2011年7月3日日曜日

さあ、気ちがいになりなさい

早川書房から出ている、異色作家短編集2が、このフレドリック・ブラウン著『さあ、気ちがいになりなさい』。
邦題に「気ちがい」の文字が堂々と入っているのも、いまどきの過度な差別用語自粛(萎縮かも)ムードの中では清々しい。
ちなみに原題は、「Come and Go Mad」。
よくできた古典落語の、それも前座さんがやるような軽めの噺を、熟練の師匠がさらっと演ったような、粋な一冊。
12編の収録作品のうちいくつかは、往年のボーイズライフ誌で読んだような気がするが、単なる勘違いかもしれない。
ボーイズライフは1960年代中頃の雑誌で、それより以前の海外SFが掲載されたと記憶しているから、フレドリック・ブラウンの作品があってもおかしくはない。
訳は星新一。これだけでも読む価値あり。

収録作の中で、このご時世だからか印象に残ったのは「電獣ヴァヴェリ」。
いろいろあって、地球上から電気がなくなる物語。
原発推進勢力が昨今大合唱する停電の脅かしどころじゃなくて、電気そのものがなくなる世界はどんなところになるかというのがキモ。
その結果地球滅亡なんてことはなくて、なんとも牧歌的なオチでほのぼのしてしまうのがブラウン作品らしくて良い。
尚、よっぽど地球滅亡の原因になりそうな原発を食ってしまう原発獣が出てくる作品はありません。
ここはひとつ、現実に出てきてほしいもんだが…。

2011年6月30日木曜日

1979年が舞台の映画を2011年に見る


先日、『スーパー8』という映画を見た。
スピルバーグ製作の、スピルバーグ節の映画で、例によって映画館にいる間は確実に楽しめる出来のものなんだけど、今回は違った。
途中で、主人公の少年のいる部屋のラジオ(テレビだったかも)から、スリーマイル島原子力発電所事故のニュースの音声が流れる。
そのシーン以降、映画館の暗闇の中にいても、2011年の日本にいることをあらためて自覚してしまった。
そうなったら、もう映画の世界に没入することは難しい。
途中で、初代ウォークマンが画面に出てきて、ふと我にかえる。
ウォークマンとスリーマイル島原子力発電所事故は同じ年だったのか。
いつの日か、福島原発事故の年には、iPad2が日本だけ発売が遅れたんだよなぁと想い出すことがあるのだろうか…。

2011年6月27日月曜日

災害の後にユートピアが来るのか

この本『災害ユートピア』、440ページもの厚さがある割りには重量感がなく、電車内で立って読んでもそんなに苦にならない。
この本を読むと、3.11東日本大震災直後の被災地の人々の冷静さは、日本的特殊事情ではなかったように思える。
1906年のサンフランシスコ地震から、2005年のハリケーンカトリーナまでの災害現場でみられた、ユートピアとも言える状況の出現が記されている。
災害直後にパニックに陥る群衆の中で叫ぶ女性、なんて映像が浮かぶが、どうもこれはハリウッド映画の思い込みらしい。
むしろパニックになるのは、被災した市民ではなくて、支配層の面々なのだそうだ。
そういえば、今回の原発関連対応を見ていると、一般市民よりトーデンやらオエライサン達の方がパニックで思考停止状態になっている感がある。
2500円もするのに、昨年12月発売で順調に版を重ねているようで、手元の本は既に4刷になっている。
原題は「A PARADISE BUILT IN HELL」。
『災害ユートピア』という邦題は、なかなかうまいね。
嗚呼、災害がなくても、ユートピアが出現したらいいのに…。

2011年6月17日金曜日

『ユキウシ2』をiPhoneで!


小さいiPhoneの画面で、老眼世代のショボショボ目玉でも、楽々みる事のできるのは1コマ漫画ではないだろうか、というきわめて個人的なコンセプトでスタートしたODA-SAN作『ユキウシ』シリーズの第2弾です。
実は先週から全ページ立ち読みできるようになってますが、それはそれとして、ePub版をダウンンロードすると、いつでもどこでも『ユキウシ2』が楽しめます。
少なくとも、ワタクシは楽しんでます。
皆さんも楽しんでくださいね。

2011年6月16日木曜日

インドネシア楽器の iPhoneアプリ『Angklung』

昨夜のインドネシア語の授業で、
「こんなんありますよ〜」
と、インドネシアの楽器の iPhoneアプリ『Angklung』を先生に見せたら。
「それは私の知り合いで、インドネシア人の○○さんが作ったのよ」
とインドネシア語で言われた。
(ような気がする)

ボクが iPhoneをぎこちなくシェイクして音を出していたら、そうじゃなくてこうやるのよと、実際にお手本を示していただいた。
さすが本物のインドネシア人!いい音を出してる!

このやりとりを、iPhoneを使った事の無い他の人たちはポカ〜ンとした面持ちで見ていたのが面白かった。
授業でもしっかり役立ってます、iPhoneは。(無理矢理ですが…)

2011年6月13日月曜日

ブラジル生まれの日本人がインドネシア語で歌うボサノバ版ブンガワンソロ♪

インドネシア語の授業で「ブンガワンソロ」がとりあげられたので、iTunesStoreで探してみたら、小野リサの歌うボサノバ版ブンガワンソロを見つけた。
これ、原曲とはまたちがった味があって、耳に心地よい。
歌詞を覚えようと20回くらいリピートしても、飽きずに聴けるのが、いいね!

2011年6月4日土曜日

友よ、6.11は40年ぶりのデモ♪


この呼びかけに答えねば!と思うオジさん達は多いはず。
そーいえばボクも40年くらいデモに参加してません。
最後に行ったのは高校生のころの6.23沖縄反戦デーか、10.21国際反戦デーか。
どっちにしてもすごく前のことだ、友よ♪

2011年5月29日日曜日

●博ボラ日誌その38 写楽に挑戦!勝手に説明ハングル版チラシ作ったけど


トーハクで開催中の写楽展関連で、「写楽に挑戦!ポストカードを作ろう!」(正式名称忘れた)というコーナー(本館1階20室)がある。
時々、ここの担当になり、あれやこれやボランティア活動をしているが、相変わらず外国人客が少ない。

せっかくハングル版の説明図も作ったのに、いまだに活用していない。
もしやと思って、これを示しながら話しかけてみたら、日本人ですと言われたりする。
6月12日までの会期中に、果たして活用出来るのか?

2011年5月26日木曜日

原発事故に関して小出助教が語るガンジーの言葉



テレビは見ないのでなんとも思わなかったが、これこそテレビで流してほしいね。
小出助教が語るガンジーの言葉がココロに染みる…。

2011年5月20日金曜日

博ボラ日誌その37 ボランティアのささやかな特典


交通費も食費も自前で完全無給の博物館ボランティアだが、ささやかな特典がある。
それは、館内のミュージアムショップとレストランでの割引。
とはいうものの今まで実際に体験したことはなかった。

この春、博物館内に新しいレストランが出来たので、ものは試しとばかりに行ってみた。
ホテルオークラの経営らしく、メニューをみると結構な値段が並ぶ。
価格の割りに量は少ないが、年輩者には良いかも知れない。

そんなこんなで食事を終えてレジに向い、ボランティア証を提示してみた。
レジのオネーサンはキョトンとしている。
やおら奥に向い、上司に相談してやっと割り引いてくれた。
どんな割引なのかとレシートを見たら、3300円が2970円になっていたから、10%割引だった。
たしかに割引特典があるのは確認できた。
でも、ちょっと高い…。

2011年5月8日日曜日

コレは地震のせいじゃない


3.11以降、何かあったら、「地震のせいじゃないの」なんてよく言われますが、ウチの近所でもそれがある。
ご覧のように、町内会の掲示板が、大きく傾いたままになっている。

これを見かけた人が、
「あらまぁ、地震で地盤沈下したのかしら?」
「きっとそうよ、この辺は元々田んぼだったらしいから」
こんな感じで、いつのまにか地震の影響でこうなったという噂が立ってしまった。

実はコレ交通事故。
地震の翌日に、配送トラックが掲示板の一部にぶつかった結果がコレ。
そのまま放置されてるもんだから、いつのまにか地震による地盤沈下ということになってしまっている。

地震がらみでも、コレみたいに目に見えるものは、まだネタになるが、目に見えないモノの場合は、何のネタにもならない。
嗚呼、空気中に胡乱なモノが出続ける日々がまだまだ続く...。

2011年5月5日木曜日

博ボラ日誌その36 博物館でマンガと仏像


トーハクで今話題なのが、手塚治虫作品『ブッダ』の原稿と仏像のコラボレーション企画、「手塚治虫のブッダ展」
やや黄ばんだ紙に、ホワイトの修正が目立ち、今となってはなつかしい写植が貼りこんである原稿は、年月を感じさせる。
お世辞にも会場は広くなく、いつもは無料で開放しているスペースには、額装された原稿を興味深そうにに見入る人が、思った以上に詰めかけていた。

博物館で恭しく漫画原稿を見る時代が来るとは、ボクが子供の頃には夢にも思わなかったよ、まったくの話。
これって、いーことなのか、そーでもないことなのか。
ここんとこマンガは、やれ世界に誇る文化だなんてヨイショされたり、逆に規制されたり、オカミにもてあそばれてる感があるけど、ほっといてちょーだいといーたいマンガファンも多いよーな気がする。

ところで会場内の、とある場所付近では、なにやらブキミな話声が洩れ聞こえるかも知れませんが、それは隣接するスペースでボランティアさんが印刷作業中に発しているものです。
国宝についてだとか、博物館運営についてだとか、高尚な話題はあまり出てきません。たぶん、その日のヒルメシがどーのこーのとかの話でしょう。
うるさいとか、静かにしろとか思わないで、やぁボランティア諸君ご苦労さん、と思ってくだされや。

2011年4月25日月曜日

クリニックでFlash4コマ漫画


全国のクリニックのロビーなどで流れるFlash4コマ漫画『ほのぼの★シアター』が今月からスタート。
まだ実際に公開されているのを見た事がないので、そのうちクリニックに潜入して確認してみようかと思うが、診察を受けるわけでもないのにウロウロしていたら、ガードマンに怪しまれそうな気がする。
その際、どう申し開きをすればいいものやら...。

2011年4月17日日曜日

モレスキン+ペン


この数年は手帳のかわりにモレスキンノートを使っていたが、唯一の不満がペンとの相性の悪さだった。
デフォルトではペンフォルダがないので、別途ペンケースを用意するか、付属のゴムバンドにはさむしかない。
しかしゴムバンドにはさむ方式は、しっかり固定出来ずどうも具合がよろしくない。
で、ふと気付いた。
モレスキンを閉じた状態でノドの最上部、栞紐の根元あたりにペンを差し込むとしっかり固定して、見映えもいい。
もしかしてモレスキン愛用者なら常識なのかも知れないが、これでまた愛着が出てきた。
というわけで、これからもiPhoneとの併用で、モレスキンライフが楽しめそうでうれしカルカル(古いね、こりゃまたどーも)。

2011年4月7日木曜日

博ボラ日誌その35 博物館ボランティア再開


地震以降中止になっていた博物館ボランティア活動が今週から再開された。
いつもは来館者全体の40%くらいを外国人が占めるのだが、ほとんどその姿がない。
そんなわけで、外国人用案内バッヂをつけていても、今日は日本語しか使わなかった。
まぁ冷静に考えて、地震津波はともかく、原発がこんな状況の国に、あえて行こうとは思わないのは理解できる。
もし自分が外国人の立場だったら、現状の日本に行きたいとは思わないのが正直なココロ。

2011年4月6日水曜日

インドネシア語科に復学


休学していたインドネシア語科に、今日から復学。
てなわけで、通学途中の東京タワーを地震後初めて肉眼で見たが、やはり曲がっているように見えた。
ゴジラが曲げたほどじゃないけどね。

2011年3月26日土曜日

『知事抹殺』を読んでいる

地震の影響か週末やるつもりだった紙媒体仕事がペンディングになったので、しばし原発の恐怖を忘れて本を読んでいる。
元・福島県知事の佐藤栄佐久(『栄ちゃんのバラード』のモデルじゃないよ、と言ってもよけいわかりにくいか)さんの、つくられた汚職事件の本なのだが、これが福島原発につながっていて、思わず東の空を見上げる弥生の午後。


2011年3月18日金曜日

ユキウシ番外篇3・みあげてごらんヨルのウシを〜♪


雪原を旅するユキウシも、ここんとこ足もとが揺れて歩きにくい。
まぁいろいろあるけど、きょうも一日終わった。
夜はゆっくりやすみたいので、天空で横になることにした。
あんまり下ばかり向いてないで、み〜あげて〜ごらん〜ヨルの〜ウシを〜♪

2011年3月17日木曜日

ユキウシ番外篇その2・そんなに慌てないで


このところ足もとが揺れる雪原だが、それでもひたすら孤独の旅路を続けるユキウシ。
そんなユキウシの旅は、めったに誰かに会う事はない。
久しぶりに会った人は、大量の牛乳を買い込んだ様子。
気持ちはわかるが、落ち着きましょうとメッセージを送ってみる。
もっとミルクが欲しいのか、ユキウシにもミルクを出せと迫ってくる。
オスだから出せない...。

2011年3月16日水曜日

ユキウシ番外編フンバレ〜♪


雪原を歩くユキウシの足もとが揺れた。
何かがあったのかもしれないが、ユキウシにそれを知るスベはない。
とりあえず踏ん張ってみた。
それだけでは不安なので、自分を励ますために歌ってみた。
遠くにいる誰かさんにも伝わるかモ〜ね。

2011年3月13日日曜日

こんな時こそ音楽を


○○に癒される、という表現はあまり好きじゃないけど、余震の続くなかで聴いたバンバンバザールには癒されました。
ただのオッサンじゃないぞ、バンバンバザール♪
ありがとう、バンバンバザール♪

2011年3月5日土曜日

博ボラ日誌その34 樫鳥糸肩赤威胴丸


博物館へやって来るお客様から、展示してある作品についてきかれることがある。
先日のボランティア活動中にも、「樫鳥糸肩赤威胴丸」の読み方をきかれた。
あいにくリーフレットにもルビがふってない。
そのま読めば、「カシドリイトカタアカイドウマル」だろうがどうも違う気がする。
結局、「わかりません」と答えてしまったのだが、後で考えたらiPhoneに「e国宝」を入れていたのでそれを見ればよかったんだ。
しかし、このアプリは、要インターネット接続なので、館内は圏外になりがちなソフトバンクだとはたしてうまく活用できるか疑問が残る。
iPhoneに罪はないのだが、成功の確率は半々といったところか。
次回のボランティア活動時に試してみよう。
と、こちらが構えていても、おあつらえ向きの質問がくる確率は低い。
いちばん多い質問は、さまざまな言語での「トイレはどこ?」ですから。

ちなみに「樫鳥糸肩赤威胴丸」の読みは「カシドリイトカタアカオドシノドウマル」。

2011年3月2日水曜日

お年玉付年賀はがきの賞品が届いた


先日届いた、お年玉付年賀はがきの賞品の包みに、こんなシールが貼ってあった。
中に入っていたのは、秋田名物の稲庭古峯堂稲庭手よりうどん。
おいしくいただきました。
配送に関してはいろいろあったが、これでイ〜ナニワ!

2011年2月28日月曜日

昨日はfoursquareのために無理矢理外出してみた

foursquareは位置情報利用のSNSなので、まずは外出しなければ話が始まらない。
てなわけで池袋界隈をうろつき各所でチェックインしてみた。
外出先でfoursquareを起動すると、付近の候補地が出てくるのだが、出てこなかったら自分で入力する仕様になっている。
昨日行ったところでは、クラブ(平板で発音する方のね)BEDを自分で入力した。
これで、今後このあたりでfoursquareを起動した人の画面にBEDが表示されるはず。

そのBEDで、ブッタ君(?)という人のパフォーマンス(ラップ?)を聴いた。
大音量のなか、ほとんど歌詞(?)は聴き取れないが、その熱き想いは伝わってくる。
例えは変だが、まるで70年代の「あんぐらフォーク」みたいだった。
しかし、中高年世代には、あの音量はきついので、早々に店を出て帰途についたのだった。

2011年2月26日土曜日

不幸のお年玉付年賀はがき2

郵便局の窓口で不在伝票を見せたら、伝票上は局にあるはずなのにないという。
ドライバーが持っているのではとの説明。
それってシステム上、問題ではなかろうか。
この一連のモタモタ感、これじゃあ民間宅配業者に負けるのは当然か。

不幸のお年玉付年賀はがき

お年玉付年賀はがきで、1万本に1本の確率の3等が当たって今年は幸運な1年になるかと思ったが、イライラがつのる事態になっている。
「選べる有名ブランド食品・地域の特産品」が賞品なのだが、これの申込書やら申請書やらを記入して窓口で身分証明書提示するなど、なんだかお役所っぽいなあとは思ったが、まぁ貰える物はなんでも貰う主義なので、それにしたがった。
それが1ヶ月半以上前のことだ。

そして先日、忘れたころになって送られてきたが実はまだ手元にない。
在宅勤務(笑)なので終日家にいて留守はしないのに、なぜか賞品の不在通知が入っていた。
翌日以降なら郵便局で受け取れるので、翌日窓口に行ったらなぜか荷物がない。
そこでしかたなく時間指定の再配送手続きをした。
それが今日なんだが、音沙汰なし。
嗚呼、ボクのお年玉付年賀はがき3等賞品はどこに行ったんだ?
これじゃあ、まるで不幸のハガキだよ、まったくのところ。

2011年2月25日金曜日

博ボラ日誌その33 送ったファイルが真っ赤っか

博物館内で使用する「外国人向け指差し会話集」みたいなものの、ハングル版制作のボランティア活動に参加した。
まず、たたき台みたいなものを作って、母語話者のボランティアスタッフに送信して、みてもらったら、かなりの部分に赤が入って返送されてきた。
なるほどと合点がいく修正(添削?)だったが、試験なら落第だったな。
個人的には、とっても勉強になったボランティア活動なのだった。

エクセルでのやりとりなので、Numbersで書き出して送ることにした。
ちゃんと相手側で開けてるのか気になっていたのだが、なんとか切り抜けて一安心。
ハングル翻訳より、エクセルファイルのやりとりのほうで、ストレスを感じてしまった春一番の吹き荒れた夕刻。

2011年2月22日火曜日

『ユキウシ』パブーePUB版の支払いがちょっと面倒な件


一日一漫ひとコマ漫画『ユキウシ』のePUB版をパブーで作ってみたけど、プログラムの知識も必要なくてとても簡単だった。
これでiPhoneでもアプリのiBooksで表示できるので楽しい。
ただし問題がひとつ。
決済が App Store みたいに簡単じゃないところ。
一度登録してしまえばどうってことないけど、その登録が面倒なのは否定できない。
う〜ん、『ユキウシ』のiPhone版を出すべきか...。

2011年2月21日月曜日

新校舎を横目に復学届け


KO外語インドネシア語科の復学書類をもらいにひさびさに事務室に行ったら、工事中だった新校舎の姿が工事フェンス越しに見えるようになっていた。
4月からここで授業を受けるのかどうかはわからない。

学校を出て、その後は学友のH氏とおちあい、近くのスタジオ(カラオケ屋さん)で2時間ウクレレの練習。
きょうは本番に備えて立って弾くスタイル。

新学期が始まったら、授業の前後に、教室の隅で練習するやも。
ガードマンさんの視線を浴びつつのハードな練習♪

ひとこまマンガ集『ユキウシ』ePUB版とPDF版


すでに TwitterとFacebookではお知らせしましたが、パブーという電子書籍サイトから、ひとこまマンガ集『ユキウシ』ePUB版とPDF版をリリースしました。
小さなiPhoneの画面には、ひとこまマンガが似合うのではと以前から思っていたが、まさにその通りだった。
写真ではわかりにくいですが、こんな感じ。

いっぺんに全部のページを見ないで、時々見るのが、ひとこまマンガ集『ユキウシ』の楽しい使い方のコツです。
日にちをおいて見ると、以前に見た記憶が薄れているので、また初めて見たような気になってオモシロイ。

ePUB版は、iPhoneだけでなくもちろんiPadでもiPod touchでも表示できる。
たぶんソニーの電子書籍リーダーでも大丈夫なはず。
というわけで、日々最近の記憶がはっきりしなくなっている中高年にピッタリのひとこまマンガ集『ユキウシ』をお楽しみください。

blogとFacebookの連動テスト

RSS Graffitiというアプリで、blogとFacebookの連動テストをしてみる。

2011年2月8日火曜日

Facebook のことが少しはわかる映画かも知れない

今話題の Facebook 創設者マーク・ザッカーバーグ氏が題材の映画「ソーシャル・ネットワーク」をTOHOシネマズ錦糸町でやっと見てきた。
平日昼間の第一回目の上映で30人くらいの観客ならよく入っている方か。
正直、なにやら流行の題材でいっちょあがりの映画かと、全然期待していなかったこともあるが、予想したより面白かった。
早口の台詞の、早い展開で見る者を飽きさせない。
まぁ映画だからエピソードはかなりの誇張があるんだろうが、さもありなんと思わせる作りで、それはそれでよしとしよう。
ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント作品だからかどうか、VAIOが登場する。
そしてなんだかんだあって、Baby You're A Rich Man が流れつつ映画は終わる。
Facebook利用者なら、見て損はないでしょう。

2011年2月7日月曜日

ひとコマ漫画とiPhoneは相性がいいね


紙のマンガ雑誌で育った身には、iPhoneでマンガを読むのは、どうもしっくりこない。
そもそも見開きページで構成したコマ割り画面だから、画面をフリックしたりピンチインアウトして調整しても、コマの流れのリズムがうまくつかめない。
その点、ひとコマ漫画はiPhoneで見るのに適しているような気がする。

そこで拙作『ユキウシ』のiPhone版を試作してみた。
思った以上に画面になじむので、本格的にリリースもありかも。
というわけで、これがiPhone版『ユキウシ』の起動画面。
これのどこが面白いかというと、あそこと、あそこと...。

2011年2月1日火曜日

iPadノート


これ、Adobe Digital Publishing フォーラム 2011に参加して、会場でもらったもの。
これで絵コンテを作れば、原寸大なのでわかりやすいかも。
というわけで内容は、電子書籍のあれやこれやのセミナーでした。
しかし、電子書籍元年と言われ続けて早幾星霜。
何年、元年やったら気がすむんだろう。

2011年1月31日月曜日

お役所仕事

先日、某お役所用にFlash静止画像を制作した。
お役所だからいつもよりおとなしめでというご依頼だったので、そんなに派手な作風でもないのに更におとなしめのものを渡した。
しかし、もうできあがった最終段階でお役所のおえらいさんが「マンガは合わない」と言ってお蔵入りになりましたと担当者から連絡が入った。
マンガは文化などと妙に持ち上げるのも気持ち悪いが、いまどきマンガはダメというのも、あんまりいい気持ちはしない。
幸い、制作会社の担当者の方は誠実な方で、次の機会に別の提案をいたしますと前向きなお言葉をかけていただいた。

お役所の仕事といっても、ボクは直接会うわけじゃないからどうってことないけど、お役所と直に接する制作会社の人のご苦労を思うと頭が下がる。
この担当者の方のためにも次の機会にはいい仕事をしょうと誓う、前向きな気持ちの睦月のおわり。

2011年1月28日金曜日

博ボラ日誌その32 iPhoneアプリ「とーはくナビ」


1月18日のエントリーで、アンドロイド版「とーはくナビ」のお試し報告もどきをしたが、今回はiPhoneアプリ「とーはくナビ」を試してみた。
アンドロイド版は博物館内でXperiaを渡されてコースをまわったのだが、iPhoneアプリ「とーはくナビ」は自分のiPhoneにインストールしてコースをまわる。
この点では、iPhoneアプリの方が自由度が高い。

平等を期すために、法隆寺宝物館30分ナビで試してみた。
アンドロイド版は位置情報を確認して、その場に行けば自動再生とのことだが、先日試した時は当該作品の前に行っても何も起こらず、自分でアイコンをタップして再生させた。この方法は間違っていたのだろうか、いまだに釈然としない。

iPhone版のほうは、適当にフリックして自分でムービーを選んで楽しむ。
通信環境がなくても動くから、わざわざ現場に行かなくても楽しめる。
もしかしたらボクがアンドロイドに不慣れなためか、フリックもピンチインアウトも効かなかったが、iPhone版のほうはまずはフリックして表示された画面で楽しめる。
iPhoneアプリらしく、触れることだけで気持ちがよい。
操作が楽しいので、ついついiPhoneの画面に見入ってしまうのが玉にキズかも。
その逆にアンドロイド版はそれ自体は楽しくないので、従来の案内ガイドの性格と同じといえるかも知れない。
どちらかを選べと言われれば、諸手を挙げてiPhoneに一票を投じる!

2011年1月23日日曜日

紳士はお熱いのがお好き


本日は、上島珈琲で某MTG。
この店は、落ち着いた雰囲気で好もしいのだが、いかんせん珈琲がぬるい。
新幹線の車内販売コーヒーは熱すぎるが、あそこまでじゃなくても、もうちょっと熱くしてほしいとかねがね思っていた。
そんなこんなで、コーヒー店なのに本日はジンジャーミルク紅茶を注文した。
これは熱くてうまかったが、コーヒーを頼んだMTGメンバーのは、やっぱりぬるかった。

お店の人に、ちょっとぬるいんでないかい、ときいてみたら設定温度が70度前後だとか。
そりゃぬるすぎるんでないかい玉露じゃないんだから、と言ったらしばらくして、あきらかにいつもより熱〜いコーヒーを持ってきてくれた。
しかも、コーヒーを頼んだメンバーだけでなく、紅茶をたのんでいたボクのところにも。
べつにイチャモンつけたわけじゃないのに、うるさい客と思われたのかしらん。

次回も、熱いコーヒーを期待したい。

2011年1月22日土曜日

ユキウシその28更新

Facebookとこのblogの連動設定をやり直してみたのでそのテストと投稿。
というわけで、ユキウシその28更新しました。

FacebookとMIXI

ここんとこFacebookの設定に悪戦苦闘しているが、基本的には実名アカウントでプロフィルも詳細なので、MIXIよりは子供っぽさが少ない分、おじさん世代にはしっくりくる気がする。
MIXIはほとんど放置状態だが、Facebookは果たしてどうなるか...。

友達が100人できれば面白くなるそうだが、現実にも友達がそんなにいないので、どうなることやら。
アカウントを持ってなくても、プロフィルの一部は閲覧出来るのではないかと思うのだが、そのへんはどうなんだろう。
今は、このblogとFacebookを連動させようと設定をあれこれやっているのだが、瞬間的にはできても継続性がないので困っている。

2011年1月21日金曜日

博ボラ日誌その31 iPhoneで博物館体験

昨日、博物館をもっと満喫できる2つのiPhoneアプリが同時リリースされた。
e国宝」と「東京国立博物館 法隆寺宝物館30分ナビ」の2本。

説明画面からすると、先日アンドロイドアプリで体験したものと同じ内容のようである。
ここで、なぜ自分で検証してレポートしないとの声が聞こえてきそうである。
実はこのアプリは iOS 4.0 以降が必要なのである。

そう、もうお察しのように、ボクのiPhoneはいまだに3Gで、iOSも4には上げていない。
なぜなら、3GにはiOS 4は荷が重いと考えるからだ。
しかしこのアプリがあるとボランティア活動で現場に立った時にも使えそうなので、興味はおおいにある。
館内は圏外の場所が多く、実際問題としてiPhoneは使えなかったので重宝しそうなのは想像に難くない。
さて、どうするか。

2011年1月20日木曜日

続・Facebookとblog連動

瞬間的には成功したかにみえたFacebookとblog連動、また切れてたみたいなので、再度お試し。
どーもわかりにくい。

2011年1月18日火曜日

博ボラ日誌その30 「とーはくナビ」を試してみた


きょうは閉館後にボランティア活動があったのだが、ちょっと早めに行って「とーはくナビ」を試してみた。
専用アプリをインストールしたXperiaを貸し出す方式なので、アンドロイドユーザが自分のアンドロイド機を持って行っても使えない。
というわけで、愛用の iPhone と比べてどんなものなのかレポートみたいなものを少しばかり。

このアプリの売り文句は【来館者の位置情報に連動して自動再生される博物館ガイド】。
こう言われると、対象作品の前に立ったら位置情報を取得して説明がされるのだろうと思ってしまうが、そんなアプリではなかった。
実際には、メニューから自分で作品を選んでムービーを再生させるだけのもので、作品の前じゃなくてもムービーは再生できる。
ということは、作品の前で、別の作品のムービーを再生してしまう事態も考えられる。
実際にやってみたら、何回か別の作品の解説ムービーを再生してしまった。
これって、ほんとに位置情報に連動してるんだろうか?
現状は、作品ごとの解説ムービーをユーザが手動で再生するだけのものとしか思えないんだけど、使い方がまちがっていたのかしらん。

アンドロイド機は初めて触ったのでよくわからないのだが、アンドロイド機はフリックやワイプインアウトができないわけないよね?
しかし、きょう使ったコレはフリックやワイプインアウトが効かない。
画面移動はどうするかというと、矢印をタップして画面がきりかわるのだ。
矢印で移動なんてかっこ悪すぎる〜。
スマートフォンを触ったことない人でも扱いやすいようにとの配慮だろうが、使ったことのない人は、このアプリのムービー再生でも、てこずるのではないかと思う。
逆に、iPhoneアプリに慣れている人は、フリックもできないなんて...とイライラが募る。
じゃあ、いったい誰が楽しめるんだろうか、わからない。

今、楽しめると書いて気がついた。
このアプリ楽しくないんだ。
まずは画面を指であれこれ触ってみるというのが楽しいのに、このアプリにはそれが全然ない。
せっかく博物館にやって来て、楽しもうと思っているのに、これじゃあ気分が盛り上がらない。
それに博物館来訪者は、老眼世代も多いので小さい文字は読みにくい。そんなユーザこそ、画面が拡大できればとても助かるのに、このアプリにはそれがない。

アプリで公開するなら、ハードを貸し出すんじゃなくて、ダウンロードして使うほうが便利だと思うが、何かオトナの事情があるのだろうか。
アンドロイドだけでなく、iPhoneアプリもぜひ利用出来るようにしてほしい。
なんか、期待が大きかっただけに、失望感も大きいというのが結論なのでした。
おまえが期待しすぎたんだよと言われそうですが、そうだったかもしれません。

とは言っても3月31日まで無料で利用できるので、トーハクに行ったらお試しあれ。
本館1階入り口付近に受付デスクがあって、名前と電話番号を記入するだけで貸し出しがOKになる。
オネーサンが、しどろもどろ気味に説明してくれるので、あまりこみいった質問はしないように。

2011年1月17日月曜日

Facebookとblog連動

というわけで、blogの投稿がFacebookに反映されるように設定したので、その試験投稿。
過去の投稿の表示は成功したから、新規投稿もうまくいくはずなんですが...。

それと、Facebookにリクエストいただいた皆さんありがとうございました。
少しは楽しくなってきました。

2011年1月15日土曜日

Facebookをはじめてみたものの...



数日前からFacebookをはじめてみたものの、どうもよくわからない。
本名で登録という事と、子供はだめという事で、MIXIよりはクールな感じがする。
あんまり面白そうではないので、アカウントを削除しようと思ったら、最近知り合った人からコンタクトがあり、もうすこしやってみることにした。
連絡をくれたKさんありがとう!
本名をローマ字検索すると見つかるので、Facebookのアカウントのある人はアクセスしてみてくだされ。

2011年1月12日水曜日

Googleドキュメントでフォーム


今まで、フォームを設置するにはCGIがどーたらこーたらで、なかなか思い通りに動いてくれなくて苦労していたが、Googleドキュメントでフォームが作れることに最近気がついた。
結果は、メールで受け取るのではなく、自分のGmailアカウントのドキュメントに表示されるらしい。
簡単なのに、けっこう使えそうなので、試してみる。
テンプレートをそのまま使ってもいいが、自分なりにカスタマイズすれば、こんな感じでオリジナルのフォームのできあがり。

2011年1月6日木曜日

博ボラ日誌その29 桜の下で館外ボランティア


新年リニューアル展示で大盛況のトーハクをあとにして、お花見のシーズンならものすごい人出だが、この季節は寂しい雰囲気のすでに日の暮れた上野のお山の桜並木を早足で駆けていたと思ってほしい。
ボランティアのあとに、本年初のH.A.Oの練習にまわるはずが、ボランティアの終業ミーティングが長引いてしまいあせっていたのだ。
そんなとき、桜の木の陰から白人中年女性が泳ぐようにこちらに近づいてくる。
なにやら「パゴダ、パゴダ」と言っている。
どうやら英語圏の人ではないらしい。
どうも五重塔をみたいらしいとわかった(気がする)が、アレはたしか寛永寺だったかなと考えていたら、ちょうど犬の散歩をする人が通りかかったのできいてみたところ、上野動物園の中にあって閉園後もライトアップされているとのこと。
で、上野動物園方面の道をさきほどの白人女性に説明していたら、木の陰からこんどは白人男性が出てきた。
どうやら夫婦らしい。
言葉の感じから、イタリア人かときいたら、スペイン人だった。
スペイン語なら、これからおちあうH.A.OのH氏はスペイン語が堪能なので、iPhoneで電話してスペイン語で説明してもらおうかと思ったが、ますますこんがらかったら困るので、そのままスペイン人夫婦と別れて駅へと急いだのだった。

しかし、あの暗い道でわざわざ、なぜ僕に声をかけてきたのだろうと考えた。
たぶん、まだ博物館でのボランティアモードが抜けていなくて、外国人が声をかけやすい雰囲気があったのかもしれない。
というわけで、今年初の博物館ボランティアは、館外でもボランティアをしたのだった。