2015年6月28日日曜日

『謎の独立国家ソマリランド』を読んでいる

プロローグに記されているように、ソマリランドは「地上に実在するラピュタ」なのか?目次にある「謎の海賊国家」に、「リアル北斗の拳」って何なんだ?
全く予備知識無し、ソマリアとソマリランドの違いもわからないレベルで、この本を読み始めたら、厚さが4センチ以上あるのに、あまりの面白さにページを繰る手がとまらなくなってしまった。
日本からはるか離れたこのあたりは、内戦状態で混沌としているイメージしかなかったが、この本によると、なんとソマリランドはハイパー民主主義国家らしいのだ。
ほんと、外から見るのと、実際に行ってみるのとはえらく違うもんじゃわいな。

逆に、彼の地から日本をを見たらどう思うんだろうかと、想像してみる。
ソマリランドのノンフィクション作家が、現在の日本にやって来たとしよう。
あんな大きな地震があって、これからもまたあるかも知れないのに、ゲンパツをまた動かそうなんてしてるし、過去に多大な犠牲をはらって、まがりなりにも平和を保ってきたのに、わざわざ戦争が好きな国と一緒に戦争をできるように世の中を変えようとしたりと、「アンタタチどーかしてるんじゃないの?」と思うかもしれない。
その作家が帰国して出版した本の題名は「謎の従属国家ニッポン」だったりして、などとボ〜ッとした頭で考える梅雨空の日の午後。

2015年6月24日水曜日

友人B氏をお見舞いに行ってB氏の息子になった

先日、体調をくずして入院中のB氏のお見舞いに行ってきた。
そこは、廊下の壁を背にして椅子が横に並べてあり、そこに座って面会するようになっている。
向かって右から、友人B氏、ワタクシ、B氏夫人、誰かの見舞いに来たらしいどこかのオバちゃん、といった配置で、グダグダと無駄話をしていた時、そのオバちゃん(以下オバ)がB氏夫人(以下夫人)に話かけてきた。

オバ「お父さん?」(B氏を指して)
夫人「いいえ」
オバ「じゃあ義理のお父さん?」
夫人「いえ、その…」
オバ「お嫁さん?」(B夫人を指して)
夫人「はい」(B氏の嫁という意味で)
オバ「息子さん?」(ワタクシを指して)
夫人「えっ?」

ここでワタクシはピンときた!このオバちゃんは、ワタクシを B氏の息子と思い、B夫人のことをワタクシの嫁と勘違いしていると。
これは面白い、さらに盛り上げようとワタクシは考えた。

ワタクシ(以下ワシ)「お父ちゃ〜ん」(B氏に向かって)
B氏「モゴモゴ…?」(オバちゃんの会話が聞こえてなかった模様)
オバ「お嫁さんでしょ?」(ワシとB夫人を指して)
夫人「いえ、あの…」
ワシ「父ちゃ〜ん」(B氏をタッチしつつ)
オバ「お義父さんたいへんね〜」
ワシ「お父ちゃ〜ん、早く元気になってね〜」
B氏「ワハハハ」

以下、同じ内容の会話がしばらく続き、このどこかのオバちゃんは、ワタクシがB氏の息子だとかたく信じて去って行ったのだった。
ちょっと元気のなかったB氏も楽しかったようで、笑いがとまらない様子。
あ〜、面白かった。

2015年6月18日木曜日

クロアチア映画を英語字幕で

京橋フィルムセンターで開催のEUフィルムデーズ2015で見たクロアチア映画『ヴィザヴィ』。
何の予備知識もなしに行って、場内が暗くなって気づいたのが、今回の上映は英語字幕のみということ。
まぁ画面を見ながらなら、なんとかなるだろうと自分の英語力を過信していたところ、思ったより台詞が多くて、常に2行の字幕を読みながら画面を見るはめになってしまった。
1行ならなんとかという理解力なので、結局のところ半分しか読めない(笑)。
そんなこんなで以下のような内容の映画だったような気がするが、果たしてそうなのかは確信がもてない。

主人公は映画監督で、脚本を書いている。
その映画のテーマは「父と息子」のような気がする。
父親役の俳優に出演を要請しにいったら、その俳優は食事をしながらあまりいい返事はしていないような感じがした。脚本の内容よりも、食べているハムが最高にうまいと力説している。それに、息子が気にいらないと言っているような気もする。会話の流れからして、自分の息子のことではなく、映画の中の息子のことだと思われる。
この後、主人公は脚本を書くためにある島に行くのだが、一緒に一人の男性と行くことになる。
この男性は、どうやら映画の中で息子役を演じる俳優らしい。
この俳優氏、何か私生活で問題を抱えているようで、しょっちゅう彼のiPhoneにメッセージが届き、その度に聞き慣れたiPhoneの着信音がなるので、映画を見ながら思わず自分のiPhoneが鳴ったのかとポケットに手をやってしまう。その都度、ああ自分のiPhoneじゃなくてよかった〜と胸をなでおろしたのだった。

島での二人の合宿生活のようなものが始まる。
ホテルに泊まっているのかと思っていたら、どうやらここは主人公の父親が数年前に亡くなるまで住んでいた所らしい。父の残したお酒や描きかけの絵やベスパがある。
主人公はMacBookで脚本を書きすすめる。もちろんiPhoneも使っている。着信音や形状からすると、4sあたりのiPhoneのよう。前述のしょっちゅうメッセージが届く俳優氏のiPhoneは5だったかも知れない。
そのうち、二人で洞窟に行くような話をしている。
字幕の誤読かと思ったが、その後のシーンで洞窟に行ったので、この推測は合っていたが、なぜ洞窟に行ったのかは不明。

主人公は、前述の父親役俳優に再度面会に行く。
今度も食事をしながらで、前回のハムとちがって、今回はソーセージが最高だとほめる。
そうこうしているうちに、息子役の俳優氏は体調を崩して入院してしまう。
主人公は脚本を書き進め、またしても父親役俳優のところに行く。例によって食事をしながらの会話が続く。今回は父親役俳優氏が食べ物のことに言及しないので、主人公が父親役俳優に、味はどうですかときいたら、もちろん最高だよと言う。
このあたりになると、もう英語字幕を読むのに疲れていて、このシーンで何を食べていたのか今となっては思い出せない。

なんだかんだあって、映画の制作はうまく行きそうな雰囲気で終わった…ような気がする。
「どうやら」とか「らしい」とか「ような気がする」ばかりの感想は以上でオシマイ。
それにしても、父親役俳優氏が三度目の食事のシーンで食べていたのはなんだったんだろう。すくなくとも、寿司ではありません。

2015年6月8日月曜日

iPhone 5 のボタンとバッテリのミステリー

iPhone6s が秋に発売なんて噂もある昨今、まだまだ現役で頑張っている手元のiPhone5ですが、3年前に使い始めたころからミョーに固かった右上部のスリープ解除(電源)ボタンが、押されて下に入った状態で動かなくなってしまいました。

スリープ解除は、下部のホームボタンで代用出来るのでどうってことありません。
不便なのは、スリープ解除ボタンとホームボタン同時押しのスクリーンショットが撮れないのと、自分で再起動できないことです。
でも幸か不幸か、まだ iOS7 なので、バッテリー残量が30%を切ると突然再起動するという例の症状が時々出現して、自分ではできない再起動問題もなんとか解決です。

ところで、今回のボタンの件と関係があるのかどうかわかりませんが、最近ミョーに iPhone 5 のバッテリーのもちがよくなったようです。
今ここにある iPhone 5 のバッテリ残量は35%です。
スクリーンショットが撮れないので、お見せする事ができず残念です。
いつ充電したかというと、なんと三日前。フル充電から、もう60時間以上経過しています。
このボタンとバッテリのミステリー、謎です。

それにしても、ポケットに入れる派としては、次期 iPhone6s はこれ以上大きくならないでほしいものです。
iPhone6s Plus じゃなくて、小さくなった iPhone6s Minus を期待します。

2015年6月5日金曜日

ハイハワ解散?


最近よく聴いているのは、Hi,how are you?のカバーアルバム『Hi,ppopotamus how are you?』。
このバンドのメンバーとボクは40歳の年の差!
ボクが若いのか、このバンドが爺むさいのか?

ところで、ラストの曲がBO GUMBOSのカバー「最後にひとつ」で、その前が斉藤由貴のカバー「卒業」。
メンバーの卒業や就職と、いろいろあるようだし、もしかしてラストアルバムなのだろうか?
ファンとしては、日直をもっと続けてほしい♫

2015年5月31日日曜日

LINEスタンプから4コマ漫画

冬に作ったLINEクリエイターズスタンプ「カバーボーイですが、公開まで何ヶ月もかかるので、待ってる間にマンガ版も作ってメディアミックス展開だ〜(笑)、と意気込んで描いたのがFlash4コマ漫画「カバトノ」です。
春になって、どちらも公開スタートしてメデタシメデタシ、と思ったら両者に共通の弱点がありました。
それは、簡単には読者が目にすることができない点。
LINEクリエイターズスタンプは10万セットも公開されていて、その中から「カバーボーイ」を見つけるのは至難の技です。
クリニックのロビー等で流されているらしいFlash4コマ漫画「カバトノ」は、実際に現場に行かないと見られません。
どちらも希少価値が高いのが、共通の強み(?)かも。

2015年5月27日水曜日

『わたしの少女マンガ史』を読んでいる

40年以上の漫画家稼業で、少女誌の仕事は少女フレンド(講談社)と少女コミック(小学館)で少しばかりやっただけなもんで、正直な所少女マンガに関しては素人同然です。
そういえば、少女コミックの何かの連載マンガで、ちょこっとお下品な描写をしたら、そのページがビリビリに破られて封筒に詰めて編集部に送られてきたことがありました。
その投書の主は、当時少女コミックに連載されていたあるマンガ家さんのファンで、自分の敬愛するマンガ家さんの作品が掲載されている雑誌に、こんなお下品なマンガが一緒に掲載されるのはガマンならないというものでした。
なるほどな〜と思ったものでした。
何がなるほどなのか、よくわかりませんが(笑)。
というわけで、この本を読んで少女マンガ史のおさらいをいたしましょう。

『わたしの少女マンガ史』の著者の小長井信昌さんは集英社と白泉社で大活躍された名編集者です。なんとマンガ編集者生活50年!
そんな氏が、編集者を志す人に贈る、以下の言葉が素晴らしい。
編集者を志す人よ、本当に編集をやりたいと思ったら、編集長になり給え。無理なら社長でもよいが…?
まさに、編集長も社長も経験した人ならではの名言でありますわいな。

2015年5月24日日曜日

10年越しの映画『パッチギ』

何度もチャンスがありながら、どうしても見逃してしまう映画がある。
そんな映画の1本が『パッチギ』だった。
今年の春に東京国立近代美術館-フィルムセンターで開催された「自選シリーズ 現代日本の映画監督(3)井筒和幸」でもこの映画が上映されていたが、どうしてもタイミングが合わず結局見逃してしまった。
そんなこんなで、もうこの映画を見るのはあきらめていたのだが、「京橋映画劇場アンコール特集」でこの映画がかかっているのを知り、なんとか最終日に駆けつけて、公開から10年経ってやっとみることができた。

映画の舞台は1968年、場所は京都、主人公は高校生。
全篇に流れる「イムジン河」のメロディ♫
このへんの時代を舞台にした映画は、その頃の空気を吸っていた身としては、「ちょっとちがう気が…」という出来のものが多いが、この映画は違和感なく楽しめた。
まぁ、ボクが監督と同年代だからそう感じるのかも知れませんが。
当時のラジオの深夜放送で「イムジン河」を聴き、通学カバンの中に毛沢東語録をしのばせていた高校生もいまや立派なオジーさん世代になっている。
劇中で「明日、戦争に行けと言われたらどうする?」というセリフがあったが、まさか21世紀になって、そんな事が現実になってしまうかもしれないような世の中になるなんて、今ではオジーさんになってしまった当時の高校生は、悲しくてやりきない♫のだった。
きょうの上映は、地下の小ホールで観客も満員ではなかったが、終映後は客席から拍手がパチパチ。

2015年5月23日土曜日

ウイグル語詩集のカバーイラスト

不思議な縁で、カナダ在住の詩人アフメットジャン・オスマンさんの詩集のカバーイラストを担当しました。
ボクのウイグル語の実力では、ジーッと表紙の文字を見つめても半分も読めません。
さらに本編の詩は全てウイグル語なので、全てを理解するのは一生かかっても無理でしょう。
でも大丈夫、日本語訳版なら書店で入手できるのです。
それが『ああ、ウイグルの大地』(左右社:ムカイダイス、河合眞/訳)です。

というわけで、カバーイラストのお礼にと翡翠の細工物や銀の小箱をいただきました。
更にアルマジロの剥製も…とのことでしたが、こちらの方は辞退させていただきました。

2015年5月20日水曜日

親愛なるカブ第3巻ただいま準備中!

2002年に第2巻が出てからなんと13年も放置状態だった電子書籍版『親愛なるカブ』の第3巻の準備作業を始めました。
あらためて1巻2巻をチェックしたところ、誤植は両巻とも一カ所ずつしかありませんでした。
このページ数でこれだけなら、まぁいいでしょうと自分にOKを出します。
これが、編集のお手伝いをしている、21世紀中高年マンガ同人誌『新つれづれ草』の原稿だったらそうはいきません。
自分の原稿の少々のミスには甘いのに、他のメンバーの原稿の些細なミスは見逃さずビシバシ指摘してNGを連発し顰蹙をかっています。
他人に厳しく、自分に甘い性格がモロに出ています。

話し戻って、『親愛なるカブ』第3巻です。
1巻2巻とも、見開きにエッセイと4コマという構成でしたが、これを今 iPad mini で見ると丁度いい感じです。1巻2巻が出た頃は、まさか10数年後にタブレット端末で見るなんて思いもよりませんでした。
てなわけで第3巻もこんな感じでヨロシクといきたいところですが、諸般の事情でエッセイ部分はカットして、1ページに4コマを2本という構成になります。
しかし、ラピタネット(小学館)で連載当時はエッセイと4コマで1セットだったので、4コマだけだと意味がよくわからなくなるマンガも出てきます。
そこで、わかりやすくするために全篇に渡って大幅に加筆修正し、更に未発表作も含めてまとめる予定です。

原稿を整理しつつあれこれ見ていると、それぞれの原稿を描いた頃のことを思い出して、ついつい手がとまります。
大掃除を始めたら、押し入れの奥や、机の抽き出しから出てきたアレヤコレヤが気になって、なかなか作業がはかどらない状態に似ています。
でも今しみじみ思うのは、これが電子書籍でよかったなぁ〜ということです。
もしもコレが紙版だったら、13年間も動きがないシリーズなんて、とっくに絶版でしょうから(笑)。

2015年5月15日金曜日

映画『セッション』叩くんだジョー♫

オイラはドラマー、師匠はスパルタ教(狂?)師、舞台は音楽学校、二人がぶつかりゃ嵐を呼ぶぜ♫
なんの予備知識もなしに見たら、なんとまァ凄まじい熱血根性ドラム師弟合戦映画でした。
果たして生き残るのはどっちだ?
しかし、この人たちは一体なんなんだ?
師匠も師匠もなら、弟子も弟子だ!
この人たち、どこかにいってしまってる!
そんなバカなと吹き出しながら、ついつい画面にひこまれ、握り拳でヨッシャーと心の中で叫んでしまう、そんな映画です。
ラストシーンの二人の戦いは、まさに宇宙を舞台にお互いのエネルギーがぶつかりあうスペクタクル。
でもって、いちおう、ジャン!と映画は終わるんですが、この人たち、そんなことおかまいなしで、スクリーンの裏側で延々と戦い続けているんじゃないかと思ってしまう。
それにしても、師匠の頭の血管が迫力ありすぎ!

2015年5月12日火曜日

KBS京都二階の喫茶店の謎

朝の散歩がてら京都御所の周辺をぶらぶらしていたら、KBS京都の前に出た。
見上げると、KBS京都ビルの2階の窓に何やら喫茶店の看板のようなものが出ている。
丁度いつもpodcastで楽しんでいる「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」の生放送中の時間だし、ここでコーヒーでも飲みながら、radikoで放送を聞こうと思ってビルの中に入ろうとしたら、まだ時間が早かったせいかドアがしまっていて入れない。
仕方ないので、KBS京都ビルの前で記念撮影をして帰りましたとさ。

ところで、ひとつとっても気になることがある。
二階の窓に、2階喫茶(セルフ)と表示されているのだが、これは二階にセルフと言う名前の喫茶店があるのか、あるいは二階に喫茶コーナーがありそれがセルフサービスということなのか、どうも判然としない。
これはセルフと言う文字がカッコでくくられているのが原因と思われる。
カッコがなければセルフと言う名前の喫茶店の確率が高い気がする。
カッコがあると言う事は、関係者専用の喫茶コーナーが二階にあって、それがセルフサービスになっている、ということなのだろうか。
しかし関係者専用なのだったら、なぜ表側に見えるようにこのような表示がしてあるのか…どーでもいー謎を残して京都を離れたのだった。

2015年5月10日日曜日

そうだ京博、行こう。

一昨日、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」で、あまりの人出にたじろぎ、鳥獣戯画以外しか見ないで退散してしまいましたが、どうも腹のムシがおさまりません。
もう一度チャレンジしようかと思いましたが、手元のトーハク年間パスポートは各特別展1回しか使用できないと記してあります。
つまり「鳥獣戯画展」には、もう年間パスポートでは入れないのです。

このパスポート、現状は「鳥獣戯画展」で1回スタンプされたので、あと5回の特別展に行けるわけです。しかし、よく考えてみたらトーハクで年間6回の特別展は開催されない可能性があります。そうなるとせっかくの特典もムダになってしまい、むなしく空欄を見つめることになります。更によ〜く説明文を読むと、京都、奈良、九州国立博物館の特別展にも入館できるとのことです。
そうだ京博、行こう。トーハクの仇をキョーハクで討つのだ!

トーハクと違って、適度な入館者で、『桃山時代の狩野派・永徳の後継者たち』展をゆっくり見る事ができました。
ついにトーハクの仇をキョーハクで討って(?)めでたし、めでたし。

 
その後は、鴨川沿いにブラブラ歩いて五条大橋近くのカフェefishで休憩。開け放った窓からの風が心地よい。
再び鴨川沿いを北上して、四条通で東に向かい、よしもと祇園花月を楽しんで、古川町商店街を抜けて、地下鉄東山駅でゴールインしましたとさ。
ちょっと長めの散歩になりました。

2015年5月8日金曜日

鳥獣戯画「以外」展の愉しみ

午後6時頃に、東京国立博物館平成館で開催中の「鳥獣戯画展」の混雑状況をチェックしたら「入館待ち時間ナシ」だったので行ってみた。
たしかに入館の行列はなかったが、館内で鳥獣戯画全巻を見るには2時間以上待ちだった。

 館内は鳥獣戯画の巻ごとに行列に並ばされるシステムになっていて、それぞれの巻の行列がダーッと続いている。
それでも金曜は午後8時まで延長なので、これから空いてくるぞ…と思い入館した私がアホでした。
その後も続々と来場者が増え、外では再び入館待ちの列が伸び始めているらしい。
トーハクもこれではマズイと思ったか、更に1時間延長して9時まで開館しますよ〜と、スタッフが館内を駆け回って肉声で伝え始めた。

しかし、とてもこの行列に並ぶ気になれないので、方針転換して、列に並ぶ必要のない鳥獣戯画「以外」を見る事にした。
実は鳥獣戯画よりも楽しみにしていたのが華厳宗祖師絵伝。
こちらの展示ケース前は、それほど人もいないのでゆっくり見る事が出来た。
まぁ、これだけでも見る事が出来たのでヨシとしよう、と自らに言い聞かせて会場を後にしたのだった。

はたしてこれで鳥獣戯画展を見に行ったと言えるのだろうか?
この写真のウシさんは、大混雑の平成館を出て立ち寄った、とても空いている本館二階で展示中の鳥獣戯画模本です。

2015年5月5日火曜日

1969年のハーイ!ロンドン♫

ラピュタ阿佐ケ谷の「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」、後半戦はGS映画も登場して、そのうちの『ハーイ!ロンドン』はザ・タイガースの主演映画。
トッポが抜けてシローが加入した頃で、ザ・タイガースとしても後期に入った段階。
相手役はもちろん久美かおり!
タイガース映画ではお馴染みの、サリー(後の名優岸部一徳)の棒読みセリフも楽しめる。

ところで、ラピュタ阿佐ケ谷で上映される昔の映画の楽しみのひとつに、スクリーンに映る当時の街並や風景がある。今回の映画でいちばん印象的なシーンは、ジュリーが乗った車の脇をオシャレなカップルが乗ったかっこいいスポーツカーが颯爽と駆け抜ける場面。し、しかし…スポーツカーの前を走っているのはバキュームカーだった。

てなわけで、この映画が公開された1969年から46年が経ち、ゲンパツはあんな事になるし、戦争したい政権はできるしで、世の中のあれやこれやが大きく変わってしまったが、それにも増して一番変わったのはジュリーの体型かも知れません。

2015年5月2日土曜日

カバーボーイ絶賛のカバーアルバム♫

LINEクリエイターズスタンプ『カバーボーイ』も大絶賛、京都の日直大学生デュオ Hi,how are you? のカバーアルバム『Hi,ppopotamus how are you?』が本日発売♫
今度はどんな感じで、期待を裏切って(いい意味で)くれるのか楽しみです。

2015年4月28日火曜日

LINEクリエイターズスタンプ第7弾『カバーボーイ』は雑誌表紙みたいな40カバー!

雑誌の cover boy のようにポーズをきめるカバーボーイのスタンプです。
1月号から12月号まで、一年中使える40個カバーセット!
カバーといえば、京都の日直デュオ Hi,how are you?のNEWアルバムはカバーアルバムだそうで発売が楽しみ♫
アルバムタイトルが「Hi,ppopotamus how are you?」だなんて、カバーボーイスタンプとセンスが同じカバ?

2015年4月27日月曜日

天井の引っ掛けシーリングに電球を!

天井の照明をLEDシーリングライトに変更してやれ嬉しやと思ったのもつかの間、心配性なもんで不安が首をもたげてきた。
従来の蛍光灯タイプなら、何かあってもランプだけを替えればOKだが、LEDの場合は全てを交換することになるので、突然寿命が尽きたら真っ暗になってしまうのではないだろうかと。
予備のLEDを備えておけばいいのだろうが、天井にとりつけるタイプの場合はかなり大きいものなので、それもちょっと…。
で、考えた。
もしLEDがきれたらとりあえずの応急処置としてLED電球をねじ込んでしまおうと。
でもこのままでは天井の引掛けシーリングに直接LED電球は装着できない。
そこで登場するのが、引っ掛けランプソケットというシロモノ。
これを天井の引掛けシーリングにつけてから、ソケットにLED電球をクルクルとまわし込めば、アッと言う間に暗闇から明るい世界に!
これで家中の照明をLEDシーリングライトにしても、このソケットひとつ常備しておけば心強いのココロ〜。

【結論】
LEDの寿命は長いが、その前に自分の寿命が尽きないことを祈る。

2015年4月23日木曜日

LINEクリエイターズスタンプ『ウクレレボーイ』未公開画像

Ta-da!
これが、LINEクリエイターズスタンプ第6弾『ウクレレボーイ』未公開スタンプです!
当初制作したのは上段のスタンプですが、LINEさんから「これだとスタンプのコミュニケーションに適していないんじゃないの〜」みたいなご指摘がありまして、下段のように修正したわけです。
上段だとちゃんとコードとコード名を示していますが、下段だとコードを知らない人にはよくわからないような気もします。
う〜ん、しかし上段のスタンプもコードを知らない人にはよくわからないような気もするので、どっちにしても、わからない人にはわからないし、わかる人にはわかるという、何にでもあてはまる結論になるのでありました。
ポロロ〜ン♫

2015年4月21日火曜日

LINEクリエイターズスタンプ第5弾『落語ボーイ』はMacファン?

LINEクリエイターズスタンプ第5弾『落語ボーイ』がダウンロードできるようになりました。
落語ボーイ君が高座に上がって一席演じる40場面のスタンプです。
この落語ボーイ君、実は古くからのMacファンらしい。
main画像の座蒲団と着物のカラーに注目!
そう、昔のアップルのロゴカラーみたいでしょ。

2015年4月17日金曜日

内はホラホラ、外はスブスブ?

数日前、目の前を黒猫が過って、何か不吉な事が…と不安になったが、幸いにも何も起こらずホッとしていたのに、先日の事、今度は目の前をネズミが…。
地下鉄の駅等では、時々ネズミを目にすることがあるが、真っ昼間の人通りもかなりある路上で、ネズミ!
しかも、ササーッと素早く駆け抜けるのではなく、ヒョコヒョコ歩きながら、こちらの視線を感じてなのか、マンホールの上で立ち止まって振り返る余裕すらある。
すかさず、iPhone5(6じゃないのがちょっと悲しい)で撮影!
まるで、大国主のオハナシで「内はホラホラ、外はスブスブ」と言う鼠のようではないか。
もしや、このマンホールの下は洞穴?

2015年4月15日水曜日

ハイハイ3人娘の季節はスパーク♫

ラピュタ阿佐ケ谷で3月中旬から5月中旬まで上映の、特別企画「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」で、4月に見たのは『ハイハイ3人娘』と『続・若い季節』。
どちらも、中尾ミエ園まり伊東ゆかりのスパーク3人娘が歌って踊って、踊って歌う楽しい映画。
『ハイハイ3人娘』の冒頭で、スリーファンキーズ(高橋元太郎が抜けた後の)と3人娘が「ハイそれまでョ」を教室で歌い踊るシーンの素晴らしさよ♫
『続・若い季節』のタイトルシーンで、五輪直前の東京の高速道路やビルディングの建設ラッシュ風景を、これでもかと誇らし気に見せるのが、今からみるとホント微笑ましい。
この頃、”テナコトイワレテソノ気ニナッテ”、原子力による発電も行われ始めているが…数十年後に”ハイソレマ〜デ〜ヨ〜”になりかけるなんて思いもしなかった。
フザケヤガッテフザケヤガッテコノヤロ〜♫というようなことは置いといて、「春爛漫歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing!」の今後の日程だと、この3人娘主演映画はもうないようで、そのかわりといってはなんですが、ザ・ピーナッツやピンキーの出演作が気になりまする♫

2015年4月4日土曜日

オガワさんとタカノさん

昔ながらの純喫茶は閉店が相次ぎ、その後継者ともいえるカフェはいつでも混雑しているので、最近は家で珈琲や紅茶をのむ機会が増えている。
そんな中で、珈琲はオガワさんの豆、紅茶はタカノさんの葉がお気に入り。
そういえば、オガワさんもタカノさんもそんなに珍しい苗字ではないのに、今まで周囲にこの名前の人はいなかった。
名刺フォルダを見ても、どちらも該当する人はいない。
そんなこんなで、午前に小川珈琲の期間限定「春珈琲」を飲み、午後はTea House TAKANOのミルクティーを飲む卯月ヨーヨーの日。
それにしても、新幹線の車内販売コーヒーはなぜあんなに熱いんだろうか。

2015年3月27日金曜日

『ジョナサン・アイブ/偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー』を読んでいる

まだ林信行さんの日本語版序文を読んだだけだが、「京都のカフェ、efishにて」と記してあった。
先月、efishに偶然入って、なにやらアップルっぽいと感じたが、やっぱり縁がある所だったのか。
それにしても、ジョナサン・アイブ氏の顔を見ていると、彼はきっと広島弁が上手にちがいないと思ってしまう。

2015年3月25日水曜日

続・がんばれ!純喫茶

某月某日、某町にて。
この町も、他の町と同じく純喫茶が減った。
そのかわりに、ミスドやら、ドトールやら、マクドナルドやら、デニーズやら、タリーズやら、サンマルクカフェやら、珈琲館やら、リトルマーメイドやら、モスバーガー(この町はモスバーガー発祥の地)がある。
がっ、しかし、この日は上記の店がすべて満員で入れなかった。
そこで閃いた。
この町の純喫茶もほぼ壊滅状態なのだが、たしか一軒だけなんとか生き残っていたはず。
記憶を頼りに行ってみる。
大丈夫、ちゃんと建物もある。営業もしているようだ。
近寄って行くとなにやら張り紙がしてある。
残念、今日は定休日だったか〜と思って、その張り紙をよく見たら
「今はタバコだけ売ってます。コーヒーは今お休みです。」
といった内容が書かれていた。
これでは喫茶店ではなくて、タバコ屋ではないか。
ああ、この町の最後の純喫茶だったキミまでもが、こんな状態になっているとは!
もう何年もこの喫茶店に来なかったことを棚にあげて嘆く春の日だった。

2015年3月24日火曜日

がんばれ!純喫茶

マンガの原稿の作画は、いろいろと道具も必要なので、机に向かってする。
べつにファミレスのテーブルで描いてもいいのだろうが、そこまでやる勇気はない。
一方、作画とちがって、構想を練ったりするのは、外に出て珈琲でも飲みつつという場合が多い。
現在だったらカフェなんだろうが、MacBookを起動してドヤ顔している人がいたりして、どうも落ち着かない。
ファミレスのほうがまだマシだが、時間帯によっては子連れが多くてうるさかったりするので居心地が悪い。
それに、カフェもファミレスも、ボクのお気に入りの所はいつのまにか閉店して、行ける場所が減ってきた。そりゃそうだろう、お気に入りの条件が、あんまり混んでなくて長時間居座れるというのだから、閉店するのもやむおえない。
生き残ったカフェやファミレスはいつも混んでいる。その原因の一つに、従来からあった純喫茶というものの激減もあるような気がする。これまで純喫茶に行っていた客も、行き場所を失って、しかたなくカフェに流れているのかもしれない。

滅び行く純喫茶の必須アイテムは、スポーツ新聞、マンガ雑誌、灰皿、ナポリタン用のタバスコ。
もっと伝統的なお店だと、テーブルにゲームが内蔵されていたりする。さらに古いお店だと、テーブルの上に、小さなピーナッツ販売機が設置されていることもある。
ソファは長年の埃を吸い込んで元の色がどんなだったかわからないくらいだが、妙に座り心地の悪いカフェのおしゃれなチェアよりも、こちらのほうがくつろげる。
お店のマスターも数十年前に脱サラして開業したものの、寄る年波には勝てず、あと何年営業できるかな〜といった感じの人が多い。
お客さんも常連がほとんど。たまに、初めての客が入ろうものなら、それまでのにぎやかな談笑が急に静かになり、何しに来たんだ?といったような視線をなげかけられる。
でも、店の片隅で常連さんのジャマにならないようにおとなしくして、珈琲を飲みつつノートを広げていると、そのうち店の雰囲気にもとけ込んでいく。そうこうしているうちに、思いもよらないマンガの面白い構想が広がったりするのが、純喫茶のいいところ。
そんな純喫茶も一軒、また一軒と消えていく。
もはや珈琲界の絶滅危惧種ともいわれる純喫茶だが、滅亡するのはしかたないにしても、最後の日までがんばってほしいと切に願う。
と言いながら、ついつい手軽なカフェやファミレスに行ってしまうのではありますがね。

2015年3月22日日曜日

やはり立って弾け!ウクレレ

過日のこと、三人で譜面台が二つしかない会場で演奏する機会があり、ギターの人と歌の人に譜面台をあてがい、ウクレレは折りたたみ椅子に譜面をのせて代用することになった。
折りたたみ椅子に譜面を置いたら、演奏者はそれより低い椅子に座らなければならない。この時は幼稚園児が座るくらいの椅子があったのでそれに腰かけてウクレレを弾く事になった。
いつもみたいに立って弾くよりも、座った方がウクレレが安定していいかと思ったが、そうでもなかった。
座った椅子の高さがちょうど、お風呂屋さんにあるケロリンの湯桶程度なので、まるで銭湯のカランに向かっているようで、どうも雰囲気が盛り上がらない。
やはりウクレレは立って弾くものだと思いましたとさ♪

2015年3月19日木曜日

データ原稿と掲載誌を見つつ2032年のマンガ原稿を思う

届いたばかりの掲載誌と、CMYK原稿データを見比べての感想、「フムフム、思った通りの色ではあるわいな」。
思えば、このマンガがスタートしたのは1998年、もちろん紙にペンで描いて、原稿を封筒に入れて渡していました。
そもそもあの頃は、とてもマンガの原稿をデータで渡す環境ではありませんでした。
データはフロッピーディスクで渡していた時代ですからね。
そして17年たって、クラウドで原稿を受け渡すようになろうとは!
いったい17年後の2032年には、どんな原稿を、どういう方法で渡しているのだろうか、想像もつかない。
そもそも、その頃までマンガ家生命があるのか…いや、それより人間生命があるかどうかが心配なのだった(笑)。

2015年3月18日水曜日

韓レレで沖縄サウンド♫

週末にそなえて、韓国製のウクレレで沖縄サウンドを練習する朝ぼらけ…にしては遅いか。
一夜漬けというか、付け焼き刃というか♫

2015年3月14日土曜日

冷たい MacBookPro に熱い AirMac Express

冷たいMacBookProに触れて冷えた指先を暖めてくれるのがAirMac Express、別名卓上懐炉。夏にはとんでもなく熱くなりますが、この季節には重宝します。

そういえばノートブックの未来"新しいMacBook"が出ました。
最大の新しさは、USB-Cポートしかないこと!
というわけで、これからUSB-Cをテーマにマンガを描くところですが、作画参考用に"新しいMacBook"を買えば必要経費になるのでしょうが、元はとれません(笑)。

2015年2月24日火曜日

スタバで長〜いレシートが

スタバで長〜いレシートが出てきてビックリ!
指定されたサイトにアクセスしてアンケートにこたえると引き換え番号が表示されるので、それをレシートの所定の欄に記入してスタバに持っていくと、トールサイズのドリンクが1杯無料で楽しめる仕掛け。
手書きで記入して、切り取り線から切り離して使うのが、アナログで面白い。

2015年2月21日土曜日

朝の京都で聴いたラジオ


朝から晩までラジオを聴きながら机に向かう毎日ですが、旅先でもまずはラジオ。
以前、京都泊した朝 iPadmini で地元のラジオ番組を聴こうと radiko を起動したら、ちょうど朝の帯番組が始まったばかりのようで耳をかたむけたら…。
今日の天気やら時刻やらを織り交ぜながらニュースやなんやかやで進行するのかとおもいきや、噺家さんらしい中年男性パーソナリティと、そんなに若くはない女性アシスタントの会話が続くのだった。それも、朝の番組らしくメリハリをつけて元気よく会話のキャッチボールというものではなく、男性パーソナリティの話にさして興味がないのか、女性アシスタントは気のない相槌をうったり、たまに話が盛り上がるとその話の腰を折りまくる。そして、この状態が30分近く続いてやっと番組はスタートした。
なんだか中年夫婦が茶の間でダラダラ会話してるような趣きなのだが、そこはかとなく面白かった。

以来、あの番組はいったい何だったんだろう…と気になっていたのだが、どうもKBS京都の『笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ』らしい。
今度、京都に行ったらまた聴いてみたい。

2015年2月19日木曜日

ベトナム映画『きのう、平和の夢を見た』を見た

東京国立近代美術館フィルムセンターで2015年2月17日から3月15日まで開催される【現代アジア映画の作家たち】の一本、ベトナム映画『きのう、平和の夢を見た』を見た。
時はベトナム戦争、野戦病院の小さなランプの灯りで、美しき女医トゥイが綴った日記を題材にした映画。
帰路に購入したクリアファイルブックの商品タグを見たら、MEDE IN VIETNAM の文字。これもなにかのご縁か。
というわけで、平和の夢は、きのうも今日も明日も見たい

2015年2月18日水曜日

『なぜ時代劇は滅びるのか』と『原発危機と「東大話法」』を読んでいる

またしても関連がなさそうな本を併読しています。
つらつら読みながら、時代劇は滅びてほしくないが、ゲンパツは滅びてもらってかまわないと思う。


2015年2月14日土曜日

JET SET KYOTO で『にこいち白書』とチョコレート

先日の事、Hi,how are you? の3rdアルバム『にこいち白書』を JET SET KYOTO で購入したらチョコレート(画面左下の)をいただきました。
バレンタインデーとは関係ないと思いますが…。
で、『にこいち白書』ですが、Hi,how are you? らしく、いい意味で期待を裏切られました♫


2015年2月12日木曜日

京都国立博物館でポストカード、祇園花月で「ドリルすんのかい」?

打ち合わせの帰りに途中下車して京都国立博物館に行ったら、「特別展観山陰の古刹・島根鰐淵寺の名宝」ポストカードセットをいただきました。
おそらく先着順の限定配布だと思うので、行くなら早めでしょ!
画面右下は市営地下鉄1dayフリーチケット応援キャラクター太秦萌ちゃん。

ゆるゆると鴨川沿いを歩いて、efishでココアとスコーンのオヤツタイムの後は、よしもと祇園花月で新喜劇。
この日は、すっちーだけで吉田裕クンは出ないので、「ドリルすんのかい」は見られませんでした。今度来るときは、生ドリル見たいな〜と思いつつ帰りましたとさ。

2015年2月7日土曜日

満月に誘われて夜道を歩く

先日のこと、地下鉄がゲキコミだったので地上に出て、ちょっと遠回りになるが都電で移動。
都電の停留所を降りて、ふと上を見たら満月。
なんとなく月にさそわれて歩きはじめ、この時刻に月が出ているのは東の方向か…でもこれから行くのは西の方向ではないか、と気付いたのは数分後。
あわてて、回れ右して目的地をめざす冬の夜。
昼間なら、太陽でできる自分の影で方向をまちがうことはないのに、暗い夜道でうっかり明るい満月に導かれてしまったのだった。

方角といえば、駅なんかにある案内図で、北方向が上になってないのが最近多いよね。
アレ、すごくわかりにくい。

2015年2月5日木曜日

Magic Mouseをスクロール慣性なしに設定したら強制スクロールしなくなった

メイン使用の Mac が、どんなウィンドウでも勝手に最下部まで強制スクロールされてしまうエラーが頻発して困っていたが、Magic Mouseスクロール慣性なしに設定したら症状が出なくなった。
マウスの表面を指でビロ〜ンとなでて、ギュイ〜ンと移動していく慣性なしスクロールは気持ちが良いが、どうもこのへんが原因っぽい気がしてダメモトで設定を変更してみたら、なんとかなった、いまのところは。
もしかしたら原因は違うかもしれないが、永年 Mac とつきあってきた身の直感みたいなもの。

2015年1月27日火曜日

伝説の70〜80年代よみがえるケイブンシャの大百科とポケット・ナンバーワン

『よみがえるケイブンシャの大百科』という本をパラパラ見ていたら、1976年からスタートしたプロ野球大百科シリーズという項目があった。
そういえば、こんな感じの本にたくさんカットを描いたよな〜と記憶がよみがえり、押し入れをゴソゴソ探してみたら、ドーンと12球団分の本が出てきたので、一緒に記念撮影。
でも、よ〜く見たらケイブンシャの大百科じゃなくて、フレーベル館から出たポケットナンバーワンというシリーズだった。
写真は1977年版で、12球団別に各球団毎に1冊ずつ計12冊のシリーズという構成。
クラウンライターライオンズとか、南海ホークスとか、大洋ホエールズとか、その後消滅したり名称が変わった球団も多い。
考えてみたら、ボクはケイブンシャでは仕事はしていないような気がする。三人社時代に他のメンバーがケイブンシャの仕事をしていて、社名が耳に馴染んでいたのかも知れない。
それにしても登場する選手達が懐かしい面々ばかり。外木場、江本、平松、門田、福本、梨田、マニエル…きりがないからここまで!

2015年1月26日月曜日

日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界・中半戦で『歌舞伎十八番鳴神美女と怪龍』

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界」中半戦で『歌舞伎十八番鳴神美女と怪龍』を見た。
主演は若き日の乙羽信子。脚本はもちろん新藤兼人。
ボクが子供の頃見た乙羽信子さんはすでに立派な中年女性だったので、この映画での若き日の乙羽信子さんを見るのはある意味新鮮だった。
その他の出演者では、若い坊主役の殿山泰司(まだ若いはずなのに晩年のイメージそのまま)、暴れる僧兵の親玉に吉田義男(野球界の吉田義男ではない)などの懐かしい顔もチラホラと。

スクリーンの若き日の乙羽信子、途中から誰かに似ているな〜と思い始め、ふと気付いた。
小泉今日子に似ているのではないかと。
ということは、小泉今日子の晩年の姿は乙羽信子似になるのだろうか。
この二人が似ているなんて今まで全然考えもしなかったが、突然この二人の顔が重なって見えてきた。
このイラストもそういえば乙羽信子というよりもキョンキョン風になっている。
なにっ?どちらにも似てないって?ほっといてくれ!どーせ似顔絵は得意じゃないよ!
まっどちらにしても映画の内容と、この件は何も関係はない。

イラストで乙羽信子扮する姫が手に持っているのは恵方巻ではなく、安倍晴明も解読出来なかった古文書巻物。
この巻物に旱魃で苦しむ農民達を救う龍を出現させるヒントが書いてあるのだが、もちろん姫も読めない。実は龍が現れないのは鳴神上人が法力で龍を水中に閉じ込めているのだが、そこは美貌の姫君、ちょっとしたお色気作戦で鳴神上人の法力をみごとに打ち破る。
ある意味主役でもある怪龍くん、法力が途切れたり回復するたびに、何度も水中から出たり引っ込んだりして、恐いと言うよりも可愛らしい。

この会場、いつもは既に毛髪が少なくなった人や、あっても白くなっているような人ばかりの客席なのに、なぜか今回はブラックロングヘアの若い女性の姿も見受けられ、いつになく華やいだ雰囲気が漂っていたが、フィルムセンター名物の「暗くなったらスイッチが入って大イビキのオジーさん」は健在で、やはりここはフィルムセンター。
開演5分後には盛大なイビキがきこえてきた。
それでもたいていは途中で静かになるのに、今回は時々「フガガガ…」といったかと思うと急に静かになり、やおら「フンガッ!」というタイプで、無呼吸症候群というのか、あまり静かだと逆に心配になってしまうようなイビキが延々続くのだった。
てなわけで、イビキをBGMに古い映画を見るというのも、フィルムセンターの醍醐味のひとつかも知れないと思うのだった。

2015年1月24日土曜日

送られてきた掲載誌を見るのは楽しい

近年デジタル仕事が増えてきて(その分、印刷仕事は減少しているような気がしますが)、残念なことがひとつあります。
それは、印刷仕事のように届いた掲載誌をパラパラと見る機会が減ったことです。
Webマンガや電子書籍だと、完成データの入ったDVDを送ってもらったり、掲載サイトのURLを連絡していただいたりして、仕事の結果確認をするのですが、印刷された掲載誌が届いてそのページを開くのとは、やはりどこかちがいます。
「原稿ではあんな感じだったけど、実際印刷されたらどんな感じになってるんだろう、楽しみ楽しみ〜」と思いつつ送られてきた掲載誌をそっと開くのは、もう40年以上もマンガ家仕事をやっているのにいまだに楽しみなものです。それは単行本だろうと、小さなカットだろうと同じです。

そういえば昔、送られてきた掲載誌を開いたら作者名が落ちていたことがあります。
さっそく編集部に電話しました。こちらとしては、ただお知らせしただけで別に他意はなかったのですが、次回からなぜか原稿料が上がって(!)いました。
これがデジタル仕事だったら、Webマンガ掲載のサイトに作者名が落ちていても、すぐに修正すればどうってことありません。それで一件落着です。もちろん原稿料もあがりません(笑)。

2015年1月23日金曜日

小さいiCloudみ〜つけた♫

このところMacの調子がおかしいのですが、今回はiCloudのログインページがこんなに小さくなってしまいました。
画面表示は小さいですが、ちゃんとアカウント名やパスワードは入力できます…がっ、小さくて見にくい。
この症状はFirefoxだけで出現し、他のブラウザでは問題ないので、キズは浅いでしょう。ダメモトでキャッシュ削除をしてみましたが、やはりダメでした。そういえば、何度かFirefox最新版インストールを促すアラートが出ていたような気がするので、最新版にすれば解決するのかもしれません。

気のせいかさっきからHDDがカリカリいってます。何か悪い兆しかも…。
これが他人のMacだったら「チミチミ、近いうちにたいへんな事になるかもわからんから、今のうちにバックアップとっておいたほうがええんじゃよ、ガハハハ〜」と無責任に言うところですが、いざ自分のこととなったら何もする気になりません。

2015年1月22日木曜日

誤記入のアカウント名削除をなんとかした雨の日

ログイン時にアカウントやパスワードを入力しようとして、まちがってしまうことありませんか?
まちがったら正しく入れ直せば問題ないのですが、次回ログイン時にこれまで記入したことのあるものが候補として、誤入力したものまで一緒にズラッと出てきて、非常に目障りです。たいていこういうのは一文字間違ったような場合が多いので、正しいものと並べられると、うっかり間違って選択してしまいログインに失敗することになります。
そんなわけで、昨日はウィンドウ最下部までの強制スクロールをなんとかしてみたが、今日はログイン時の誤入力のアカウント名削除をなんとかしてみた。

(1)まずはdeleteキーで削除できるのではと試してみたが反応なし。
(2)次にコンテキストメニューでもやってみたがダメ。
(3)こうなったらいろんなキーの組み合わせで試すしかない。

【結論】
shiftキーとdeleteキーで削除できました。あっけない幕切れ…。

2015年1月21日水曜日

ウィンドウ最下部までの強制スクロールをなんとかした雪の日

メインのMacを起動したら、どのウィンドウでもいきなり最下部までスクロールしてしまう症状が出た。
以下、どのようにして復活したかのメモ。

(1)最初、ブラウザのウィンドウでこの症状に気がついたので、他のブラウザでも検証してみた。それでも同じ症状が出て、この時点で単なるアプリの問題ではない(ちょっと深刻)とうなだれる。
(2)次に、どんなウィンドウでも同じ症状が確認されたので、これはFinderに問題があるのではと推測(かなり深刻)した。
(3)とりあえず周辺機器を全てはずし再起動してみるが、症状は変化なし(息が荒くなってきた)のまま。
(4)マウスとキーボードを別のものに替えてみたが、やはり同じ症状(だんだんあせってくる)が続く。
(5)もし、このような症状を誰かに相談されたら「そんな時はシステム再インストールじゃよチミチミ、それでたいてのことは解決するんじゃよガハハハ〜」と無責任に言っただろうが、いざ自分の事となると、それは避けたい。
(6)システムDVDはどこにあったかな〜等と考えつつ、First Aidでアクセス権を検証して、例によって何やらメッセージが出るが、とりあえず修復を試みる。
(7)ダメなときは何をやってもダメなんだよな〜と思いつつ、修復後再起動したら、なんと正常に動いてビックリ!どうせダメと思ってメッセージをよく見てなかったけど、どこかがまずくなっていたんでしょう。まずはメデタシ、メデタシ。

【まとめ】
昨日まで正常だったのに急にこのような症状が出たのには何か理由があるはずと考えてみた。例えば、新しいアプリのインストールとか、ドライバの更新などが考えられるが、こころあたりがない、唯一あるのは、通常は一日の終わりにMacはスリープさせているのだが、久しぶりに昨夜はシステム終了してみたことくらいか。それに今日は雪まじりの寒さだし、もしかしてMacが冷えすぎて調子が悪くなったのかも知れない。Macは22度以上の暑さはよくないとどこかに書いてあったような気がするが、寒さの下限温度もあるのではと推測する雪の日の午後。

2015年1月16日金曜日

『だじゃれなぞなぞ』電子書籍版&紙版ツーショット!

先週リリースされた、『だじゃれなぞなぞ』電子書籍版と紙版を並べてみました。
iPad mini だと、ほぼ紙版と同じ大きさになり読むのに違和感はありません。
なぜか電子書籍版だけ第1巻の数字が入っています。これは紙版を二分割したからです。価格的には紙版一冊よりも電子書籍版二冊分のほうがお安くなっているようです。それに通常の電子書籍では省かれるカバーのソデや裏表紙も収録されています。これは、紙版でカバーのソデや裏表紙にも、だじゃれなぞなぞを掲載したからです。
今回、電子書籍版復刻ということでパラパラとページをめくってみましたが、作者なのに答えがわからない(笑)だじゃれなぞなぞが、たくさんありました。これを作った頃のMac OSは漢字トークで、日本語入力は「ことえり」の時代でした。この「ことえり」君の誤変換能力を活用してこの本を作った記憶がよみがえりました。
そうそう、実は、この『だじゃれなぞなぞ』は、発行時期によってカバーが異なる赤版と青版がありまして、今回電子書籍化されるのは後期の青版のほうです。

2015年1月14日水曜日

日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界・前半戦

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「日本映画史横断⑤ 東映時代劇の世界」前半戦で、まずは『大地の侍』を見ました。
東映時代劇といえばチャンバラのイメージですが、この映画は全篇チャンバラなし。
東北の某藩の殿様やら家老やら侍達が、明治維新の世の中で居場所がなくなり、皆で揃って北海道開拓に挑む物語なので、もはやチャンバラの世の中ではないと言う設定です。
主演は家老の大友柳太朗なんですが、老人役の加藤嘉が妙に印象に残ります。劇中でも名前ではなく”ご老人”と呼ばれています。この映画の撮影時にはまだ中年のはずですが、げっそりした頬で期待を裏切らずに堂々の老人役です。
女優陣では、三条美紀や杉村春子等、奥方役でいろんな人が出ています。
若侍加東大介の新妻役には高千穂ひづる。この頃の映画は、人妻役はちゃんとお歯黒スタイルです。
しかし映画の終盤では、このお歯黒もなくなっています。殿様も髷を切って長州力みたいなヘアスタイルになっているし、チャンバラの時代は完全に終わったのでした。
映画が終わると場内から拍手がパチパチ。
ここの名物(?)年輩者のイビキもなく、感動の一作なのでありました。

2015年1月1日木曜日

スタンプで新年のご挨拶

2015年あけましておめでとうございます。来年の年賀状用に、お猿さんスタンプを作らねば、と誓う新年。