ある打ち合わせ後のこと、漫画の中にバッティングセンターだったかボウリング場だかが出てくるので、参考がてら見に行こうと言う事になった。彼の自転車に二人乗りしてファミレス前の急な坂道を下って行ったのだが、この自転車には荷台がないので、僕はハブ付近に足をのせて西氏の肩に手を置き、振り落とされまいと必死だったのを覚えている。当時二人とも三十代だったが、平日の真っ昼間から自転車に二人乗りして奇声をあげて坂道を下っている図は、若いのにリストラされた変な人たちね〜と周囲からは思われていたにちがいない。
その数日後、編集者との打ち合わせの場で、西氏が清書したシナリオを見せられるのだが、こちらはとっくに内容を知っているのに、さも初めて見たような雰囲気で受け取り、ネームから作画の作業に入るのだった。この時点で原作にはないアドリブを入れたりして最終的に原稿が完成する。
その原稿が掲載された誌面を見た西氏は、かならず次の回にはこちらのアドリブを踏まえたアイディアを出してくるのが常だった。
この『家庭の事情』はその後、ビッグコミックスペリオール、まんがライフオリジナルと掲載誌を変えつつ、単行本全三巻(竹書房:刊)としてまとまった。最終回は僕の提案でサイレント漫画でいこうということになり、西氏は全ページに渡りセリフのないシナリオに挑戦してくれた。作画の方も枠線以外は定規を使わないオールフリーハンド描画に挑戦したのは、今となってはいい想い出になっている。フキダシの部分がないので絵の面積が増え、いつもよりよけいに時間がかかってしまったのが、ちょっと計算外だったが。

最後に、ちょっといい話のような、そうでもないようなエピソードをひとつ。
高校生の頃、僕はヒッチハイクで野宿(テントなんか持たずに、公園やら、公衆トイレやら、公衆電話ボックスで眠るというもの)しながら日本中をまわったことがあったのだが、ある日、福井県の丸岡町という所にいた。別にここが目的地ではなく、たまたま直前にヒッチハイクしたクルマがここまで乗せてくれたからだけの理由だった。とても落ち着いた静かな町で、夏の昼下がりということもありシーンとしている。そんな中でどこからかビートルズが聴こえてきた。その家の前には沢山の材木がたてかけてあり、どうやら材木屋さんらしい。そうか、ここにもビートルズを聴いている人がいるんだ、僕と同じく高校生なのかな…と思いつつその町をあとにしたのだった。
そして十数年後、西ゆうじ氏と出会うのだが、きいてみると彼は福井県丸岡町の材木屋さんのご子息だった。年齢も一歳ちがいで、もちろん高校生時代はビートルズを聴いていたという。
果たして、あの時ヒッチハイクしながら偶然立ち寄った町で聴いたビートルズは、高校生だった西氏の部屋からだったのだろうか?

う〜ん、家業が材木屋だけに、「ザイモク見当がつきません」。

2013年12月5日木曜日

『原発ホワイトアウト』を読んで」いる


昨日この本を読みながら、なにげなくラジオの文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」をつけたら、『原発ホワイトアウト』作者の若杉冽さんのインタビューが流れてきた。  
まさにラジオと本の、独りメディアミックス状態(笑)になってしまった。
しかしまぁこの本、霞ヶ関省庁勤務だという著者ならではの、細部描写が妙にリアルで、読み進むにつれて恐くなってくる。
閉塞感漂う社会が、窒息感で満たされる社会になりそうな気配がする今、小説と言う形式のこの本の内容が現実になりそうで、だんだんうつむいてしまう2013年師走の午後。

2013年11月24日日曜日

脱ひきこもりは歯医者の予約で!



9月にKO外語インドネシア語科をめでたく卒業して以来、通学することがなくなり、ひきこもり気味の生活になってしまった。
もともとマンガ家の生活は、ひきこもっていてもなんの支障もないのだが、たまには出かけたくなることもある。
そんなわけでとりあえず歯医者を予約してみた。
これで週に一回は出かける理由ができたわけだ。
で、歯医者に通いはじめたら、親知らずが虫歯になっているとのことで抜く事になった。
以下、その顛末

最初の話では30分くらいですむとのことだったが、30分くらい経過してもいっこうに終了する様子がない。
心なしか担当の歯科医の息が荒くなっているように思える。どうやら順調に進んでいない模様。
追加の麻酔注射をして、歯を分割してから処理するという。
結局1時間以上かかってなんとか処置できたのだった。
思うに、抜歯は子どものころに乳歯が虫歯になって以来だから、約半世紀(!)ぶりということか。
歯を抜かれたこともショックだったが、この年月の経過のほうがショックなのだった。

2013年11月16日土曜日

映画『スティーブ・ジョブズ』を後方の席で見る


なんだか、そっくりさんがいっぱい出てくる映画だが、映画館前方で時々強烈な光源が現れて、画面に集中できなかった。
どうやらスマートフォンの画面をチェックしているらしく、それも数人が断続的にやるものだから、とてもスクリーンが見辛い。
よく見ると、その形状からしてiPhoneではなく、それ以外のスマートフォンのようだった。
そりゃそうだ、ジョブズの映画を見ながらそんなバカな事をするアップルファンはいない(はず)。

2013年11月13日水曜日

電池は新しく、ピックは忘れずに!


過日の、林保明写真展を寿ぐウクレレライブでの二大失敗!
(1)ミニアンプの電池が古くて音が出なかった
(2)ピックを忘れた
その結果、ほとんど音が出せない状態で、ぴんから兄弟のお兄さんのギター(この例え、古すぎるね)のようなひとときを過ごしたのだった。
会場に居合わせたお客様からは「あまり音が出なくてよかった」と安堵の声が広がっていたという。「人前で奏るなら練習してからにしろよ」との声もあったとか。至極もっともな感想である。

2013年11月8日金曜日

40年ぶりの名刺交換


先週、森下文化センターで行われた『新つれづれ草マンガ展開催記念トークショー/マンガのネット配信と電子書籍の可能性』に参加してきた。
参加者4人でグダグダと話しつつ、アンドロイド対応無料まんがアプリ『ユキウシ』の画面をお見せしたりで、なんとか所定の時間はもたせて、ゆるゆるとまとめに入った時のことだった。
客席から突如紳士が立ち上がり、
「ちょっと一言」
と、みごとに全体を総括するスピーチをしてくださったのだ。

その方こそ、誰あろう元少年ジャンプ敏腕編集者の角南攻さんだった。
そう、マタンキ!で有名なマンガ『トイレット博士』のスナミ先生のモデルになった角南さんご本人。
なんとなくまとまりのないまま終わろうとしていたトークショーを、豊富な経験と知識からなる弁舌で締めてくださったのだ。
トークショーの後の懇親会で、初対面ではないけれど、名刺交換をして少しお話することができて楽しい時間を過ごす事ができた。

40年くらい前、当時高校生だった僕が新人マンガ家として、少年ジャンプ編集部に出入りした頃、角南さんも新人編集者としてデビューされた頃で、なにやら挨拶した記憶はあるが、直接の担当でもないので、あまりお話もしたこともなかったと記憶している。
それが、数十年後にひょんなことから名刺交換することになろうとは、ホント長くやってると何が起こるかわからない。

2013年10月29日火曜日

やっと出たよ!電子書籍版『ウクレリアンの極み』



出るよ出るよといいながら、何年もたってしまった電子書籍版『ウクレリアンの極み』が、eBookjapanから先日やっと出ました。
初出は月刊ラピタ(小学館)のホームページに、2002年4月6日から2006年9月28日まで毎週更新されたものです。
当時、本格的ウクレレ4コマ漫画をという意気込みをもって描いたもので、なんとこの作品のためにペンネームも新しく作ってしまいました。
その名はODA-SAN(オダサン)。
そう、天才ウクレレ奏者OHTA-SAN(オータサン)にあやかったものでした。
このペンネーム、なんだか気にいってしまい、当初はこの作品だけのつもりだったのに、その後iPhoneアプリやアンドロイドアプリを作った時も使ったりしています。

『ウクレリアンの極み』連載時は、ウクレレに関する短文と、それの挿絵替わりの4コマ漫画という構成でしたが、今回の電子書籍版『ウクレリアンの極み』は、それの4コマ漫画部分だけを抽出して、いくつかの新作も加えて一冊にまとめたものです。
もともとWebだけの公開で、その後も紙媒体では発表していませんから、このようにまとまった形になったのはこれが初めてで、作者としても喜ばしいかぎりです。

しかし、さァやろうと取りかかってから足かけ三年、こんなにもかかるとは夢にも思いませんでした。
Web用のデータがあるんだからすぐに電子書籍版は出せるのではと、お思いのあなたの推測は間違っていません。
ただひとつ落とし穴がありました。
連載当時は、まさか電子書籍版が出るなどとは思っていなかったので、低解像度データしかなかったのです。通信環境も今とは違いますから、できるだけ容量を小さくしようと工夫していた時代です。
電子書籍化するにはもっと高解像度の画像が必要なのです。
そして出した結論は、全ページ高解像度のデータを自分で作り直すというものでした。
その過程であれこれ加筆したり修正したりするうちに、いつしか時は過ぎ、このたびやっと日の目を見たのでした。

連載開始から10年以上経過した作品に接して楽しかった点もあります。
それは、内容を忘れている漫画がかなりあり、作業をしながら、このオチ面白いではないかと、文字通り自画自賛することがよくあったことです。
そんなわけで、作者がこんなに楽しんだのだから、読者が楽しめないわけがありません。
どうぞ遠慮しないで、電子書籍版『ウクレリアンの極み』を楽しんでみてください。

2013年10月22日火曜日

iPhone,100%,75%,25%


先日、とある女子会ランチ(?)に潜入して驚いた。
なんと参加者のiPhone所有率100%!
そして、iOS7率75%!
アップルがもう消滅するかも知れないかと心配した1990年代のことを考えると、信じられない光景率100%!
え〜と、25%とゆーのは、iPhoneアプリ『まんがでOK!英語』と『OK! Japanese with MANGA』の所有率です。

2013年10月19日土曜日

アンドロイドアプリ『ユキウシ』の原画とiPadmini


これは、10月24日より11月3日まで森下文化センター1階展示ロビーで開催される、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』第四回マンガ原画展(入場無料)に出品する、アンドロイド対応無料アプリひとこまマンガ連作集『ユキウシ』の原画です。
なぜアンドロイドアプリの画面が、iPadminiで表示されているのか、訝しがる貴方は鋭い観察眼の持ち主です。
いいえ、これはけっしてはめ込み画像ではありません、実はePUB版非公開バージョン『ユキウシ』をiBooksで開いたものなのです。
原画とモニタ表示された『ユキウシ』を、是非会場で見比べてみてくださいませ。

2013年10月13日日曜日

10日では覚えられなかったiPhoneアプリ開発


写真右側の本を10日間かけて読んでわかったのは、iPhoneアプリ開発にはC言語ができないとダメということ。
で、10年以上前からほったらかしのCの解説書をひっぱりだしてきたが…これも。
HyperCardなら、なんとかなるんですが…もはや前世紀の遺物?

2013年10月9日水曜日

2013年10月4日金曜日

iTunes11でiTunes Storeのトップ画面が真っ白に

Facebookのタイムラインにも書きましたが、同じ症状で困っている人のために、このブログにも書いておきます。

【症状】
iOS7に対応したiTunes11にアップグレードしたら、iTunes Storeのトップ画面が真っ白になってしまった。カラム表示ならiTunes Storeのコンテンツも表示出来るし、それ以外は大丈夫なので、iTunes自体の問題ではなさそう。

【対処】
●iTunes Storeのトップ画面の右下にある国別アイコンで日本を選択すればよいとの情報があるが、国別アイコン自体が表示されないのでNG。
●ペアレンタル設定でiTunes Storeを使用停止にして、再度使用にチェックを入れる。やってみたが効果なし。
●ターミナルモードでおまじない(笑)コマンドを入力する方法。ヘタすると傷口を広げるかもしれないので却下。

【結果】
ふと思いついて、Safariを5.1.1にアップグレードしてみたら、iTunes Storeのトップ画面がちゃんと表示されました。

【備考】
以前、何かのトラブル時に、iTunesとSafariとQuickTimeがビミョーに関連していて、これら全てをアップグレードしたら問題解決したことがあったので、今回も試してみたら結果オーライでした。

2013年9月17日火曜日

アンドロイド無料マンガアプリ『ユキウシ』を初確認


自分で描いといてアレですが、周囲はiPhoneユーザばかりなので、打ち合わせの席でチラッと確認した以外は、これまで実際にアンドロイド無料マンガアプリ『ユキウシ』が表示された画面を見る事がなかった。
で、今回初めて実際に動いているのを確認した。無料アプリに付く広告は下部に表示されるようで、そんなに邪魔にならない感じで一安心のココロ。

2013年9月11日水曜日

人生初点滴でうろたえた


人生で初の点滴を経験した。
今まで入院した事もないし、できるだけ病院周辺に近付くのは避けているので、これまで点滴したこともなかった。
ポタポタと落ちる液を見ていたら、今日何かの締切があったような気がしてきた。
今週の原稿は昨日送ったし…と思いつつも頭がボーッとして何なのか思い出せない。
2本目の点滴が始まった頃、やっと思い出した。
インドネシア語の10月期の授業料入金締め切り日だったことを。
銀行まで行ってATMを操作する元気はないので、今回はパスすることに決定し、ポタポタ落ちる液を見続ける。
無事に点滴が終わり、針を抜くときに血の玉がプクッと出てきたのを目にして、ビビってしまった。
は〜っ、慣れない事すると疲れるね、まったく。

2013年9月4日水曜日

だじゃれなぞなぞ(小学館発行)絶版!


先日、ひさしぶりに担当編集者から連絡があり、なんと定年退職の挨拶だった。ついでに(?)『だじゃれなぞなぞ』も絶版になったとのこと。裁断する前に「希望があれば本を送るよ」と言われたので、「じゃあ送ってよ」と答えておいた。
で、送られて来たのがコレ。記念に1冊か2冊と思ってたら、ドカンと宅配便で届いたのにはビックリ。奥付を見たら、自分の記憶では前世紀末の発行と思っていたのに、実際は2005年だったのには、またビックリ。更にパラパラ見ていたら、自分でかいた本なのに内容を忘れていて、自分で作ったなぞなぞの答えがわからなかったりしたのにもビックリ。
増刷があれば絶版もある。

2013年9月2日月曜日

『まんが世界の歴史人物事典』三刷が届いた


やっと、『まんが世界の歴史人物事典』三刷が届いたので、これまでの刷から修正された箇所をチェックしてみた。
たとえば、アショーカ王の項目の赤線の部分。
平仮名表記だったものが、カタカナ表記になってます。
以前がどんなだったかは、試し読みページで確認できます。
たいした違いじゃないですが、けっこう細かい部分をネチネチと(笑)、気にする方なんです。

2013年8月13日火曜日

寄生蟲図鑑を読んでいる


目黒寄生虫館で購入したこの図鑑、装幀や印刷、イラストにテキスト、全てが作り手の寄生虫に対する愛にあふれている。
ミュージアムショップのレジには、白衣のオネーサンがいて、いかにもそれらしい雰囲気が漂う。
書店やネットで買うよりも、ここで購入したほうが8.8倍楽しめるはず。
ちなみに、ここで展示されているサナダムシの標本は、なんと体長8.8メートル!

2013年8月12日月曜日

LINEふるふる未体験


LINEを始めたばかりのオジサン二人が、LINEふるふるデヴューしようと思ったまではよかったが、その場所が人であふれるコミケ会場だったので、LINEふるふるはやめようという事になってしまった。
その理由は、こんなにもたくさんの人がいる所で、ふるふるすると、そのへんのよくわからない人を友達に追加してしまうんじゃないだろーか、とゆーもの。
この判断が正しかったのかどうかも定かではないが、そんなわけで、いまだにLINEふるふる未体験のココロだ〜っ!

2013年8月8日木曜日

『汗かきおちんこ君』ついに完結!


ふんにゃかアシシ氏の原作をいただき、ODA-SAN名義で、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』に時々描いていた熱血ゆかいマンガ『汗かきおちんこ君』が、夏コミ(コミックマーケット84)会場で販売される『新つれづれ草』10号でついに完結します!

●期日:2013年8月11日(日曜日)
●場所:東京ビッグサイト東4ホール『ル』ブロック34b

MIXIの冗談トークから生まれた『汗かきおちんこ君』ですが、作者二人とも楽しんで制作しましたちん。昔のマンガ雑誌だったら、【ふんにゃかアシシ先生と、ODA-SAN先生の次回作に御期待ください!】ですちん。

2013年8月6日火曜日

『まんが世界の歴史人物事典』三刷!


本日、『まんが世界の歴史人物事典』(小学館:発行)三刷が出たはず〜!
まだ見本が届いていないので確認できていませんが、かなりの箇所を修正して、より完成度が高くなっているはず。
なんだか「はず」ばかりですが、ハズレはありません。
画像の人物の指はピースサインではなくて、三刷の三本指です。
今後、20刷までは両手両足でなんとかなりますが、それ以上になったらどうしよう…と言うのは、とらぬタヌキのなんとやら、ポンポコ。

2013年8月5日月曜日

映画『朝日のあたる家』に日が当たる日はくるのか?

不動産的に言うと、「朝日の当たる家」は、東向きの物件なのだろうか?
これは映画「朝日の当たる家」
現状では上映館が少ないそうなので、映画としては日が当たっていない。
というわけで、本編を見る機会があるかどうかわからないが、とりあえず予告編を見ている。 ボクの頭の中では、アニマルズの曲が流れているが、本編で流れているかどうかは知らない。

2013年8月4日日曜日

『いずれは死ぬ身』を読んでいる。


誰でも、いずれは死ぬ。
病死、老衰、事故死、心中、自殺、戦士、腹上死、餓死、突然死、凍死、中毒死、とまァいろいろある。

●結論
ふと、考えた。
ゲンパツをスイシンする人々は、「人間、どーせ死ぬんだから、ゲンパツで死のーと、何か他の事故で死のーと、結局は同じだよ」と思ってるんじゃなかろーか。
ゲンパツはもーやめよーよとゆー人々は「人間、いつかは死ぬけどゲンパツなんかで死にたくないよなー」と思ってるのではないかと。
で、どーゆー死に方がいーのか上記から選べと言われたら…恥ずかしくて書けません。
なんだか本の内容とはほとんど関係ない結論でスミマセン。

2013年7月28日日曜日

ミスドポイントでchocoringumaタオル


ミスドクラブポイントサービスが2013年9月30日に終了するというので、ポイントの残りを使ってハンドタオルと交換してきた。
大きさは、参議院選挙期間中に新橋駅前でもらった団扇…じゃなかった、参議院議員選挙ビラ(選管のシール貼付あり)と同じくらい。

2013年7月22日月曜日

インドネシア語、集大成プレゼン!


一年半休学しつつ、二年間学んだインドネシア語の集大成として、「インドネシアという国を知って、勉強して、感じたこと」というテーマで、クラスでプレゼンすることになった。
実力のなさをなんとかしなければと考えた末、インドネシア語学習ブログ『これでい〜んどネシア』から抜粋したものをpdf化してiPadminiで見せるという、内容のなさを見た目で補う作戦でいくことにした。
親指(象)と、人差し指(人)と、小指(蟻)で競うインドネシア式じゃんけんで一番目の発表者になり、画像のような感じでなんとか乗り切ったのだが、結果は果たして…。

2013年6月29日土曜日

百科事典とインターネット


40年前の百科事典を処分するぞ!と決心して早一ヶ月。まだ全20数巻が床にころがっている。
ページを折り曲げたり、切り抜いたりと、使い倒した百科事典なので、最終的には資源ゴミに出すしかないが、妙に愛着があってこんなことになっている。
これを買った40年前は、まさかインターネットが百科事典にとってかわる世の中が来るとは、夢にも思わなかったよ、まったくのところ。
信頼性についてあれこれ言われるインターネットの百科事典だが、紙の百科事典でも間違いはあるし、まァそこは読者の許容範囲がどれくらいあるかによって、両者への評価も違ってくるのだろう。
試しに自分の項目をウィキペディアで検索してみたら、ざっと見たところ間違いはなかった。ただ、デジタル仕事関連が無視されているので、情報源が偏っているのか、あるいはボクのデジタル仕事が評価されていないのか(笑)。
それにしても、それぞれの項目を誰が書いてるんでしょうかね。それがウィキペディアに対する一番の謎ではある。
謎を解くべく、足元の百科事典でウィキペディアを調べようと思ったが、もちろん40年前の百科事典なので、ウィキペディアの項目は、当然ない。

2013年6月14日金曜日

スリッパと畳と浮世絵の美術館


太田記念美術館は、主に浮世絵を展示する美術館です。
ここの大きな特色は入館時に靴を脱いでスリッパに履き替えることです。
入り口で、銭湯にあるようなロッカーに、履いて来た靴を入れ、ロッカーのキーを片手に入場します。
館内はスリッパ履きで巡るのですが、1階の一角には一段高くなった畳の間があり、そこに上がって座って作品を見る事もできます。
イメージとしては、畳の和室とゆーよりも、床の間に直接上がっている感じでしょうか。

ここは外国人の観覧者も多く、入り口で靴を脱いだ時点で、スリッパの領域と靴の領域の境界は一体どこなのだろうか、という表情を浮かべている人も多い。
そんな彼らも、なんとかスリッパ観覧に納得したところで、今度はTATAMIが出てきて、慣れない正座をしなければならないとなると、更に混乱の表情になる。
今履いているこのスリッパはどうすればいいのだろうかと、立ちすくみ悩める外国人。
そんな外国人客がいる場合は、率先してスリッパを脱いで畳に座る動作をしてみせてあげるのも、立派な国際交流のひとつでしょう。

地下にはミュージアムショップがあり、ここもスリッパのままで行きます。
ただ、ここには美術館に入場せず、直接外から入って来るお客さんもいます。
そんな人たちは、スリッパではなく靴をはいたままです。
靴をはいた人と、スリッパを履いた人の混在するミュージアムショップなんて、めったにあるものではありません。

結論。
太田記念美術館に行く時は、靴下の穴に気をつけよう。

2013年5月31日金曜日

アンドロイド版無料アプリひとこまマンガ連作集『ユキウシ』想像図?


今週、ボクの初めてのアンドロイド無料アプリ、ひとこまマンガ連作集『ユキウシ』が出たんですが、実のところどんな感じなのかいまだに確認できていません。
その理由は、ボクがアンドロイドを持っていないから。
それにボクの周辺の人々もMacユーザばかりで、そーゆー人は当然iPhoneユーザなわけで、これまた誰もアンドロイドを持っていない。
とゆーわけで、もしかしたらこんな感じじゃないかな〜と思いつつ、想像図を作ってみた。
無料アプリなので、どこかに広告が入るらしいのだが、それもよくわからない。

これが昔のように印刷物だったら、掲載誌が送られてきて確認ができるんですが、現代のアプリだとそーはいかない。
ホント、便利なんだか不便なんだかよくわからない昨今なのであります。

2013年5月15日水曜日

『まんが世界の歴史人物事典』2刷が出ました!


日本経済新聞の週末版「日経プラスワン」5月4日付によりますと、「親子でも気軽に読める世界史の本」ランキング <漫画で楽しむ>部門第1位に『まんが世界の歴史人物事典』が選定されたとのことです。
この勢いに乗って、本日『まんが世界の歴史人物事典』2刷が出ました。
2刷記念にピアノを演奏するのは、この本にも登場するリリウオカラニさん。

2013年4月24日水曜日

大神社展ブロガー内覧会での熱血ギャラリートーク


この画像、酔っぱらったオジンが刀を持って暴れているわけではありません。
神社、歴史、アート、博物館・美術館巡りに関心を持つブロガー対象に、東京国立博物館で開催された「国宝・大神社展」ブロガー内覧会で熱いギャラリートークを展開する研究員さんです。
(注*)この画像は主催者の許可を得て撮影したものを参考にしたイメージです。本物の研究員さんは素敵でシブいナイスミドルです。本当かどうか確かめたかったら是非トーハクに足を運んでみてください。運がよければ館内で出会えるかも知れません。その際は、「この画像を見てきました」とはけっして言わないでくださいね(笑)。

とゆーわけで、神社展といっても、いまいちイメージがわかない貴方、そんな貴方こそ東京国立博物館で2013年4月9日(火) から6月2日(日)まで開催の「国宝・大神社展」に行ってみることをおすすめします。
「お寺には仏像があるけど神社にはないよね」という貴方の疑問は正しい。
そう、神社には仏像はありません。でも、神像があるんです。
全国の神社の様々な神像が、8時じゃないけど大集合しています。老若男女の神像は、タレ目のものやらブサカワ系など様々でなかなか興味深い。シンゾーといっても、なんとかミクスのシンゾーはいませんから、ご安心ください。

いろんな国宝が展示されてますが、なかでも一番の注目は、古墳時代の四世紀に百済から伝わったともいわれる七支刀。
画像では研究員さんが手にしてふりまわしていますが、もちろんそんな事はできません。
本物の七支刀さんは、ちゃんとケース内で横たわっています。この横たわっているところがミソで、レプリカだったら直立展示もあるのに、なぜ横たわっているのか、その理由は本物は途中で折れているからなのです。
この七支刀さん展示は、当初5月6日までの展示予定でしたが、所蔵先の石上神宮さんのご厚意で5日間延長され、なんと5月12日(日)までになったとの衝撃発言が研究員さんからありました。

画像の研究員さんがもう片方の手に持っているのは、グッズコーナーで販売している「神社エール」です。
以前、私のFacebookタイムラインで大神社展の話題を取り上げた時に、「神社エール」なんてのを販売したら面白いよね、と書いたことがまさかの現実になっているとはビックリ!
その時、こんなんあったら面白いよね〜ともうひとつ書いたのが、博物館スタッフの巫女さんコスプレ。
残念ながらこれは実現していませんでしたけど。

てなわけで、もっと詳しい情報は「国宝・大神社展」展覧会ホームページをご覧ください。
以上、現場からオダンディがお送りしました。

2013年4月10日水曜日

iMessageのフキダシが青い色彩を持っても巡礼の年ではない


時々、iPhone5のメッセージを起動して、新規メッセージ画面から宛先を適当に選んでみる。
そうすると以前は宛先名が緑色だった人が水色に変わっていることがある。
これはその相手がiPhoneになった証拠なので、さっそくこの画像のようなメッセージを送ってみる。
この一ヶ月で3人ほどこーゆー例があったが、いずれも返信が来ない。
たぶんメッセージに気付いていないのだろう。
初めてのiPhoneだとiMessageってなんだかわかりにくいのがその理由かもしれない。
iPhoneの場合、SMSにMMSにメールと3種類あって混乱するのはしかたない気もする。
実はボク自身も、iPhoneで実際によく使うメッセージアプリは上記のいずれでもなく、FB Messenger だったりする。
え〜と、関係ないですが画像下部のキーボードはインドネシア語キーボードです。

2013年4月6日土曜日

iPhone,iPad mini 最適化ブログ


最近はデスクトップ機でなくiPhone や iPad mini でのWeb 接続が増えてきたので、iPhone,iPad mini でも見やすいブログ『これでイ〜ンドネシア』を新しく始めてみた。まっ、内容はタイトルからわかるよーにそれなり(笑)です。

左が iPhone で、右が iPad mini で表示した画面。
もちろん Mac でもちゃんと表示できる。
今回は、さくらインターネットのブログサービスを利用してみました。
もちろんというか、残念ながらというか、iPhone でも iPad mini でもFlashは動かない。
嗚呼、またしても「Flashは遠くなりにけり」。

2013年3月16日土曜日

iPhone5 に Appleストラップ


つい先日まで使っていた iPhone4S では、コネクタに差し込んで首からぶら下げるタイプのストラップを使用していたが、やっと手にした iPhone5 はコネクタの形状が変更になっているので、今までのストラップは使えなくなってしまった。
現在は暫定的に、100円ショップで購入したすご〜く安っぽいケースに iPhone5 を入れて使っている。
最近の100円ショップには100円に見えないようなモノがよくあるが、これはどーみても100円のケース。
そのケースの金具に、首からぶら下げる紐を付けているのだが、これには燦然とAppleの文字が輝いている。
たぶん、その昔 Macworld Expo Tokyo に出展していた頃の、入館証か何かに付いていたものと思われる。
モノモチがいーとゆーか、ビンボーったらしーとゆーか。
しかし、これも使っているうちに毛羽立ってきて、見た目にも哀愁が漂い始めている。
とゆーわけで、まだAppleの文字が判別できるうちに写真に記録しておく。
ちなみに iPhone5 の画面に写り込んでいるのは、この写真を撮った iPad mini 。

2013年3月15日金曜日

博ボラ日誌その64 ありがとう!トーハクボランティア


トーハクボランティアの任期3年が今月末で切れる。
一年目は規定の参加日数に足らなかった。
でも、あの大震災でトーハクも休館したりで、大目に見てもらい二年目に。
二年目も規定の参加日数に足らなかった。
でも、またまた大目に見てもらえ、三年目の6月までに二年目の分を消化すればいいことになり、なんとか三年目に突入した。
そして、三年目も規定の参加日数に足りなさそう、いや、もう絶対に無理。
四年目に不足分をがんばりますと言っても、それはできない相談なのは言うまでもない。
てなわけで、トーハクボランティアは無事に終了とはいかずに、中退というか、除籍というか、尻切れとんぼな結末になってしまった。
そんなこんなで、この場を借りて、お世話になった皆様に感謝したい。

博物館ボランティアに採用してくださったトーハクスタッフさんに、ありがとう!
同じ曜日に活動したボランティア同期生にありがとう!
送別会を開いてくれた後輩ボランティアの仲間にありがとう!
大震災後は少し減ったけど、それでも外国人としては一番多く来館してくれた韓国からのお客様に、コマウォヨ!
大震災後も変わらず強力なエネルギーを持って来館してくれた中国からのお客様、同じく中国語圏の台湾からのお客様に、謝々!
なぜか中国語を話していたタイからのお客様に、ありがとう!
故郷の家族に絵葉書をかいていた、チベットからのお客様に、ありがとう!
絵葉書に恋人の名前を漢字で書いていた英国からのお客様、サンキュ!
日本語で話しかけたら全然通じなかった日系ブラジル人のお客様に、ありがとう!
どーみても100%日本人なのに英語しか通じなかった日系人のお客様に、サンキュ!
ウクレレとオオタサンの話題でもりあがったハワイからのお客様に、マハロ!
こちらから無理矢理に話しかけてしまったインドネシアからのお客様に、トゥリマカシ!
IBCラジオの大塚アナと水越アナの話題が楽しかった岩手からのお客様に、ありがとう!
職場体験でいっしょにボランティア活動をした中学生高校生のみんなに、ありがとう!
トーハクの行き帰りにいつも見送ってくれた、正門横のジェンナー像にありがとう!
そしてトーハクに、ありがとう!

2013年3月11日月曜日

iPhone 整列!


左から iPhone 3G、4S、5。
オセロだったら真ん中の白がひっくりかえる。
とゆーわけで、今までのペースだと2世代スキップしての買い替えだったから、4Sの次は、5と5Sをスキップして iPhone6をゲットするはずだが、先日、家人のガラケーの年季明けを機にスマホファミリー割を利用してめでたく iPhone5 ユーザーになった。

今回初めて利用したソフトバンクショップで、オプションを勝手につけられるというトラブルがあり、頭にきて一時は契約解消しようかとも思ったが、その後の対処はよかったので、まだしばらくはソフトバンクでいくことにした。
「こーゆートラブルはよくあるんですか?」
と対処にあたったスタッフの方にきいたら
「よく…ではないですが、あることはあります」
とのお返事。
そんなこんなの iPhone5 ですが、LTEはけっこー早いし、いまのところ満足、満足!

そうそう、唯一選択したオプションが、テザリング。
使うかどーかはわからないが、2年間は無料とのことなので申し込んでみた。
使わなければ2年後に解約すればいいわけだし。
そーいえば、2年前の今日はゲンパツがたいへんなことになった日。
2年という時間は、長いようでもあるし、短いようでもある。
2年後はいったいどーなっているのか?もちろん、テザリングではなくゲンパツが。

2013年2月9日土曜日

祝!『まんが日本の歴史人物事典』10刷


とゆーわけで『まんが日本の歴史人物事典』がめでたく10刷と相成りました。
目標の100刷まであと90刷…このペースだと2050年あたりか。
その頃には、ボクはたぶんこの世にはいないだろーが、果たしてゲンパツはなんとかなっているのだろーか…嗚呼!

2013年2月4日月曜日

皆勤賞の宴 dengan teman-teman sekolah


インドネシア語科の今学期の授業も今日でおしまい。
なんだかんだあって一日も休まず受講したのは三人だけなのでした。
とーゆーわけで、みごと皆勤賞の学友(笑)とうちあげ。
といっても、他の人から見たら、このメンバー構成で学友とは思えないだろうが。

その席で「なんでインドネシア語を勉強してんスかァ?」と訊かれて返答に詰まってしまった。
インドネシアに行った事もないし、インドネシア人の友人もいないし、インドネシア関連の仕事をしているわけでもないのに、なんでなのかと自分でも思ってるんだから、そーゆー疑問をもたれても当然ではある。

で、今更ながら考えてみた。
定年後にインドネシアに移住するシニアもいるそーだが、ボクは定年のある仕事じゃないんで、そもそも定年後がない。
もはや、ホンダスーパーカブでインドネシアツーリングする体力も自信がない。
まっ、この先それでも何かいーことがあるよーな気がするもんで、幻の手羽先を食べながら、もー少しがんばってみることにした立春の夜。

2013年1月30日水曜日

iPad mini でスケッチ


テーブルの上のミカンとタンブラーを、iPad mini でスケッチしてみた。
所要時間は3分間くらいで、使用したのは SketchTime というアプリ。
このアプリ、鉛筆とマーカーと消しゴムツールしかないシンプルな構成で、なかなか潔い。
ユーザはただ指で描くだけで、動きもキビキビしていて心地よい。
価格は170円。iPhoneでもiPadでも動作するのもいいね!
ただし、紙に描いたように表現するアプリなので、紙でうまく描けない人は、iPad mini でもやっぱりうまく描けない所が、欠点といえば欠点だが、それは SketchTime のせいでは、あ〜りません。
SketchTime シンプル&クイックスケッチ - Hansol Huh

2013年1月29日火曜日

韓国人漫画家による日本を紹介する本のインドネシア語翻訳版


Jepang (Negeri Sakura) というタイトルのこの本、オリジナルは、韓国人漫画家による日本文化紹介がテーマの作品で、それをインドネシア語に翻訳した、なんだかややこしい本。
作者はキム・スジョンさん。
どこかで見かけた絵と名前だと思ったら、1998年から2009年まで開催された『日韓ユーモア漫画家年賀状交流展』で何度も会った事のある漫画家さんでした。
ボクも彼も酒がダメなので、日韓漫画家のパーティなんかでは、会場の隅っこで、二人でコーラで乾杯してました。
インドネシア語の教材として、インドネシア人の先生からお借りした本なのだが、まさかこんな形でキム・スジョンさんの作品に出会うとは、世間は狭いね。

2013年1月20日日曜日

博ボラ日誌その63 馬と駱駝と羊と山羊と


新年から、博物館ボランティアの新しい活動拠点が、東洋館6室(先日行った時の記憶では3階だと思ったが、東洋館リニューアルオープンのサイトでは4階になっているので、次回行ったら確認してみる)アジアの占い体験・オアシスという所になった。
ここでは家畜のクルブシの骨を4個使ってサイコロのように振り、転がって停止した時の形の組み合わせで運勢を占うことができる。
その形は、それぞれ馬と駱駝と羊と山羊をあらわすのだが、この組み合わせの見極めがむずかしい。

で、このような図を作ってみた。
おおげさに言うと、狭い面が上になった場合に、比較的平たいのが馬。
狭い面が上になった場合に、へこんだ感じのものが駱駝。
広い面が上になった場合に、比較的平たいのが羊。
広い面が上になった場合に、へこんだ感じのものが山羊。
と、まぁこんな感じではなかろうか。
なんだか、ゲタの天気占いみたいな気もするが、そもそも21世紀に「ゲタの天気占い」をしている人が果たしているのかどうか?

2013年1月18日金曜日

OK!JAPANESE with MANGA の Facebook ページ


OK!JAPANESE with MANGA の Facebook ページがいつのまにかできていました。
自分で描いといてなんですが、500枚以上のカードイラストをよくも描いたもんだと、今更ながらビックリ!

2013年1月11日金曜日

博ボラ日誌その62 博物館と SE/30 と Hyper Card


おお、ついに博物館に Mac が!
日本美術が中心のトーハクなのに?
昨日久し振りに博物館ボランティア活動に行ったら、「東京国立博物館140周年特集陳列資料館における情報の歴史」という展示の一環で、本館 16 室に各種データベース等に関わる基礎資料として SE/30 が展示されているのを発見した。
それによると、トーハク資料のデータベース管理に、なんと  Hyper Card が使われていた時期があったとのこと。
たぶんその頃は、日本語は使えなかったか、使えたとしても漢字トーク 6 の時代ではないだろうか。もちろんカラーではないはず。
今までトーハクと Mac は何も関係がないと思っていたが、こんな意外なつながりがあったとは!
それにしても、当時 SE/30 は高価でとても買えなかった。
実際に手にしたのは LC シリーズになってから、漢字トーク 7 の時代だった。
この LC がローコストの事だとは、後になって知って、ちょっと悲しかったことを記憶している。

というわけで、ほんと、久し振りに博物館に行くといろいろな発見があって面白い。
どのくらい久し振りかというと、博物館ボランティア活動の手順をすっかり忘れているくらい、ここのところ出席していなかった。
その証拠に出席簿にチェックを入れるのを忘れてしまった。
ココロ優しいボランティア室のオネーサンが、こっそりチェックを入れてくれたらとても嬉しいが、
「ろくに出席もしないアンタが悪いんじゃ〜!」
と一喝されそうなので、次回出席時には必ず出席簿にチェックを入れることをiPhoneのリマインダに入れておくことにする。

2013年1月9日水曜日

写真展にお賽銭?


写真の説明パネルをとめるピンに5円玉がひっかけてある。
銀座ニコンサロンで1/5 (土) ~1/15 (火)開催の藤田庄市写真展『伊勢神宮自然のなかの神事』の会場でのひとこま。
伊勢神宮の神事を中心に据えた写真展なので、なんとなく気持ちがわかる。
いっそのこと、お賽銭箱でも設置したら面白い。

2013年1月7日月曜日

iPad mini 背なで泣いてるドメイン名


誰も気付かないけど、iPad mini の背中に "ODAMANGA.COM"という自分のドメイン名を刻印している。
オンラインアップルストアだけででオーダーできるスペシャル仕様なのだ、エッへン!
などと言っているが、ソフトバンクに乗り換えて iPhone5 にすると iPad mini がプレゼントされるときいて、ココロが揺れる年の初めの七日目の朝。

2013年1月6日日曜日

『さがしています』を読んでいる


詩人アーサー・ビナードさんの絵本、というか写真に文章をつけた本『さがしています』を読んでいる。
英語ではこれに相当する表現がないという「ピカドン」は、1945年8月6日にヒロシマでたくさんの人々の命を奪った。
『さがしています』は、その日にその場にいたモノたちが、持ち主をさがす言葉集。
「ピカドン」が落ちてまだ10年もたたないうちに、そう遠くない地に生まれたボクに、この本に登場するモノたちが多くの事を語りかける。
時計が、軍手が、弁当箱が、義歯が…。
これと同じような事が今も進行中だとしたら、なんともいたたまれない気持ちになる。

2013年1月2日水曜日

すがもんのおしり初詣


初詣に「とげぬき地蔵」さんに行ったら、お地蔵さんの前には長蛇の列。
なにごとも並ぶのは嫌いなので、地蔵通り商店街入り口にある「すがもんのおしり」に初詣。
みんながお尻にさわるせいか、以前より羽根が抜けて(?)一回り小さくなったみたい。
てなわけで、「お尻」に関する格言かなにかで締めくくろうと、Siriに「お尻に関する格言を教えてください」ときいたら、「言葉には気をつけてください」とキツイ口調で怒られてしまった。
というわけで、今年一年が尻すぼみにならず、良い年になりますように。